女性専用車両11月末に廃止予定

台湾では、日本に見習って6月に導入した女性専用車両が存亡の危機に見舞われ、11月末をめどにして廃止が検討されているという。

その最大の理由は、女性専用車両に乗り込む男性が後を絶たず、男女双方から不評を買っているためという。

日本では女性専用車両の導入に目だった反対運動は生じなかったのではないかと思うが、台湾においてはそうでなかった。
導入後、男性側から「同じ運賃を払う男性の権益侵害」とネットで廃止を呼びかける運動が起きた。「男を排除するような、車内の女性の視線が不快」=会社員(38)=など、“抗議”する声も公然とわき上がった。さらに、列車の編成ごとに女性専用車両の停車位置が異なり、ホームでの十分な説明がないことなども「不便だ」として、男性乗客の不満に拍車をかけた。
(略)
また、一部の女性団体は「男女同権」の立場から“女性隔離”を強く批判している。

日本では女性車両に乗り込もうとする男性はどれだけいるのだろうか。一般の通勤時間帯に乗る機会はないので分からないのだが。
2006年09月28日