美味いかもしれぬ

食材として一般的に売られているものは誰でも食せるが、日本の食文化に馴染みのないものは食べられるお店を探すだけでも一苦労である。
しかし日本ではそういった店もないのであれば、海外に出かけて食べる手もあるが、食材としては売られなくても身近にあるものなら、面倒さを厭わなければ自分で調理する手もある。

ただ癖のある食材もあるので、出来ればレシピがあるに越したことはない。少なくとも料理の参考例はあった方が良いだろう。

例えば犬料理は韓国では一般的のようで犬肉のスープは見た目美味そうである。あらましは補身湯の項を見ていただくとして、ここで使われている犬肉は食用として飼育されたものということなので、保健所で捕まえた犬を貰い受け調理したたとしても肉が固かったり、独特の臭みがあるかもしれない。

しかし犬料理ならまだしも、海外に出かけても食べさせてくれる店のない料理は困難である。一部地域では食材として売られているにしても、おおぴらには食せない食材だと、調理の手がかりすら見つけることができないだろう。

そういった中で、調理手順だけはうかがい知れるようなものを見つけた。ものは煮込み肉料理であるが、マレーシアの一般家庭で食べられているようだ。見た目も美味そうである
2005年06月12日