共産主義もどきの平等意識による弊害

これも以前民主党の掲示板にアップしたものである。議題は「これでいいのか!平等社会」であった。
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( Date: 1999年 3月 3日 水曜日 7:59:52 PM)
偏見は今に始まったわけではない。物事の多様性を認識してゆく過程において、欲望を重視してしまうなら偏見を生み出してしまうからである。だからこのような人が多ければ偏見が幅を利かすことになる。

水着審査などのミスコンが差別である。というのを持ち出す人は、だいたいにおいて「(自身が)不美人(だと認識している)」が多い。だから自身が別枠におかれてしまうのを恐れと同時に美人を妬む気持ちから差別を持ち出すだけで、美人と自負し他者も認めているような人はまず言い出さない。
人に聞いた話しだと最近の小学校(地域は不明)では、運動会での徒競走において走者全員が手を取り合ってゴールに入るという。以前から順位付けを辞めようという理由によって上位者の賞品を廃止するという話しは聞いていたが、平等意識の弊害がここまで来てしまえば日本の行く末は暗い。

これらは「機会の平等」と「能力的優劣」を混同してしまったためであり、自由競争を悪しき事柄として仮定したのと同じである。
昔共産圏で日本など自由主義社会へ向けて自由主義(或い資本主義)は悪であるといった内容の謀略放送を行っていたのを思い出す。それが共産主義もどきというべき差別廃止の掛け声が横行するようでは、日本は、いつ、共産主義社会になってしまったのかと驚き一塩である。(^_^)

,( Date: 1999年 3月 8日 月曜日 10:33:21 PM)
>皆さん、御自分の都合の良い様に持っていこうとする気持ちはわかりますが、
>民主党フォーラムは、子供たちにも見せられるものであるべきであると思い
>ます。
子供に見せられないもの(或いは見せるべきでないもの)とちゅらら2世さんが感じたのだとすれば、それはちゅらら2世さん特有の偏見が成せる業です。そしてちゅらら2世さんの発言は、子供達に「ちゅらら2世さんと同様な偏見」を植え付けようとしているのと等しいと気づいていないのでしょう。

つまりちゅらら2世さんが「**は子供にとってタブー」という偏見を持っていたために、引用したような発言となったということです。
偏見の字釈は
>>かたよった見解。中正でない意見
であり、タブーの字釈は
>>(ポリネシア語の tabu tapu  聖なるの意から) 超自然的な危険な力をも
>>つ事物に対して、社会的に厳しく禁止される特定の行為。触れたり口に出し
>>たりしてはならないとされる物・事柄。禁忌。
です。

「ポルノ画像や情報を子供に見せると悪影響を与える」などとのたまうオバンたちは珍しくありません。しかし実際にはポルノ画像や情報そのものが子供に悪影響を与えるのではなく、セックスをタブー視し子供から遠ざけようという大人の偏見こそが子供の精神を蝕むのです。
だからポルノもありふれたこととしてありのままを子供に見せたほうが偏見を生み出す余地が少なくなるのであるが、今の大人が子供のときに大人より受け付けられた偏見が頑強である人ほど子供に偏見を植え付けようと熱心なので、こういった手合いの大人は収監して洗脳するべきでしょうな。(^_^)

>『テレビは「なんでもあり」に見えて、実はふれないものが多い。
>障害者がその一つだ。障害者を画面に登場させるのは差別だという
>無意識の感受性が、テレビ人の中にあるのではないか。
>テレビが日常的に障害者を登場させれば、障害者が日常的な存在として
>受け止められる社会になる。テレビが方向を変える潮時かもしれない。』
一口に障害者といっても程度は色々だ。障害の程度が軽くて少し見ただけで健常者と区別つかないぐらいなら、障害者が出ていても障害者とは気づかない場合だってあるだろう。
人目見て障害者と分かる障害者を日常的に登場させるなら、ニュースの司会者として採用する手もある。しゃべりが健常者と同等であれば、他の部位の欠落はまず支障とならないはずだからだ。
とは言っても視聴者は色々だから、障害者をさらし者にしているといった苦情が来るかもしれないけどな。

>「若くて、綺麗」でない場合、「ブス」「オバサン」と切り捨てられてしまう
>ことが多いと言う現実。
>ミスコンを民間でやる場合は別にいいと思う。出たい人が出て、選びたい人
>が選び、勝手にやればいいと思う。
>ただ、自治体でやる場合は問題だと思う。自治体あげて「ブスとおばさんは
>お呼びじゃない」といっているよ
>うなもの。税金を使ってやるようなことじゃない。
そういう方手落ちの部分は確かにある。ならば「ブスコンテスト」「オバンコンテスト」といったものを、自治体でのミスコンと同時に開催すればよいのではないか。自治体であれば商業的には成り立たなくても構わぬはずだからな。
美しくなるのは限界があるが醜くなるのは難しいというわけではないので、賞金や賞品次第によっては「醜女コンテスト」に応募者が殺到するかもしれんぞ。もっとも私は金を貰っても醜女コンテストを見に行こうとは思わないが。(^_^)

>そして現実に問題はなにも解決しないことを考えて、平等社会男女同権の実現
>になにが効果的なのか考えて欲しいと思うだけ。
これの実現には男性だけでなく女性側の意識改革が必要不可欠である。つまりこれまで女性に与えられてきた優遇処置を女性自らが廃する覚悟を持ち、「女性は半額」や「生理休暇」といった慣行を悪習として当然のごとく廃止し、「女性だから許されるはずだ」といった甘えを永久に捨て去ってしまうことである。
1999年09月02日