飯山一郎と「ハッタリ事件」

今では飯山一郎と言えば、ツイター及び彼のホームページ放射能への人心不安に付け込み『根拠も示さないで「放射能を体内から除去できる」』と主張してる人物として知られている場合の方が多いと思うが、この飯山一郎、現在から約20年前には「ハッタリ事件」と称される事柄の中心的重要人物であった。

この「ハッタリ事件」の舞台になったのは日本電気(NEC)が運営していた商用パソコン通信PC-VANで、「ハッタリ事件」という名称は記録として登録保存される際に編者のRICEによって命名されたことに由来するが、RICEは記録の冒頭近くで以下のように述べている。
「ハッタリ事件」としたのは、二人の争いだけでなく、他の人も巻き込んだFREEを揺るがす論争であったことから事件と呼ぶのにふさわしく、また、飯山さんの「ハッタリでした」という謝罪MSGが上がり、これを受けて、三鷹さんが飯山さんに「ハッタリ父ちゃん」という称号を与えたことにより「ハッタリ」は事件を表す象徴的な言葉となったのです。
しかしながらこの「ハッタリ事件」、今では元PC-VAN会員の僅かな人の記憶に残っている程度で、インターネット検索しても当時の様子を伺いしれるものはまず発見できません。精々右翼かぶれの論客「蓑田狂気」のホームページ跡に残されている飯山一郎紹介ページぐらいですが、当サイトにおいては以前からRICEが編集記録した「ハッタリ事件の」ログを公開配布しています。
ただ蓑田狂気の元ホームページのように独立したページにはしてないので、検索でヒットしても後ろの方に位置づけされてしまい、中々人の目には触れないのではないかと思います。

さて、そのログの場所ですが、本来ならばメニューを辿って当該ページにまで進んでもらうのが筋であるものの、特別に直リンクすることにしました。ZIP圧縮してありますのでダウンロードの後に解凍してください。と当初はそうしていましたが、それ用のページを新たに作りましたので、そちらから閲覧するならダウンロードするなりしてください。

一応断っておきますが、内容はさして面白いものではありませんし、読んでも何がなんだか分からないというのが大半の人の感想ではないかと思います。しかし編者のRICEが解説を付け加えてますので話の流れなどが把握しやすくなっており、また飯山一郎の人物像の把握という点においての資料価値はあります。

飯山一郎のホームページ上段において「ハッタリなしの」という文言のリンクが設定してあります。リンク先のページは「なんの関係があるのか?」というものでしかありませんが、わざわざそんな文言をホームページの上段に掲げているのは「ハッタリ事件」が今なお飯山一郎の心の底に残っており、それを打ち消したいという気持ちの表れと見ることができます。
2011年08月04日