差別はもっともである

■福島ナンバー拒否、教室で陰口…風評被害に苦悩

>識者は「科学的に全く根拠のない風評被害だ」と冷静な対応を求めている。

科学的根拠など何の意味も持たない。科学的な裏付けがされてない「幽霊に怯える」人たちがいる現実を見るだけでも明らかであり、恐れは科学的根拠云々で払拭できるものではないからである。

>「子供たちに避難者の気持ちを考えるよう指導するように」と小中学校に通知を出した。

これは、大間違いである。今では特にどうということのないことでも、過去において「忌避された事実がある」ことが現代にまで引き継がれて忌避対象になっている人達がいる。いわゆる特殊部落民のことであるが、特殊部落民にしろ福島県民にしろ禍々しい人たちから距離を置こうとするのは人間として自然な気持ちであるからだ。
2011年04月21日