ゲーム三昧 (1)

この話しは現在の状況ではない。レンタルサーバを借りるつい数日までそうであったということである。

私は普段はゲームをしないが、一旦始めると延々と続く傾向がある。しかしその一方でゲームを最後までやり遂げた場合は比較的少ない。この原因はゲームの難易度と関わっていて関門を通過できない時は決まって投げ出す。そして別のゲームに手を出し難しければまた投げ出すといった按配である。

私の好きなゲームの傾向はアドベンチャーとアクションが組み合わさったものである。純粋なアクションゲームは難易度設定を一番易しくしても関門を通過できなければ直ぐ投げ出すが、アドベンチャーの要素が入っているゲームは関門通過の熱意がまだ持続しやすいという理由による。
しかし純粋なアクションゲームでもエアーコンバットは割りと好むが、キーを色々操作しないと離陸や着陸それに飛行できないようなゲームはこれまで一度も最後までやり遂げたことがない。にも関わらずたまには購入するのだから我ながら呆れる。

普段からゲームをしている人はゲームと他の事柄を両立させられるのではないかと思うが、私の場合ゲームをやり始めると他のことは全てやらなくなってしまう。そのためXOOMでたまたま購入したスターウォーズのゲームをやっている間インターネットにはまずアクセスしなかった。

このゲームを購入した動機は些細なことだが、品物が届くまではゲームのセットだとは思っていなかった。品物の説明が英文なので翻訳ソフトを通したのであるが、てっきり映画スターウォーズのクリップなどを集めたものだろうと思っていた(タイトルは、STAR WARS Collection 2)。それが実際には6枚のCDROMの内映画のクリップなどを収めたCDROMは1枚だけで後の5枚がゲームであった。
マニュアルが英文なのでよく呑みこめないままやり始めたが色々やっているうちに要領は掴めた。しかしX-WingとThe FIGHTERのエアーコンバットは最初だけであまり面白いとは思わなかなった。そこで残しておいたゲームをやり始めたのであるが、その中のJEDI KNIGHTとMYSTERS of the SITHはアドベンチャー的要素があって最後まで面白くやれた。

また添付されていたパンフレットの中に興味を引くゲームが幾つかあったので内容を良く知りたいと思い、面白そうであれば購入しようかという気でルーカスアートのサイト(こちら)にまで行ったが、ルーカスアートでは米国内とカナダ向けしか販売していないことが分かった。
そこで仕方なく用意されていたデモプログラムの内一番興味を持ったROGUE SQUADRON をダウンすることにしたが、デモプログラムの容量は30MBほどあり2時間ほど掛かった。そしてインストールした後試してみたのであるが、画面は3Dという謳い文句に見合う素晴らしい出来映えでありどうしても手に入れたくなった。

検索エンジンでSTAR,WARS,ROGUE,SQUADRONというキーワード用い探したが、見つかったのはROGUE SQUADRONを題材にした解説などを提示しているところばかりであった。そのためROGUE SQUADRONというゲームソフトはフアンが出来るほどのものなのかと認識し、ならばかの有名なこちらでも扱っているかもしれないと行ってみれば、カタログの中にはあったものの現物は品切れとなっていた。
そこで日本ではどうだろうかと探してみたがやはり品切れ。しかも値段が2倍近くに設定されている。そのため片っ端から探してみようと思って検索した結果、運良くあまり探しまわらない内にこちらでようやく見つかった。
20ドルほどの送料(郵送)だと1週間ほどで届くとこれまでの経験で分かっていたが、料金が9.95ドルというAir Mailを選んだ結果品物が届くまで15日間も掛かってしまった。

この方法での運送はサイトでの説明では1週間から3週間(発送したというcdaccess.comからの連絡メールでは2週間ぐらいと書いてあった)であったが、もうひとつの運送方法は運賃が重さによって違い日本行きの運賃は最低でも25ドル必要と説明では書かれていた。そのため合計金額において運賃を含んだ金額が表示されず、またcdaccess.comからの購入は始めてということもあって運賃がはっきりしている方を選択したのである。
ついでにいうとAir Mailを選んだ場合には外箱は取り除かれ、その中に入っているものだけが送られてくる。しかしROGUE SQUADRONの値段が40ドル未満であり、また外箱は結局ゴミとして捨てる場合が多いので外箱がなくても差し障りが無いということもひとつの理由であった。

STAR WARS Collection 2に添付されていたパンフレットの中で興味を引いたゲームはひとつではなかった。しかしそれまでcdaccess.comは知らなかったので、もし届かないようなことがあると困ると思いROGUE SQUADRONしか注文しなかった。
それがcdaccess.comの示した期日とほぼ狂いなく届いたので直ぐさま他のゲームソフトを注文しようと思った。届くのに15日間も掛かるのであればなおのこと早いうちに注文したほうが無難であるからだ。
しかし2回目は結局もうひとつの運送方法の方を選択した。運賃ははっきりしなかったが品物の総計が100ドルほどであったのとcdaccess.comへの不安材料が取り除けたためである。

このもうひとつの運送方法とはテレビのCMでよく見かけるFedEXを使ったものである。cdaccess.comのサイトで注文書に記入し送ると直ぐさま自動作成の確認メールが届く。そして品物を発送した時点で「本日の何時に発送した」という内容のメールが再び送られてくるが、運送方法にFedEXを選んだときには同時に発送コードのような番号も記載してある。
発送連絡のメールに書かれていたFedEXのサイト(こちら)に行き、場合によっては日本語を選んだ後に発送コードらしき番号を入力すると別の番号が表示される。そしてこの別の番号を指定個所に入力すると現在品物が配送ルート上のどこをにあるのか、或いはどこを何日の何時に経由したのかがわかる仕組みになっている。だからもし品物が届かないようであればどの辺りで消息不明になったかが判明することになる。

しかしcdaccess.comからの発送連絡メールでは1週間ほどで届くと書いてあったので、FedEXのサイトでチェックしたのは1日目だけであった。
ところが1週間を過ぎても品物が届かない。そこでFedEXのサイトで番号を打ち込み調べると既に成田に到着し営業所に配送されたまでは分かったがその先は判明しなかった。FedEXでは自社配送車を持っていると書いてあったものの営業所の数は少ないので他の運送業者に引き継ぐのであろうから、配達前には道順確認のための電話連絡してくるものと思っていたが念のため郵便受けを確認してみた。
すると不在連絡票が入っていた。しかも何と配達日はcdaccess.comからの発送連絡が届いた明後日になっている。配達業者に再配達の連絡をする一方でFedEXのサイトに行き色々読んでみると、日本と米国間でなら品物は1日で届くと書いてあった。それならもっと以前に郵便受けを確認していたであろうが、cdaccess.comからの連絡期日が念頭にあった関係でこれほど早く配達されるとは思ってもいなかった故の結果であった。

話しが長くなったのでゲーム内容などの話しに付いては次回に回す。
1999年06月16日