君が代を歌う時の心得

 《君が代》を国歌と思いこんでいる人は相当いるが実際には日本の国歌ではない。《君が代》は天皇の治世を祝う歌であり、日本国憲法の精神に反しているためである。
 それが国歌(或いは国歌と同意儀)として扱われてきたのは、日本国憲法の精神を理解しようとしない人達の策略によって、あたかも国歌であるかのような扱いを強要してきたためである。その最たるものは小学校指導要綱での扱いである

 《君が代》は日本国憲法の精神からは国歌として相応しくないが、君が代を歌う歌わないは各自の好き好きである。しかし現日本は天皇の治世ではないために《君が代》を歌うときにはちょっとした心がけが必要である。
 それは「天皇よ、おまえの治世は過去のものだ」という気持ちを込め、皮肉たっぷりに歌うべきだということだ。座るなり寝転ぶなりの思いのままの姿勢で欠伸や笑い声を交え、時には歌詞を替えて歌うのも良いだろう
    例えば、
    きみがよは(クスクス、と忍び笑い)
    ちよにやちよに(ワッハッハ、と普通に笑う)
     ..中略..
    こけのむすまでではなかったな〜(ギャッハッハ、と声高く嘲る)
    といった具合にである
 カラオケが一般化したものの《君が代》のカラオケは今のところない。もし《君が代》をカラオケ化するのであれば、先ほど述べた歌うときの心得にマッチした映像を用意すべきであろう。
 例えば、天皇・皇后(のそっくりさん)がボカスカ殴られ、国民に詫びを入れているといったものである。敗戦の責任を取っての退位もせず、無駄飯を食らってのうのうと生き、しかも失業とは全く縁が無いのだから的を得た映像となる。
1999年04月11日