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情報と広告と塵
　新聞やＴＶなどの情報媒体に広告を掲載するなら相応の広告掲載料金を支払わなければならないが、インターネットやパソコン通信を利用すれば安価に広告提示することも可能だ。しかしインターネットやパソコン通信は新聞やＴＶなどとは違い双方向に情報を伝達できる媒体なので、広告の提示方法によっては双方向伝達を阻害する一因になりかねない。

　ＰＣＶＡＮでは広告も提示できる専用のボードがあったが、多くの人の目に触れることよっての収益の増大を意図とし一般ボードに広告提示する人が出てくるようになった。情報の受け手に専念する人にはこういった売買広告も情報の一つであるが、会話を主とする人たちから見れば広告は塵以外の何物ではない。
　他の掲示板のお知らせといった広告とは違い売買目的の広告を出す人は「最初から掲示板上での会話を想定していない」ために、売買広告を快く思わない人たちから反感を買うことになった。そのため一般ボードでの広告を辞めさせるために広告業者にメールを送る人も現れ、メールを受け取った広告業者が一般ボードで発言する時もしばしばあった。

　「復元ＢＯＯＫＳ−路傍の石」のNo.247/228/229にはこういった売買広告に付いての資料があるが、No.132には不要広告をただ塵として扱うのではなく遊びの道具にしてしまった萩原（細田)氏の文書がある。
　この萩原氏の文章はあるＩＤでの広告を半年間集め萩原氏なりに分析した読み物だが、まだ読んだことがない人のために編集しなおしたものをここに用意した。一読の価値があるので是非読んでもらいたい。またついでと言っては何だが、私が萩原氏の文章に見習って作成した広告分析と反応も用意した。

　広告そのものではないがアムウェイに付いての会話もある。またアムウェイに続けといった感じの広告も資料として二点提示しておく。

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