大惚けの飯山一郎

飯山一郎は彼のホームページの日記(8月4日)で以下のことを述べている。
あと,日本から電話があり,「完全変態」という無頼漢が雑談室で暴れていると.
この男は昔からストーカーで,人様の掲示板に押し込み嫌がらせをする変態の常習犯なので,相手にしないほうがいい.(あとで私が叩き抜くので…).
この変態男のグループを,私は15年以上も前に罵倒し抜いたことがある.このとき私は「ネット内人間狩り」という手法を使い,彼らのボスが発狂するという凄まじい喧嘩だった.
この15年も前の恨みがトラウマになっていて,変態男も,何かと飯山一郎を貶(おとし)めたくてならないのだ.
15年も前の喧嘩のトラウマが今だに消えないのだから,可哀相な男だ.
ところが私には、パソコン通信PC-VANにおいて飯山一郎と何らかのやりとリをした記憶は全くない。念の為にログ検索してみたが接触したことを示すものはひとつも発見できなかった。私が発信した文章及び相手方の文章は全て保存してあるので、もし飯山一郎と接触したことがあるならログ検索で見つからないはずはないからである。

にも関わらず飯山一郎が私と対戦したことがあると言い切るのは、彼の頭が確かと仮定するならば錯誤の可能性が生じる。
私の名前は一部の人たちには知られていたので、私の名前を騙った誰かか同ハンドルの別人が考えられるものの、私の知る限りにおいて私と同じハンドルを使用していた人は見かけなかった。もっとも私がPC-VANに入会する以前に同じハンドルを名乗っていた人がいたことは考えられるが、IDという個人識別番号によって同一人物か別人かを判別できるので、普通の頭の人であるなら確認してみようとするはずだ。

飯山一郎は「変態男のグループを」とか「彼らのボスが」と主張してるが、これだけでは何を意味してるか不明である。SIGと呼ばれたボード集合体(ニフティでは「フォーラム」)があり、SIGOPという主宰者がそこにはいたが、基本的には個人の意思による発言に過ぎなかったことはSIGであろうとなかろうと同じである。それに私はSIGOPに就任したことは一度もないので、飯山一郎がSIGを思い描いて主張しているとするなら誰かと混同していることになる。

各自の発言は基本的に個人行動であるが、たまたま同じ方向に向かって発言される場合はある。興味や好みは人それぞれなれど、面白そうだという点において一致すれば「結果的に誰かを集中攻撃する」状態がしばしば発生していたからである。
そのために攻撃される側にしてみれば「グループで攻めて来てる」と思ってしまうことは考えられるが、「面白さ」という点において足並みを揃えているかのように見えてるだけなので、面白さを感じなくなれば一人去り二人去りと場を離れてしまったり、時には向きを変えて発言しだすといった事態も生じる。
またグループとして行動してるわけではないので、攻撃してきてる誰かを負かしたとしても他の人の攻撃が収まるわけではなく、ボスなんていうものも最初から存在していない。

にも関わらず飯山一郎が「グループによる攻撃を受けている」と思ったとするなら、状況分析能力が劣っていることのみならず人心というものを全く理解できてなかったことを物語るものである。

さて、飯山一郎の申し立てでは今から15年前以上ということだが、15年前とは1996年以前ということになる。じゃあ1996年以前に何があったのかということだが、私が保存しているログは私が活動していた時期のボードのものが殆どで、資料として使えるだろうとダウンロードしたものはそれほど多くはない。そのため飯山一郎の行動についてうかがい知れるものは、「ハッタリ事件」として記録保存されていたログ以外はいくらもない。

しかし飯山一郎が「ネット内人間狩り」という言葉を用い、蓑田狂気の元ホームページでの「飯山一郎紹介ベージ」では「人間狩り」という言葉が使われているので、「人間狩り」をキーワードにしてログ検索してみたところ以下のものが見つかった。
#4132/4139 落丁&乱丁
★タイトル (SSE99524) 97/ 3/27 14:43 ( 59)
飯山一郎のメッセージ >アキツさん 代書:byジロー
★内容

(省略)

  私の場合、たねり君を“心理学的人間狩り法”という秘法を使って、
1カ月で仕留めました。このとき、たねり君がどのような醜態を演じたか
は、ログがとってありますので、機会があればお見せします。

(省略)
これだけではいつの頃か分からないが、「ハッタリ事件」の保存記録において飯山一郎の行なった人間狩りとはどんなことか示されているので、「ハッタリ事件」が生じた時期より以前のことだろうと推察できる。以後であるなら見え透いた手の「人間狩り」は嘲笑の的にしかされなかっただろうからだ。

「ハッタリ事件」の解説には「これは1992年の2月後半から3月半ばにかけ、FREEボードで起きた飯山一郎さんと三鷹板吉さんをめぐる論争でした。」となっている。私がPC-VANに入会したのは1992年の暮れ頃だが、一応記録内容の流し読みはしたのであらましだけは分かったものの、飯山一郎に関心を持つまでには至らなかった。

人は誰しも自分の記憶を頼りに物事を考えるが、頭が確かなうちは別でも惚けてしまうと周りの人に迷惑な事態を引き起こす。「嫁が飯を食べさせてくれない」などと近所の人に吹聴したり、「品物がなくなった、お前が盗んだのだろう」と奥さんや周りの人に当り散らすといったことが典型的だが、飯山一郎も同様な状態になってしまっていることが考えられる。

つまりは飯山一郎は自身の頭が壊れてしまっていることを自覚できておらず、ために引用した箇所のように「呆れる物言い」をしてしまったわけで、飯山一郎の大ボケ極まれりと言うしかなかろう。
2011年08月07日