公務員としての天皇の公務は憲法で定めてある事柄のみ

憲法で定めている国事行為以外は全て私事であるにも関わらず、公務だと思っている無知な人達が少なくないのには困ったものだ。この状態はマスコミの偏向報道を鵜呑みにしてしまう人がいかに多いかを物語る例のひとつであるが、「自分で考え判断する」習慣がない人ほど騙されてしまうこととなる。

じゃあ何故マスコミは天皇についての偏向報道を行うかだが、自民党政府しいては自民党を含む右翼系政治家の指示によるものである。つまり公的機関である宮内庁でさえ天皇の公務と私事とを明確に分けて示すことしか出来ないために、マスコミを使って大衆に天皇及び天皇制について誤った知識を植え込もうとしてるのである。

公務員として認定されているのは天皇のみである。それ以外の皇族は公務員認定されておらず全ての行為は私事になる。にも関わらず公務であるかのようにマスコミが偏向報道をしているために、これら皇族の行動も公務だと思ってしまっている人も同様にして少なくない。

天皇は公務員であるが給料は支払われてない。というか給料という名目での支払いは行なわれてないと言ったほうが良いだろう。
宮内庁予算は宮内庁費と皇室費に大別できる。なので皇族費を天皇への給与と捉えることができる。この皇族費はここ10数年100億円台で推移している。総理大臣の年収は2460万円なので、如何に破格的な給料だということが分かるというものだ。


陛下のお仕事 「公務負担、一身で背負い」
2016年07月15日