菅総理は気の毒だ

■首相に怒号、避難所で「早く帰らせてくれ」

そもそもが、今回の福島原発事故は民主党及び菅総理には何の責任もない。原発の安全基準が定められ、原発が建設された時期は自民党の天下であったからだ。それが民主党が政権の座についた後に原発事故が生じたために、菅総理及び民主党は自民党の尻拭いをしなければならない立場に立たされたのである。ということをまず理解すべきである。

そして本来ならば、原発推進政策に関わった自民党議員が率先して被害者にお詫びして回るのが筋なところ、肝心の自民党議員はどこ吹く風と知らんぷりして「尻拭いをしている」菅総理に責任を求めるという恥知らずな者達であるということも理解すべきである。

原発事故に寄るところの避難民とは、とどのつまり自民党政策を受け入れた人々であるが、北朝鮮の工作員に拉致されたという状況とは異なるのだから、帰りたい人は勝手に帰れば良いだけである。放射能が恐ろしいというのであれば放射能防護服の着用を検討し、防護服購入のための費用を「自民党に要求する」ことの方が現実的である。

そしてまた、自民党の尻拭いをしている菅総理にはねぎらいの言葉をかけてしかるべきところ怒号では、これまた自民党議員と同様に恥知らぬな避難民達と言うほかはない。
2011年04月21日