日曜日とは言え、暇人が2万人以上も集まったとな

◆天皇誕生日、皇居で一般参賀

調べた限りではライブの動員平均数はここ20年で1公演あたり1300人から1500人程度となっていた。公演数は毎年増えており、現在は20年前の約2倍の1万8000だということで、当然ながら興行収益も増えて2011年では1596億2000万円だったそうである。

1公演の1人あたりの売上額は15年前と1000円以内ぐらい差があるが、2011年では5,756円ということなので、2万1千人は集まったとされる一般参賀では約1億2千万円の興行収入が見込まれることとなる。
ライブでの売上純利益率は10.7%が平均なので単純に適用すれば約1300万円となるが、一般参賀では天皇は歌や演奏はしないので音楽著作権の出費は必要なく、皇居は国の施設なので使用料は発生せず、囲っている天皇への出演料を支払う必要はないとすれば、1億2年万円の大部分を国庫に入れることができる。

つまりは天皇を税金で丸抱かえしなくても、こういった方法で税金投入を少なくすることも出来るということであるが、一般参賀を有料化しても2万人以上集客できるかどうかを予測できるデーターはないので、蓋を開けてみたら1000人程度しか集まらなかったという事態もありうる。
どこかのテレビ局と独占契約して中継収入を得るという方法もあるが、果たして名乗り出るテレビ局がいるかどうかである。
2012年12月24日