#5452/9999 フリーボード
 ★タイトル (ZXM50235)  95/ 3/19   2:18  ( 98)
 SUB:オウム真理教強制捜査確実!NO.1 ★阿修羅
 ★内容
 KEY:★阿修羅

「オウム真理教の強制捜査がここ数日中に行われる」と言う話が、複数のルートから 入ってきた.今回は逮捕者を相当数出すと言う話もある.私たちはここで、権力の弾 圧をリアルタイムで見ることができる.

オウム真理教はオウム真理教側の言い分を新聞にして配り始めたらしい.ここに、そ の新聞がある.「契約の書NO.7」どのように警察、マスコミが動いているかが書いて ある.オウム真理教側とすると、もうすでに、この方法でしか大衆に訴えることはで きないのだ.マスコミはいっさいオウム真理教側の言い分は公表しないからである. この新聞を見ることのできない人のためにできる限りの早さで入力し、この場に投稿 する.これによって、国家権力の暴走の第一歩をリアルタイムで理解することができ るのではないかと思う.日本は戦争へと走り始めたのだ.

契約の書NO.7 全8ページ

目黒公証役場事務長拉致事件でっち上げの真相

警察がオウム真理教を犯人にしたい理由

事件は仕組まれていた.95年2月28日夕方、東京都目黒区の路上で、ある男性が 拉致された.男性は目黒公証役場事務長の仮谷清志氏(68歳).オウム真理教の信 徒であるA子さん(62歳)を妹に持つことから、オウム真理教を犯人と決めつける 報道が意図的になされている.しかしそれは、警察や正体不明の「関係者」による怪 情報に基づくもので、そのすべてが意図的にでっち上げられたデタラメ情報であるこ とはほとんど知られていない.なぜ、警察は、そして警察に操られたマスコミは、虚 報ばかりを流すのか.なぜ、オウム真理教を犯人にしようとするのか.報道されない 真相を探っていくとそこから恐るべき事実が見えてきた.

暴かれた警察の嘘  仮谷メモは存在せず!

警察は、オウム真理教を犯人と匂わせるために、様々な嘘の情報を乱発し、マスコミ に報道させている.まずは、つい先日「でっち上げ」であることが暴露された警察報 道の一つについて明らかにしよう.

それは、仮谷氏が拉致される前日に同氏の前日に、同氏の長男に、「私が拉致された らオウム真理教を探してくれ」というメモと、その日に面会した教団信者の名詞を託 していた、という内容である.新聞各紙は一斉に、「警視庁捜査一課の調べの結果」 として、此の情報を鵜呑みにして報道した. 「『何かあったら警察に』メモのこし」(朝日) 「拉致前日、宗教団体名書き置き」(読売) 「宗教団体の名刺 拉致事件前日に残す」(毎日) との見出しを掲げ、大いにオウム真理教への疑惑を書き立てた.

しかし、拉致前日にメモを残すなどあまりにも「わざとらしい」話ではないか.その 上、メモの様態についても、新聞各紙が「便せん一枚」と報じる一方、3月6日報道 のフジテレビ「スーパータイム」では「数枚にわたる便箋の手紙」とされているなど、 情報に差異がありその実在が疑わしいものであった.

結局、此の情報は全くのでっち上げてあることがわかった.某有力ジャーナリストの 調査の結果、長男がメモの存在を全面否定したのである.「日刊スポーツ」95年3 月7日号もこう報じる.

「刈谷さんの長男(35)はこの日「メモなどの存在は知らない.(A子さんとは) あったことがなく、父も宗教団体のことはいっさい話をしていなかった」と話してい る.

実は、この情報が事実無根であることは、情報源である警察の不審な言動がすでに物 語っていたのである.

メモをでっち上げた刑事たち

オウム真理教側は、身の潔白を証明するために、事件の翌日から警視庁大崎警察署に 出向き、事情聴取に協力している.出頭しているのは刈谷氏の妹A子さんを担当して いたオウム真理教の出家修行者K(27歳).

このKに対する事情聴取の際、事件の言動が、あまりにも不審だったのである.

まず3月1日の聴取のとき、森刑事は、メモの内容について、最初は「私がいなくな ればオウム真理教に連れて行かれたと思って警察に届けてくれ」というものだと言っ ていた.しかし、その次には「、、、オウム真理教を探してくれ」という内容へと変 わる.その後も、さらに内容は変遷していった.

Kには、警察がこの名刺やメモを根拠にしてオウム犯人説をこじつけようとしている かに思えて仕方がなかった.そこで、3月3日の2回目の事情聴取において、八反田 刑事に対して疑問をぶつけてみた.一昨日の森刑事の話でメモの内容が変遷した点を 指摘するとともに、「(警察は)その名刺とメモを誰からもらったのですか?」と聞 いてみたのだ.すると、八反田刑事は「それは言う必要が無いでしょう」と言い、 「トイレに行って来る」と言って部屋を出、10〜20分もの間席を空けたのである (しかし、実際にはトイレに行っていない).そして八反田刑事は戻ってくると、K の問いに対する答えを無視して、事情聴取をすぐに打ち切ったのだ.

この不透明な警察の態度にオウム真理教側が不審を募らせていたところ、前述の某有 力ジャーナリストが、裏付け調査の結果、メモと名刺が完全な警察の作り話であるこ とを突き止めたのである.

メモだけではない、報道によれば、刈谷氏は事件当日喫茶店を訪れ「誘拐されるかも しれない」と麻雀仲間に告げたことになっている(東京新聞3月5日).ところが、 これも有力ジャーナリストによる調査の結果、真っ赤な嘘であることが判明したのだ.

警察は事実無根の情報を発表し、マスコミはそれを事実であるかのように流し、国民 を欺き続けている.「布施や脱会のトラブルに巻き込まれた刈谷氏がオウム真理教に 拉致された」ーこんなストーリーは全て作り話にすぎない.次に述べる事件の経緯を 見てもそれは明らかだろう.

つづく

★阿修羅 1997-03-19 02:06

#5453/9999 フリーボード ★タイトル (ZXM50235)  95/ 3/19   4:39  ( 96) オウム真理教強制捜査確実!NO.2.1 ★阿修羅 ★内容 オウム真理教の主張新聞「契約の書」NO.7  NO.1のつづき

【事件に巻き込まれたのはオウム真理教】

A子さんは、東京都港区青山のオウム真理教東京総本部道場に通う熱心な信徒であっ た.麻原彰晃尊師が解き明かす真理の法に触れ、尊師に確信を深め、95年2月にな ってからは、毎日のように道場に通っていた.そして、2月15日には準出家者とな り、20日からは道場に泊まり込みで修行に励むようになった.

ところが、2月24日、「箱根の知人を入信させに行きたい.そして、小田原の知人 にも会ってきたい」と言って道場を出たきり、連絡をよこさなくなってしまったので ある.26日になっても連絡は無かった.

A子さんに、修行上のアドバイス等を担当していた出家修行者Kは、「あれほど熱心 で出家まで考えていた人がどうしたんだろう?」と心配になった.A子さんの自宅に 電話をかけてみたが、なぜか不在.いぜん連絡は取れなかった.

そこで、27日、KはA子さんの居場所を尋ねようと考え、A子さんの親族の誰かが 勤めていると聞いていた、A子さん宅の一階にある目黒公証役場に赴いた.Kが中に 入り「A子さんはいますか?」と呼びかけたところ、しばらくして「A子の兄」と名 乗る男性が対応に出てきた.それが仮谷氏であった.Kが刈谷氏と合うのは、そのと きが始めてであった.

刈谷氏はKの問いかけに対して「わかりません.1〜2週間会っていません.」と答 える.対してKは「では居場所が分かったらご連絡を下さい」とお願いし、自分の名 刺を渡して去ったのである.この際、全くトラブルは生じていない.Kはただ刈谷氏 の言葉を信じてA子さんから連絡を来るのを待とうと思ったのであった.

そして翌28日の午後5時15分、A子さんから青山道場に電話がかかってきた. 「麻原尊師がすばらしい人だと言うのはわかるし、オウム真理教の修行も続けたいけ ど、信徒をやめさせていただきます.」と言う内容だった.突然の電話の内容を聞い たKは、「残念だけど、本人がそういうなら仕方がないな…」と思い、あきらめざる をえなかった.

さらに、午後8時頃には、A子さんから二度目の電話があった.「公証役場に電話を 掛けたら兄が拉致されたと言うことを聞きました」という.

それと前後して、警察からオウム真理教に、「仮谷さんが拉致された」と言う知らせ が入っていた.拉致事件が起きたのは午後4時〜4時30分の間とされている.

翌3月1日、Kは警察の事情聴取に協力するため、青山吉伸弁護士と一緒に、大崎警 察署を訪れた.その際、森刑事は、「仮谷さんを拉致したのはオウム真理教じゃない のか?」と決めて掛かったような言い方をし、別の刑事は青山弁護士に向かって、 「警察としては、オウム真理教の強制捜査も考えている」とまで言い出したのだ.

27日に実際に会うまでは、刈谷氏の存在を知らなかったK、そしてオウム真理教. ところがなんと、一夜明けたら、刈谷氏を拉致した犯人に仕立て上げてしまっていた. キツネにつままれているような気分とは、まさにこうゆうことを指すのだろう.

【作られた「布施や脱会のトラブル」】嘘だらけの警察発表

事件に巻き込まれ困惑するオウム真理教をよそに、すでに用意されたオウム犯人説の ストーリーは、「警視庁の捜査の結果」などとして、どんどん世間に波及していった.

それによると、A子さんの布施や脱会をめぐってオウム真理教とA子さん・仮谷氏と の間にトラブルが生じ、オウム真理教が事態収拾を図って仮谷氏を拉致したという事 になっているらしい.何という「絵に描いたような悪事」であろうか.警察の意向を 受けたデタラメだらけの報道内容について、以下に真相を述べておこう.

1:布施のトラブルなど無かった

◎「(A子さんはオウム真理教から)さらに多額の寄付を要求され」(朝日3月4日 夕)◎「(A子さんはオウム真理教から)所有していた同役場の土地と建物を寄進す るよう同団体から持ちかけられるなど不動産の処分をめぐるトラブルがあったという」 (産経3月5日)

−−事実は全く違う.A子さんは出家を間近に控えており、出家に伴って自分所有の 土地・家屋を布施するつもりであった.出家の際に、自己の所有する資産を全て教団 に布施するのは2500年依頼の仏教の常識であり、A子さんはそれを承知の上で出 家を希望していたのである.教団から寄付を要求したものではないのはもちろんのこ と、A子さんとの間でトラブルなどは一切生じていない.

2:脱会の意思表示は拉致事件の後

◎「(A子さんが)入信していた宗教団体と脱会をめぐるトラブルになっていた…事 件の数日前に、この団体に脱会を申し入れていたという」(朝日三月4日夕)◎仮谷 さんが行方不明になる直前、(A子さんは)宗教団体に電話などで脱会の意思を伝え …」(産経3月4日夕)

−全く事実に反する.A子さんが初めて脱会の意思を表明し、オウム真理教側がそれ を知って驚いたのは、仮谷氏が拉致された後の2月28日午後5時15分のことであ る.脱会をめぐってのトラブル自体起きていないが、A子さんの脱会の意思がわかっ たのが、拉致事件発生後である以上、「脱会のトラブル」によって事件が発生したこ とは絶対にあり得ない.

3:仮谷氏との間にトラブルはない

◎仮谷さんは、実妹(62)の新興宗教団体からの脱退をめぐり、同団体とトラブル を抱えていた」(産経2月4日夕)

−これも絶対にあり得ない.オウム真理教が仮谷氏の存在を知ったのは、拉致事件前 日にKが面会したときが初めてだからである.そのときまでオウム真理教側は、A子 さんに親族がいることは聞いていたが、それが仮谷氏であることは全く知らなかった. そして、A子さんの信仰に仮谷さんが反対していたという話は、事件後の新聞報道で 知ったほどである.仮谷氏との間にトラブルなど起こりえるわけがない.  

#5454/9999 フリーボード ★タイトル (ZXM50235)  95/ 3/19   4:41  ( 95) オウム真理教強制捜査確実!NO.2.2 ★阿修羅 ★内容 4:究極のデマ−脱会の引換条件?

◎「A子さんは土地家屋を教団に寄付しなければならない事から仮谷さんに反対され、 脱会の意思を教団に伝えた.これに対し、教団側は、脱会の条件として役場の土地建 物を教団に寄進するように持ちかけ、事件当日の2月28日が寄進に同意するかどう かの回答期限だった」(共同通信配信による)

−これこそ究極のでっち上げである.事件発生日の28日に意味を持たせようとして、 オウム真理教に悪意を抱くものが背後から流したデマだとしか言いようがない.オウ ム真理教の脱会は自由意思に基づくものであり、制約が加えられることは全くない. 脱会の見返りに資産を要求するなどは、教団の名誉と威信にかけて行ってはいない. そもそも教団側がA子さんの脱会の意思を知ったのは28日なのだから、この様な話 は決してありはしないのだ.この情報を提供したのは、報道によると「関係者」と言 うことになっているがいったいどのような人物だと言うのだろうか.

これらのことから、「布施や脱会をめぐってのトラブル」などは全くなく、オウム真 理教に仮谷氏を拉致する動機がないことがおわかりいただけるであろう.「警視庁の 捜査の結果」「関係者によると」と言う名目で流されてきた情報の以下に虚偽に満ち ていたことか!

【オウム犯人説はあり得ない】 オウム真理教に仮谷氏を拉致する動機が無いことは、一面でおわかりいただけたであ ろう.そればかりではなく、その他の事実や事情も、オウム犯人説を否定しているの である. 【オウムらしからぬ犯人達】 さらに、目撃された犯人像やその行動も、オウム犯人説を否定している.

拉致現場の目撃者によると、犯人グループは、「髪を茶色に染めたり、髪を肩まで伸 ばした長髪の、スケードボードを趣味にするような今風の若者だった」という.これ は、オウム真理教の人間の姿にはほど遠い.オウム真理教の信徒は、「頭陀の行」に 徹しており、服装や身なりにはとらわれず、外見を飾るようなことはしないからであ る.

また、犯行に使われた三菱デリカは、犯行の二週間前から止まっていたという.オウ ム真理教は坂本弁護士「拉致」事件、宮崎における資産家「拉致」事件と言う形で話 をでっち上げられ、あらぬ嫌疑をかけられ続けた経緯がある.よって教団信者は普段 から、少しでもあらぬ嫌疑を掛けられぬよう気を配らせている.そういう中で、ただ でさえ目に付く様な人通りの多い場所に、2週間も車を止めておくことをするだろう か.

さらに、犯行は白昼堂々と行われている.白昼堂々と拉致行為をし、もし失敗したら オウム真理教はまたもや拉致事件の容疑者として大きなダメージを負うことになるの は目に見えているではないか.そもそも考えてもいただきたい.オウム真理教にとっ て仮谷氏を拉致することにどんなメリットがあるというのだろうか.そんなものは何 も存在しない.

反対に、オウム真理教は、坂本弁護士失踪事件以来、不当にいわれのない疑いを掛け られる傾向にあり、この様な拉致を行えばマスコミにたたかれるなどのバッシングを 受けることは事前に容易に予想できる.つまり、メリットどころかデメリットしか存 在しないのである.現に、マスコミの大々的な報道によって、社会的イメージは大幅 にダウン.大変な打撃を被っているというのが現状だ.これらのような危険を冒して わざわざ拉致など行ったりするメリットは全くない.

この様に、オウム犯人説は「砂上の楼閣」であり、多くの矛盾を含んでいるのである.

【仕組まれた事件の謎、なぞ、ナゾ…】

この事件はオウム真理教を陥れるために仕組まれたと見るのが自然であろう.そのた めに数々の不審な点が認められる.

【その日に限ってなぜ早退?】

仮谷氏はまじめな勤務ぶりで、30年間毎日決まった時間に出勤して、ほぼ決まった 時間に帰ってくる.規則正しい生活を行っていたという.ところが、なぜか事件当日 に限って、「体調が悪い」と言って午後4時半に職場を後にしている.仕事に責任感 がある仮谷氏のような人物であれば、通常は終業の5時まであと30分くらいは我慢 するのではないだろうか.

【なぜ早めの帰宅で拉致できたのか?】

犯人グループが2週間も下見をしていたのであれば、仮谷氏がいつも何時に終業して どの道を通って帰路に付くのかは熟知していたはずである.

しかし、その日に限って、仮谷氏は午後4時半に帰路に付いている.犯人グループは、 終業は5時という認識を持っていたにもかかわらず、突然現れた形の仮谷氏にどうし て迅速に対応できたのか.

ましてや、公証役場から大通りに出たところと、そこからワゴンがいつも止まってい た地点とは距離にして10〜20メートル、歩いて10秒程度である.不意を付かれ た犯人は、その短い時間で仮谷氏の姿を認識し、仲間を呼び、数人で速やかに拉致し たことになる.

普通であれば、早く帰途についた仮谷氏の姿を認めるにも戸惑うのではなかろうか. 認めたとしても、仲間を呼んで拉致するには仮谷氏がある程度歩いた後、つまり公証 役場からかなり離れた所でないとできないのではないだろうか.しかし、そこで拉致 したとしても、車が近くにないので、仮谷氏を車に乗せるのに難儀するはずである.

それでは、なぜ速やかに拉致できたのか−それは犯人グループが午後4時半に帰途に つく事を待ちかまえていたからではないだろうか.

ところで、午後4時半とは微妙な時間である.日はまだ沈んでいないので人目にもつ きやすく、犯行はしっかりと目撃できる.また、ラッシュアワーの時間ではないので、 そんなに人通りは多くなく、通行人が犯行を目撃したとしても被害者を奪還すること はできないだろう.  

#5455/9999 フリーボード ★タイトル (ZXM50235)  95/ 3/19   4:42  ( 96) オウム真理教強制捜査確実!NO.2.3 ★阿修羅 ★内容 【なぜ周囲の警告を無視したのか?】

仮谷氏は拉致直前に、周囲の人から「裏から帰れば?」と勧められた.にもかかわら ず、その警告を無視してわざわざ表道から帰り、その直後に拉致されてしまったので ある.

【なぜ簡単に拉致されたのか?】

仮谷氏は「助けてくれ!」と言っているにもかかわらず、簡単に拉致され車であっと 言う間に連れ去られている.普通であれば、白昼であるため、犯人も周囲を気にして 行動が慎重になるため、一対四であってもそんなに簡単に拉致はできないのでは無か ろうか.

【堂々たる犯人】

なぜ、犯人らは特段、顔を隠そうとはしなかったのであろうか.もともと犯行を目撃 してもらうことに目的があったのだろうか?

【警察はなぜA子さんの居所を知っていたのか?】

さらに、警察の動きにも不思議な点がある.

3月1日の事情聴取の際、Kが「A子さんはここ(大崎警察署)に来たのですか」と たずねたところ、「28日に出頭している」との答えをえている.A子さんが警察に 出頭したのは、仮谷氏が拉致されたことを知ったからであると考えられるが、では彼 女はどうやってその事実を知ることができたのであろうか.

28日午後8時頃に青山道場に掛けてきた電話で、A子さんは「公証役場に電話を掛 けて兄が拉致されていることを知った」と語っているものの、午後5時15分にKに 電話を掛けてきたときにはまだ拉致の事実を知らなかった.しかし、役場が午後5時 に終業することをA子さんは知っていたのだから午後5時15分以降に同役場に自ら 電話を掛けることは考えられない.

となると、A子さんが拉致の事実を知るための唯一の手段は、警察からの連絡しか考 えられない.では、なぜ警察はA子さんの連絡先を知っていたのか?矛盾を感じざる を得ない.

【真犯人は誰か?】

【怪電話−真犯人の策略!】

その手がかりとなるのが「怪電話の男」である.

この男は、事件発生後の2月28日午後8時頃、朝日新聞をはじめとする複数の新聞 社や雑誌社に、「オウム真理教の内部のものだが、今日、うちのもの4人が品川の公 証人役場職員を拉致した.こんなやり方は許せない.助けてやってくれ」という内容 の怪電話を掛けまくっている.

しかも、この男が通報したマスコミは、オウム真理教が以前に名誉毀損で提訴してい た、「週間新潮」「週刊朝日」の親会社である朝日新聞、「週間文春」なのである. (その他の主要紙・テレビ局にはほとんどかけていない.)

実際、朝日新聞は3月4日の夕刊において主要紙の中でだた1社だけ「オウム真理教」 の実名を挙げた不当報道を行っている.

また、この男は、ねつ造記事を掲載して盛んにオウム真理教を非望中傷してきた「週 間文春」に対して念入りに2回も電話を掛け、同誌に中傷記事を執筆しているフリー ジャーナリスト江川紹子の名を挙げた上で「江川に連絡を取ればわかるから連絡しろ」 と命令しているのだ.

「助けたいなら110番するはず.マスコミへの電話は別の意図を感じる」(毎日3 月10日夕)と言う声も上がっているように、電話をした男は、明らかにオウム真理 教を敵視しているマスコミを選び出して通報し、オウム真理教犯人説を煽り立てよう としている.怪電話の男がオウム真理教の信者でないのは明らかだ.

少なくとも、オウム真理教に対して悪意を抱く者たち、オウム真理教を潰すための世 論を事前に喚起しておこうと画策する勢力に連なる者だといえよう.そして、それこ そ事件の真犯人であることは疑いない.

【国家権力による弾圧の口実作り?】

そこで想起される存在が、やはり国家権力と言うことになる.

これまでにも国家権力は、オウム真理教に対して様々な弾圧を行ってきた.本誌4〜 7面で述べる国土法事件等派その典型だ.そして現在でも国家権力は、何らかの口実 をもとにオウム真理教に強制捜査を行おうとして虎視眈々と狙っているのである.

事実、「週刊ポスト」95年1月13・20日号には公安関係者の言葉として次のよ うに報道されている.

「(松本サリン事件の)犯行をA(オウム真理教)と関連づけて、国松孝次・警察庁 長官が直々の指揮を取り、公安が主導の異例の捜査態勢へと極秘にシフトしている」

「(警察は)どんな情報も見逃さず、それを検討して家宅捜索したいのが本音だ」

この様に警察当局は、適当な口実をつけてオウム真理教を弾圧しようと普段から機会 をうかがっている.拉致事件がそのために仕組まれた可能性は大きい.それを示すか のように、95年3月15日号「フォーカス」には、警視庁詰め記者の言葉として、 次のように報じられている.

「(警視庁は)待ってましたとばかりに捜査員20名を投入.捜査一課は事件の翌3 月1日から所轄の大崎警察署に出向き異例の陣頭指揮を取っている.もちろん狙いは オウム真理教1本です.」

づづく ★阿修羅 1995-03-19 04:24

#5457/9999 フリーボード ★タイトル (ZXM50235)  95/ 3/19   7:35  ( 90) SUB:警察庁の策略を糾す 強制捜査NO.3★阿修羅 ★内容

オウム真理教の主張新聞「契約の書」NO.7  のつづき

坂本事件オウム犯人説を印象づけるために

では、なぜ事件のストーリーは「拉致」をテーマにした物でなければならなかったの であろうか.それは、オウム真理教の社会的イメージを著しく低下させた横浜の坂本 弁護士失踪事件を人々に思い出させるとともに、坂本弁護士を拉致したのはオウム真 理教であると改めて人々に印象づける狙いがあったからではないだろうか.

特に最近は、坂本弁護士事件の犯人がオウム真理教ではなく公安警察当局であるとの 説が紹介され始めたので、事実の発覚を恐れた国家権力がオウム真理教に罪を擦り付 けようとしてきた可能性もある.

というのも、94年12月26日付け「朝日新聞」神奈川県版は、「『物証』に不自 然さ漂う」との見出しを挙げ、坂本弁護士宅に残されていたオウム真理教のバッチは、 捜査を撹乱するために何者かが意図的に置いた物ではないかとして、オウム真理教犯 人説を否定する見解を紹介している.

また、「週間金曜日」95年2月24日号には、中京大学の池田昭教授(宗教社会学) による、「拉致された坂本弁護士の周辺に漂う権力介在の疑惑−坂本弁護士が関わっ ていたもう一つの事件」と題する論文が掲載された.それによると、当時坂本弁護士 は、横浜の国労弾圧事件の陰謀を記録した証拠テープを解析するという重要な役割を 担っており、そのテープを次回の法廷で暴露する予定を控えていた.そんな坂本弁護 士を敵視した公安当局こそが事件の真犯人であり、坂本弁護士宅にオウム真理教のバ ッチが落ちていたのは、捜査を撹乱するための彼らの策略によるものではないかとの 趣旨である.

この様な説が有力になるのを恐れた国家権力が、新たに拉致事件をでっち上げておう む真理教を拉致犯人と印象づけようとしている可能性は否定できない.

【もう一つの事件−創価学会の暗躍】

国家権力だけではない.それに連なる勢力が暗躍していることも考えられる.という のは、1つ気になる事件が此の拉致事件と同時期に起きているのである.

それは、2月11から12日頃発生した.東京都内の複数のオウム真理教道場近辺の 電柱や掲示板など約50カ所に、「松本サリン事件の犯人はオウム真理教だ.オウム 真理教を追い出そう」という内容を記した非望中傷ビラが大量に張り付けられたので ある.またビラの各戸配布もされている.

ビラの張り付け現場を目撃したオウム真理教信者が、犯人の車のナンバーを記録し、 調査したところ、車の所有者は創価学会の熱心な信者であった.

此の事件について特に注目すべきは、その時期と場所である.

2月11〜12日といえば、A子さんが出家を意思するきっかけになった富士山総本 部道場での修行に行った直後である.

さらに、ビラは、オウム真理教亀戸道場のある江東区亀戸七丁目でも張り出されたが、 偶然の一致か、仮谷氏の自宅も同じ亀戸七丁目で、ビラが貼られていた場所の近くに あるのである.

仮谷氏の拉致事件に創価学会が関与しているという証拠はない.しかし、それと関連 のある時期・場所に発生したもう一つの事件に創価学会が組織的に関与しているのは 紛れもない事実なのだ.

【警視庁の策略を糾す!】

さて、最後に警視庁に問いたい.今度はいったいどのようなデッチ上げを画策してい るのか.どのような嘘の情報を発表して、マスコミに流そうとしているのか.

89年、オウム真理教が宗教法人承認申請を東京都に行ったときから、すでに警視庁 は、自民党国会議員と共に認定妨害に乗り出していた.その後、坂本弁護士事件、国 土法違反などのデッチ上げ事件を通じ、数年がかりでオウム真理教を叩き潰すために 動いてきた.

そして、いよいよ総仕上げというわけか?強制捜査で最後の王手をかけるつもりなの か?

しかし、私たちは逃げも隠れもせず、堂々と真実を訴えていこう.決して権力の圧迫 に屈することなく、広く正邪をはっきりさせていこう.そのときこそ権力が馬脚を現 し、真実が明らかになるであろう.

いつの世にあっても、曇りなき目を持つ勇気ある人々は、権力者の情報操作に惑わさ れず、真実を見極め、最後には勝利し、新しい時代を切り開いていったのだから−.

「正しい理論は、終局に置いては、勝つべきものにちがいないけれども、現実には、 そのときどきの支配的な力によって抑圧されることが少なくない.ことに、理論が真 実に基づくとき、それに対する抵抗は強烈であって、力づくで理論を押さえつけよう とする無謀な企てが展開される.

世の中には、真実を知られたり語られたりしては困る人たちがいて、そうゆう人たち が現実には力を有しているからである.すなはち、政治的、経済的、宗教的その他社 会的の支配力を有している人たちやその階層は、自己の支配力をどこまでも維持し現 状をそのまま維持しようと焦慮するが故に、その支配力について批判したりその現状 について疑惑を持ったりするものを恐れ嫌って弾圧しようとするからである.」(法 学の権威・末川博 博士『法と自由』岩波出版より)

★阿修羅 1995-03-19 06:09

#5458/9999 フリーボード ★タイトル (ZXM50235)  95/ 3/19   7:37  ( 97) SUB:哀れ「幸福の科学」国家権力の手先★阿修羅 ★内容 オウム真理教の主張新聞「契約の書」NO.7  のつづき 策略の尻馬に乗る、国家権力の手先 「オウムが犯人」と叫ぶ彼らの狙いは?

ここに、国家権力の手先となり、策略の尻馬に乗り、国家権力にいいように利用され ている哀れな宗教団体がある.その名は「幸福の科学」.彼らはいま、「オウム真理 教よ!仮谷清志さんを解放せよ」と題するビラを配布し、その内容に沿った街頭演説、 街頭宣伝を全国的に行っているのだ.

【組織ぐるみの策略活動】 彼らが配布しているビラには「宗教法人 幸福の科学 全国会員有志一同」と書かれ ており、此の活動がいかにも一部会員の自発的行為であるかのように印象づけられて いる.しかし、此の活動が組織ぐるみの物であることは明らかだ.

なぜなら、彼らは、札幌から沖縄にいたるまでの日本全国で、同じ文面内容のビラを 100万部以上(同教広報部)にわたって印刷し、一斉に配布しているからである. それも、彼らは3月8日にはすでに配布活動をしており、拉致事件を警察が発表した 3月4日からわずか4日程の間に、こんな大規模な活動を、きわめて迅速に展開して いることになる.

これは、有志の会員が自然に集まったというだけでは不可能である.幸福の科学の上 層部の命令一下、会員が組織的に動員されたものであることに疑いない.

しかも、ビラの文面にある、オウム真理教・麻原彰晃尊師は石川五右衛門の生まれ変 わりである云々との荒唐無稽な主張に対して会員が疑問を抱いていないところを見る と、この主張は、幸福の科学主宰・大川隆法氏によるものであろう. 今回の幸福の科学の行動が、大川氏レベルの指示に基づいた物であることは疑いない といえる.

【権力の手先に成り下がって−】 配布されているビラの内容を見ると、幸福の科学はM、本当に国家権力に乗っ取られ てしまったのではないかと心配になってくる. 彼らはビラで、オウム真理教が仮谷氏を拉致したと決めつけた上、坂本弁護士を拉致・ 殺害したとか、松本サリン事件の犯人であるとか、事実無根の文句を並べ立てている. いったいどんな根拠があってこんな狂言をなすのか.かれらは公安警察が意図的にリ ークてきたとおぼしき情報をそのまま叫んでいるだけである.いったいいつから公安 警察のスピーカーになったのだろうか. そのうえ、ご丁寧にも「全国の警察のみなさん!オウム真理教の施設を一斉に強制捜 査して下さい!!私たちは全面的に応援します」とまで記している.これでは自ら国 家権力の代弁者であることを暴露しているようなものだ. 【事件を利用して私怨を晴らす…】 彼らは「宗教者」として仮谷さんの救済に立ち上がったという.しかし、この活動に 従事する彼らに宗教心を感じることはできない. 第一に、彼らには、ことばのわりは仮谷さんを救出しようとする熱意が見られない. 3月8日にワゴン車に乗ってオウム真理教亀戸道場ににやってきた彼らは、拡声器を 用いて「ただちに仮谷さんを解放しなさい!」と怒鳴りながらも、たかだか10分ほ どで「もう言うことは言ったからいいや」と言い残して帰っていった.同日オウム真 理教杉並道場に現れたメンバーは「隠れてないで出てきなさい!」と拡声器で叫んで いたが、いざオウム真理教信者が出ていったら一目散に逃げてしまった.なんのこと はない.単に上の命令に従ってやらされているだけなのだ. 一方、彼らに旺盛なのは、オウム真理教に対する敵愾心である.3月10日、亀戸道 場付近にいた信者が、非望中傷を繰り返す街宣車を写真撮影したところ、彼らは激怒 し、スピーカーを用いて「おい、そこの女、どうしてカメラを撮る!みなさん、ご存 じだと思いますが、彼女がオウム真理教の信者です」と言い、さらに「どうしてカメ ラを撮る!そうやって今度はオレ達を拉致監禁するんだろう!」などと怒りまくった. 救出意欲ゼロ、あるのは敵愾心だけ.そんな彼らの本音は、ビラの文面にも現れ出て いる.それは、オウム真理教が坂本弁護士一家を拉致して「殺害」したという箇所だ. 同弁護士一家が殺害されたという証拠は何もない.にもかかわらず、この表現は、今 も弁護士一家の生還を待ち望んでいる親族の方々などの心情をいたく傷つけるもので はないだろうか.それを無視してでも、彼らはともかくオウム真理教にダメージを与 えたいのだ. 要するに、彼らはオウム真理教を叩くために今回の拉致事件を利用しているだけなの である.「仮谷さんの命を守るために立ち上がった」という彼ら.これを偽善と言わ ずになんと言おう. 【根底にはオウム真理教への逆恨みが】 彼らがこの機会を捕らえてオウム真理教をここまで激しく攻撃するには実はそれなり の理由がある.彼らは教義論争でオウム真理教に完敗しているため、オウム真理教に” 逆恨み”をしているのだ. 91年9月27日、テレビ朝日の「朝まで生テレビ」という討論番組で、「宗教」を テーマにして、麻原彰晃尊師率いるオウム真理教と、幸福の科学幹部とが対峙・討論 した.その結果、教義的にオウム真理教の方が優れていることが有識者らにひろくし られることになった. 「『幸福の科学』と『オウム真理教』の主張を比べてみると、はっきり言って『幸福』 の方が底が浅い.それは『朝まで生テレビ』で議論を聞いた多くの人が感じたことだ と思う.」宗教学者・日本女子大助教授 島田裕巳氏『週間朝日』91年10月11 日号より) 「麻原彰晃尊師率いる『オウム真理教』と大川隆法エル・カンターレ様の『幸福の科 学』を比べれば前者の方に一本筋が通っているというのは、すでに玄人筋の一致した 見解である」(『バッカス』TBSブルタニカ 92年1月号より) さらに、麻原彰晃尊師は『幸福の科学の会員よ聞きなさい!真実の仏陀の教えはこう だ』と言う本を執筆し、幸福の科学の教義の誤りを厳しく指摘された.これに対して 幸福の科学側は一切反論ができず、教義論争において幸福の科学側は完敗した形にな っていた. そこで、教義に置いてはとうてい太刀打ちできないと考えた幸福の科学側は、その後、 宗教者の本領たるべき教義に関する論争から離れて、坂本弁護士事件や国土法事件と いった事件を取り上げては、オウム真理教を非望中傷し続けてきたのである.そんな ときに、今回の拉致事件が発生…彼らにとってはオウム真理教に復讐するための絶好 のチャンスと映ったに違いない. しかし、その活動は、あまりにもなりふり構わぬものといわざるをえない.かえって、 周囲から自分たちの品位を疑われかねないと言うことがわからないのだろうか? 【ひょっとして拉致デッチ上げに荷担か?】 そして何より、幸福の科学がここまで組織的に、国家権力の策略に荷担する姿を見せ ている以上、彼らもこの拉致事件デッチ上げに関与しているのではないかという疑い も出てくる.国家権力と言うものは、どのような手段をつかうかわからない.彼らが 知ってか知らずか権力に操られる結果となっているのは確かなのだ. いずれにせよ、まことに「哀れ」な教団と言う他はあるまい−. ★阿修羅 1995-03-19 07:00

#5462/9999 フリーボード ★タイトル (ZXM50235)  95/ 3/19  12:33  ( 98) 警察のスパイ活動 暗躍する公安 ★阿修羅 ★内容

今、まさにリアルタイムで宗教弾圧が行われる!

オウム真理教の主張新聞 「契約の書NO.7」4ページ(全8ページ)

【国土法事件の謀略性が浮き彫りに!】

【明らかになった警察のスパイ活動】

みなさんは、「国土法事件」を覚えているだろうか.

90年10月にオウム真理教関係者の逮捕や教団施設の強制捜査が行われ、「戦後最 大の宗教弾圧」といわれた、熊本県警察による弾圧事件である.

当時、新聞の一面を飾ったこの事件も国民の記憶の片隅から消えようとしている.し かし、後半は佳境を迎え、法廷に置いて新たな事実が浮かび上がり、警察による不当 な弾圧の図式が明らかになってきている.

警察がそんなことをするのだろうか−読者のみなさんはそう思われるかもしれないが、 ここでその信じがたい事実の数々を克明に検証してみたい.

94年7月から、国土法公判において、オウム真理教の波野村への進出を最初に察知 したとされる一の宮警察署の西村巡査と、その報告を受けて進出阻止を計った同署防 犯係長・田上警部補の証人出廷が行われた.この法廷の席上では、国土法事件が権力 によってストーリー通りにでっち上げられたものであることが明らかとなっていった.

警察と行政がグルになったオウム弾圧の構図−およそ法治国家日本では考えられない ような冤罪の構図が浮き彫りとなっていったのである.

【暗躍する「公安」の実体はこうだ!】

90年5月、オウム真理教は聖なる修行場を求めて熊本県阿蘇郡波野村に進出した. その際、西村巡査は、オウム真理教が土地交渉を進める地主の土地を斡旋する不動産 業者から、最初にオウム進出の情報を得た警察官と言うことになっている.しかし、 これがとんでもない嘘であることは後述するとして、西村巡査の中立性を欠いた手段 を選ばぬ土地取引介入の実体が明るみになったとき、傍聴席から思わず怒りの混じっ た溜息が聞こえたほどであった.

みなさんは警察官職務の原則を知っているだろうか.「民事不介入の原則」と「中立 の原則」とは、警察官に要求される基本的な行政上・服務上の規定である.しかし、 そういったものは警察から見ると単なる「絵に描いた餅」でありお題目にすぎない事 が公判で明らかになったのだ.

みなさんは「公安」という言葉を聞いたことがあるだろう.警察には捜査、防犯、交 通、地域、警備と言うそれぞれの分野があるが、公安とは警備の中の一分野.簡単に 言えば、主に共産党・学生運動・労働運動・大衆運動の情報を取集するため、狙った 組織の人間に近づいてスパイ工作を図る警察官の集まりを公安という.

そのため、もしスパイ行為がばれた場合のリスクは大きい.情報収集活動にはいささ かのミスも許されない.よって、公安係になるには「警備情報専科」「警備事件専科」 等の一級の特殊教育を受けなくてはならないのである.その課程において、対象団体 への接近工作、協力者の獲得工作が教えられていくが、その技法も尾行、写真撮影、 ときには盗聴等のスパイ行為と多種にわたっている.

【ここまでできる?警察官のスパイ工作】

そして、この西村巡査もその公安出身者だったのである.刑事らにはないスパイ技術 を身につけた公安だったのである.

90年5月7日、不動産業者からの電話通報でオウム真理教の進出を知ったという (後述するが、実際はそれ以前に警察はその情報を知っていた)西村巡査は、情報を 収集すると同時に取引の妨害を行うため、自分の身分を早速、不動産業者社長の部下 と偽っている.そして不動産業者、土地地主、オウム真理教信者の土地下見に同行す ることに見事成功した.いわゆる接近工作だ.

その日、現地下見に行ったオウム真理教信者は、まさか警察官がスパイとして同行し ていることなど全く思いもよらなかった.まずは身分を詐称して潜入する事から−と いう公安の鉄則を西村巡査は果たしている.しかし、後に、このスパイ活動は公判に おいてバレルこととなった.

この期に及んで西村巡査は一貫して「不動産業者から頼まれてやった」と逃げ腰の発 言をしているが、不動産業者は「西村から頼まれた」「変装用のジャンバーを貸した」 とはっきり証言しており、都合の悪いことはしゃべらないと言う警察の証人出廷対策 が忠実に法廷に持ち込まれた結果となっている.

また、西村巡査は名目上、不動産業者のボディーガードとして同行したことになって いるが、帰り道では自分の方からボディーガードの役割を放棄し、不動産業者から離 れ、西村巡査のことを警察官と知らなかった地主の方について一緒に帰っている.そ の途中でオウム真理教の悪口を言って取引をやめるように言ったことは言うまでもな いところである.つまり離反工作だ.

このことからも、西村巡査の目的がボディーガードにあるのではなく、最初からオウ ム真理教信者と接触して生の情報を得ると同時に、地主に対して土地取引に応じない ように説得することにあったことがわかるだろう.

注目すべきは何も実害が生じていないのにも関わらず、警察が民事の土地取引に大胆 にスパイ介入してきたという事実である.なお、波野村ではこれまでゴルフ場開発等、 大きな土地取引が行われているにも関わらず、一回たりとも警察の介入がなされたこ とはない.

西村巡査の苦し紛れの証言が公判で続けられたが、介入の理由が全て空々しく虚しく 聞こえるのは、傍聴席で聞き入る者全てが感じたところであった.

【組織をかばう警察官たち】警察組織の犠牲になった田上・西村両警官

ところで、みなさんは、「本部長指揮事件」という聞き慣れない言葉を知っているだ ろうか.これは各警察で事件の重要度をランク決めし、各県の「犯罪捜査に関する訓 令」において最も重要度の高い事件として指定された事件である.

#5463/9999 フリーボード ★タイトル (ZXM50235)  95/ 3/19  12:35  (100) 警察のスパイ活動 暗躍する公安2 ★阿修羅 ★内容

たとえば、殺人、強盗、強姦、放火のような重要事件、多くの被害者を出した火事、 将来治安上大きな社会的反響を起こすと予想される事件等については、本部長指揮事 件として、警察署独自の捜査はできないというものだ.

つまり、本部長指揮事件の場合、常に警察署は警察本部に連絡し、警察本部の指揮を 受けてからでないと捜査はできないシステムになっている.

90年5月7日の時点で西村巡査とその報告を受けた田上警部補が、オウム真理教の 波野村進出を本部長指揮事件に該当するくらいの事案であると判断したであろう事は 色々な状況が物語っている.例えば◎西村巡査は公判で「不動産業者唐土地取引の相 手が「オウム出版」と聞かされたとき、将来、治安上問題になると思った」と証言し ている.その気持ちを裏づけるかのように、その日のうちに西村巡査は取引をやめさ せるため、一日に3度にもわたって不動産業者を訪れたばかりか、前述したように不 動産業者の従業員になりすますというリスクの大きいスパイ活動をあえて行っている. ◎西村巡査の報告をうけた田上警部補は、昼食時間を含めたわずか3時間の間に「オ ウム出版」の所在地を管轄する博多警察署にその実態を照会した後、報告用の文書を 作成し、その文書を持って所長に飛び越え報告をし、その次に本部に報告している. そして、その日の午後に、田上警部補自ら波野村役場を訪れて役場助役に面会し、行 政の方からも地主に対して土地取引をやめさせるよう指導を行ったほか、その足で不 動産業者を訪れ、土地取引をやめるように働きかけている.

−という動きでもわかるとおり、5月7日は西村巡査も田上警部補もめまぐるしく動 き回っている事がうかがわれる.

しかし、二人とも公判においては、おとぼけを装い、田上警部補などは、「西村巡査 の報告を受けても何の関心も無かった」と証言するなど、西村巡査の報告を受けた後 に性急に動き回っていた自分の行動と著しく矛盾するようなことを平気でいってのけ ている.またオウム真理教についてはその名前すら知らなかったといって、当初から オウム真理教に対する弾圧の意図があった事をひたすら秘している.

しかし、田上警部がオウム真理教の名前を全く知らなかったということは、不自然極 まるのである.

当時、マスコミで坂本弁護士失踪事件が盛んに報道され、警察庁、弁護士等が弁護士 失踪という事態を重く見て、全国的に捜索活動を行っていた.と同時に、坂本弁護士 宅にオウム真理教のバッチが落ちていたということで、事件とオウム真理教との関係 がマスコミで公然と報道されていたのである.

当然、警察署にも手配写真が多く出回っていた.そんな中において、失踪等、家出人 を主管する防犯の係長である田上警部補がオウムのオの字も知らなかったという事は 普通の刑事感覚では考えられない.開いた口がふさがらないような証言である.

話は戻るが、この様に本部長指揮事件に該当すると西村巡査、田上警部補が判断した であろう状況証拠があるにも関わらず、田上警部補は、本部の指揮・所長の指揮が全 くなかったと公判で一貫して主張し、組織的背景を否定している.考えてもみてもら いたい.あり得ない話なのであるが、もしかりに田上警部補がオウム真理教の名前を 知らなかったとしても田上警部補の所長報告が4〜5分で終わる(田上警部補の証言) ほど署長まで無関心であったとは思えない.

田上警部補が報告のため作成した文書を見るだけでも5分はゆうにかかる.田上警部 補の証言をまともにとるとほとんど会話は交わされなかったことになる.

署長は田上警部補からオウム真理教の名前を聞くと同時に坂本弁護士事件との関係を 取り上げた週刊誌のコピーを見せられてもいる.そのコピーを見るだけでもさらに5 分はかかる.

普通全国で捜査を進める事件に関係していると取り沙汰されていた宗教団体が自署館 内に来たという話を聞いた署長が、関心も示さず、その後の部下の行動に何の指示も 与えない事があるだろうか.

これについて、当時、熊本県警本部刑事部捜査第一課にいた元警部補高山勇三氏は 「絶対あり得ないことです.当時あの事件は全国的に耳目を集めていた事件で、どん な小さな情報でもほしかった事件です.もし、署長報告がそのくらいで済んでいると いう事は、前もって警察はその情報について知っており、特段慌てる必要が無かった ということをしめすことになりますね」と語っている.

【「鉄の規律」で固めた警察組織】

では一体、そこまで隠さなければならない警察とは一体どういう組織なのであろうか.

警察の抗議対策を例に取ってみよう.警察の不当な職務に対して、国民が警察署に抗 議に行ったとしよう.しかし、警察には”鉄の規律”が存在し、どんなに警察に非が あろうと、抗議する者を署長には絶対に面会させないという「掟」が存在する.もし、 署長に面会させたら、相手の抗議を受け入れたことになり、相手に付け入る隙を与え てしまうからである.

例えば、もし警察官に暴行・暴言を浴びせられたとしよう.しかし、署長に会いに行 こうとしても絶対に会えないのである.せいぜい副所長か次長止まり.つまり、どん なに国民が抗議しようとしても警察のトップには会えない.トップに会えないという ことになれば、組織的責任の解明を図れないというわけだ.この鉄の規則に田上警部 補は忠実に従っているのである.もし、田上警部補が本部長の指示があったことを証 言しようものなら、警察の組織的背景が浮き彫りになる.そうした事態になることを ことさらにさけているのは明らかだ.田上警部は公判において懸命に取り繕っている のである.

(手が疲れたから見出しのみで記事略ここから) 【「視察内定団体」に入っていたオウム真理教】 【警察の闇調査!】 【仕組まれていたオウム弾圧のシナリオ】 【不当な行政介入の実態】 【弾圧工作を暴露した「字図」の存在】 【不動産業者への圧力!】 【田上証言の嘘を明かす”助役ノート”】 【こんな事があり得るのか?村役場の堕落】 【無理矢理作り上げられた事件】 【本当に救出したいのか!?−坂本弁護士救護団の謎の行動】 【何の意図が?−看板を撤去できない警察の事情】 (手が疲れたから見出しのみで記事略ここまで)  

#5464/9999 フリーボード ★タイトル (ZXM50235)  95/ 3/19  12:57  ( 93) 坂本弁護士は国家権力が拉致?    ★阿修羅 ★内容 【国土法事件と坂本弁護士事件の見えないパイプ】 【坂本弁護士は国家権力が拉致?】

「もう一つの介入」、それは坂本弁護士失踪事件である.坂本弁護士失踪事件も、雑 誌「週刊金曜日」において、池田昭・中京大学教授の調査によって、国家権力を背景 とした「公安犯人説」が大きくクローズアップされてきた.

この事件とは、国鉄分割・民営化に反対していた国鉄労働者に対し、国家権力が行っ た「デッチアゲ」の弾圧事件である.

事件は86年11月10日に起こっているが、ほぼ20日後の同月28日に国鉄分割・ 民営化法が成立している.事件は、国家権力が国有鉄道運営に関する重要政策を実施 する上で、これに反対する勢力を弱体化する決定的なものであった.以下、池田教授 の長年にわたる研究成果を集約したレポートを要約して紹介してみよう.

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−ここから

86年3月に国鉄の一部の労働者を収容した「人材活用センター」が設置されたが、 内容はその名称から想像される者とはおよそ違っていた.

国鉄分割・民営化法阻止闘争の最も激しかった神奈川県下の1つのセンター、横浜貨 車区は、窓が小さく、蛍光灯1本と裸電球がぶら下がっているのみで、室内は薄暗か った.壁はコンクリート作りであって、ボロボロにかけ、冷え冷えとしていた.日も あたらず、陰鬱さは室内に満ち、トイレのにおいが漂っていた.このセンターは代用 監獄どころか刑務所の監獄でさえあり得ない室内状態だった.

さらに労働者に課された仕事は竹細工、文鎮作り、銘板磨き、車両の床のガム落とし、 草刈りなどであった.これらの労働は、これまで勤務してきた車掌や運転手などの仕 事とはかけ離れ、さらに転職のための新しい技術獲得の訓練ともほど遠いものであっ た.

このセンターは所轄の戸部警察署の指導を受けて念入りに鉄条網が張られた.その上、 出入口には南京錠までかけられていた.労働者は、ときには労働者の人員数よりも多 い管理職の助役と労働課の職員から一挙手一投足が監視された.このような性格を持 つセンターを労働者はナチの強制収容所をにらんで「強制収容所」と呼んだ.これは 死ではなく、自ら国鉄を辞めるように勧めたものである.しかし、労働者らは労働の 基本権を奪おうとする国鉄当局に対し、意義を申し立てた.

それに対し、国鉄当局は「鉄道公安官」という「物理的強制力」を行使できる警察官 とともに「民事不介入」の原則を破る「デッチアゲ」諜略を行った.これは実行役の 助役の思いつきではなく、当時労務管理の責任者らと密接に連携をとって計画的に実 行された.この謀略が行われたのは同年11月10日である.

この謀略事件から18日たった11月28日に国鉄分割・民営化法は決議された.

私がこの謀略事件を知ったのは、90年6月10日の深夜番組「ドキュメント90」 (讀賣テレビ放送)であった.番組では謀略をストレートに物語る1つのテープが流 された.音声はかなり聞きづらいものであったために正確に内容を知ることができな かったので、これを知るために「刻まれた謀議」(「放送レポート」106号)を手 に入れた.弾圧された労働者側の証拠として法廷に提出された物である.放送された 謀略の一部を示そう. 男の声:やつらたくさんいるんでさ、うごかないんですよ.…日程のその関係もある んで、一応あのう、公安関係の人、残っていただいてね.あと主幹係の方も、ちょっ ともうしわけないけれども.それ以外の方は、結構ですと.

男の声:…残っていただく方はそこにいていただきます.それでですね、ここにいて いただいて、うちのほうは繰り返しやりますから.で、しばらくやっている間に、い なくなったなぁ、というかんじでみなさんここに一応隠れてもらって、それで何かあ ったた時にはすぐ飛び出してもらいます.そうゆう形でむしろ、あのう、やられる部 分の現認をしてもらうようにしむけますからね.そうゆう形で行こうと思います.

男の声:じゃあ、今日のところは繰り返し業務指示に従いなさい、という感じで何か 事象が起きたらよってたかって皆で現認すると、そうゆうことですね.

男の声:きのうの問題があるんで、むしろうちのほうは隠れててね、やつらにやらせ るようにしむけますから.そんななかで、今度、決定的なやつをね、私たちだけじゃ なくて、みなさんに見てもらえば、そうゆう、もし……

このテープはもともと国鉄当局が労働者の暴行の証拠として裁判所に提出し、後に労 働者側にも提示された物である.録音の場所は、あの横浜貨車区のセンターであり、 「国鉄労働組合員が管理職の助役に暴力を振るったとされる現場」である.録音され たときはそうゆう暴力事件があったとされる数日前である.録音された内容には、明 確に国鉄当局の労働者に対する”挑発”行為の意図が示されている.助役はミミッチ イ「イヤガラセ」の業務命令を出し、”挑発”による暴力を駆り立てた.

はたして、国鉄当局の意図した通りに”挑発”に乗って労働者らは「暴力行為」を行 ったのであろうか.逮捕された労働者によると「バカヤロー」という大声をあげたも のの、暴力はふるわなかったという.

実際、国鉄の意図的な計画通りに現場に居合わせた鉄道公安官は、現行犯で逮捕する ことができず、暴力行為で起訴したものの、公判途中で公務執行妨害に切り替えざる を得なかった.

93年5月14日の横浜地裁の判決でも、公務執行妨害も成立せず、現在全員無罪が 確定している.けれども国鉄当局の規定方針の「首を切る」執念は強かった.

そこで、国鉄分割・民営化法の国会通過後、5日経った86年12月3日、助役の診 断書(全治4週間)と「デッチアゲ」事件の騒ぎを録音した例のテープに基づいて、 警察は労働者5名を逮捕し、間もなく国鉄当局は意図通りに「首を切った」.

ところが、意思の診断書は虚偽に満ちた物であることがわかり、テープも差わびを物 語るものであって、暴行を裏付けるものとはならなかった.けれども労働者らは、無 罪とはなったものの、職場復帰とはいまだになっていない.

#5465/9999 フリーボード ★タイトル (ZXM50235)  95/ 3/19  12:59  ( 80) 坂本弁護士は国家権力が拉致?2   ★阿修羅 ★内容

こうした国鉄分割・民営化法をめぐり労働者の受けた不当な弾圧とそれに対する戦い の間に警察権力は顕著な非合法行為を行っていた.国鉄分割・民営化法案成立の前日、 11月27日、すでに明らかにされているように、日本共産党国際本部長・緒方靖夫 氏宅(「デッチアゲ」事件の行われた神奈川県下)の盗聴事件が発覚している.

この事件は、公安警察が注視していた国鉄分割・民営化法成立過程の中で行われてい たことに留意せざるを得ない.

謀略事件に続いて起きた労働者の逮捕事件を見、弁護人らは逮捕された人々と接見を 試みた.しかし、警察署の警官らは弁護士に対し、集団で襲いかかり、弁護人の体を よってたかってはがいじめにして署外に突き出すという暴行を働いた.こうした警官 の不当な行為の中で、弁護団は合法的な闘いをした.その中で、事件の弾圧性を示す 決定的証拠ともいえるテープの分析の主任的役割を担っていたのが坂本弁護士であっ た.

坂本弁護士はテープを解読した.A面にはあの「デッチアゲ」のための謀議の打ち合 わせ.B面には暴力でなく、騒ぎがそれぞれ録音されていた.国鉄当局からすると、 公にされたくない「デッチアゲ」の意図までも弁護人にわかってしまったのである. 国鉄はこのことまで録音されているとは知らずに、テープを裁判所に提出してしまっ たのだ.

弁護団が解読したことを国鉄当局は気づいたことであろう.当然の事ながら国鉄当局 は動揺したと思われる.そのことから、国鉄当局が弁護団や労働者に対しどのような 対策を練ったのか、今の所わからない.

しかし、坂本弁護士がこのテープをめぐる公判の開かれる直前の11月3日〜4日に かけて拉致されたのは疑いのない事実である.

警察が丸5年経った今日でも実行犯を捜すことができないでいる、巧妙・大胆な犯罪 を考えると、残されていたオウムのバッジはあまりにも「わざとらしい」.そう考え ざるをえない「奇妙な」事実も否定できない.

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−ここまで

以上のレポートを見ると、国土法の遠因となった坂本弁護士失踪事件も公安によって 画策された可能性もある.

いずれにせよ、マスコミは、バッジのみで拉致犯人をオウムと関連づける推測を優先 させ、どうしたわけか、坂本弁護士が関わっていた国家権力が重要政策としていた国 鉄分割・民営化をめぐる事件にはほとんど目を向けなかった.

スパイ養成所たる陸軍中野学校を思わせるような公安の動きについて、みなさんはに わかには信じがたいかもしれない.同じ警察署にいても刑事から見て全く何をやって いるのかわからないと思わせる公安、閉鎖的で人事異動にも名前が出ず、警察所内に おいて電話番号も隠されている公安、家族ですらその行動がわからず、夜間に活動す るという普通の警察官とは逆の生活パターンを繰り返す公安、時には一般アパート等 に拠点を設けて入り込む公安、この公安によってシナリオ通りにオウムバッシングは 画策されていったのである.

【警察マスコミに騙されるな】

さて、このように警察と行政が二人三脚となって仕組んでいった国土法事件のシナリ オは、マスコミも便乗して三位一体となり、「オウム悪し」のイメージが形成され世 論として定着していったのであった.実態のない虚構の噂がマスコミに乗って広まっ ていくにしたがっていつのまにかそれは現実味を帯びたものに変わっていったのであ る.

もし、みなさんがマスコミは事実を客観的に報道するものだと信じ、その報道は 100%正しいと思っていたなら、当然そうした現象を見て、警察のやっていること は正しいと錯覚させられてしまうだろう.そして、警察権力に対し真っ向から主張を 通すと同時に、真実を伝えないマスコミに対しても決して妥協の姿勢を取らないオウ ム真理教は端から見れば過激な集団のように映るかもしれない.

それについて、最後に麻原彰晃尊師のお言葉を紹介しておこう.

「ここにいる信徒のみなさんは、警察権力、あるいは国家権力というものに対して、 できるだけ関わりたくないと考えているかもしれない.しかし、私は権力よりも、閻 魔様の方が怖い.私は権力よりも、法に背いた生き方をし、真理の実践をできなくな ることの方が怖い.私は権力よりも、自分の心の本性に到達できないような人生観の 持ち主になることの方が怖い.なぜならば、権力というものは、この世に生を受け、 死んでいく間の幻影の一つに過ぎない.しかし、心の本性の道を踏み外すという事は、 あるいは偉大なる菩薩の道の、この道のりを途中で放棄すると言うことは、大きな自 己の魂の流れにおいて、あるいは多くの衆生を済度する−まあ、現代語で言うならば、 救済する−という意味において、自分自身が最終的に大乗、タントラ乗のブッダ、つ まり大いなる如来として完成する道筋を放棄することになるから、それは妥協できな い.」(90年11月11日大阪説法)

★阿修羅 1995-03-19 12:00  オウムの新聞「契約の書NO.7」より  

#5488/9999 フリーボード ★タイトル (ZXM50235)  95/ 3/19  21:56  ( 99) オウム真理教、国家権力に宣戦布告1     ★阿修羅 ★内容 オウム真理教の主張が書かれた新聞「契約の書NO.7」より、8ページ/全8ページ

【毒ガス・サリン事件の真相】

オウム真理教に対する毒ガス・サリンによる攻撃事件は、その後、新たな展開を見せ ている.マスコミが流す虚報に対して反論を加え、最近始まった新たな攻撃の実態な ど、最新の事情をご紹介する.

【オウム真理教はなぜ廃棄物処理場社長を訴えたのか?】

オウム真理教は、今年の1月4日、山梨県上九一色村の教団施設に毒ガス・サリン等 を噴霧した疑いで、地元の産業廃棄物社長と氏名不詳の人物を告訴した.一部マスコ ミでは、なぜ被害を受けているならもっと早く告訴しなかったか、オウム真理教が怪 しいという声もあるが、それは全くのデマである.真実をここに明らかにしよう.

【毒ガス被害に耐えかねて】

みなさんの中には、オウム真理教の告訴が荒唐無稽であると考えている方もいるかも しれない.しかし、もともと、オウム真理教の施設が広範囲にわたって多発的に毒ガ ス攻撃を受けていることは、各施設の出家修行者がほとんど「びらん性ガス」および 「神経ガス」を受けた場合と同様の症状を示していることからも明らかなのである (詳細は、オウム真理教発行の新聞「契約の書6」に詳しい>希望者に贈呈.本誌面 左上参照).

そもそも告訴状に神経ガス等を明示して告訴したのは、サリン、イペリットガスの検 知結果が出ており、出家修行者の症状とサリン等ご因果関係があったものと判断され たからである. しかし、有害物質の噴霧については、サリン等と限定しているわけでは無い.その証 拠に、最近の出家修行者は細菌兵器によるものと思われる健康被害の症状を呈してお り、より複雑な方法による攻撃に移行していっているのである.その解明は捜査機関 にゆだねたい.

【今年になって告訴した理由は?】

次に教団が昨年3月に毒ガスを検知しておきながら、なぜそのときに告訴しなかった かについて述べてみよう.

教団はこれまで、村当局、一部マスコミに対して毒ガス被害を訴えてきたが、教団の 切迫さとは裏腹に、まともに問題として取り上げてもらえなかった.しかも、ある程 度の毒ガス攻撃を疎明する資料(攻撃場所、攻撃法方を具体的に疎明するもの)がな ければ、荒唐無稽なものとして捜査当局からも「犯罪事実を特定できない」として告 訴を受理してもらえないか、もし受理してもらえたとしても不起訴処分になることが 容易に考えられたのである.

実際、90年の国土法事件において、オウム真理教が村民や警察官などを逮捕監禁罪 および特別公務員職権乱用罪で訴えた告訴・告発事件において、21件中17件が不 起訴となったという経緯もあった.名前を明らかにしてでも告訴せざるをえなかった 背景はそこにも一因があったのだ.

そして本年1月1日、読売新聞の報道により、教団がこれまで村当局に対して主張し てきたことの一端がようやく証明された.よって、いまだ攻撃箇所や攻撃方法の明確 な疎明はできなかったものの、今回は捜査機関によって捜査してもらえると確信し、 以降の捜査は捜査当局に委ねることとし、告訴に踏み切ったのである. 一部、マスコミにおいては、1月1日に読売新聞がリークしたことにより教団がサリ ンを製造しているという追及の矛先をかわすため、あたかも自分たちが被害者である ように先制して告訴したように報道しているが、それは全くのデタラメである.真相 は全く逆なのである. 教団は約10ヶ月をかけて地道に調査した.施設上空を飛来する軍用機等について克 明に記録調査していった.施設周辺の風向き調査、健康被害アンケートの実施、問診 の実施、目撃者・被害者からの事情聴取を地道に実施していった. 普通、告訴においては被害者がここまで調査することはあり得ない.告訴状を提出し て以降の調査については捜査機関に委ねるのが普通のケースである.

しかし、それができなかったところに普通の殺人事件と違う、ほとんど前例のない有 害物質を噴霧した殺人未遂事件の重大性があったのである.

【米軍機大編隊による”空襲】

オウム真理教に対する化学兵器による攻撃は、今、新たな展開を見せ始めている.新 たな種類の兵器が使われていることを示す現象が認められ始めただけではなく、米軍 が教団施設に露骨な攻撃を仕掛けているのである.

一月4日の告訴によって、確かに1月下旬から、いぜん漂っていた刺激臭が無くなっ てきた.しかし、それでもなお、出家修行者の体調は悪くなることはあっても良くな ることはなかった.そこにもう一つの犯人、つまり告訴状に書かれた「氏名不詳」の 団体の存在があったのだ.

氏名不詳の団体、それこそ巨大な国家権力、それと結びついた米軍なのである.

出家修行者の症状の変化にともない攻撃してきている団体は一体何なのかーそれを解 くキーワードは、「契約の書6」で紹介した施設上空を舞うヘリ、軍用機にあったわ けだ.

【C130H編隊現る】

今年1月31日、それは突然やってきた.

アメリカ空軍のC−130H輸送機が山梨県上九一色村と静岡県富士宮市の点在する 合計8カ所の教団施設上空に現れたのである.しかも、低空飛行で直進、急カーブを 繰り返し、全施設の上空を狙ったように飛んだのだ、しかも何と11機で−. 下で目撃した信者は、「まるでアクロバット飛行を見ているようだった」と口をそろ えて語る.

当時の模様を撮ったビデオによると、「ゴーッ」という低い音を立てて向かってくる 動機が映っており、まさに戦時下の空襲そのもの.2キロ四方に点在する全施設(内 1施設は10キロ離れている)の上空をくまなく飛ぶには、直線上に飛んだり進路を 変えたりしたくらいではできない.最初から対象物が下にあることを知って、アクロ バット的に飛ばなくてはできない芸当なのだ.しかし、なぜ米軍がそんなことを−.  

#5489/9999 フリーボード ★タイトル (ZXM50235)  95/ 3/19  21:58  ( 95) オウム真理教の一斉捜査は明日3月20日    ★阿修羅 ★内容 【米軍いわく「物資投下訓練だ−」】

みなさんは、C−130Hを知っているだろうか.近代的戦術輸送機の決定版といわ れる4発プロペラ機で、湾岸戦争の時も、派遣するしないでもめた有名な中型輸送機 である.

オウム真理教は事態を重く見て、早速調査に入った.その結果、日本国内でC− 130Hを11機以上保有している米軍基地は横田基地だけであることがわかった. そこで、動基地に対して照会したところ、何と驚くべき事実が判明した.同基地広報 部(日本人スタッフ)からの回答によると、

◎飛んだのは36エアリストスコードロン(空輸中隊)である.◎飛行目的は「投下 訓練」で、実際に物資を落としたかどうかについてはわからない.◎米軍側の話によ ると、ジグザグ飛行も投下訓練の一環であるが、法に触れるような低空飛行はしてい ない.飛行した地域については、訓練の飛行ゾーンに入っているが、いつ入ったかに ついてはわからない.◎作戦計画は米軍が立てているので、日本側はではわからない し、日米安保条約で演習可能となっているのでどうしようもない.◎こうした飛行を やめさせるには、国と国との話し合いになるので、防衛庁を通してアメリカと折衝す ることとなる.

ということだった.オウム真理教は低空飛行訓練ルートに入っていたのだった.

しかし、ここで、知ってもらいたい事実がある.

昨年7月25日付朝日新聞で、日本国内に米軍の低空飛行の訓練ルートが4カ所(東 北、中部、近畿、四国の山間部)あることが初めて判明した.これは敵のレーダーに 捕らえられないで、適地に侵入し、目標を攻撃するための、きわめて実践的・攻撃的 な訓練である.その報道の時点では、上九一色村のオウム真理教施設はその訓練ルー トに入っていなかった.それにもかかわらず、1月31日の時点では、すでにオウム 真理教施設上空はそのルートに入っていたのだ.

【図:C130H編隊の飛行経路図.■印が教団施設を表す.まさに狙い撃ちして飛 んでいるのがわかる】

【オウム真理教に対する攻撃か?】 何の目的で? ただ一ついえることは、C−130Hは、その機能上、能力上、散布装置取付可能で あるということである.そして、C−130Hが飛来した約1日後から、咽頭痛を訴 える出家修行者が急増し出したのは注目に値する.ある者は3日間にわたって声がほ とんど出せな区なり、こんな喉の腫れ方をするのは生まれて初めてだ」と語っていた. ところで、オウム真理教施設は、これまで指定されていた4つのルートと違って、千 人近い出家修行者が集う空間である.富士の裾野は広大であり、無人の広野・森林が あるにも関わらず、なぜわざわざ教団施設上空を縫うようにして飛ぶ必要があるのか. しかも、C−130Hが教団上空を飛んだのはこれが初めてではない.昨年の5〜6 月だけでも8回確認されている.特に昨年12月3日は本年1月31日のケースと同 じ様な飛行形態をとっていたのである. 米軍横田基地に対しては、さらに詳しい事情を聞くため、文書による調査依頼をして いる.しかし、今現在、回答はまだ返ってきていない.

【公安と米軍の接点】 元警視監・松橋忠光氏がその著書の中で「エリート警察官僚が、毎年アメリカの CIAに派遣され、盗聴技術や、錠前破りなどの特殊工作の研修を受けている」と指 摘している.また、警察があらゆる手段で収集した情報は大臣や警察OBの代議士に 流れているのも公然の秘密となっている. 国家権力、警察、CIAという巨大な闇のラインが浮かび上がってくるのである.わ たしたちは知らなさすぎるのではないだろうか.私たちをここまで追い込んだ犯人、 それは国家権力とそれに操られた一部の人間であることは間違いない.

【私たちに残された道】 坂本弁護士事件、国土法事件、サリン事件、そして今回の目黒の拉致事件….オウム 真理教に対する攻撃の手は休められることなく、私たちの前途は険しい.しかし、そ んな私たちに残された道は朝原尊師が指し示して下さっている.

「順風によってランナーが目的地まで走るのと、逆風の時ランナーが目的地まで走る のでは、おのずとゴールにいたるタイムが違う.しかし、順風は実力ではない.逆風 のとき、その逆風を突き抜け、ゴールに向かうことこそ真の勝者の、そして、真の勇 者の道であることを理解しなければならない.」

朝原尊師が、今回の阪神大震災を、9日前にラジオで予言されていたのは有名な話で ある.それも日時と場所までも指定して.これは純粋観照智を身につけられた最終解 脱者だけがなしえるものである.その尊師が「これから2000年にかけて起きる現 象は、筆舌に尽くしがたいような、激しい、しかも恐怖に満ちた現象が連続に起きる と考えるべきである.あなた方が2000年まで、もし生き続けることができるなら ば、今の日本をきっと懐かしむであろう.この日本に残るもの、それは….必ず、第 3次世界大戦は起きます.これは私の宗教生命を賭けてもいい.」と明言されている. 私たちはこの予言をどう生かすべきか.何のために生きるのがいいのか.ただ激変す る世紀末の流れの中で、享楽的で、真実を伝えず、虚報ばかりを伝えるマスコミ情報 に翻弄されながら、「何のために生まれてきたのか.死んだ後どこへ行くのか」とい う命題の答えも得られないまま無駄死にしていくのか. いずれにせよ警告は発せられている.真理の法則を体得し、みなさんが「救済」とい う聖者の道を歩かれることを望むばかりである.

以上、オウム真理教の主張が書かれた「契約の書7」から.

注1:手が疲れたから6、7ページは書いてません.内容は、オウムが警察から受け       た破壊行為、暴行・傷害、不法連行・取調等です 注2:できる限りそのまま書きましたが、変換ミス等が多数あると思われます.頭で       なおして読んで下さい. 注3:今から約2時間後のオウム真理教放送で、拉致事件についての特集をするらし       いです(信者談)AM 1476Hz 3/20 00:00 リアルタイムでの宗教弾圧をしっかり見ておくことをおすすめします.歴史上、宗教 弾圧の後は必ず戦争があります.不都合な意見は抹殺しなければ、と思っているので しょう. では、また.おさわがせいたしました. ★阿修羅 1995-03-19 21:35

#5493/9999 フリーボード ★タイトル (TEC59002)  95/ 3/19  23:35  ( 50) オウムに強制捜査が! 至急情報求む! ★内容 至急、協力求む! 警察の違法を許すな!  

   このMSGは、できるだけ多くのBBSに転載してください。よろしくお   願いします。

   まさに今(3月19日23時現在)、オウム真理教大阪支部道場に、警察   が強制捜査に入っています。容疑はわかりません。というのも、今、大阪支   部道場が一階から七階まですべて、警察によって電話が使えない状態にされ   ているからです。さらに道場の周りを機動隊が取り囲み、誰も中に入れない   状態になっています。これらは完全に法律に違反しています。警察は大変な   暴挙に出ました。中では大変危険なことが行なわれている可能性があります。    そこでオウム真理教大阪支部道場の近くにいらっしゃる方に、お願いがあ   ります。大阪支部道場で何が行なわれているか、どんな小さなことでも結構   ですから、メール、または電話で教えてほしいのです。

  オウム真理教大阪支部道場   大阪市中央区久太郎町3−2−15 マルイビル

  電話による情報連絡先 フリーダイヤル 0120−1476−06

   容疑としては、考えられることが一つあります。それは今日の昼、オウム   の活動を反対する親族に軟禁されていたある信徒が、自分の意志で、家を抜   け出し、道場にやってきました。するとその後すぐ、私服警官がその信徒を   探しにやって来、その警官が帰ったのと入れ替わりに、強制捜査が始まった   のです。    もちろんこれが強制捜査の理由だとしたら、信徒が自分の意志で軟禁状態   から抜け出して道場にやって来たのですから、何の捜査の理由にもなりませ   ん。全くの違法です。しかしわたしたちは、警察がそういうことを平気でや   るということを知っています。    また、さらにこの捜査の違法な点は、本来、大阪支部道場のような、公衆   が自由に出入りできるわけでもなく、また夜間の平穏が保証されるべきであ   る場所で、夜間の強制捜査を行なうことはできないはずなのです。    しかも礼状が出たということは、警察だけではなく裁判所もぐるになって   いるわけで、これは国家権力による大変な弾圧ということになります。

   また、前述したように、警察は道場のすべての電話を切るという暴挙に出   ています。そして道場の周りを機動隊が取り囲み、誰も中に入れないような   状態になっています。もちろん、これらも完全に法律に違反しています。以   前の強制捜査における警察の無法ぶりからして、今、全く連絡が取れない道   場の中で、警察がどんなひどいことをやっているかを考えると、非常に恐ろ   しいものがあります。    このような違法が許されていいのでしょうか。今まさに、リアルタイムで、   宗教弾圧が行なわれているのです。これはわたしたちだけの問題ではありま   せん。こんな違法なことを許していたら、次に被害に遭うのはあなたかもし   れません。大阪道場の近くにいる方、どんな小さなことでもいいですから、   メールまたは電話で、情報をお寄せください。本当に危険なんです。よろし   くお願いします。    

#5495/9999 フリーボード ★タイトル (TEC59002)  95/ 3/20   0:10  (  8) オウム違法強制捜査リアルタイム情報 ★内容

   オウム真理教違法強制捜査事件の、リアルタイムの最新情報はラジオで!

   AM1476kHz 深夜0時〜3時

   オウム真理教ラジオ生放送    

#5496/9999 フリーボード ★タイトル (SUG31551)  95/ 3/20   0:13  ( 12) オウムの強制捜査?(笑)           ネダ ★内容 ぐはは、そんなに違法だと叫ぶなら、警察と裁判所を 訴えたらいいと思う。 幸福の科学を提訴したみたいにね(笑)。 で、どっちが勝のか麻原教祖に予言で教えてもらうと 便利だよね。 もちろん、こんなことくらい教祖は知っていたことでしょうに。 だったら、事前に対策を考えられたんじゃないかな? そうでないとしたら、教祖は自分のとこの弾圧(笑)には 超能力が効かないということになるね。 まぁ、いいや、どーでも(笑)。

                         ネダ

#5500/9999 フリーボード ★タイトル (FHM17253)  95/ 3/20   0:55  ( 26) オウム真理教の強制捜査だぁ?     チョーカン ★内容

自業自得、因果応報だろがよ、オマエ。

助けてほしきゃー池田大作にでも頼めって。 いちいちフリーボードに書き込むなよ。 リアルタイムに伝えたって同情する輩はいないよ。特にフリーにはね。(爆笑)

本当に権力に逆らうならサリンしかないじゃないか麻原。 本気ならロシア製のヘリコプターでサリンを警察庁にまいてみろよ。

早く日本全員をオウム真理教の信者にすれば、おめぇーの思いどーり じゃねぇか。早く、早く、早く、日本国民全員を拉致してみろって、麻原。

オウムよ、スナック店長が自白しそうじゃねぇか。(笑) 拉致した公証役場のオッサンを早く解放しろよ。(^_^)

あ、オウムビルの火炎ビンは私じゃないぞ。(笑)  

                   チョーカン 1995.3.20            

#5503/9999 フリーボード ★タイトル (TEC59002)  95/ 3/20   3:24  ( 56) オウム違法強制捜査・リアルタイム続報 ★内容  

   オウム真理教大阪支部道場に対する警察の違法強制捜査の詳細が徐々に明   らかになってきた。

   罪状は逮捕監禁罪らしい。オウム真理教関係者が大学生のオウム真理教信   徒Iさんを拉致監禁したということだが、これは事実無根。実際はこの信徒   の修行に反対する親たちが息子を軟禁。Iさんから助けを求める電話がオウ   ム真理教大阪支部にあったため、19日、オウム真理教関係者がIさんを迎   えに行き、Iさんは自分の意志でオウム真理教大阪支部道場へと向かった。    そこへ警察が登場。道場で修行していたIさんを警官や親が取り囲み、I   さんを説得したがIさんは帰ろうとはしなかった。そこで警察は嫌がるIさ   んを引きずるようにして無理矢理連れ帰ってしまった。つまり拉致したのは   警察の方なのである。リアルに状況を再現すると、このときIさんは蓮華座   (結跏趺坐)を組んで修行していたのだが、警察に抵抗し、蓮華座をくずそ   うとしないIさんを、その蓮華座の状態のまま、前から引きずり、後ろから   押し、無理矢理つれ去ったという。

   また、濡れ衣を着せられて逮捕されたオウム真理教関係者の逮捕の瞬間も   異常だった。突然、十人ほどの警官が土足で道場に上がり込み、何の抵抗も   していないオウム真理教関係者を十人ほどの警官が取り囲み、問答無用で羽   交い締めにし、引きずるようにして連れて行ったのだ。逮捕状さえも示して   いない。

   そしてなぜか道場を強制捜査。この強制捜査の事前に、警察はマスコミに   捜査のことを知らせ、またなぜかオウムを敵対視する横浜弁護士会のメンバー   もその場に居合わせたという。つまりこれはかなり用意周到に仕組まれたも   のだったという可能性がある。

   強制捜査の内容自体も異常である。機動隊を含む警官がいっさい外部の人   間を入れず、内部の人間を出さない。電話が外からかかってくると、警官は   強制的に切る。オウムの人間が電話に出ようとすると、「出るな。出ると犯   罪になるぞ」と言って脅す。もちろん本当はそんなものは犯罪にならないど   ころか、そのような警察の行為自体が法律に違反しており、犯罪である。

   このような外部からは全く見えない、連絡も取れない道場の中で、警察は   あまり法律等に詳しくない女性のみを立会人とし、やりたい放題。信徒の私   物、名簿など、明らかに本件と関係のないものを調べまくる(実際、どれだ   けこれらのものが押収されたのかはまだ定かではない)。立会人を全く置か   ずに捜査したフロアもあったという。これも完全に違法である。

   今のところわかっている事実関係は以上だが、これは大変な警察の暴挙で   あると言わざるを得ない。ついに警察の横暴さもここまで来たかという感じ   だ。これは一宗教団体の問題ではない。日本国全体の問題である。次に狙わ   れるのはあなたかも知れないのだ。このようなことが現実にこの日本で起こっ   ているということを、しっかりと認識すべきである。

   そして注目すべきはこの件に関するマスコミの報道である。警察はおそら   く一方的な情報をマスコミに流すだろう。これに対してマスコミが単なる警   察の広報係と化して宗教弾圧の尻馬に乗るか、それとも少しは誠実さを見せ   て真実を報道してくれるのか。そこにこの日本の未来の行く末を見ることが   できるような気がする。あなたは一足先にリアルタイムで真実を知った。明   日の朝刊やニュースを楽しみにして欲しい。今のこの日本に果たして明日は   あるのか、自分の目で確かめることができるだろう。    

#5506/9999 フリーボード ★タイトル (SUG31551)  95/ 3/20   8:13  ( 21) オウムに限ったことじゃなく(笑)        ネダ ★内容 警察が横暴なのは、普通のことですよ。 突然、警察に酷い目にあわされれば、誰だって最初はびっくりして こんなこと許されるのか!と憤慨するものだが、実はそんなことは 当然のことなのだ。警察は市民社会を守るという建て前を掲げているが 市民社会を脅かす市民を取り締まるのが仕事なのだな。 相手が子どもだろうと、老人だろうと関係ない。危険分子という判断が なされれば、いつだってやってくるのが警察だ。 で、法律ギリギリのやり方で犯人を捕まえたり、市民を殴ったりするの だよ。 裁判所だって、血も涙もないときがあるさ。 自分に不都合なことをされると、すぐに怒って国家権力の横暴だとか 民主主義の危機だとか叫ぶ人がいるが、権力とは、もともと強制的な ものだ。自分の立場が反権力の側にあれば、いつだって国家は敵に なるのだな。

それにしても、オウムの人(笑)。 この人はどんな神経してるんだろうね。 真面目な人なんだろうが、真面目に縛られて、他が見えないのだな。 修行が足りないということだな。

                           ネダ

#5510/9999 フリーボード ★タイトル (LKA96170)  95/ 3/20  11:48  (  0) なにやらサリンが発生したらしい(T/O)    ガネシャ    

#5511/9999 フリーボード ★タイトル (SUG31551)  95/ 3/20  12:20  ( 42) 東京地下鉄サリン事件              ネダ ★内容

5人死亡、500人入院の無差別殺人・・・・・・

最近オウム真理教とサリンの関連記事がマスコミを 賑わしたことは記憶に新しいが、事件の流れからしてタイミング良すぎるな。  

坂本弁護士一家失踪事件 オウムのサリン疑惑 目黒の公証役場職員拉致事件 昨日の大阪のオウム信者逮捕事件と東京本部への火炎瓶

で、直後の無差別殺人!

テロといえば極左翼がやっていそうなものだが、かつて彼らが毒ガスを使った ことを私は知らない。  

不特定多数の死を望む者は、すなわち社会全体を破滅させようとする者であり すなわち、社会からその存在が認知されない者であり、しかも思想的にかたくな である者であり、反社会というよりも社会からの脱落者であり、従って社会に 対して、いつも恨みを持っている者である。

思想が頑迷であれば、己の感情を肯定する為の論理を容易に構築し得るのであり 、その結果、行動は合理的であり、感情はひたすら肯定されて抑圧されることな く、罪の意識もほとんど無いか、きわめて薄いであろう。 だから、どんな残虐なことでも、やってのける理由を見つけるのは簡単であり、 実際に行うことができるのである。 悪いのは己に理解を示さない社会の方であり、死をもって償わせても、あまり あると思っているのだろう。  

さ驩ス者かの犯罪であろうか? それとも、一連の事件に恨みを持った、オウムの若き信者の暴走であろうか? それとも、教祖の一命を受けた、教団幹部の仕業であろうか?

人間は追いつめられたとき、初めて本性を表すものだ。 社会的に追いつめられている者が、間違いなく犯人である。

やがて全ては判明するだろう。

                                ネダ

#5514/9999 フリーボード ★タイトル (KBM13293)  95/ 3/20  12:56  ( 14) 犯行予告? ★内容    というのは冗談だけど(拉致しないでね(^^;)

>★タイトル (TEC59002)  95/ 3/20   3:24  ( 56) >オウム違法強制捜査・リアルタイム続報

>  できるような気がする。あなたは一足先にリアルタイムで真実を知った。明 >  日の朝刊やニュースを楽しみにして欲しい。今のこの日本に果たして明日は >  あるのか、自分の目で確かめることができるだろう。  

   タイミング良すぎて怖いのは私だけ???  

                    日比谷線で霞ヶ関に通勤する1市民

#5518/9999 フリーボード ★タイトル (VDE32884)  95/ 3/20  14:12  (  7) 誰の目にも明らか                絶対零度 ★内容

うーん、まさか本当にやるとは…。 こうなったら一刻も早くオウムの全本部支部に完全装備の機動隊を突入させて、 教祖や信者を逮捕しないといけませんね。 それと全国の書店はオウムの出版物をすべて引き上げるべきでしょう。オウムの 言い分はVANなど大手ネットで一部発表させてやればよかろう。  

#5519/9999 フリーボード ★タイトル (FNA27418)  95/ 3/20  16:15  ( 16) サリン事件について ★内容

どうやって持ち込んだと思いますか

サリンを凍らせて車内で溶けるような仕掛けでやれば・・・・

持ち込んだ犯人も逃げる事は可能だ・・・プロのテロリスト

もしかして、日本政府を脅していたりして・・・

よく映画なんかでは、スイス銀行に100万ドル振り込ませたり・・・・

今度の標的は、地下街、映画館、コンサートホール、レストラン、デパートなど

犯人が捕まるまでは人込みの所は注意するべきだ・・・・

FNA27418 雄ちゃん

#5520/9999 フリーボード ★タイトル (PMN57175)  95/ 3/20  16:59  ( 15) 地下鉄サリン事件            リュージ ★内容 この事件が起きた時点で多数の人々がオウム真理教を連想したんじゃないかな

あまりにもタイミングがタイミングだし、ここ数日間の事件がリンクした結末

がこれか・・・って感じ マスコミやら世論やらから追いつめられてまさに

窮鼠、猫を噛む状態が今のオウムなのかもね まあ、決めつけはいけないけど

前の阪神大震災予言宣言以来、僕はこの宗教団体を斜視で見ているから、疑って

ますね。とにかく犯人は最低最悪の野郎だな  

               1995.03.20 FROM KAKOGAWA  リュージ  

#5521/9999 フリーボード ★タイトル (SUG31551)  95/ 3/20  17:40  ( 11) 訂正#5511>地下鉄サリン事件            ネダ ★内容

行化けと文字抜けがありましたので、訂正します。

>さて、この事件はオウムに濡れ衣を着せようとする何者かの犯罪であろうか? >それとも、一連の事件報道に恨みを持った、オウムの若き信者の暴走であろうか? >それとも、教祖の一命を受けた、教団幹部の仕業であろうか?  

以上です。

                                ネダ

#5523/9999 フリーボード ★タイトル (WZB82154)  95/ 3/20  19: 6  ( 17) サリン?                  孝一郎 ★内容

  あ、ついさっき地下鉄でのサリンを知りました。(18:30ごろ)   TVをあまりみないもんですから知りませんでした。

  電車での密集状態で毒ガスみたいのを使うってのは酷いっすね。   窓開けてもトンネルの中だからどこにも逃げられないし。   やっぱり、犯人はそういうことも考えてたのでしょうか。   なんかサリンはドイツが使ってたそうだし、こういうサリンの使い方を見ると   大戦中のドイツのガス室みたいですね。あ〜やだやだ。

  でも、何が目的なんでしょうね。何か政府か要人に要求してるのかな。口止め   付きで。やはり、こういう行動は無関係な人を巻き込まなければいけないんで   しょうね。そうじゃないと、効果がないし。あ〜、日本って結構平和だと思っ   てたんだけどなぁ〜。地震とかこういう事件には巻き込まれたら自衛手段がな   いっすね。運なんでしょうかね。

                                         --- 95/03/20 18:49 ---  By  孝一郎

#5525/9999 フリーボード ★タイトル (FNA27418)  95/ 3/20  19:10  ( 12) オウム教は、あまり好きでは、ありませんけども・・・・雄ちゃん ★内容

私の場合、宗教は大嫌いなんですが・・・・

あんまり推論だけで物事の善悪はしないようにした方がいいと思います。

証拠もないのに、オウム教がサリン事件を起こしたような事を皆さん

の中に言っている人がいます。

西洋の魔女狩りみたいですね・・・・

FNA27418 雄ちゃん

#5526/9999 フリーボード ★タイトル (FHM17253)  95/ 3/20  19:11  (  6) ちっ、           チョーカン ★内容  

麻原のオッサン、空じゃなくて地下にまきやがった。  

              チョーカン 1995.3.20

#5542/9999 フリーボード ★タイトル (KCB72984)  95/ 3/20  22:41  ( 23) コードネーム「GB」                                完全変態 ★内容

サリンは米軍で「GB」というコードネームで呼ばれている。 神経剤に区分けされるサリンの科学式は以下。                 ┏━━━━━━━━━━┓                 ┃              O     ┃                 ┃  (CH3)2 CHO─P─F  ┃                 ┃              CH3   ┃                 ┗━━━━━━━━━━┛

密閉した空間でなら、100mgのサリンを1/1000秒人体に作用させるだけで確実に 死に至らしめることが可能だ。吸入しなくても皮膚から吸収するので、ガスマス クだけの使用では防備不十分である。 サリンは第二次大戦中ドイツが農業用殺虫剤の研究から開発したもののひとつだ が、容器腐蝕性を有するので長期間の保存には適していない。そのために使用に あたっては2種の無毒性の物質が徐々に反応して目標到達時間に有毒化する方法 が用いられる。この方法を用いれば長期の保存が可能になるとともに、秘匿も容 易になるという按配だ。

さてサリンの製法だが、純度が高くないものなら比較的容易に作れる。しかし不 心得が読んでいることを懸念して製法は教えない。(^_^)

                                                             完全変態 95/03/20  

#5545/9999 フリーボード ★タイトル (SND64160)  95/ 3/20  23: 3  (  2) サリンの目的は ★内容 場所からして、霞ヶ関、つまり官僚を狙ったのだろうか? 不特定多数を狙うのはよくないが、堕落している官僚が狙いだと複雑な気持ちになる。

#5546/9999 フリーボード ★タイトル (ZVM40799)  95/ 3/20  23: 9  (  6) サリン事件 ★内容 私の友達が被害にあった。 彼女は今日初めてのデートだったのに。 相手の彼は泣いてたよ。 許さん、犯人。 自分が吸え。                                             エミ

#5547/9999 フリーボード ★タイトル (AKE88546)  95/ 3/20  23:30  (  4) サリン                          八朔 ★内容

うーん。これをネタにして スケールの大きな恐喝をやらかそうって腹ではないのか。  

#5549/9999 フリーボード ★タイトル (KBM13293)  95/ 3/20  23:37  ( 11) RE:サリンの目的は ★内容 >★タイトル (SND64160)  95/ 3/20  23: 3  (  2) >サリンの目的は >★内容 >場所からして、霞ヶ関、つまり官僚を狙ったのだろうか?  

   無差別テロに理解示してんじゃね〜よ,馬鹿!

   霞ヶ関に勤務しているのは全員「堕落した官僚」だというのか?    

#5554/9999 フリーボード ★タイトル (VDE32884)  95/ 3/21   0:34  ( 30) RE:5525 魔女狩り?               絶対零度 ★内容

今回の事件がオウムの仕業でないとすると、国家権力がオウムを潰すために仕組 んだ謀略だとでもいうんでしょうか? そんな話、誰が信じますか。オウムなん か弾圧する価値もない。国家による弾圧というのは戦前、大本教が結成した神聖 会が各界の有力者も巻き込んで一年間で会員が800万人に成長し、このままだ と国家が乗っ取られてしまうというほどの危機感を当局が抱いて初めて起こるも のです。

確実な証拠がないうちは疑ってはいけないといいますが、目黒公証役場の事件の 絡みでもしかしたらサリンによるテロがあるかもしれないと警戒していれば地下 鉄職員がサリンに直接触れて死亡するという悲劇は起きなかったかもしれないと いうことも考えて頂きたいと思います。

昨年の松本サリン事件直後に山梨のオウムの道場近くでも悪臭騒ぎがありサリン 残留物も検出されていますし、麻原氏は松本サリン事件以前から信者への説法の 中で「サリン」という言葉をしばしば口にしてもいる。また亀戸でも悪臭騒ぎを 起こしたりオーストラリアから塩酸を持ち込もうとしたりシクロヘキサンを積ん だトラックで事故を起こすなど、もともとこの団体が化学薬品方面に熱心なとこ ろを見るとオウムは以前から毒ガスを使って世紀末的状況を作り出そうと計画し ていたのではないかと思う。そしてその混乱の中で麻原氏が救世主として登場す るのが夢なのでしょう。今まで拉致事件や悪臭騒ぎを起こして社会を挑発してき たのも毒ガスをバラ撒く口実作りだったのかもしれない。とするとサリン攻撃は 社会のパニックが頂点に達するまで止まらないかもしれない。一刻も早くオウム の本部や支部に突入して教祖や幹部を拘束するべきだ。しかしそんなことをする とオウムの信者を刺激して第二第三のサリンテロを起こすかもしれないと言われ るかもしれないが、私の推理が正しければ何もしなくても第二第三のテロは起き る。それから強制捜査するくらいなら今すぐ突入したほうが被害は少なくてすみ ます。早く解決しないと東京都民(日本国民?)はおちおち外出できなくなりま すよ。丁度明日は祭日だ。村山首相、決断せよ。        [絶対零度]  

#5555/9999 フリーボード ★タイトル (LAD20334)  95/ 3/21   0:35  ( 20) サリン                      英爺 ★内容

 愉快犯によるものなのか、はたまた確信犯によるものなのか、ともあれ想像 力を掻き立てる事件です。

 場所が霞ケ関に結ぶ線上であることもさることながら、地下鉄という交通手 段を機能させなくするに充分である訳ですし、不特定多数の被害者が出ること で救急体制及び医療体制を麻痺させるにも充分、この点だけでも破壊力は充分 であったことでしょう。

 また仮に特定の人物を狙った犯行であったとしても、それを覆い隠すに充分、 被害者から犯人象を炙りだすなど困難でありましょう。

 しかし私が一番気になったのは地下鉄という空間が利用された点、JBOO KS3−6にて熱く論議されたサクロンBを巡るマルコポーロ「ガス室否定論」 を連想させました。サクロンBとサリンという性質の違う神経ガスではありま すが、それを有効に発生させる技術が実証されたように感じます。  

 ところでこの事件がオウムにとって有利なのか否か、これもまた興味深いも のです。

#5556/9999 フリーボード ★タイトル (EYG06600)  95/ 3/21   1: 4  ( 20) 毒ガス>ニュースで言っていたけど   MK ★内容   霞ケ関の官庁に勤める公務員を狙った犯行らしいです。 発生時刻は、8時から9時の間でばらついているし 発生場所も離れている。  しかし、良く調べてみると8時10分前後に霞ケ関の駅を通過する 車両が選ばれているということです。(官庁に勤めている 人はこの時間に、ちょうど霞ケ関の駅におりたつことが 多いんだそうです。)

 霞ケ関に着く前に、毒ガスが発生し停車したり、 霞ケ関を通過してしまって終点に着いて、車両の番号が変わって 折り返し運転中に毒ガスが発生したと考えれば、 ちょうど、8時10分前後に霞ケ関を通過する列車が狙われたと 言えるそうです。

 犯人は何を考えているんでしょうか  ? 無差別殺人なんて人間として許せません。

 早く犯人を捕まえて下さい。お願いします。

        BY  MK..

#5557/9999 フリーボード ★タイトル (BNE75857)  95/ 3/21   2:25  ( 31) いつものように                KOMA ★内容

 8時40分ごろにJR東京駅を出て勤め先のある大手町に向けて永大 通りを歩いていました。日比谷通りとの交差点を右に曲がりかけると、 神田橋の方から救急車が2台走ってきました。

 救急車一台なら驚かないけど二台が一緒に走ってくし、他にもサイレンが 聞えるので、あれ?何か事件でもと思ってると(以前三菱重工爆破事件などと 言うのがありましたね、あの界隈では)一台は直進して霞ヶ関の方へ、もう 一台は左折して茅場町方面に・・・変だなと思いましたが、現場が都庁方面で 別方向から合流するのかなとその時は思いました。

 勤め先についてからも、少しづつ間を置きながら窓の下を霞ヶ関方面に 救急車が走って行く、いよいよ変だなと思ってテレビを付けると日比谷線の 築地駅で毒ガス騒ぎの一報。

 霞ヶ関方面に行く用があったのですが・・・少し様子を見てましたが、 地下鉄が駄目ならタクシーで行こうと同僚と言いながら10時過ぎに出ました。

 大手町の駅に行くと、日比谷線は駄目だが千代田線は大丈夫、しかし降りる 予定の霞ヶ関駅は閉鎖という情報、ではと千代田線で国会議事堂前まで行って 戻ることにする。霞ヶ関の駅を通過するときは流石に気になりましたね。

 国会議事堂前も現場だった事は、用先に着いてから知った。駅の中や外は 警察官だらけでしたが。用先に行く途中、遠くに見える霞ヶ関駅の方には 救急車と消防車が沢山止まっているのが見えました。

 事件が2時間ほど遅かったら、巻き込まれていたかな。誰かに憎まれて 殺されるならともかく、この手の事件に巻き込まれて殺されるのはやだな。

                            獨樂齋  

#5560/9999 フリーボード ★タイトル (QYA33902)  95/ 3/21   8:18  ( 18) 東京サリン                     三鷹板吉 ★内容

 Booksの6番でマルコポーロ廃刊のきっかけとなった「アウシュビッツのガ ス室無かった論」を巡る話題が盛り上がってたと思ったら、50年を隔てた東京で チクロンB以上に怖い神経ガス・サリンを使った無差別テロ。

 下手人についちゃアレコレ取りざたされている。某宗教団体についても。  つい先日の日曜に秋葉に行った際には、その某宗教団体系のパソコン安売り店の 呼び込みは、いつもながら元気だったっけ。少なくとも彼らにおいては「翌朝ンな ことしそうな緊張感」とは無縁だったように思えたが。

 「検挙率は世界一!」、とか言ってた時代もあったっけ。そんな日本の警察の、 数字は落ちる一方で、落とさぬ操作もイロイロあって(自転車ドロの摘発とかさ)、 それでもケーサツ世界一(と、信じたい)、がんばってほしいおまわりさん!

 と、ちょとラップ入って書いてみたけど、もしもこの事件がオクラ入り、ってこ とになったなら、日本の警察機構そのもののピンチかもしんない、と三鷹は思って います。  

#5561/9999 フリーボード ★タイトル (TEC59002)  95/ 3/21   9:35  ( 76) オウム強制捜査ラジオ記録 その1 ★内容

      3月20日0時 AM1476kHz       オウム真理教ラジオ生放送       「エウアンゲリオン・テス・バシレイアス」より(その1)  

      ●事件発生!         ――罪状は「逮捕監禁」?

      (シーヴァリ)エウアンゲリオン・テス・バシレイアス。みなさんこんばんは。       今日はオウム真理教顧問弁護士のアパーヤジャハ正悟師にスタジオにお越しい       ただいております。

      (アパーヤジャハ)こんばんは。アパーヤジャハです。

      (シーヴァリ)実は今現在、「オウム真理教の大阪支部に警察の強制捜査が入       る」という大きな事件が起こっています。まだ詳しい情報が入っておらず、事       件の全容は確認できていないのですが、現時点で確認できているところから、       さっそくアパーヤジャハ正悟師にお話しいただきたいと思います。

      (アパーヤジャハ)はい。〇時をまわっていますので、正確に言うともう昨日       になりますが、今晩午後九時ぐらいに大阪支部に警察官が──被疑罪名が「逮       捕監禁」ということらしいのですが──そういう口実で強制捜査に入ったとい       う情報が入りました。

      (シーヴァリ)「逮捕監禁」という罪状のもとに強制捜査が入ったということ       ですが、その逮捕監禁というのは、いったいどういうことでしょうか。

      (アパーヤジャハ)これは、稲見君というオウム真理教の大阪支部の信徒さん       がいるのですが、彼が親との間で宗教上の意見の食い違いが生じ──つまり、       親御さんの方は稲見君のオウム真理教への信仰に反対しているわけですね。稲       見君本人はオウム真理教に出家をしたいと思っていたのですが、両親が許さな       かった。そういう意見の食い違いがあったみたいです。        そういった事情で、実は稲見君は両親によって一種の軟禁状態に置かれてい       たのですが、今日、本人の意志に基づいてその軟禁状態から脱出して、オウム       真理教の道場に来ていたわけです。その稲見君に対して、オウム真理教側が彼       を「逮捕監禁」しているという“デッチ上げ”を行なって、警察がやってきま       して、オウム真理教の大阪支部道場に──このビルは地下一階、地上七階の建       物なのですが──全フロアーに今、強制捜査が入っているという状況のようで       す。

      (シーヴァリ)そうですか。つまり、稲見君というオウム真理教の信徒の人と、       彼の親御さんの間に宗教上の意見の食い違いがあったわけですね。そこで、稲       見君の出家に反対――当然、本人はオウム真理教に出家したいという思いを持っ       ていたわけですが――ところが親御さんがそれに対して反対をしていて……

      (アパーヤジャハ)ええ、それに対して妨害をして、本人の出家を阻止すると       いう状況だったようです。それでその状態を抜け出し、本人の意志によって大       阪支部道場に来ていたわけですが、それを逆にオウム側が逮捕監禁をしている       と──実は監禁していたのは彼の親御さんなのですが──そういうデッチ上げ       を警察がしてきているようですね。

      (シーヴァリ)本人があくまでも自発的に家を出て道場に向い、そして道場に       いたところを、オウム側がこれを「逮捕監禁」していると。そういうふうに警       察側が言いがかりをつけてきたわけですね。

      (アパーヤジャハ)そうです。それに、この稲見君について修行の指導を担当       していたオウム真理教のヴァジラチッタ・マハーガヴァッチャ師長ですね、彼       がどうも逮捕されている模様です。

      (シーヴァリ)別に拉致したわけでも監禁しているわけでもないにもかかわら       ず、そういった罪名を着せられて現在逮捕状態にあるということですね。

      (アパーヤジャハ)そうです。不当に逮捕され「護送車」で連れていかれたと       いうことです。

      (シーヴァリ)そうですか。通常、常識的に考えたら、本人が自発的に道場に       来ているにもかかわらず、こういう大がかりな強制捜査の介入があるというこ       とは、普通は考えづらいことですよね。

      (アパーヤジャハ)これは、戦後史上初めての、大変な宗教弾圧の一つといえ       ると思います。もちろんオウム真理教に対する国土法事件のデッチ上げ・捏造       も大変な弾圧でしたが、全く同じ、完全な宗教弾圧です。      

#5567/9999 フリーボード ★タイトル (TEC59002)  95/ 3/21  12:21  ( 49) オウム強制捜査ラジオ記録 その2 ★内容  

      3月20日0時 AM1476kHz       オウム真理教ラジオ生放送       「エウアンゲリオン・テス・バシレイアス」より(その2)  

      ●これは違法捜査だ!         ――地区警察の不審な対応

      (アパーヤジャハ)今回、わたしの方がその情報を聞いてから、まず大阪支部       に詳しい状況を聞くために電話をしようとしました。ところが、向こうで電話       を取った瞬間にガチャンと切られるんですね。その後、何回かけても、どのフ       ロアにかけても、一切電話がつながらないという状況が続きました。

      (シーヴァリ)強制捜査の間、電話に出るということは法的に禁じられている       のですか。

      (アパーヤジャハ)いいえ、そういうことはありません。それは法律ではでき       ないことになっています。強制捜査のときに人の出入りを制限することができ       る規定はありますが、電話を阻止するということは明らかに違法です。

      (シーヴァリ)であるにもかかわらず、電話が切られるわけですね。電話は通       じるけれども、出ると同時に切られてしまう……。

      (アパーヤジャハ)まあ、基本的には通じません。たまに通じた場合もガチャ       ンと切られるわけです。そういった状況ですので、その後わたしの方は、支部       のある地区を管轄している大阪の東警察署の刑事課に電話をしました。そうす       ると──それは九時半ぐらいなのですが──十分から十五分間、ずーっと電話       をつなげない状況が続きました。これ自体、非常に異常な事態です。“れっき       とした”弁護士が、警察署に電話を入れているわけです。それにもかかわらず       だれも出ない。これは非常に異常なことです。十分か十五分ぐらい経って、やっ       とある警察官が出たのですが、これが全く話にならないんです。

      (シーヴァリ)どういう対応だったんですか。

      (アパーヤジャハ)彼がいうには、とにかく「責任者がいない」の一点張りな       のです。最初は責任者がいないから電話をかけ直してくれと言われました。し       かし、それはおかしいということで、その警察官と話をしたわけです。すると       彼自身、「全くわからない」というわけですね。「どういう手続きをしたので       すか」と聞いたら「普通のちゃんとした令状をとっています」と。「それなら、       その令状とは何ですか」と言っても、それについては全然要領を得ないんです。       とても警察官とは思えない、法律を知っている者とは思えない口ぶりなんです       ね。何かを隠しているというか、言えないというか……。どういう罪名で強制       捜査を行なったのかということについても一切言わない。そこでわたしの方は       「とにかく電話をつなげないということは違法だから、即電話をつなげるよう       にしてください」と言ったのですが、それについても全く応じない。話になら       なかったという状況ですね。  

#5568/9999 フリーボード ★タイトル (TEC59002)  95/ 3/21  12:26  ( 75) オウム強制捜査ラジオ記録 その3 ★内容  

      3月20日0時 AM1476kHz       オウム真理教ラジオ生放送       「エウアンゲリオン・テス・バシレイアス」より(その3)    

      ●警察が仕組んだ事件         ――「逮捕監禁罪」はデッチ上げ

      (シーヴァリ)現在大阪支部の方では電話が──オウム真理教の人間と電話で       連絡を取り合える状況には?

      (アパーヤジャハ)その後こちらの方からずっと電話をかけ続けています。実       は、たまたま電話がつながったケースもあります。ただ、各フロアごとに警察       官が七、八名、しかも機動隊員も交えてガードしているわけです。ですから、       電話もすぐに切られてしまうし、オウム真理教の信者側は全く身動きできない       状況です。

      (シーヴァリ)そうですか。あくまで稲見君本人が自発的に道場に来て、その       場にいたという事実にもかかわらず……。

      (アパーヤジャハ)はい。ですから、「逮捕監禁」をしたのは、はっきり言っ       てしまえばむしろ警察の方です。それを「強制捜査」という一見合法的なかた       ちをとって、いかにもオウム真理教が悪いかのように仕立て上げる。彼の信教       の自由に対して介入し──稲見君はれっきとした成年です。大阪大学の学生で       すけれども未成年ではなく、れっきとした二十一歳の成年です――本人の意志       に反して、本人の信仰を無視して、それを強引に連れていってしまうというこ       とは、これは非常に恐ろしい、恐怖の時代だと言わざるを得ないですね。

      (シーヴァリ)結局、このへんは、彼の親御さんが警察に通報して、そして大       がかりな捜査が行なわれたというふうに考えていいのでしょうか。

      (アパーヤジャハ)ええ。ただ、単なる親からの通報というよりは、これは警       察の方が積極的に、オウム真理教の内情を調べるために仕組んだものという疑       いが濃厚ですね。というのは、その捜索の状況ですが、先ほど少し電話がつな       がった信者からの情報ですが、個人の荷物まで徹底的に調べられているようで       す。地下一階から七階まで、もうすべての荷物、すべての書類が調べ上げられ       ているようです。しかも、全部写真を撮っているということです。

      (シーヴァリ)その書類一枚一枚を?

      (アパーヤジャハ)そう書類をです。目ぼしい書類は全部写真を撮っていると       いうことです。

      (シーヴァリ)その捜査の主旨におよそ関係ないと思われるもの、プライバシ-       に関するものについても一つずつ調べているということですか。

      (アパーヤジャハ)そうです。ですから、これは明らかにオウム真理教の信者       リスト、その他、オウム真理教側の重要な書類をすべて調べ上げたい。そうい       う目的があって、稲見君の逮捕監禁ということをデッチ上げて、強制捜査に入っ       たとしか考えられないですね。        今、情報がちょっと入りました、マハーガヴァッチャ師長だけではなく、カ       タプンニャムッタさん、この二人が逮捕されたという情報が入りました。

      (シーヴァリ)二人ですか。

      (アパーヤジャハ)はい。さらに、新人出家修行者の方々が参考人ということ       で連れていかれているという情報も入っています。

      (シーヴァリ)警察の本来の意図というものは、オウム真理教側の書類、ある       いは情報を徹底的に調べるということにあったわけですね。そのために、この       事件をデッチ上げガサ入れしたと。

      (アパーヤジャハ)そうですね。

      (シーヴァリ)そう考えることが、妥当と思われる動きを警察が示してきたと       いうことですね。

      (アパーヤジャハ)はい。

      (シーヴァリ)事件の概要が──もちろん今現時点までに入った情報での状況       ですが──だいたいみなさんにおわかりいただけたのではないかと思います。  

#5569/9999 フリーボード ★タイトル (TEC59002)  95/ 3/21  12:28  ( 93) オウム強制捜査ラジオ記録 その4 ★内容  

      3月20日0時 AM1476kHz       オウム真理教ラジオ生放送       「エウアンゲリオン・テス・バシレイアス」より(その4)    

      ●南青山総本部道場には火炎瓶が!         ――真っ先に駆けつけたのはマスコミ  

      (シーヴァリ)今日、正確には昨日、午後九時ごろ、オウム真理教大阪支部に       強制捜査が入ったということをお伝えしています。スタジオの方には早くもリ       スナーの皆さんから多くのご意見をいただいております。        山形県の三十六歳の男性から、「昨日からの放送を聞いて、警察権力・マス       コミが一体となって、あらかじめ作成されたシナリオを元にオウム真理教にダ       メージを与えるような報道、あるいは捜査をしてきたことがよくわかった。今       回の手口もそれに非常に似ていて義憤を感じる」というご意見をお寄せいただ       いております。        実はこの強制捜査があったのと、同じ時間帯にもう一つの事件がありました。

      (アパーヤジャハ)ええ、東京の青山にオウム真理教の東京総本部道場がある       わけですが、その一階に、オウム真理教の関連会社といっていいと思います、       コンピューターの会社があります。そこにちょうど同じころ、火炎瓶が投げ込       まれたという事件が発生しています。

      (シーヴァリ)これはまだ、だれによる犯行かということはわからないんです       か。

      (アパーヤジャハ)ええ、わかっていません。

      (シーヴァリ)ちょうど同じ時間帯に、窓ガラスを叩き割って火炎瓶が放り込       まれたということですか。

      (アパーヤジャハ)はい。店内には人がいたのですが、明るい部屋の中から見       て外は暗く、よく見えなかったようで、犯行の状況は残念ながら詳しくわから       ないようです。

      (シーヴァリ)なるほど、そうですか。結局、建物自体にちょっとしたボヤが       おきて、中に置いてあるコンピューターを……

      (アパーヤジャハ)ええ、コンピューターも燃え上がりました。とにかく、一       時は店舗いっぱいに煙が立ちこめるという状況で、一部、中のものが炎上した       ということです。

      (シーヴァリ)ほぼ同じ時間帯に大阪と東京でこのような事件が起こっている       ということですね。これは何か変な動きを感じますね。

      (アパーヤジャハ)ええ、そうですね。それに消防署、あるいは警察等に連絡       されて、消防車も駆けつけているのですが、普通だったらまず、消防車、ある       いはパトカーが来ますよね?

      (シーヴァリ)はい、そうですね。

      (アパーヤジャハ)ところが、今回の場合は、まず駆けつけたのがマスコミだっ       たのです。

      (シーヴァリ)マスコミが真っ先に現場に駆けつけたわけですか。

      (アパーヤジャハ)現場に、即――五分もしないうちに――いたということで       す。

      (シーヴァリ)警察や消防車よりも早く。

      (アパーヤジャハ)はい。

      (シーヴァリ)このへんの動きというのも非常に不自然な動きですね。

      (アパーヤジャハ)そう思います。

      (シーヴァリ)通常の動きから考えると、なぜマスコミがいち早くこのオウム       真理教の道場に駆けつけるのかと。それも警察や消防などを差し置いて……こ       れは不審感をちょっとぬぐえないような、そういう動きがありますね。

      (アパーヤジャハ)実は朝日新聞、それから毎日新聞もほぼ同時期にいたとい       うことです。その朝日新聞の記者らしいんですが、どうも非常に不審なのです。       すぐそこにいたということもそうですね。それに対してオウム真理教側がその       不審な記者を写真で撮ったようなのですが、記者の方から非常に不当な言動が       あったという報告も入っています。

      (シーヴァリ)そうですか。昨日来、この放送で取り上げていますが、警察の       本当の狙いというのは『週刊新潮』などにも報道されていたように、「何らか       の事件にかこつけてオウム真理教に強制的に介入したい、強制的な捜査によっ       て、オウム真理教の情報を、すべてかたっぱしから回収したい」と……。

      (アパーヤジャハ)そうですね。それに、今回も青山にこの事件が発生した後、       世田谷道場の方にもすぐに警察が来ています。まあ、理由は青山でこういう事       件があったので、世田谷でも起こったらいけないので危ないから来た、という       名目なのですが……。

      (シーヴァリ)そうですか。  

#5570/9999 フリーボード ★タイトル (TEC59002)  95/ 3/21  12:30  ( 60) オウム強制捜査ラジオ記録 その5 ★内容      

      3月20日0時 AM1476kHz       オウム真理教ラジオ生放送       「エウアンゲリオン・テス・バシレイアス」より(その5)    

      (アパーヤジャハ)それから、この火炎瓶事件ですが、かなり、仕組まれたと       いいますか──普通、火炎瓶を投げつけたぐらいでは、ガラスが割れないらし       いですね。

      (シーヴァリ)つまり、それだけ強いガラスを、強化されたガラスを使ってい       るわけですね。

      (アパーヤジャハ)ええ、それを割って、火炎瓶を投げ込んだと思われるらし       いのですが、これはいったいどういう方法でだれがやったのか不審ですね。

      (シーヴァリ)かなり悪質な犯行ですね。では、ガラスを割った上で、店舗内       に火炎瓶を投げ込むといったことが行なわれたわけですね。

      (アパーヤジャハ)そうです。たまたまケガ人が出なくて済んだわけですが、       これは非常に危険な行為です。

      (シーヴァリ)本当にそうですね。        先ほどからみなさんにお伝えしていますとおり、オウム真理教大阪支部に逮       捕監禁罪と称して、デッチ上げの罪名を着せ、強制的に警察が介入しました。       そして、それと同じ時間帯に、東京の青山にある、オウム真理教のビルの一階       のコンピューターを販売している店舗に火炎瓶が投げ込まれるという事件があ       りました。

      (アパーヤジャハ)もう一つ情報があります。この火炎瓶事件のときにですね、       麻原尊師を誹謗中傷したビラが二枚落ちていたということです。事件との関連       が疑われるところですね。

      (シーヴァリ)オウム真理教に何らかのダメージを与えたいと意図する人たち       の犯行かもしれない……。詳しいことは、まだわかりません。しかし、そのビ       ラと犯行との関連が、あるいはあるのかもしれませんね。

      (アパーヤジャハ)そうですね。それに、こういう事件というのは、実は初め       てではありません。

      (シーヴァリ)以前にもあったわけですか。

      (アパーヤジャハ)はい、以前にもオウム真理教の施設に火炎瓶が投げ込まれ       たという事件がありました。

      (シーヴァリ)そうですか。それもだれによる犯行かということはいまだわかっ       ていないわけですか。

      (アパーヤジャハ)はい、そうです。

      (シーヴァリ)実は、今までにもそういう不穏な動きにさらされてきたことが       あるわけですね。今日の場合は、特に大阪での強制捜査と同時に、青山のビル       に火炎瓶が投げ込まれたということで、何らかの、その背後にある不穏な動き       というものを感じます。    

#5571/9999 フリーボード ★タイトル (FHM17253)  95/ 3/21  12:46  ( 31) オウム        チョーカン ★内容  

>★タイトル (TEC59002)  95/ 3/21   9:35  ( 76) >オウム強制捜査ラジオ記録 その1 >★内容 > >      3月20日0時 AM1476kHz >      オウム真理教ラジオ生放送 >      「エウアンゲリオン・テス・バシレイアス」より(その1) > > >      ●事件発生! >        ――罪状は「逮捕監禁」?    

事件は【逮捕監禁】かね。(笑) なにをとぼけているんだろうね、こいつは。(嘲笑)

みんなが犯人を知っていて 何も言わない横浜港母子殺人事件状態のマスコミに

すこしはサービスせんか!麻原焼香!

それにしても 今回の事件は閻魔サマには叱られないのかにゃ?(爆笑)  

                  チョーカン 1995.3.21    

#5576/9999 フリーボード ★タイトル (SND64160)  95/ 3/21  14:43  (  3) サリンの浄化 ★内容 霞ヶ関などの駅も洗浄されひと安心です。今後、犯人逮捕に全力を挙げてもらいたい。 霞ヶ関の浄化は?  

#5579/9999 フリーボード ★タイトル (FNA27418)  95/ 3/21  15:46  (  6) サリン事件の犯人の一人が ★内容

サリン事件の犯人の一人がホーム上で倒れていたようです。

その犯人は、サリンを吸い入院しているようです。

FNA27418 雄ちゃん

#5580/9999 フリーボード ★タイトル (VBH80087)  95/ 3/21  16:32  ( 56) 全ての犯罪は革命だ。              PANDA ★内容 昔三里塚闘争で機動隊員に暴行を加えたとして有罪判決を受けた 男を支援する運動をしている奴と話したことがあるが確かにこの 暴行事件自体はハッキリとした証拠に乏しいものだとは思った。 そんなことよりこの種の左翼運動家にはすぐ「全ての犯罪は革命だ。」と のたまう御仁が多かったように記憶している。何とも都合のよい考えだわな。 そして場合によっては必用犠牲と称して関係のない人まで巻き込む。

ところで対鉄道テロと言えば昔山手線の通信ケーブルが切断されたことや 総武線浅草駅の駅舎への放火事件などがあった。また極左テロで昔から 多いのは皇居などに向けての迫撃弾発砲事件や警察の寮に時限爆弾を仕掛ける ようなものがある。死の商人三菱重工業本社爆破事件や北海道庁爆破事件もあった。 つまり民営化が決まり不要人員のカットをしようとする旧国鉄に対するものや 戦争責任を帯びた皇室に対するもの、兵器を作る大企業に対するもの、国家権力の 手先警察に対するもの、或いは左翼セクトとつるんでいた動労のような労組を 助ける為つまり平たく言えばダチを助ける為などであろうと思う。

つまり極左テロならその矛先がだいたい過去の事件から決まっており関係のない人 を巻き込んだとしてもたまたま現場に居合わせた人に限定される。それならいいと 言っているのではない。手口にパターンがあると言っているだけだ。

仮に今回の毒ガス事件が官庁の集まる霞ヶ関への沈黙の攻撃だとしても あまりにも漠然とし過ぎている。

国家権力に対する恨みを持っていそうには思えるがターゲットを絞っていなさ 過ぎる。

過去に国家権力により例えば詐欺罪などの罪を追求され恨むようになり場合に よっては自己の非をどうしても認める気持ちになれず何故なんだと悩んで例えば 失明するなどして身体を壊し時が経つうちに何か誇大妄想的な発想へと膨らみまた その過程に於いて組織へ発展しその組織が社会全体から胡散臭く見られるように なったので恨む相手がその核は国家権力だが社会をも恨むようになったの かも知れない。

戦士を気取っているなら犯行声明くらい出すだろう。

警視庁は全国県警と連携し例えばNTTの協力を受けるなどしてマル被の電話の 盗聴などを積極的に行うべきだ。ただしそこから得られた情報は法廷では使えないから せいぜい手がかりくらいにしかならず本当の証拠固めは通常の手段で行わなければ ならない。他にも細かな法律など無視していいからマル被の検挙を最優先すべし。 検察も当該事件のマル被検挙の為には少々目をつむれ。万が一違法捜査が発覚したら 不起訴処分で逆に昇進させるくらいのことを根回ししておけ。検察審査会も1度しか けちを付けられないのだから。

マル被は何がターゲットで何が目的かを敢えてハッキリさせず人々を不安心理に 陥れようとしているようだから今後マル被が第二波、第三波攻撃に出てくるとしたら 全く不定期にしかも回を重ねていくうちに例えば気密した空間でも何でもない場所 にも毒ガスをまくかも知れない。犯人像をぼかす作戦だ。

他都道府県からも応援を受け首都の102を厳重に行って欲しい。

車両乗客は「この荷物どなたのですか?」運動を励行せよ。 車内で不審な荷物を見かけたら躊躇せずすぐに「この荷物どなたのですか?」と 大きな声で指摘せよ。また自分の荷物が仮に不審に見られても怒るな。 毒ガスでも爆弾でもない「ただの荷物」なら憶する必用は全くないのだから。

                               PANDA

#5582/9999 フリーボード ★タイトル (ZQN65789)  95/ 3/21  17:28  (  8) サリンについて ★内容  今回の事件について、思い出すのは、大韓航空機事件です。国外から 送られてきたエ−ジェントによる犯行とすれば、すべてがわかりやすい ような気がするのですが、そうでないとすると、普通の人間に複数で 一般の人が多数なくなるような犯罪を犯してしかも証拠が残らないように するというのは至難でしょう。日本に対して、極めて強烈な敵対心をもち 日本に対して、戦争状態であるといった認識がなければ、とても考えられない ような犯罪ではないでしょうか。                            松現

#5583/9999 フリーボード ★タイトル (VBH80087)  95/ 3/21  19: 5  (  8) 毒ガス事件マル被が霞ケ関駅を意識していたなら  PANDA ★内容 国家権力に対する挑戦の「つもり」だろうし国会議事堂前駅を意識していたなら 政治に対する挑戦の「つもり」だろうし東京証券取引所のある茅場町駅を意識して いたなら日本経済に対する挑戦の「つもり」だろうし築地駅を意識していたなら 朝日新聞社に対する挑戦の「つもり」なのだろうし東京大学のある本郷三丁目駅を 意識していたなら日本の教育に対する挑戦の「つもり」なのだろう。

東京都は営団地下鉄がもし職員増強などで金が要るなら出してやれ。 大株主なんだからな。信組に300億も出せるなら。        PANDA

#5586/9999 フリーボード ★タイトル (KCB72984)  95/ 3/21  19:49  ( 10) オウムは反省するべきだ  完全変態 ★内容

サリンをまき散らしたのがオウム真理教かどうかは現段階では何とも 言えないが、公安警察に付け狙われているぐらいだから普段の行いが 国家に害をなす部分が見られるということだろうが。

そこでだ、麻原のおっちゃんはむさくるしい髪と髭をきれいに剃り落として、 包み隠しは何もありませんという態度を見せるべきだろう。

オンライン 完全変態  

#5596/9999 フリーボード ★タイトル (TYF23242)  95/ 3/21  21:22  ( 19) サリン劇薬事件は、テロか?戦線布告に対する緊急体制の必要性あ ★内容

 2度にわたる大量殺人事件が起こった。 政府はこの事件に対して真剣に対処すべきである。 これは我国に対する戦線布告とも言える状況と判断すべきである。 日本人がこれだけ犠牲になったのは、単なる殺人事件と混同してはいけない。 単独の犯人ではなく 秘密地下組織活動を想定してもおかしくない。

 我国に対する明かな妨害活動である。 専門家のの徹底した究明を行って欲しい。 外国人か日本人集団か?の特定判別作業は難しいだろうが?この毒薬を扱いに完熟した 外国人を割り出してもおかしくない。

自衛隊やあるいは機動隊の専門家のチームを作って、犯人割り出しと 割だした結果との相手国の外交関係には十分配慮して取り組むべきである。

日米安全保障条約も考慮にいれた、徹底的な撲滅対策を行って欲しい。単なる 市民刑事事件としては放置するには、あまりにも危険である。  

#5606/9999 フリーボード ★タイトル (TEC59002)  95/ 3/21  23:40  ( 81) オウム強制捜査ラジオ記録 その6 ★内容      

      3月20日0時 AM1476kHz       オウム真理教ラジオ生放送       「エウアンゲリオン・テス・バシレイアス」より(その6)  

      ●情報操作のプロセス         ――警察に有利な報道はこうやってつくられる  

      (シーヴァリ)オウム真理教の大阪支部に強制捜査が入ったということをお伝       えしています。スタジオの方にはみなさんから大勢のご意見をお寄せいただい       ております。        秋田県のSさんからは「今までいろいろな宗教を渡り歩いてきたが、たいて       い権力に屈服し、堕落してしまうのを見てきました。オウム真理教にだけは最       後まで頑張ってほしい。権力に負けないでほしい。頑張ってください」という       温かい励ましのお電話をいただいております。ありがとうございます。        他にも、京都府の二十八歳の女性からは「大阪での強制捜査の介入ぶりが真       実だとしたら、本当にひどいことだと思います。権力がなぜこれほどまでに執       拗【しつよう】にオウム真理教を弾圧しようとするのか理解できません」とい       うご意見をいただいております。        ここで新しい情報が入った模様です。

      (アパーヤジャハ)まず、大阪支部の二階からの情報ですが、「立会人は一人       しか入れてくれない。しかもそれは女性だった」ということです。

      (シーヴァリ) はい。

      (アパーヤジャハ)「それ以外は武力排除される」ということです。「武力排       除」ですが、実際に機動隊が盾を持って来ているようですので、現実にそうい       う状況のようです。

      (シーヴァリ)そうですか。かなり、ものものしい状況になっていますね。

      (アパーヤジャハ)そうですね。それから、警察がマスコミに対して「今日、       事件があるから来た方がいいよ」と言っていたという情報が入っています。

      (シーヴァリ)警察がマスコミ各社に対してこういうことをリークしていたわ       けですか。

      (アパーヤジャハ)そうです。実際にマスコミが来ているようですし、かなり       意図的といいますか、警察がマスコミを押さえて自分側の主張を一方的に報道       させるように誘導しているような感じがします。というのは、オウム真理教側       には事件の内容をわからせないようするために、関係者を連れ去ってしまって       いるからです。今回の件について、いちばんよく知っているヴァジラチッタ・       マハーガヴァッチャ師長をはじめとして、よく知っている人を連れていってし       まったと。

      (シーヴァリ)この事件のいちばん中心になることを知っている人を、その捜       査の現場から連れ去って、警察側の情報だけを一方的に鵜呑みにさせるような       状況が作られているわけですね。

      (アパーヤジャハ)ええ、こちら側の反論がしにくいような状況を作っている       わけですね。外部と電話させないというのも大きな問題点の一つです。これは       警察が「今回は電話をさせない」という上からの指示で、完全にそれを実施し       ていると。そういう状況です。

      (シーヴァリ)逮捕監禁でも何でもないそういった事実を逮捕監禁と称してデッ       チ上げて、しかもその真相について知っているオウム真理教の責任者をその場       から連れ去っているという、警察の非常に悪質ともいうべき動きがありますね。

      (アパーヤジャハ)さらに、警察は外部に現場の状況がわからないようにして       います。それでいて、警察の方は記者会見を開いてマスコミの方にどんどんニ       セの情報を出しているようです。また事件の前には、警察が隠密に情報をマス       コミにリークしていたという事実も明らかになっています。

      (シーヴァリ)マスコミとしては警察の情報を一方的に鵜呑みにするかたちで、       それを記事にせざるを得ないような状況になっているわけですね。

      (アパーヤジャハ)そうですね。

      (シーヴァリ)警察のシナリオどおりにマスコミに記事を書かせる、そしてこ       の不当なデッチ上げをデッチ上げと指摘できないようにマスコミを動かしてい       るということですね。今までオウム真理教が経験してきたバッシング、弾圧に       通じる手口といったものを今回もそこここで感じます。わたしたちとしては非       常に義憤を感じる警察の動きです。    

#5607/9999 フリーボード ★タイトル (TEC59002)  95/ 3/21  23:44  ( 93) オウム強制捜査ラジオ記録 その7 ★内容      

      3月20日0時 AM1476kHz       オウム真理教ラジオ生放送       「エウアンゲリオン・テス・バシレイアス」より(その7)      

      ●教団には情報を与えるな!         ――シラをきりつづける警察

      (アパーヤジャハ)もう少し詳しく状況を申し上げますと、最初、警察にわた       しが電話をかけたときに、非常に警察官の対応がおかしかったと。まず、電話       を取り次がない。やっと取り次いだと思うと、全く見当外れなことを言う。そ       の後教団の方から、警察、府警本部の広報課にも電話をしているのですが、       「そういう事実は知らない」と答えてくるわけです。

      (シーヴァリ)広報課が「知らない」と言っているわけですか。

      (アパーヤジャハ)ええそうです。広報課というのは、事件の報道の窓口にも       かかわらず「そういう事実は知らない」と言っているわけです。それから、東       署の当直の方も「知らない」と答えています。

      (シーヴァリ)当直も「知らない」と言っているのですか。

      (アパーヤジャハ)ええ。ともかく、もう教団側には一切情報は与えない。そ       してマスコミには警察に都合のいい情報をどんどん与える。さらに、教団が事       件の内容にタッチできないようにいろんな手を打つ。──これはかなり仕組ま       れた事件と考えられますね。

      (シーヴァリ)これは完全に仕組まれていますね。本来でしたら当然これらの       情報をあらかじめ知っているはずの広報課、あるいは当直の警官が「一切知ら       ない」と言っている。明らかにこれは上から箝口令【かんこうれい】を敷かれ       ている。オウム真理教に対しては一切知らないという対応をしろ、と箝口令を       敷かれていると考えても、本当におかしくない動きですね。

      (アパーヤジャハ)そうですね。しかも「今日、事件があるから来た方がいい       よ」とマスコミにわざわざ隠密にリークしていると。

      (シーヴァリ)ここで、やっぱりマスコミによってオウム真理教に悪印象を与       えるような一連の記事を書かせようとする意図が、警察権力、あるいは国家権       力の意図といったものがここでも感じられます。

      (アパーヤジャハ)あるいはですね、警察がマスコミに対して「今日、事件が       あるから来た方がいいよ」と言っていたということですが、それに加えて、青       山に不審なマスコミが来ていた。火炎瓶事件のときにもうその場にいたと……。

      (シーヴァリ)マスコミが警察や消防車よりもいち早く駆けつけたということ       ですね。

      (アパーヤジャハ)ええ、そのへんも非常に気になる事実ですね。

      (シーヴァリ)あらかじめこういった情報を、東京方面でもマスコミ各社が警       察からリークされていて、オウム真理教に何か起きるということを、あらかじ       め情報として彼らが得ていた……

      (アパーヤジャハ)ええ、そういう可能性も否定できないですね。      

      ●ものものしい捜査の現場         ――完全武装の警察官たち

      (シーヴァリ)大阪の強制捜査の不当ぶりについて今までお伝えしてきました。       リスナーの皆さんから多くのご意見をいただいております。        埼玉県にお住まいのYさんからは、「警察とマスコミが一体となったオウム       真理教の追い込み方に、戦前の宗教弾圧と同じものを感じる。当局にとって都       合が悪い存在には、これほどまでに不当な介入をするのかと、法もへったくれ       もない弾圧はひどいの一語に尽きると思う」というご意見をいただきました。        ところで、また新しい情報が入ったようですね。

      (アパーヤジャハ)はい、これはその場に居合わせた信徒さんからの情報です。        警察は、ヤクザと同じような態度で、“こら!”という言葉を連発していた       そうです。それから武装していたという表現を使っておられましたが、ヘルメッ       ト、盾、棒、腕にはプロテクターをしていたということですね。しかも百八十       センチぐらいの大男ばかり。こちらが少しでも動こうとすると盾で囲んで身動       きができないようにされたということです。

      (シーヴァリ)まるで暴力団に強制捜査をするようなものものしい格好で、大       勢の大男の警官が入って来てるわけですね。

      (アパーヤジャハ)ええ。しかもマスコミが同時に来ていたということです。

      (シーヴァリ)警察と同時に来ていたわけですか。事前にリークしていたとい       うことがよくわかる状況ですね。

      (アパーヤジャハ)ええ。    

#5608/9999 フリーボード ★タイトル (TEC59002)  95/ 3/21  23:47  ( 58) オウム強制捜査ラジオ記録 その8 ★内容

      3月20日0時 AM1476kHz       オウム真理教ラジオ生放送       「エウアンゲリオン・テス・バシレイアス」より(その8)      

      ●違法無法の捜査現場         ――「電話を取れば犯罪になるぞ」と脅し

      (シーヴァリ)本人が自発的に道場に来ているにもかかわらず、逮捕監禁罪と       いう容疑のもとに、今警察が大々的な強制捜査をしています。しかもオウム真       理教間で、大阪支部との電話連絡が取れないような状況まで作り出しています。       こういう不当な強制捜査がまかり通るようであれば、いかなる事実のもとにで       も、オウム真理教の道場に警察当局が簡単に強制捜査できてしまいますね。

      (アパーヤジャハ)電話をさせない状況について詳しく申し上げますと、つな       がったケースがたまたまあったんですが、最初につながった時は、本人がしゃ       べろうとすると、隣で「切れ、切れ」と警察官が言って、途中で警察官が代わっ       て一方的に切ってしまいました。

      (シーヴァリ)電話がつながっても警察が「切れ、切れ」と催促して、なおか       つ切ってしまうということですね。

      (アパーヤジャハ)だいたいの電話は即切られたり、あるいは取らせてもらえ       ないわけですが、たまたまスキを見て取った場合も、すぐに警察官が代わって       しまうというケースがほとんどなんです。        それから、こっそりと電話がつながったケースがあるんですが、そのとき聞       いた話によりますと、個人的な荷物も含めて、すべて、完全に徹底的にチェッ       クしてるということです。例えば信徒さんの電話番号とか、そういうリスト関       係、プライバシーに関するものも含めて、全部チェックしているそうです。し       かもめぼしい書類については全部写真に収めているということです。        本来、刑事訴訟法というのは、被疑罪名があって、それと関連性のあるもの       ・きちんと特定したものしか捜索差押はできない――これは大原則ですが、そ       れに反して何から何まですべて調べ上げ、しかも関係のないものを実質上押さ       えるために、その書類の内容を写真に収めるというやり方をしているというこ       とです。

      (シーヴァリ)これは完全に、逮捕監禁罪という容疑、この名目のもとに、こ       の際オウム真理教のあらゆる情報をすべて入手しようという当局の姿勢・本音       といったものが、この動きによく見てとれますね。

      (アパーヤジャハ)そうですね。それから電話についてですが、電話を取ろう       とすると、「取るな」「取れば犯罪になるぞ」と言って脅していたということ       です。で、「なぜとってはいけないのか。法律的な根拠を教えてほしい」と言っ       ても教えない。一方的に「電話は取れないことになっている」と言うそうです。       そういう強圧的な態度で、電話を取らせないということが明らかになっていま       す。

      (シーヴァリ)こういう事実が、オウム真理教の出家修行者間の連絡によって       明るみになってきました。マスコミはこういった事実を果たして報道してくれ       るのでしょうか。現時点ではおそらく警察の一方的な情報だけを鵜呑みにした       記事、あるいは報道といったものがなされるのではないか思われますが、こう       いった事実もあるということを、このラジオをお聞きの皆さん、しっかりと覚       えておいてください。警察が一方的に電話連絡を取れないように、強圧的な態       度で圧力をかけているといった事実がすでにあります。  

#5609/9999 フリーボード ★タイトル (TEC59002)  95/ 3/21  23:51  ( 72) オウム強制捜査ラジオ記録 その9 ★内容

      3月20日0時 AM1476kHz       オウム真理教ラジオ生放送       「エウアンゲリオン・テス・バシレイアス」より(その9)

      ●仕組まれた弾圧の数々         ――事件の背景にはいつも警察が……

      (シーヴァリ)ほかには何かありますか。

      (アパーヤジャハ)そうですね。情報が入り次第、お話ししたいと思います。       ところで今回の事件というのは、この事件だけを見ると真相がわからないと思       います。ここで、これまで警察が、いろいろなかたちでオウム真理教を弾圧す       るために仕組んでいた事件の数々を、お話ししたいと思います。【オウム真理       教に対する弾圧の真相について興味をお持ちの方に、『契約の書 7』をプレ       ゼントいたします。メールでご連絡ください】

      (シーヴァリ)実は今回と似たような手口で、今まで数多くの事件が仕組まれ       てきました。今回の事件というのはその中の一つにすぎません。オウム真理教       側はいつも同じような手口でこのような被害を被ってきました。その皮切りと       なるものは何でしょうか

      (アパーヤジャハ)一番最初は一九八九年だと思いますが、オウム真理教が宗       教法人の認証を申請していました。法的には一定の要件がありまして、その要       件は明らかにクリアしていました。認証というのは、国が裁量をもって、これ       はいい宗教だから、あるいはこれは悪い宗教だから、という判断の余地はなく、       一定の要件が当てはまれば必ず認証しなければいけないという規定になってい       ます。しかし、当時東京都の認証を担当していた人たちは、警察側の不当な圧       力――自民党の代議士も加わってるのですが――そういう不当な圧力に屈して、       認証をしようとしませんでした。その時も警視庁が、いろいろな不当な情報を       東京都の方に流していたという実態が明らかになっています。        そのあと、オウム真理教被害者の会というものが結成されました。実はその       オウム真理教被害者の会というのは、警察が作ったと言ってもいいものです。       というのは、普通考えてみてもらったらわかると思いますが、ある信者の親が、       その子供をオウム真理教に行かせないようにする、ということが仮にあったと       して、それが被害者の会となるまでには、相当いろいろなプロセスが必要にな       るわけです。

      (シーヴァリ)そうですね。

      (アパーヤジャハ)つまり、そういう人が連絡を取り合うためには、何らかの       仲介をする人が必要なわけですね。そこでその仲介をしたのが、警察であると       いうことが明らかになっているんです。

      (シーヴァリ)警察が実際にその結成に携わっていたということですね。被害       者の会というものは自発的に形成されたものではなくて、警察によって形成さ       れたといういきさつが、これまでにあったのです。警察の不当な介入が実はこ       こにも見られます。        宗教法人の認証の時もすでに、都庁の担当課に不当な情報を流し、圧力をか       けていたということですね。

      (アパーヤジャハ)はい、さらにそのあと、非常に大きな事件が起きました。       それが坂本弁護士失踪事件ですね。

      (シーヴァリ)この事件もプルシャといったものをめぐって、オウム真理教が       関与したのではないかと憶測が飛び交い、濡れ衣を着せられた事件でしたね。

      (アパーヤジャハ)そうですね。その事件については、今だ真相が明らかになっ       ていないわけですが、わたしたちは権力が絡んでいる疑いが濃厚だと思ってい       ます。

      (シーヴァリ)坂本弁護士は、オウム真理教以外に、実は国家権力に関する訴       訟に関係していたそうですね。

      (アパーヤジャハ)はい、そうです。非常に重要な役割を果たしていました。

      (シーヴァリ)実は今までの経緯として、警察が不当にオウム真理教に対して、       例えば宗教法人の認証を妨害するような動きをすでにしていた、あるいは被害       者の会結成の幹事役になっていた、といった事実があります。警察が率先して       オウム真理教に対して弾圧を加えるような動きを今まで示してきた、というこ       とですね。  

#5610/9999 フリーボード ★タイトル (TEC59002)  95/ 3/21  23:57  ( 97) オウム強制捜査ラジオ記録 その10 ★内容       3月20日0時 AM1476kHz       オウム真理教ラジオ生放送       「エウアンゲリオン・テス・バシレイアス」より(その10)

      ●稲見君は修行したかった!         ――嫌がる本人を無理矢理“保護”

      (シーヴァリ)昨夜九時、オウム真理教大阪支部に入った警察の強制捜査につ       いてお伝えしています。皆さんから多くの反響をいただいております。        北海道の方からです。       「権力を振りかざした警察の横暴は、オウム真理教の人たちに限らず、我々一       般の者にとっても目に余るものがあります。このまま日本がよくない方向に進       んで行くのを黙って見ていてはいけないと思う。国民全員がしっかりと警察と       いう国家権力について考え直さなければいけないと思う」という貴重なご意見       をいただいております。ほかにも大勢のご意見がありますが、追ってご紹介し       たいと思います。スタジオの方にご意見をどしどしお寄せください。        また新しい情報が入った模様ですね。

      (アパーヤジャハ)ええ、非常に重要な情報が入りました。        強制捜査中にやっとのことで外に逃げてきたという、現場にいた信者の一人       からの情報です。問題の稲見君本人は警察が来たときには修行をしていたそう       です。

      (シーヴァリ)あ、道場の中で修行していたわけですね。

      (アパーヤジャハ)はい。そこに警察官がどっと入って来まして、明らかに本       人は連れて帰られるのを嫌がっていたそうです。その嫌がっている本人に、帰       るようにと両親と警察官が一緒に説得したわけですが、それでも本人は嫌がっ       て立ち上がろうともしなかった。そこで、それに対して警察が物理的に、強引       に引っ張っていった。しかし、本人は嫌がっていたという状況を目撃していた       信者から、情報が寄せられました。

      (シーヴァリ)そうですか。こういったことは果たしてマスコミで報道される       のでしょうか。ぜひとも報道してもらいたい事実です。本人が自発的に道場に       来て、そして自発的に道場で修行していた。そして、警察が嫌がる本人を無理       やり連れ去っていった。一体、逮捕監禁してるのはどちらなんでしょうか、と       いうことを皆さんに本当に考えていただきたいですね。

      (アパーヤジャハ)警察は、本人が嫌がっていたにも関わらず、強制的に引っ       張って行ったわけです。そのときに「裁判所側の命令である」と、そういう言       い方をしています。非常におかしいと思われる点は、裁判所が令状を出すとす       れば、一定の犯罪があっってその人を逮捕する場合、あるいは証拠物を探すた       めに捜索差押を許可する場合、そういう令状しか考えられないわけです。信仰       上、嫌がる本人を強制的に連れていくような裁判所の命令というものは、出る       はずがありません。

      (シーヴァリ)では、これは警察側の不当な解釈というか、令状以上のことを       彼らは暴言的に言っているわけですね。

      (アパーヤジャハ)そうですね。先程報告しましたが、ほかの信徒の方を、や       くざのような【言動の】、武装した警察官――一八〇センチもある大柄の男性       ばかり――がどっと入ってきて、盾で押しつけて信者を身動きできないように       しているという状況と合わせますと、これはもう、大変な宗教弾圧ですね。

      (シーヴァリ)そうですね。オウム真理教の道場というのは、そこに来てみん       なが修行したり、あるいは尊師の教えを学んだりするための場です。当然なが       ら、盾やプロテクターなどといった、ものものしい武装をする必要が全くない       場所であるにもかかわらず、大勢の警察官たちが――一八〇センチ以上のもの       すごい警察官たちが――大勢来て、そして信者が何か行動しようとすると取り       囲むといったような状況が、その現場にはあったわけですね。

      (アパーヤジャハ)そうですね。

      (シーヴァリ)アパーヤジャハ正悟師が言われるように、警察の動きが弾圧以       外の何ものでもないということを感じます。

      ●外に出してもらえない人々         ――警察が道場に居合わせた人を監禁!?

      (アパーヤジャハ)それからもう一つ、この電話をしてきてくれた信者ですが、       本来は身動きできないまま、現場から出してもらえないという状況だったんで       す。そこからうまくすり抜けるようにして逃げてきたということです。本来、       オウム真理教の道場というのは、完全に開かれた空間で、一般の信者さんが自       由に出入りできる空間なわけです。そこに強制捜査が入ったとして、どうして       出られないのか。その場に居合わせた信者が外に出ようとするのを押し止める       というのは、非常におかしいですね。

      (シーヴァリ)これは法的な根拠は何にもない、という意味ですか?

      (アパーヤジャハ)ええ。強制捜査を執行するに当たって、妨害する人を排除       するというのならわかります。ところが、その場から立ち去ろうとする者を押       し止めるというのは非常におかしいですね。

      (シーヴァリ)これは、捜査の状況が外に漏れてしまっては困るというような       ことも考えられますね。

      (アパーヤジャハ)ええ、そうですね。その人は逮捕状が出ていて逮捕をされ       るべき人でもありませんし、その人を押し止めておく権利は本来全くないはず       ですね。

      (シーヴァリ)このように、容疑そのものも不当といわざるを得ないような容       疑、そしてその捜査ぶりについても中にいる人間を外に出そうとしないといっ       た不当な強制捜査が行なわれています。こういった真相が果たしてマスコミで       報道されるのかどうか、わたしたちにはわかりませんが、こういった事実があっ       たということをこの場でみなさんにお伝えしたいと思います。        警察権力のこういった不当な介入ぶりに対して、皆さんからの「義憤を感じ       る」という多くの批判的なご意見をいただいております。

#5617/9999 フリーボード ★タイトル (KFJ24105)  95/ 3/22   1:20  ( 29) RE5545 >Sarin 対岸の火事にあらず by77 ★内容

No.5545を書いた御仁は、どういうお方?!

「腐敗官僚ならサリン渦に巻き込まれても、、、」とは驚いた発言だね!  このような、無差別テロを容認するような口ぶりは、その頭の構造 を覗いて見たくなるお人だね!

 多分今回の死者数は(不謹慎を承知で)現在の重傷者の数字を加え ていくと、最終的には80人を越えるのでは、、、。  しかも5000人近くの一般庶民が被災した、卑劣な無差別テロだよ。  この人達の多くは、今後、後遺症に悩まされるはずだ。なんのいわれ もなく、突然健康な体を阻害され、持病持ちにされた無念な気持ち、、、。

 対岸の火事との無責任な発言をしないで、、、、、、自分をその場に置いて ごらん。その卑劣さに憤りが湧いてこないかね、、、!  こりゃどう贔屓目にみても、犯人方には(是が否でも)死刑になって いただく以外、償う手段は無いではないか!

 東京の地下鉄網は、世界に誇る首都の動脈の様なもの。ここを利用 出来ないとなると首都でのビジネス効率は半減すると思う。  「次は、いつ、どの路線に、サリン渦が、、、」と考えると、まるで、 狙撃に晒されながら日常生活を送っているサラエボの市民にでもなった 気分になる。

PS:  今回、被害最大の「小伝馬町駅」等は下町の問屋街、官僚とは縁も ゆかりもない、それに官庁の総本山(?!)「永田町」や「議事堂前」駅は 今回の対象から外されていたのだし、それに贈賄を受けるような大物 官僚は車通勤では、、、又、彼らと言えどもサリン渦を受ける道理は無い。

#5619/9999 フリーボード    *** コメント *** ★タイトル (KFJ24105)  95/ 3/22   2:11  ( 16) サリンテロ=日本国への戦線布告?! by77 ★内容 ★内容  jsiminの本会議場には、今回のサリン渦は、日本国への宣戦布告として対処せよ! との過激な発言も出ていますね。  たしかにそれくらいの「危険な犯罪」であり、この不況、円高、無差別テロと続け ば、 いったい日本の明日はどうなるか、我々の今までの汗水が、暗い虚無の淵に吸い込まれ 泡沫と消えて行くのでは、、、、再び貧しい国に後戻りし、「日はまた沈む」の結果に なってしまうのでは、との不安に駆られない訳ではありません。  この時期、このFREEボードでノー天気な事をほざいている場合ではないのかも、 、。

 公安当局、警視庁、また今回の鍵を握るのは案外自衛隊、その活動、その存在を、 世に問われる試練の場だになるのかも知れません。

 関係者各位、頑張って下さい。                 −−−on line−−− by77

#5622/9999 フリーボード ★タイトル (BNE75857)  95/ 3/22   2:56  ( 38) サリン>警察への要望             KOMA ★内容

 犯人らしき人物、あるいは集団が見つかったからといって他の選択肢が 存在する限り地道な捜査を続けて欲しいということですね。

 凶悪犯罪としてマスコミに大きく騒がれ、警察のメンツにかけても解決 しなければならないというような事件に、冤罪や迷宮入が多い。結局の ところ犯人を早期に挙げねばという焦りが、少々疑わしい人物が浮かぶと その人物が犯人になるような裏付け捜査に力点が行ってしまい、それまで 平行して捜査が進められていた他の選択肢が手薄になってしまったという ことが大事件ほど冤罪や迷宮入が多い理由だと思っています。

 犯人と目された人物に有利な証拠などが出てきたら、その線を徹底して 洗うべきです。その人物が犯人ではないと確定すれば、その分選択肢が 狭まり他の可能性に集中できるからです。こういう事件があると犯人が 挙がるまでプレッシャーを受けながら、不眠不休に近い状態で捜査を続け ざるを得ない状態でしょうから、捜査員が早くほっとしたいと思うのは 人情でしょう。気持ちは解りますが、まだ確たる証拠も無いある特定の 人物を警察全体が誰も疑問を持たずに犯人だと思い込むのは危険すぎる。

 急がば回れと言うことですね、犯人じゃないかも知れないということを 追求することは、その人物が真犯人であった場合の証拠固めにも役立つ はずです。松本の事件のときも、早い段階で第一通報者の会社員を犯人だと 思い込んでしまった結果が未だに解決できない大きな理由だと思います。

 僕が確信をもってその会社員が無実だといっているわけではありません、 結果として警察の見込が当たっていたかも知れません。問題は、警察が 彼が無実かもしれないと言う可能性の上にたった捜査をどの程度本気で 行ったかということです。犯行の道具がサリンだということ、さらに 会社員が保持していた薬品ではサリンの作成が不可能と解るまで、力の 配分を会社員に掛けすぎたため、他の選択を追求するには手遅れとなって しまったのではないでしょうか。

 僕自身、徹底的に真相を究明して欲しい、一日も早く解決して欲しいとは 思いますが、警察を煽るような事はしては逆効果だと思いますので、我々も 「何日も経ったのにまだ未解決」式の批判は慎むべきだと思っています。

                        獨樂齋  

#5623/9999 フリーボード ★タイトル (KCB72984)  95/ 3/22   3:36  ( 34) サリン殺人の犯人像(1)                            完全変態 ★内容

今回の地下鉄でサリンが撒かれた事件は興味深いものだ。松本や山梨でのサリン事 件と関連させて報道されているが、もし事前に松本・山梨で事件が生じていなけれ ばもっと違った展開になっていただろう。

サリンのような特殊な物質は科学戦を意図した軍隊しか保有していないのが相場だ。 それが散布されたとなれば軍隊から盗み出されたか、或は軍関係者が一枚噛んでい る可能性が取り沙汰されたであろう。しかし使われたサリンは不純物を含んでいた ために異臭が発生し死亡した人数も少ない。そのため有機科学の知識及び取り扱い の経験者に犯人像が絞られてしまった。

海外でこれまで生じたテロ活動の手口は爆弾による破壊であって、毒ガスが用いら れた兆候はない。米国や西欧でテロ活動が伝えられてきたが、日本はこれまでテロ 活動の被害に遭遇してこなかった。三菱の爆破は別として。 正規軍を送り込んで戦争を行うには不味い理由がある場合に特殊工作員を送り込み、 社会不安を生じさせて内部から瓦解させてしまおうという手はCIAもKGBも行 って来た。そしてCIAなりKGBは影に潜み、表立って行動を行うのは現地の人 間であったわけだ。しかし政情不安な土地柄なら政府に反感を持ち革命を起こそう と目論むグループを支援できるが、日本の場合は革命を起こさせるまでに至るよう なグループは存在していない。(武力革命を意図したグループの話し)

特殊工作員でも目的は様々でスパイ活動を意図しただけのケースもあるが、恐ろし いのは社会不安を煽る目的で今回のような無差別殺人を行うケースである。送り込 まれた特殊工作員は武器を現地調達できるよう訓練を受けている。 日本は銃砲や爆薬の取り扱い規制が強く、そうおいそれと破壊活動のために大量の 爆薬を調達できない。しかし日本は有機化合物の規制については甘い部分が従来か らあり、日本赤軍等の過激派が農薬を用いた爆薬(例えば「ショウアン爆薬」)を 使ったように、爆薬を作る材料は比較的楽に入手することが出来る。 過激派が一旦用いればその農薬等について規制が行われるが、事が生じた後にしか 規制を行おうとしないのは従来からの日本のやり方だ。そのため今回規制の隙をぬ ってサリンが製造されてしまった可能性が強い。

                                                             完全変態 95/03/21  

#5624/9999 フリーボード ★タイトル (KCB72984)  95/ 3/22   3:37  ( 36) サリン殺人の犯人像(2)                            完全変態 ★内容

今回の犯人は犯行声明を現時点で表明してない。社会や政府に対して恨みがあれば 「俺達がやったのだ」と示威を起こしても不思議ではない。単独犯ならともかく複 数の者が計算された行動を起こしているのだから、何等かの利益を得るために行っ たと見たほうが自然だ。 グループの存在証明のために行ったのでなければ、巨額の身の代金を政府に要求す るつもりかもしれない。或は犯行表明を示さなくても「政府は犯人を知っている」 ということも考えられる。

地下鉄霞ヶ関駅を出れば目の前に裁判所・農林水産省があり、少し歩くと警視庁・ 法務省がある。そのため国家権力に挑戦或は報復を意図したものだと見られている が、あまりにも出来すぎた感を拭えない。 日本国民を大量に殺傷して政府に身の代金を要求するつもりであるなら霞ヶ関でな くても構わないだろう。例えば大手町駅を標的にすることも出来たはずだ。又3月 20日という日曜と休日の間隙だから、休日を取ってしまう人がいる可能性が出て くる。そのためなぜ平日の中間を選らばなかったのかという疑問も生じてしまう。

3月20日と言えばオーム教が一斉強制捜査を受けた日だ。しかも強制捜査が近日 中に行われるだろうとは阿修羅氏が19日の午前2時に書き込み、19日の22時 近くには20日に行われると発表している。そのためオーム教が国家権力への報復 のためにサリンを仕掛けたという構図が浮かび上がる。 TVでの犯人像について語っていたある人物の話しに、「オーム教を念頭において いるのではないか?」というものがあった。つまり普通の思考の持ち主ならオーム 教とサリン事件を結び付けてしまうだろうという構図が、偶然か故意かさだかでな いが出来上がってしまっているということだ。 幸福の科学がオーム教を攻撃しているそうだが、今回のサリン事件についてもオー ム教の仕業だと喧伝しているのかもしれない。幸福の科学にとっては自分達の勢力 を伸ばすのに良い機会だと思うだろうが、明日は幸福の科学の身に降りかかること だと言えよう。 それは今回のサリン事件の真犯人が誰であれ、社会に「宗教団体とは恐ろしいもの だ」というイメージを植え付けるのに役立ってしまうためだ。特にオーム教や幸福 の科学等の新興宗教は何をしでかすか解らない集団であって、潰してしまった方が 世の中のためだという風潮が日増しに高まって行くだろうということだ。

                                                             完全変態 95/03/21  

#5625/9999 フリーボード ★タイトル (KCB72984)  95/ 3/22   3:38  ( 39) サリン殺人の犯人像(3)                            完全変態 ★内容

自分の勢力を拡張したり維持するために相手を蹴落としたいが、正面切って行いに くい場合には謀略が用いられる。例えばナチスは競争相手の共産党を蹴落としてナ チス党の優勢を図るために、放火を行って犯人を共産主義者に仕立てあげてしまっ た。そして目論見は成功してナチスが天下を握ることができた。 犯行現場に偽りの証拠を残して、別の犯人を仕立てあげる手法は珍しくない。しか し成功するためには、偽りの証拠を事実として押し通せる立場でなければいけない。 スターリンのように国家の中枢にいれば、対面を保ちつつ競争相手を謀略によって 始末することも可能になる。

犯罪が生じ真犯人が捕縛される時は、国家が犯罪に荷担してない場合だけだ。国家 が犯罪に荷担していれば真犯人が捕縛されることはない。世間を欺くために誰かを 真犯人に仕立てあげるだろう。或はまた誰かを犯人として潰すために、わざと犯行 を起こす場合も出てくる。 国家が犯罪に手を染める場合にはもうひとつの状況がある。それは国家に不利益な 事件が生じた時に、世間が驚愕するような犯罪を起こして向けられていた目線を逸 らしてしまう場合だ。そして大衆の目がそちらに向いている間に、国家に不利益な 事件の証拠隠滅を図ることになる。一旦目が移ってしまった大衆の目は、以前ほど 元々の事件に関心を示さなくなり国家の決定的破滅は避けられるという按配だ。 青酸入りコーラ殺人事件が生じた時はローッキード事件で揺れ動いていた時でなか ったかと思う。新聞の片隅に誰かが自殺したと小さく書いてあったっけ。それ以外 にも「謀略ではないか?」と思った事件が時たま生じたが、記録をあたるのが面倒 なので取り上げない。

今回のサリン殺人事件が国家の謀略であるとは言い切らない。現時点では証拠を集 めきれないことも関係しているが、公安警察に付け狙われたら恐ろしいものな。(^_^) しかし松本や山梨のサリン事件は、わざと素人の犯罪を装うために行われたものだ とは言っておこう。しかも偏執的或は狂気めいた者とも見せかけている。 霞ヶ関でトランクが置かれていた件もわざとらしい。中身は加湿器のようなものが 入っていたそうだが、予告めいたことを行って警戒させようとはよほどの自身がな いかぎり行わないだろう。 また本当に国家権力に挑戦・報復を目的にし、しかも宗教的狂信者の仕業であるな ら国会議事堂・法務省・警視庁に突入してサリンをまき散らす方を選択するだろう。 今回の大衆相手の犯行に国家が荷担していなければ、残るは外国或は外国人が関与 している線が出てくる。講和条約が締結された後にも日本を出て行こうとせず住み 着いている外国人の集団もいたっけな。

                                                             完全変態 95/03/21  

#5627/9999 フリーボード ★タイトル (SUG31551)  95/ 3/22   4:45  ( 33) 犯人像>サリン               ネダ ★内容 北朝鮮?・・・同胞が乗ってる可能性が高い地下鉄に仕掛けるだろうか? オウム?・・・新聞各紙を見るとわかるが、サリン事件とは別の拉致関係で        オウムの記事がばんばん出ていますね。        これって、オウムが犯人だとういう印象を無意識に与えるこ        とになると思う。しかも、TBSではわざわざオウムの声明        を報道してもいた。オウムはマスコミではなんら疑いの報道        がなされていないにもかかわらず(例えば三浦事件の時は、        犯人だと断定口調で報道していたが)オウムを犯人だと決め        つける謀略だという文書を発表したのである。        どこかのマスコミでオウム犯人説を唱えたところがあったろ        うか?私は気をつけて見ているが、今のところ知らない。        にもかかわらず、このような声明が出されるとは、どういう        わけだろうか?誰が公に疑ったのだろうか?つまりオウムは        勝手に被害者意識をもったというわけだ。それは世間をさわ        がせているという意識が強いからで、疑われても仕方ないこ        とを普段から行ってきたという自覚がある証拠だな。 完全変態・・・サリンの製法を知っているらしいな(笑)。怪しいヤツ(笑)。 幸福の科学・・紀尾井町の本部に行くには丸の内線が便利だから、まぁ、そ        れだと出版部の社員が死ぬかもしれないのでやらないだろう。 過激派・・・・最近は貧乏のようで、こういったことは金が無くて出来ない        だろうし、過去の行動パターンをは違いがありすぎる。新し        メンバーでも増えたのなら別だが、ちゃんとした声明がない。 金目的・・・・それなら痩ニを相手に脅迫するよりも、小さな企業を脅した        方が楽に金を取れるだろう。それに、そんな危険な薬物を自        分で作るだろうか?作るならもっと危険性の低い、持ち運び        に便利な毒物を作るだろう。

宝島30の3月号にオウムとサリンに関連する詳しいレポートが載っています。 それを読むと松本のサリン事件以前から、オウムがサリンに関係していた事実 が分かります。

                                 ネダ 訂正:文字化けのところは・・国家・・です

#5630/9999 フリーボード ★タイトル (KBM13293)  95/ 3/22   6:31  (  7) オウム真理教に強制捜査 ★内容    しかし あの格好はなんなんだろう?

   ガスマスク姿の捜査員達...

   青山の本部はまだ篭城中らしい...    

#5632/9999 フリーボード ★タイトル (WKM05083)  95/ 3/22   9: 1  (  5) マスコミはオウム信者の人権を考慮しなさい!! ★内容

マスコミ各社はオウム真理教信者の人権を考慮しなさい!! テレビカメラでそのまま彼らを写すのは直ちにやめなさい。 何らかの配慮が必要です。 事件とは何のかかわりもない信者が、いらっしゃるかもしれません。

#5633/9999 フリーボード ★タイトル (BEN45948)  95/ 3/22   9:14  (  1) RE5632:バカモン!!! ★内容 そんなこといってたらもっと人が死ぬのだよ。

#5634/9999 フリーボード ★タイトル (MZE81105)  95/ 3/22  10:40  ( 89) オウム真理教強制捜査−−どうなる?マハーポーシャ ★内容

どもども、☆★宵の明星でやんす。。_(_^_)_ペコリ ところで、昨日の春分の日は新聞休刊日だったため、今日(3/22)の朝刊は ありませんが、テレビを何気なくつけた途端、何だか朝一番から騒々しい報道を していましたね。 平成元年ごろから富士山麓北部の山梨県のとある寒村を本部に構え、誰が見ても 奇特に思えるオウム真理教そのものの動きを警視庁がとうとう本腰で強制捜査 に踏み切りましたね。オウム真理教はご存じの通り、衆議院議員選挙にも出馬 歴をもつ40歳の麻原氏が教祖で、若い男女を中心に全国でも数万人の信者を持 っていて、信者には全国25カ所の本、支部が設けた特定の場で「修行」をさせ ているのですが、それが曲者。修行中は親との面会さえ許されないというような もので、そこから真理教に対する世間からの不信感が最近とみに募ってきたとさ れています。しかし、まあここまでは、奇特な宗教からはほんの些細なことだっ たのかもしれません。 しかし、何年か前に起きて未だに解決のメドさえ立っていない横浜市の弁護士一 家失跡事件や、今年早々から世間を騒がせている東京都品川区の公証人役場事務 長の監禁事件は、いずれも本来の真理を追及しようとする真面目な人々への挑戦 行為であり、一常識人としても国民としても絶対に許してはならない事件だと私 は信じて疑いません。それに数日前に営団地下鉄利用者やその沿線住民、さらに は全国の国民を震撼に陥れたサリン使用の無差別殺傷事件は誰が見ても犯人グル ープには死刑をも含めた極刑が妥当だとは思うのですが、この信者の体を清める ためにサリンに似た香をたいて、周辺住民に著しく迷惑を掛けたり、ひんしゅく を買うような行為さえするということは、もはや現憲法で保障するような信教の 自由を範囲をはるかに飛び越えるようなもの。今後、捜査当局によって、真理教 そのものがたたき潰されてもやむを得ないと思いますね。オウム真理教総本部で は「警察当局による重大な宗教弾圧だ!!」とうそぶいているようですが、信仰 の自由も公共の福祉の範囲内でのみ認められねばならないと私は解釈しています。 ちなみに中国では一応、信教の自由は認められているようで、上海あたりでは仏 教ばかりではなくキリスト教も盛んであちこちに戦前からある教会堂も多いので すが、宗教を悪用した政治運動は厳禁しているとのこと。ちょっと日本とは事情 は異なるようですが、これが正しいか間違っているかは現段階では私は分かりま せん。自分の宗教哲学に反対している人々を平気で監禁したりするようなオウム 真理教のやり方はもはや人々の心を清めるという各宗教本来の機能がなくなって しまい、もはや罪のない大勢の人々を陥れるとみられても仕方がなく、あれでは 暴力団か今回別に営団地下鉄内でサリンをばらまいて大勢の死傷者を出した犯人 グループとどこも変わるところはないですよね。 ところで、パソコンユーザーにこの際ひとこと私も言いたいのですが。。 今回の各報道では東京都港区南青山の一角にあるオウム真理教東京総本部のある マハーポーシャビルがあからさまに映し出され、価格性能比では日本一安い販売 価格を誇るIBM PC/AT互換機メーカーのあの(株)マハーポーシャの経 営者が麻原教祖だということも世間一般にとうとうバレてしまいました。今朝は あのマハーポーシャビルの前に大勢の警視庁機動隊員や私服刑事が張り付いてお り、1階にあるマハーポーシャ本店の営業もできない状態。 ということで、私が言いたいのは、いくら安くIBM互換機を買いたいと思って も今回問題を起こしたようなメーカーのものは関わらないない方が賢明だ!とい うことです。既に性能の良いマハーポーシャのパソコンをお持ちの方々には大変 失礼で申し訳ないのは重々承知していますが、マハーポーシャ社がオウム真理教 の関連会社の重鎮だと知っていて、大変安いから買うというのは、私が見れば暴 力団に資金源を提供しているようなものではないかな?という気がしてならない のです。これからIBM互換機を本気で買おうとしている方々は悪いことは言い ませんから、高くても、世間に幅広く信頼を得て、市民権をもっているメーカー (やはり日本IBM、富士通、コンパック、デル、エプソン、エプソンダイレク トなど一人前のIBM PC/AT互換機メーカーとして本当に信頼のあるもの) を選ぶ方が常識的だと私は思いますね。つまりマハーポーシャ製のパソコン価格 より高い分は、安心信頼料をメーカーに支払っていると思えばどうっていうこと もないのではないでしょうか?それでも、最近はあのNECのPC−9821シ リーズでさえ低価格路線を歩んでいるのですから、あとは社会的に十分信用され ているかどうか?がこれからの時代のパソコンを選ぶ重要ポイントだと思うので す。 それと最後に、既にマハーポーシャ製のパソコンを買われた方々は残念ながら、 もしこのままオウム真理教の捜査が進んで壊滅状態に至れば、マハーポーシャ も連鎖倒産する可能性が十分高くなるだろうし、私はむしろその公算が大きい と思います。その場合はそれ以後にパソコンが故障しても保証は受けられなく 「ハイそれまでよ!!」ということで、買い替えの必要にも迫られると思いま す。ユーザーの皆様はそろそろそういう覚悟だけはしておいた方がいいのかも しれませんし、やむを得ないだろうと私はみています。インストールしたMS −DOS6.2/VやMS−WINDOWS3.1も手元に媒体がなくて、 マハーポーシャでなくマイクロソフト社にユーザー登録していないのならば、 そのままいけば保証は無効になってしまうでしょう。従って、もし故障して直 る見込みがないのならば、なるべく早期にもっと信頼あるメーカーのIBM互 換機に乗り換えた方がよいでしょう。 私も平成4年暮れに名古屋市中区大須のマハーポーシャ名古屋営業所ができた ころは、IBM互換機(当時はIBM−DOS5.02/V、MS−WIND OWS3.02がインストール済み)にも少しずつ興味を持ち始めていたもの で、まさかオウム真理教の関連会社とも全然知らずに「なぜ、あんなに常識を 外れた安さで販売できるのだろう?」と気味悪く思っていたものです。ごく最 近は今年暮れに日本語版の発売が予定されているMS−WINDOWS95の 対応をにらんで、マハーポーシャもご他聞に漏れずペンティアム(100メガ ヘルツ)のCPUを搭載したマニア向けのタワー型パソコンや、CD−ROM プレイヤー内蔵のインテルDX4(100メガヘルツ)搭載のD−STNカラ ー液晶ノートパソコンを破格で発売していますが、このままオウム真理教の捜 査が進めば、WIN95のリリースアップごろまで、マハーポーシャそのもの が持つかどうかは微妙でしょう。 ということで、今後のオウム真理教の動きに警戒をすると同時に、マハーポー シャのメーカーとしての去就にも注目を払っていかねばならないですね。

          PC-9821Ne & ThinPad 360CE USER/☆★宵の明星    

#5635/9999 フリーボード ★タイトル (KFA38731)  95/ 3/22  12:58  (  5) 犯人像>サリン ★内容

赤報隊事件を起こした連中もお忘れなく! ス−パ−パラノイアは無差別殺人のプロだ    

#5636/9999 フリーボード ★タイトル (VBH80087)  95/ 3/22  13: 7  ( 35) 警視庁は用心の為、明日の始発以前から地下鉄や  PANDA ★内容 その他都内で気密性の高い場所の警戒を行なって欲しい。

東京以外の地方都市でも地元警察は同様に厳重な警戒を行なって 欲しい。

今のうちから非常線を張っておいても決してやり過ぎではない。

法務省のお役人さん達も手伝いなさい。たまにはフィールドワーク もした方がいい。あなた達も警察官であることを忘れないように。

自衛隊も有毒ガス等自然界に存在しない物質の検知、無線の傍受、 空からの監視等警察の補助を行なって欲しい。あなた達も警察官に 準じた存在で国家公務員なのだから広義の警察官と考えることも 出来る立場なのだから。

消防署は万が一に備えいつでもホンプ車を出して身体、衣類等に付着した 毒物を水で洗浄出来るように待機しておいて欲しい。

都内各大病院は神経ガス中毒患者に対する受入れ、治療体制をとっておいて 欲しい。

NTTには疑いのありそうな電話回線の傍受を行なって欲しい。 あなた達には法に触れることなくそれが出来るのだから。 そして何でもいい、警察に知らしめた方が良いと思われる通話を 聞いたら即警察に通報して欲しい。

明日、電車に乗る人で時差通勤が可能な人はなるべくフレックスで 電車に乗って欲しい。

また「この荷物どなたのですか?」運動を励行して欲しい。 車内で少しでも不審な荷物を見かけたら「この荷物どなたのですか?」と 大声で尋ねて下さい。またもし自分の荷物が不審に見られても怒らない ように。毒ガスでも爆弾でもないのなら何も臆する必要はないのだから。

                            PANDA

#5665/9999 フリーボード ★タイトル (SUG31551)  95/ 3/22  15:41  ( 13) うははは、オウムの強制捜査          ネダ ★内容 オウムにうむを言わさぬ強制捜査だぁ。

山崎浩子の脱会会見を思い出した。

宗教ってこれだから、おもしろうにゃぁ。

TV見ながら仕事やれる環境が楽しい(笑い)。

教祖はいったいどこへいったやら。 空中浮遊でどこかへ飛んで逃げたか? サリンの生成でガスを吸い込んで、寝たきりか?

                      ネダ

#5666/9999 フリーボード ★タイトル (FNA27418)  95/ 3/22  17:53  ( 16) やっぱりか・・・サリンもオウム教か・・・雄ちゃん ★内容

防毒マスクをした警官らが、総本部や関連の支部に入りました。

総本部には、サリンを生成した薬品が押収した・・・・

まぁです。誘拐事件と言っていますが、だれの目から見ても、

あれは、サリンの探しているようですね

神も悪魔もかみひとえです。

FNA27418 雄ちゃん        

#5674/9999 フリーボード ★タイトル (GCB80431)  95/ 3/22  22: 9  (  2) もう間違いないよね ★内容 絶対オウム。 お金持ちだからサリンなんかガンガン作れるしぃ。

#5676/9999 フリーボード ★タイトル (KEE67995)  95/ 3/22  22:53  ( 12) 地下鉄サリン事件の犯人探しクイズ ★内容

東京の地下鉄サリン事件の犯人は誰ですか?

1官僚,役人  2 CIA  3 ユダヤ  4 共産主義者

5オウム教   6警察の単独犯  7 左翼ゲリラ  8右翼

9 その他   10解らない

解った方はメ−ル下さい。結果は後日発表します(多い順)    

#5677/9999 フリーボード ★タイトル (AKE88546)  95/ 3/22  23:13  ( 12) 今テレビを見てるのだが            八朔 ★内容

建物の中から機動隊だか警察だかによって オウム信者が連れだされているのだけど、 とくに「無理やりつまみ出して」いるようには 見えないのだが。

無理やりつまみ出されているように見せているようには 見えるのだが。ははは。

なんか頭痛いわ。 サリン関係ないにしてもな。  

#5679/9999 フリーボード ★タイトル (RJM86878)  95/ 3/22  23:28  ( 10) あれじゃ、オームを立件できんぞ  スティール ★内容

 劇薬を見つけたと騒いでいるようだが、 あれを持っているのは、日本で十万人 以上いるはずだ。

 あの劇薬は、そのくらい普及している。

              スティール PS.やっぱり、北朝鮮も臭いな。  

#5680/9999 フリーボード ★タイトル (XPA50061)  95/ 3/22  23:49  (  5)  早く真実を見つけてほしい!! ★内容

 テレビでオウム真理教の特集をからめたことをやっているが、あまり市民を刺激する よ うな報道は、よからぬことになりはしないか。心配だ.. F

#5683/9999 フリーボード ★タイトル (VBH80087)  95/ 3/23   0:31  ( 44) 今の証拠ではオウムは逮捕、監禁罪くらいまでが  PANDA ★内容 いいとこでしょうね。勿論公表されている今の証拠ですけれども。 おそらく警察の思惑としては逮捕者が多ければ中には罪を認める自供を するか別の証拠に付いての自供をする者も出てくるかも知れないという ことと同時に遺留品、例えば新聞紙からそれがどの地域で配達されたものかを 絞り込める場合も稀にありますから僅かでも残された手がかりからひたすら 精密操作を続けてホシにたどり着こうとするつもりなのでありましょう。 むかーしこの手法で電車に時限爆弾を仕掛けたホシを挙げたことがある。 初めから精密操作一本で行くつもりなら逮捕する時にはほぼ証拠固めは終わって いる筈で、だからかなり緊急非難的に検挙した側面も強い感じを受けます。 或いは相手に犯罪歴がないと指紋が判らないから指紋さえ判ればかなりの 確度で立証出来るのではないかという悪い言葉で言えば半バクチ的検挙だったのかも 知れませんけれど。

青山顧問弁護士の今後の挙動は注目されるでしょう。

例えば警察や検察の取調べの際には弁護士立合いを被疑者が要求したら 応じなければならないのですが我が国では少なくともこれまでは「弁護士 呼んでくれ。来るまでは何も喋らない。」とキッパリ言ってしまえる 被疑者は滅多にいなかったのですが案外彼等なら言いそうな気もする。

我が国では欧米のような司法取引(例えばより罪の重い犯人のことを 教えたら本人の罪を軽くしたり免罪にしたり)は行ないませんが 心証を良くすることで執行猶予を狙うなどの作戦に出る(と言っても 大抵は弁護士がそうしろと言うのですが)ことは多いのです。

ただ思うに今回のケースでは末端の信者達はかなりの洗脳を受けていて 教祖や他幹部達の為には自分の心証など構わないでしょうからおそらく 取調べも難航しそうに思えます。

銀行強盗なら一人捕まえれば他もいもづる式にと行くことが多いかも 知れませんが本件は上はともかく末端の者たちは営利追求を目論んでいた 訳でもないだろうからかえってこの種の利己的判断を期待するのは難しそう です。

極めて異例なケースなので一度逮捕してまた泳がすなんてことがあるだろうか とか(我が国では少なくともこれまではこんな事もまずなかったですね) 弁護士立合いで取調べをするかどうか、或いは接見禁止が付くかどうか (証拠隠滅の恐れがありそれを地裁の判事が認めれば付く)、或いは弁護士は 全て私選が付くかどうか(金のない末端の信者に幹部が付けてやるかどうか)、 或いは弁護士は3点セット(=保釈請求を最大3回まで全部やる)をフルに使うか どうか(これはやりそうに思えるが)と言った取調べ段階のことですでに 関心の向く事柄がいくつもあります。 普通はあんまり取調べ段階でのやり方には興味が向かず(パターンが決っているから) たまに法廷を見たくなることがある程度ですけれどね。         PANDA

#5686/9999 フリーボード ★タイトル (QYA33902)  95/ 3/23   2:50  ( 24) カナリア                      三鷹板吉 ★内容

 オウム捜査の警官は、篭に入れたカナリアを連れていた。ものものしい迷彩服や ガスマスクと黄色い小鳥との対比が、何ともシュールだった。

 あのカナリアも警察の「備品」なんでしょうかね? それとも自衛隊化学戦部隊 かなんかの。警察や自衛隊に「カナリア飼育係」があるって想像すると、吉田戦車 のまんがみたいだ。

 それとも今日のためにペットショップで買ってきたんでしょうか?  ガスを感知するなら、別にカナリアでなくても、文鳥でもインコでも雀でもよさ そうなもんだ。雀の方がカナリアよか小さい分、より敏感かもしれない。でも、こ ういう場合はやっぱ「カナリア」が「信頼と安心のブランド」である、と(笑)  「最近はカナリアなんか流行りませんぜ。それよか九官鳥なんぞどうです?」 「いや、カナリアでなければまずいのだ。あ、領収書の宛名は『警視庁』ね」てな 会話が、店長と署員の間にあったのだろうか。  買ってきたものだとしたら、お役が済んだ後のカナリアはどうなるのだろうか? 鳥が好きな署員が引き取って面倒見るのだろうか? 放したらまず確実に死ぬと思 うのだが、でもインコなんかは野生化して繁殖しちゃってるし、それなりにけなげ に生きていくのだろうか?

 それにしても、カナリアという鳥は、三鷹が子供の時分は、あちこちの家で飼っ ていたものですが、トンと見なくなって久しい。スピッツ同様「絶滅」しちまった んじゃないか、と思ってたのですが。  

#5690/9999 フリーボード ★タイトル (NUE37082)  95/ 3/23   9:18  (  7) オウム>松本の捜査の再現 ★内容  どうも、捜査のやり方がまずいような気がします。また、真相が分からない ということにもなりかねませんね?  それと、マハラのおっちゃんも人として最低限の秩序ある行動をとり、 釈明しないかぎり、社会的には過激派等の大親分と同格にみられるように なるでしょう。何時の時代もカリスマ的存在の人はすごいですね(^^;

KN.

#5703/9999 フリーボード ★タイトル (LAD20334)  95/ 3/23  18:28  ( 31) 独白>例えば                   英爺 ★内容

 とある宗教団体が解体前のソ連と深く関わりがあり、それを危惧した公安が あるシナリオを描いた。限りなく黒に近い状況証拠を残して弁護士失踪事件を 起こし、後のロシアに於いてはソ連時代の軍関係者を接近させる。予算の関係 で警備も手薄なサリンの存在を知らしめ、逆スパイ的に公安による教団への不 信を募らせる。疑心暗鬼に陥った世紀末団体は毒ガス対策を施し、あらゆる面 で更に状況証拠は有無を言わさぬ状況へと誘われる。

 あはは、無茶ですね、これでは国家が崩壊する(笑)。

 我々が、或いはマスコミがサリンの存在を知ったのはいつでしょう、軍事を 研究されている方を除けば松本での事件でありましょう。しかしオウムはそれ 以前にサリンの存在を知り検知機すら用意していた、元軍関係者による「ロシ アから持ち去られた可能性もある」という発言が妙に真実味を帯びてきます。

 気になりますのが二点、新たに女性の被疑者の存在が浮き彫りになりました が、当初取りざたされていた入院中の男性はどうなったのでしょう。最初の報 道では「新聞紙に包まれたものを社内に置いて立ち去り、気が付いた乗客が蹴 りだしたところこの男性が倒れた」とされ、後には「自ら包みを車外に蹴りだ し倒れた」となりました、証言内容の甘さが気になります。

 そしてもう一点はオウム側の対応の早さ、施設でサリン騒ぎがあればすでに 宗教弾圧を訴えるビデオが用意され逆に殺人未遂で訴える。盗聴騒ぎがあれば オウムこそその盗聴騒ぎの被害者であるとする声明が上げられる。果たしてこ うした状況を見込んでの行動なのか、盗聴或いは警察側に内通者がいるのか、 教祖の行動からも疑い深いものです。

 昨日からの強制捜査においても夜間となれば現場に残るのは報道陣と信者の み、早速物資を乗せて現場を離れた車が志賀で見つかったとか。KOMAさん の指摘ももっともですが、大掛かりな捜査でありながら何やら詰めの甘さを感 じます。

#5704/9999 フリーボード ★タイトル (VBH80087)  95/ 3/23  18:44  ( 24) 一連のサリン事件は国家権力による宗教弾圧だ   PANDA ★内容 日本国政府は戦時中のような戦時的全体主義国家へと歴史を逆行 させようと目論み人々が様々に自由な感情、思想を発露するのに 最も適した宗教を弾圧する必要がどうしてもあるので今回の一連の デッチ上げによる宗教弾圧行動に出たのだ。それはここ数年の 歴史を振返って見てもその歴史的必然性は明白である。 暴対法を制定し東京など大都市では街宣車などによる大音量の発生 すら取り締まれる条令を制定した。都市部はもともと騒音が激しく 何故このような条令を敢えて制定したのかは歴然としている。 最近の加納展明氏逮捕からは表現の自由の略奪という考えが見て取れる。 自由な発言、表現、さらには自由な思想さえ略奪し全体主義国家建設に 向けての第一幕が開かれた。いつの時代でも真の賢者は迫害されてきた。 それが今はまさにオウムなのである。平和を誰よりも愛し追求してきた オウムにとって今はまさに窮地であるがこれはオウムにとってのみの窮地 ではないのだ。全世界さらに全宇宙にとって秩序と安寧へ向け回帰するか 限りない破壊と消滅への序曲が始ろうとするかのまさに土壇場にいることを 我々は知らなければならない。そして我々が勝利した時初めて宇宙は再び 無限なる秩序と全ての死が生に転ずる再生可能なものとなるのだ。 だから我々は何も恐れずただ勝利をのみ信じて悪魔の思想にとりつかれた 人間の姿をしたぬけがら達と戦わねばならない。我々が勝利した暁には 麻原尊師の不滅の霊が新たな次元の宇宙で我々正義の戦士のみを再生させ 悪魔と手を切った新時代を切り開くよう尊師は再び我々に協力を求めて こられるだろう。

みなの最善を尽くせ。                  PANDA

#5708/9999 フリーボード ★タイトル (RJM86878)  95/ 3/23  19:31  ( 12) 警察がイカレた集団をボコボコにするのは爽快 ★内容

 警察が、オームをボコボコにする姿は爽快。  

 第二次朝鮮戦争が起こったら「北鮮系の朝鮮総連や、 韓国系の民団」をボコボコにしてぶっ叩いて、潰して日 本から叩き出してほしいものです。  

                 スティール    

#5727/9999 フリーボード ★タイトル (NPH51893)  95/ 3/23  21:39  ( 82) オウム真理教叩き、慎重に。         ★ぽっくり爺 ★内容

「いよいよ最後の時が来た。共に闘おう」みたいな事を、 麻原氏はラジオで言ってるそうですね。実に不気味ですなぁ。。。

まぁ、サリン=オウムの仕業とは今の段階では言えないと思いますが、 マスコミの報道など含めて、一般の見方としては、 どうやらソレ(サリン=オウム)に近づいている様に感じられる。

決して断言は出来ませんが、オウムが犯人だと仮定して、 今後の警察の対応などを考えてみる必要は大いにあるでしょうね。

昨晩、テレビを見てたら、オウムはソ連製の軍事ヘリを所有してるんですよね。(^_^;) おいおい、お願いだから、空中散布だけは勘弁してくれよな。

■オウム真理教団の上下構造  洗脳する側とされる側、これがハッキリと二分されている様な気がします。 オウムは修行色の強い教団ですので、現代の、求めたら何でも得られる物質文明に 飽き足りた比較的物事を真面目に追求する様なタイプの人間もいる様ですね。 拉致されたと言われる阪大生にしても、複数の医師にしても、弁護士にしても、 まぁ、そういうタイプなんでしょうね。 多数の下部集団は真面目な信者なのでしょう。狂信的だろうが、一方的に犯罪に関連し てるなど考えてもいないでしょうね。しかし、最近のオウム公式発言は、 その信者さえも犯罪行為のコマンドとして駆り出そうとする準備めいたモノに聞こえる のは私だけでしょうか。

■公安警察がサリンと撒いたと主張するオウム  これは完全に「ウチ向きの発言」でしょうね。 こんな戯れ言を一般人が信じるはずがない。(笑) まず、サリンの脅威に怯えているのはオウム自身である、被害者はオウムだと、 日頃から信者に思い込ませる為に、昨年からそういう毒ガス騒動を内部でも作為的に 引き起こしておる可能性がありますね。 つまり、上層部(洗脳する側)の行動部隊が、 身内に対して微量な毒ガスを撒いて、信者にさも敵からの攻撃に晒されている様に 信じ込ませる工作。 密閉された狭い世界で小食の上、瞑想などにふけっている信者にとって、 既に入信するまでの社会常識などは消えてなくなっておるでしょうから、 作り上げた「敵の存在」を信じ込ませる事など、そんなに難しい事ではない。 そういう「被害者意識」「闘わねばやられるという危機意識」を植え付けておいて、 正義の為の必要悪の行動として、今後、犯罪行為に一般信者が駆り出される可能性は 大いにあり得るし、それを聖戦と位置づけて、その様な気持ちで積極的に行う信者が 出てきても全く不思議ではないですねぇ。

■オウムの正義  何を彼らが狙っているのか分かりませんが、価値観が一般とは全然違うのは明かで、 こういう狂信的な宗教の場合、自己の死などちっぽけなモノであり、 宗教に殉ずる事は何でもないと思われますので、非常に恐いのですな。 自己の死を軽視し、死後や転生を重視する人々は、他人の死についても重大事だとは 捉えられないのも必然でしょう。 大きな価値有るモノを守る為には小価値のモノは犠牲にされ切り捨てられるのは、 有り触れた原理であり、公共の福祉でもって法解釈に柔軟性が生まれるのと同じく、 オウムの正義による行動も彼らの原理の中では、また拡がって行く訳です。

■オウム、その他いろいろ  話によると、オウムの建造物の内部は細かく仕切られた狭い迷路の様になっている らしく、どうも逃亡出来ない様な構造になっているらしいですね。(笑) 一旦入ってしまえば洗脳し終わるまでは外に出られない様なシステムなんでしょうな。 修行の段階で、断食なども組み込まれているらしいが、そういう状態では自己の意志が 薄弱となり、洗脳にはもってこいなのかもしれません。 昨日、栄養失調で保護された信者6人も薬剤を、飲まされたり点滴によって体内に入れ られたりしたそうだが、その点滴も手足に入れるのではなく、のどに針を刺すという 自分で外すと危険な方式を採用しており、抵抗出来ないウチに昏睡状態に持って行ける らしいのですな。よって、坂本弁護士なども、もし彼の失踪が同様にオウムの仕業なら 敵すらも強制的に洗脳するテストケースとして人体実験されておる可能性が高いです。 彼ら親子が従順な信者として瞑想にふけっているとしたら、 まだ山中に埋められているよりはマシでしょうけどね。

■警察の対応  出来れば麻原氏の身柄を別件で確保しておいた方が良かった様な気がします。 つまらない事でも何でもいいから一応、捕捉しておけば、妙な陣頭指揮は阻止出来たの でしょうがね。とにかく、あまり急激に追い詰めると既に作り終えた隠しサリンでもっ て今度は大規模な殺戮をやらかす可能性も低いとは言えませんので、警察にはくれぐれ も慎重に対処して欲しいと思います。特にオウム所有の軍事ヘリなどは、飛べない様に しておいてもらいたいと思いますねぇ。まぁ、多分、そこら辺は大丈夫と思うけど。

以上、噂される全ての所行がオウムであるとする仮定によっての推論でした。(笑)

事が事だけに、あまり悠長な事は言っておられません。 オウムがやっていないとすれば、必ず松本の時と同じ様に、 ちゃんとした復権も可能でしょう。 それよりも、取り返しのつかない大惨事を防止する方が、より重要ですね。

                                ★ぽっくり爺

#5730/9999 フリーボード ★タイトル (KCB72984)  95/ 3/23  21:51  ( 38) オウム教強制捜査の謎(1)                          完全変態 ★内容

オウム教の一斉捜査は、目黒公証役場仮谷氏の拉致事件についての手入れのは ずだった。そしてオウム教の各支部に強制捜査の手が近々入ると、19日の午 前2時に阿修羅氏が表明していた。 それが実際に出動した警官隊は拉致事件の捜査にはとても見えない物々しい装 備であった。動員された警官隊の人数は元より防毒面防毒服を身に付けおり一 種異様な感がする。これではサリン殺人事件の犯人がオウム教であると大衆に 印象付けるために、マスコミを巧みに用いて喧伝する意図があったと言うしか ない。 更に驚くべきことに防毒面等の装備は3月17日に防衛庁から500人分借り 受けており、20日には3700人分を追加要請している。20日の地下鉄サ リン事件が生じる以前に防衛庁に貸し出しを要請していたということは、地下 鉄サリン事件の発生を事前に掴んでいた可能性が出てくる。

刈谷氏を拉致するにあたってレンタカーを借りた時に残された指紋から、オー ム教の幹部だと判明したと伝えられている。前科者なら指紋が保管されている ので直さま調べられるが、果たしてその幹部は前科者であったのだろうか。 当初報道されていたことはレンタカーを借りたときに提示した免許書の持ち主 の話しから、紛失した免許書が用いられたらしいということだった。それがニ 転三転して本人がオーム教の信者に貸したという話しになった。 レンタカーを返しに来た女性の話しも出ていたが、指紋の件は突如出てきた感 を拭えない。指紋を調べていると公表することに差し障りはないと思うが、ど うしてそれまで指紋について発表しなかったのだろう。

ここで浮かび上がるのは公安警察の存在である。一般の警察なら非合法活動は 公に行えない。しかし公安警察は元々の目的が公安の維持、つまり政治的秩序 維持のために警備情報の収集という「予防活動」に重点が置かれている。 そのため公安警察の活動は国民の監視・管理に関与することになり、場合によ っは国民の思想表現などの基本的人権を侵すことにもなる。目を着けた集団に 素知らぬ顔で入り込んで情報を収集するのは珍しくないので、オウム教にも信 者として潜入していた可能性が高い。 そのため上九一色村の道場に有機薬品が貯蔵されていることは掴み得ていたと 思われる。また刈谷氏の拉致に使われたレンタカーの借り出し時に残された指 紋の該当人物を、オウム教の信者の中にいないかと指紋を採取したことも考え られる。

                                                             完全変態 95/03/23  

#5731/9999 フリーボード ★タイトル (KCB72984)  95/ 3/23  21:52  ( 43) オウム教強制捜査の謎(2)                          完全変態 ★内容

憲法では基本的人権を保証している。但し公共の福祉を疎外しないという範囲 内においてだが。しかし実際には「政治的秩序」を乱さないという暗黙の条件 も含まれている。そのために表向きでは思想の自由を認めていても、共産主義 者などの日本の政治的秩序を脅かす可能性がある団体には、公安警察の目が光 ることになる。

宗教団体というものは本来危険なものだ。既成のキリスト教や仏教は歴史的過 程によって牙を抜かれた存在になってしまっているが、教義書を見れば解るよ うにその思想以外は拒否することになっているからだ。釈迦だって自分達は上 にあるものだということで別枠だと示している。 新興宗教では既成の宗教の一部を受け継いでいても、既成の宗教より内容的に 過激にならざるを得ない。過激であるからこそ既成の宗教にないものを見つけ た者たちが新興宗教に集うことになる。 統一協会の場合でも同じだが、それまでの世間との繋がりを否定して同じ宗教 思想の者だけが集う形態は珍しくない。そのため親などが「子供を返せ」と叫 ぶことになるが、思想を突き詰めれば既成の社会と相容れなくなるのは当然の 帰結だ。 しかしこのような集団は公安警察の立場から言えば危険極まりない集団だ。そ のために内偵が行われて隙を見つければ「潰す口実」ができたことになる。

今回の地下鉄サリン事件がオウム教の言うように公安警察の陰謀なら、当然潜 入していた公安警察官の情報によって発見されたアセトニトリルを用い、サリ ンを散布したことが考えられる。少量のアセトニトリルなら強制捜査時に持ち 込んで発見したように装えるが、あれほどの大量では元々オウム教が保管して いたものだとしか言えない。 ただアセトニトリルはイオン化を含む反応を促進する溶媒として用いたり、無 機塩に対する非水溶媒として実験室や工業的に広く用いられている薬剤だから、 オウム教がAT互換機の販売だけでなく、ビタミンB1や香料を作って販売す るつもりで研究していたと抗弁することもできる。

警察が犯罪に手を染めないという神話を受け取っている者は、警察発表をその まま信用してしまうだろう。しかし日本に限らず政治秩序を維持するためには 秘密警察の存在は欠かせない。公安警察の他に内閣調査室というものもあるが、 その活動内容の細目は秘密のベールに閉ざされている。 60年代以降一般の警察より予算や人員の大増強が行われてきており、情報活 動の充実と高度化が図られた公安警察は政府の中で大きな勢力となっている。 このような公安警察がオウム教を敵視して挑発行為をしていた可能性も拭いき れず、オウム教がサリンを撒いた真犯人だとするなら追い詰めた公安警察にも サリン殺人事件の責任の一端があることになる。

                                                             完全変態 95/03/23  

#5732/9999 フリーボード ★タイトル (KCB72984)  95/ 3/23  21:52  ( 21) オウム教強制捜査の謎(3)                          完全変態 ★内容

毒ガス攻撃は大量の人間を殺傷できる反面、兵器や施設は無傷のままだ。同様 な効果を得れるものに中性子爆弾があり、放射能汚染されても1〜2週間後に は地上軍がその地域に入れると言われている。現に霞ヶ関駅においても短時間 の除洗作業によって地下鉄の再利用が可能になった。 サリン散布の目的が日本の中枢の破壊であったなら、真に不適切な選択であっ たと言うしかない。高級官僚は電車などでなく車で送り迎えされているだろう から、末端の官僚を殺しても代わりは幾らでもいる。日本の政治を動かしてい るのは末端の官僚ではなく高級官僚だから、高級官僚に高みの見物をさせたこ とにしかならない。 どうせ毒ガス攻撃を行うなら何故大手町で行わなかったのか。日本を牛耳って いるのは官僚だけでなく財界も大いに関係しているからだ。

人を恐怖に陥れるのが目的なら、毒ガスは最大限の効果を発揮することができ る。実際に用いなくても使うそぶりを見せればよい。しかも相手が軍隊ではな く一般人なら防備は皆無に等しいだろう。 さて、次の標的はどこになるのだろうか。私が犠牲者の仲間にならなければど こで起ころうと高みの見物はできることになる。

                                                             完全変態 95/03/23  

#5746/9999 フリーボード ★タイトル (NPH51893)  95/ 3/24   0:21  ( 16) 訂正などなど                ★ぽっくり爺 ★内容

>オウムは修行色の強い教団ですので、現代の、求めたら何でも得られる物質文明に >飽き足りた比較的物事を真面目に追求する様なタイプの人間もいる様ですね。

「飽きた足りた」じゃなくて「飽き足りない」です、はい。(^_^;)ゞ

まぁ、こんな書き間違いは大した事ないです。(^_^;)

それよりも、サリン事件の方が重大です。(-.ー)/ (スリ替え・笑)

本当に頭に来てます。今後の展開も心配です。(-_ー#)

                  カナリヤ飼育検討中(^_^;)ゞ ★ぽっくり爺

PS.「カナリヤ」と「防毒マスク」はこれから売れると思いますねぇ。    カナリヤが暴れ出したら装着用意だ。(^_^)

#5815/9999 フリーボード ★タイトル (PHD89081)  95/ 3/26   1:10  ( 26) #5788 私もサリン事件はどうも...J>神無月さん ★内容  どうも はじめまして Justy と申します。  地下鉄サリン事件にしても 松本サリン事件にしても 犯人のひとりも捕まらず、犯行をオウムと特定しすぎているような 気がします。 もっとも、そのあとで大量の劇物が 押収されたのはたいへんな物的証拠ですが... 先日、某ニュ−ス番組で警察ではあの劇物押収の日のかなり以前 から、自衛隊から防毒マスクを借り、訓練していたそうです。 あの地下鉄サリン事件で防毒マスクを見ていたため、 押収時の防毒マスクをしてのものものしさは、当然という 気がしましたが、もしも、地下鉄サリン事件がなかったら、 なんと異様な押収事件だと思うのではなかったでしょうか。 しかし、そのとき某有名キャスタ−の話すところでは、 地下鉄サリン事件の起こる何日も前から、押収の日は決まっていた とのことでした。事件とのタイミング良すぎる気がします。 私はオウム信者でもなんでもありませんが、あの数年前に 起こった弁護士誘拐事件もなにかふに落ちません。 大体、現場にバッチを落として来る誘拐犯がいるとも 思えないし、誘拐や他の犯罪を行おうというときに自分の身分が 分かるようなものは、外していくのではないでしょうか? また、どうもそれほどのテロ集団がいる組織に思えないのですが、 どちらかというと、女、子供、老人が多い教団に思えます。 =i私の思い込みかもしれませんが...) しかし、麻原師も超能力で自分の体調は治せないのでしょうか?

あ〜 疲れた。                  Justy

#5820/9999 フリーボード ★タイトル (KMD70024)  95/ 3/26   1:51  ( 20) RES#5815:サリン,オウム以外なら誰が?   神無月 ★内容

始めましてJustyさん.

やはりどうも出来すぎてると思うのは私だけではないんですね.

しかしマスコミの情報だとどうしても犯人はオウムだと言うふうにしか 見えないですね.こう言う時に一斉に右にならえをしてしまうのが, マスコミの情けないところという気がしますが.

もともと警察の談話などというのは聞かれたことだけに答えるのみなので, あまりよく解らないし.マスコミでそれ以外の可能性についての論議なども のせて欲しいんですが,なかなかやってないみたいです. (私はオウム犯人説?以外のニュースをまだ見た事がない) 反証をしているのが,当のオウム側だけなら,これは余りにも信用しがたい(笑) ですからね.

オウム以外の可能性としては何が在りえるのか?,それについても何処かで 取上げて欲しいですね.

                          神無月

#5823/9999 フリーボード ★タイトル (ZXM50235)  95/ 3/26   5:49  (100) オウム教の誘拐&サリン事件の感想★阿修羅 ★内容

時期がジャストタイミングですね。何となくサリンとオウムが関係してるんじゃな いかというマスコミ報道が国民の頭に定着している時期、東京の誘拐事件と大阪の 誘拐事件で世間の注目がオウムに集中しているときに、さらに、強制捜査がありそ うだと思われていたときに(オウムの新聞でも強制捜査を匂わす記述がある。下記 の605-614を参照)サリン事件が起きた。オウムが怪しいと言われるのが間違いな い状況下においての事件の発生。これ以上ないジャストタイミング!

ところで、 坂本弁護士誘拐事件は、証拠をほとんど残さないプロフェッショナルによる犯行と 予測されますが、唯一その場に残されていたのが「オウムのパッジ」。(そのバッ ジには指紋が一切ついていなかった)これを捜査するために、国土法違反容疑でオ ウム教の施設全国一斉強制捜査。しかし、何もでてこなかった。(今回はいろいろ でてきたが)

坂本弁護士事件とサリン事件。この辺が気になりますね。そして、地下鉄サリン事 件によってオウム教は今回のような決定的なダメージを受けることはサリン事件を 起こした「犯人」はわかっていた。(こんなこと誰でもわかるぞ)

サリン事件によって影が薄くなってしまいましたが、オウム教の大阪支部の強制捜 査は一連のオウム教事件の中で最も解決が簡単です。

警察発表:「オウム教によって拉致・監禁されていた青年を無事保護した。その時 の犯人3名逮捕、1名指名手配。」

オウム発表:「親には反対されていたが自分の意志で道場に来て修行をしていた 21歳の青年が警察につれ去られた。その際不当逮捕もなされた。これは完全な でっち上げ事件である。」

両者の意見が全く違います。(どちらかが間違っていてどちらかが正しい)か、 (どちらも間違っている)か、これのどちらかしかありません。そして、これは、 本人がでてきて記者会見をすれば、それで全てわかるのですから。そして、本人は 警察に無事「保護」されているのですから。

しかし、19日に「保護」された後その人は一度も公の場にもでてきていないし、 何らかのコメントを出してもいません。

なぜなのでしょうか?しかし、このことを注目するマスコミもいないようで、、、 ちと、警察に「保護」された人が心配になります。(この行は私の考え)

ここまでの記述はオウム教よりでしょうか?他の問題は他の問題として、一斉捜査 の引き金となった大阪支部の事件は早く明らかにすればいいのにね。警察は「保護」 した人記者会見させることができない理由があるのでしょうか? (この行は私の考え)何らかの陰謀が絡んでいると陰謀好きな私などは考えてしま います。

では、陰謀というのは本当に存在し得るのでしょうか?実は、過去にはあったので す。国家による陰謀が、、、

下山事件:国鉄の第一次首切り37000の名簿が1949-7-4に発表。その翌日国鉄総裁 がバラバラしたいとなって発見される。直前に同総裁と国鉄労組の交渉が決裂して いることもあり、この事件の犯人は国鉄労組員か共産党であるかのような噂が流さ れた。国鉄労組側はデマだと抗議したが、その運動は萎縮せざるを得なかった。真 犯人は不明。

管生事件:1952-6-2駐在所がダイナマイトで爆破される。警察は共産党員を2名逮 捕。実刑判決がでた。その後共同通信社がダイナマイトを用意した真犯人が現職警 察官であることを突き止めた。その後の裁判で警察官に有罪判決。

今回のサリン事件はどうなのでしょうか?

PC-VAN >J MITI(未知の世界) >3(フォーラム) >9(資料室)   に私の書き込み があります。よかったらどうぞ。

 532  95/ 1/19  Ψフリーメイソン解説1Ψ (連載多数回)フリーメイソンとは何か?  ★阿修羅  533  95/ 1/19  Ψフリーメイソン解説2Ψ 家畜には餌!セックスも餌!   ★阿修羅  534  95/ 1/19  Ψフリーメイソン解説3Ψ すべてを奪い取るぞ!その手口  ★阿修羅  535  95/ 1/19  Ψフリーメイソン解説4Ψ 奴等の言う<理想的な戦争>とは?★阿修羅  536  95/ 1/19  Ψフリーメイソン解説5Ψ<奴等がコントロールする自衛隊>の証明?★阿修羅  537  95/ 1/19  Ψフリーメイソン解説6Ψ 仕掛けられる経済戦争に対して  ★阿修羅  538  95/ 1/19  Ψフリーメイソン解説7Ψ 邪魔者は? 証拠を残さず××× ★阿修羅  539  95/ 1/19  Ψフリーメイソン解説8Ψ 奴等が開発中の最新兵器     ★阿修羅  540  95/ 1/19  Ψフリーメイソン解説9Ψ 新聞が証明するフリーメイソンの対日戦略 ★阿修羅  541  95/ 1/19  Ψフリーメイソン解説10Ψ 財閥?軍国主義?自衛隊?天皇? ★阿修羅  542  95/ 1/19  Ψフリーメイソン解説11Ψ ★創価学会経営の「養老の滝」 ★阿修羅★  543  95/ 1/19  Ψフリーメイソン解説12Ψ 報道 誰かが嘘をついている誰だ!★阿修羅  544  95/ 1/19  Ψフリーメイソン解説13Ψ フリーメイソン1985年日航機墜落の報道   ★阿修羅  545  95/ 1/19  Ψフリーメイソン解説14Ψ 広島長崎で商売繁盛 ふざけるな!★阿修羅  546  95/ 1/19  Ψフリーメイソン解説15Ψ 国鉄と国鉄労働組合と(*1)デマ★阿修羅  547  95/ 1/19  Ψフリーメイソン解説16Ψ 日本経済の本当のことを書こうか ★阿修羅  548  95/ 1/19  Ψフリーメイソン解説17Ψ 小沢二郎と細山も日本を売って  ★阿修羅  549  95/ 1/19  Ψフリーメイソン解説18Ψ 金日成は死んだが        ★阿修羅  550  95/ 1/19  Ψフリーメイソン解説19Ψ 国連の死の商人         ★阿修羅  551  95/ 1/19  Ψフリーメイソン解説20Ψ 悪魔の数字「666」      ★阿修羅  552  95/ 1/19  Ψフリーメイソン解説21Ψ 坂本弁護士とオワム教とフリーメイソン  ★阿修羅  553  95/ 1/19  Ψフリーメイソン解説22Ψ 壮絶なジャーナリズム支配    ★阿修羅  554  95/ 1/19  Ψフリーメイソン解説23Ψ 松本毒ガス事件を仕組んだのは誰だ★阿修羅  555  95/ 1/19  Ψフリーメイソン解説24Ψ 銀行!銀行!(面白い実験付き) ★阿修羅  556  95/ 1/19  Ψフリーメイソン解説25Ψ 日本が貧乏な仕組み       ★阿修羅  557  95/ 1/19  Ψフリーメイソン解説26Ψ アメリカの次の標的はどこだ?  ★阿修羅  558  95/ 1/19  就職先がだんだんと、、、   ★阿修羅  559  95/ 1/19  国連は死の商人の巣窟1     ★阿修羅  560  95/ 1/19  日本の常任理入りは可能     ★阿修羅  561  95/ 1/19  国連は死の商人の巣窟3     ★阿修羅  562  95/ 1/19  日銀総裁が国際金融マフィア?  ★阿修羅  563  95/ 1/19  日本が貧乏な仕組み       ★阿修羅  564  95/ 1/19  日本経済の本当の現状      ★阿修羅  565  95/ 1/19  日本の政治は誰が操作してるんだ?★阿修羅  566  95/ 1/19  そんな事するからいじめられるんだ★阿修羅  567  95/ 1/19  大本教に対する大弾圧      ★阿修羅

#5824/9999 フリーボード ★タイトル (JHM78566)  95/ 3/26   9:50  ( 32) ○ 風とともにサリン ○ MOMO_ORIRO ○ ★内容  

 もし彼らが犯人だと仮定しての話だが、どうして彼らはサリンを、ワザワザ手間 暇かけて作ったのだろうか? ロシアに放送局を買うくらいに潤沢な資金を持って いながら。ロシアからVXガスでも核でもトカレフでも買えただろうに。

 もし彼らが犯人だと仮定しての話だが、どうして彼らは(不幸中の幸いとでも言う べき事だが)中途半端な散布の仕方をしたのだろうか?高濃度の生成物を作る能力を 持ってなかったのではなかろうか?

日本に、かつて「軍艦島」と呼ばれた瀬戸内海の孤島があって、そこで化学兵器が 試作されていたという説がある。その傍証と思しき事由は生成した副産物が工場や ソノ周辺に漂って、それに起因する健康被害が多発したらしいという事である。 簡単に言うと、低濃度とは言え有害なガスを吸引した工場労働者や住民の健康が 大きく損なわれたという事。マルコポーロとアウシュビッツの話に関連するのだ が、戦前の事である。農薬とはけた違いの毒性を持つ代物である。工場あるいは ガス室に従事する要員の間では重篤なる健康被害が生じていた事は間違いない。

 山梨県の問題の地で当該の作業が実行されていたとしたら、その防護はいかなる ものであったのか?報道から考えると、次亜塩素酸ソーダ等を用いて中和したと 考えられる。生成試験も行わずに散布が実行されたとは思われないので、事前に 毒力試験が行われたと思われるが、その「検体」は何であったのか?  

   偉大なる(マハー)某社のパソコンを買っておけば良かったなぁ!    安くてお値打ちだった事は間違いない。人件費比率が低いのが    その秘密だったのかしらんね?  

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#5854/9999 フリーボード ★タイトル (KCB72984)  95/ 3/26  23:12  ( 49) サリン>RE:5800 国家の陰謀>MFD89317                完全変態 ★内容

 > 地下鉄の事件について、国家陰謀説が出ていますが、まずな  >いでしょう。  > 国民に政治的な意図を植え付けるのが目的ならば、リスクや  >コストが大き過ぎますねえ。まして、化学兵器の物質となれば  >外国の軍や国際機関が関心をもってしまいます。たとえ正体が  >ばれなかったとしても国際的な関心となるのはリスクが大き過  >ぎます。  > 政治目的ならば、通常の宣伝や教育などでも目的が果たせる  >はずです。 事件が生じたときに犯人の目星をつけるには、「誰が利益を得るか」考えるの が第一歩だ。そして該当人物あるいは団体を片っ端から洗い出してゆく。この 場合少しでも不審な部分を発見すればトコトン追求する。

推理小説を読んで犯人探しに加われるのは「登場人物を知っている」ためだ。し かし新聞・TVで報道される犯罪は、一般の者が登場人物を掴むことはできない。 物取りらしいという報道されても、過去に誰が同様な犯罪を犯しているかという 資料を持ってないし、犯行現場の詳しい状況を調べようがないためだ。 ましてや利益を得れそうな該当人物には誰々がいて、その者達の性格はどのよう なものかなどとは報道されないので犯人捜しには加われない。又、容疑者が確定 した後にも、真犯人であるか否かを判断出来うる資料は捜査及び弁護に加わる者 でないと手に入れるのは難しい。

しかしサリン事件は違う。サリン事件が生じて後初めてオウム教の名前を聞いた 者もいるだろうが、オウム教については以前から雑誌やTVで取り上げている。 またサリンについては松本や山梨でも騒動が起こっているし、横浜近辺の電車内 で刺激臭が漂った事件もあった。 そのために地下鉄サリン事件が生じた時点で「起きるべき事が生じた」という感 を抱くとともに、犯人はオウム教ではないかという気持ちが大方の胸中に去来し たはずだ。オウム教の青山弁護士が即刻記者会見したのも、「舞台の上にオウム 教が立たされた」ことを自覚したためだ。

ごく一般的な犯罪は氷山の一角しか大衆に報道されないので、裏でどのようなこ とが進行しているかまるっきり解らないと言ってよい。しかしサリン事件及びオ ウム教について逐次報道されて来ているので、一般の犯罪に比べて予備知識を既 に得られているのと替わらない。つまり推理小説の犯人探しに必要不可欠な「舞 台設定・登場人物」があらかた出揃っているということだ。 三流の推理小説なら犯人はオウム教で決まりだが、一流の推理小説だと「思わぬ 人物が犯人」ということになる。つまり今回の地下鉄サリン事件で「利益を得そ うな人物或は集団」が、他にいないかどうか検討してみる必要があるということ だ。

検討内容は既に発表した部分もあるが、まだ発表してない部分もある。 後程まとめたものを啓上するつもりでいるが、警察の捜査内容には色々と穴が あると現段階で言っておこう。また周辺住民の動向について非常に興味を引い た事柄もあった。それが何であるかはもう少し待って頂こう。

                                                             完全変態 95/03/26  

#5859/9999 フリーボード ★タイトル (ZJH00871)  95/ 3/27   1:38  ( 77) オウム今度は「殺人予備容疑」ですってね。(^^)     by AKITSU★ ★内容  必死に捜査に携わっておられる警察関係者の方々には非常に申し訳ないが… 面白い。(^^)

 一時は「逮捕監禁で令状取ったのに薬品類まで押収できるんかいな」と心配 しておりましたが、殺人予備の現行犯としてならツジツマ合うかな。  とりあえず今までの薬品の押収は「捜索中に殺人予備が現に行われているのを 見つけたので、その現行犯逮捕に必要な差押さえであった」(刑訴220:令状に よらない差押え)とかの解釈で説明するつもりでしょうかね。

 なんにしても、「異常な量の薬品類」と「悪臭騒ぎのあった場所」がこれだけ 隣接してるんだから、何かやってた事は間違いがない。  そして、そこから高速道路で容易に行ける場所(松本と東京)でのサリン事件。  おそらく警察は、これらの事件の前後に、通行車両のナンバー読み取り機 (Nシステム)でオウム関係車両が通行している事も掴んでいるのでしょう。

 ただ、どうも警察は、このNシステムの資料を犯罪捜査に使った事を公表したがら ないようです。  去年起きた美容師殺人事件でも、当然Nシステムのデータから被疑者の所有する 車が遺体発見現場を往復する経路を通っていた事を知っているはずなのに、「何万枚 もの通行券を調べ指紋を採取した」なんて言ってましたからね。  Nシステムがありゃ被疑者の車がインターを降りた時間(通行券提出して料金を 払った時間)も推定できるし、入口が自動発券機ならナンバーの下2桁も記録されてる し、この条件にあてはまる車両はいくらなんでも「何万台」にはならんはずです。

 「捜査資料」ってのは知らないうちにどんどんハイテク化しているから、私は結構 「オウムとサリンの関係」についての警察の読みは信用できるんじゃないかな、と 思っています。  特に今回のような「自動車を使ったであろう犯罪」についてはね。

 まして、マスコミ様御一行引き連れての捜査で「やっぱ白でしたぁ。ごめんなさい」 てなわけにも行かない。  それなりの「確信」持ってるんですよ、警察は。

 拉致事件だって、仮谷さんの場合車のナンバーもわかってるんだから当然被疑 車両がどこを通ったかもだいたい把握しているはず。  逆に言えば、仮谷さん事件の場合被疑車両の特定ができ、契約書の指紋も取れ、 その車両の経路が掴めたからこその強制捜査だったと考えられるわけです。

 もしこれらの証拠がなければ、青山弁護士が積極的に「つっつく」べき事ですね。  青山弁護士にそれがができなければ私の考え通りであった、と考えていいと 思います。

 でね。  阪本弁護士一家の拉致事件ですけど。  以前は「ヒヒイロカネ」等、戦前弾圧された大本教に似た物を扱っているオウムに 対して危機感を抱いた国家機関の犯罪かも・・・という可能性を私は捨てきれません でした。  でも、仮谷さん拉致事件でこれだけ警察が自信を持って捜査している所を見ると この拉致事件は「本物」であり、遡って阪本弁護士の拉致も「オウムのしわざ」と 見て良くなったのではないかと思います。  オウムは都合の悪い者を「拉致する事がある」と証明されたようなものですからね。

 オウムのラジオ放送で麻原は「私はやってない」と歌ってましたが、ここで 「私たちは・・」と言わなかった事にも私は注目しています。  団体全体の潔白を信じているなら「私たちはやってない」と歌えたはずです。  教徒に対する一抹の疑いがあった・あるいは関与を明確に知っていたからこそ 「私は」という、一人称でしか歌えなかったのです。  そりゃ確かに麻原氏「自身」は「やってない」でしょうよ。(^_^)"  

 ま、今回の件で「宗教法人の解散命令」の前例ができる事を期待しています。  宗教法人の解散命令は今まで「宗教弾圧」と同義に扱われていて、なかなか実行の 機会がありませんでした。  でも、一度前例ができれば統一協会に対する解散命令も出る可能性が高くなる。  汚らしい宗教は解散させ、法人としての特典を剥奪する。  社会の中で秩序を守る事を条件に法人として存在させてもらってるんですから、 当然のことです。  やりたければ法人格なしの任意団体としてやればいいのであって、法人格の 剥奪は全く宗教弾圧ではないのですから。

 ま、そのうち公安調査庁がオウムを「暴力的破壊活動団体」と認識したら またまた話が面白くなるだろうなぁ。  破壊活動団体として解散命令が出ると「教義の流布」そのものが取締の対象に なるから。  

                        AKITSU=☆=ALPHA

#5898/9999 フリーボード ★タイトル (KCB72984)  95/ 3/28   2:36  ( 68) RE:5820 サリン殺人の犯人は・・だ>神無月            完全変態 ★内容

 >しかしマスコミの情報だとどうしても犯人はオウムだと言うふうにしか  >見えないですね.こう言う時に一斉に右にならえをしてしまうのが,  >マスコミの情けないところという気がしますが. そう、マスコミは警察の尻馬に乗って犯人がオウム教だと印象付けるために 日夜頑張っている。とは言ってもマスコミによって積極的なところと消極的 なところがあって読売新聞は積極的NHKは消極的だ。

私は地下鉄サリン事件が勃発した時からJNEWSで資料を集めている。朝日・ 読売・毎日・NHKが出している記事を比較しつつ検討すると、どこが何を報 道し「何を報道しないか」が一目瞭然。また同じ事柄について「どんな見地」 から事件を眺めようとしているかも判明して面白さが尽きない。

サリン製造にも用いられる薬品が発見され、製造可能な設備機器も発見されて いる。又大学院修士課程をへた信者の存在が確認されている。しかしこれだけ ではサリン製造の裏付けにはならない。 施設の近くでサリン製造に伴う副生成物が発見されているが、オウム教に罪を 擦りつけようと意図的になされた可能性は依然として残っている。ASYAKAIに以 下の記事があった。  >これまでの家宅捜索で確認されたサリン原料となる化学薬品は、三塩化リン、   >フッ化ナトリウム、イソプロピルアルコール、ハロゲン化合物など。サリン   >の生成方法は英語で書かれた文献が複数あり、大学院修士課程程度の知識が   >あれば作り方は分かるという。しかし、実際に生成するには「完ぺきな生成   >装置と処理装置、高い技術を持った科学者集団が必要で、大学の施設などで   >は到底作れない」   >(宮坂貞・昭和大薬学部教授)という。            [3月26日/15:53 朝日新聞]

「高い技術を持った科学者集団が必要で」と書かれているように、サリン製造の 原理が解っただけでは作り出せないと言うことだ。このことに触れていたのは朝 日新聞だけで、読売や毎日は薬品・設備・研究者が揃えば可能だと表明している。

オウム教が毒ガス攻撃を受けていれば(被害妄想でもよい)、防御のための手段 を高じようと思うだろう。そのためにはサリンとはどのような性質を有するか知 らなければならない。 オウムの麻原が一般人は知らないはずのサリンという言葉を述べたと言っている が、一般人の私はずっと以前からサリンとはどんなものか知っている。それは軍 事について書かれた書籍では、ドイツ軍が作り出した毒ガス兵器にも触れている からだ。 だから一度でも軍事関係に興味を持って読み漁った者なら、毒ガス兵器について 書かれた箇所でサリンという名を目にしているということだ。そのため麻原がサ リンやソマン、マスタードガスに付いて知っていても、格段不思議なことでもな いということだ。

サリン製造のノウハウを米国は持っている。米軍はサリン保有しているし、他の 国も秘匿しているだろう。自衛隊は兵器としてサリンを保有していなくても、化 学防護部隊は取り扱いについて十分に理解できているはずだ。 生物兵器でも化学兵器でも作り出せればそれでOKというわけではない。実際に 用いるには「運用技術」が必要になってくる。保管方法などの安全性は元より、 目的地までどのようにして運びどのように仕掛ければ良いかということだ。 地下鉄サリン事件での慰留物の調査から、二種類の薬品をその場所で混合したこ とが判明した。このような技術をバイナリーシステムと言って1975年頃に開 発されている。そのためサリンを仕掛けた犯人グループは、高い技術を持った科 学者グループの存在と同時に運用技術にも通じている者達だと言える。 しかしバイナリーシステム用に作成されたサリンの前段階の薬品を手に入れるこ とが出来る者なら、科学者グループが含まれていなくても構わないことになる。

サリン製造のノウハウを持ち運用技術も持っている者の指導があれば、オウム教 の研究者グループが短期間にサリンを作り出して仕掛けることは出来るだろう。 しかし英文の資料からサリン製造の原理が解っても独自開発するまでには、相当 の期間を要するはずだ。確かなことはサリン開発に携わった専門家(イラクの開 発責任者など)に聞かないと解らないが、薬品の購入時期及び実験設備の購入時 期に着目すれば、松本のサリン事件までに開発するのは困難でないかと思う。 そのためサリン事件の犯人グループに、オウム教の指摘してきた米軍や自衛隊が 関与している可能性が高まざらるをえない。

                                                             完全変態 95/03/28  

#5901/9999 フリーボード ★タイトル (SUG31551)  95/ 3/28   3:56  ( 33) オウム関連>                    ネダ ★内容

マスコミも警察もオウムとサリンについて色濃い結びつきを 指摘し、すでに警察は殺人予備罪のことも考えているというから 私には、警察もマスコミもすでに分かっているがまだ報道されない いや、報道してはならない事実がある気がしますね。 目黒の拉致事件のときだって、新聞ではレンタカーを借りるときに使われた 免許証の持ち主の証言がころころ変わったことばかり報じていても、 結局、借りた人間と車内の指紋の一致という客観的な事実でもって逮捕状を 取ったわけで、これは急展開だな、と思いましたから。

強制捜査にしても、拉致された人の命のことを考えると、これ以上オウムを 追いつめることは得策でないという思慮が働いているのかもしれないし、 それは警察として当然だとも思いますね。 日本のどこかで潜伏している犯人が、オウムの壊滅的ダメージを知って かりやさんを発作的に殺すかもしれませんから。 まだオウム側に反論の余地があるうちは、信者も絶望しないでしょうし。 集団で自殺するとかいったことにはならないでしょう。

しかし、オウムがこんなに責められるのは、オウム側の反論がどれも 場当たり的で、説得力がないからです。これは報道にあるとおりです。 そして状況証拠がそろい過ぎです。  

今度の朝生TVはきっとオウムですね。 ぜったいに、つまらんでしょう(笑)。だって、新聞、その他でしり得る情報はほと んど、同じだし、肝心の確信にせまる情報は警察が握っているのでしょうから。 それが明きらかでないうちは、適当にオウム側の反論の機会を与えるだけですから ね。説得力のない、しかし頭のいいスポークスマンが、適当に答弁しておしまいで しょう。(笑) つまらん人選だったら、それはプロデューサーの責任だ。

                                   ネダ  

#6135/9999 フリーボード ★タイトル (QAA11022)  95/ 4/ 2  23:35  ( 52) 麻原尊師、真相語る!(1) ★内容

    オウム真理教強制捜査

 3月22日から行なわれているオウム真理教施設の強制捜査。目黒・大阪での 拉致監禁事件や東京でのサリン事件といった事件との関わりについて、マスコミ による様々な憶測が飛び交ってきたが、24日、オウム真理教の創始者である麻 原彰晃尊師がこの騒ぎの真相について語った。VTRによって収録されたこのコ メントは、一部のマスコミで報道されたが、ほんのわずかしか紹介されていない。 そこで、このコメント全文をここに掲載し公表しよう。

◆事件の背景   ――細菌兵器・毒ガス兵器による攻撃を受け続けてきたオウム真理教

 この映像をご覧の皆さん。皆さんは一連のマスコミ発表や警察発表によって、 いかにもオウム真理教がサリンを生成し、そして地下鉄にばらまいたというふう に考えていらっしゃるかもしれません。  この問題に触れる前に、なぜこのような事態になったのかを説明しなければな りません。それを理解し得ない限り、今回の一連の報道を皆さんは理解すること はできないからです。  わたくしはまず、今、大変体が病んでいます。これは1700名のサマナ── つまりわたしの出家した弟子──の中の1700名の中の約5割が病んでいる「 Q熱リケッチア」と呼ばれるものです。この「Q熱リケッチア」とは、皆さんも よくご存じのペストと同等の猛烈な細菌であり、これをわたしたちは噴霧され続 けていたのです。そしてそのほかに、サリン・イペリットといった毒ガスを噴霧 されてきました。幸い、現代の抗生物質の発達によって、まだ命を落としてはい ませんが、大変危険な状態で、そのために去年の5月から、公の場には数度だけ、 わたしは登場したにすぎません。そしてこれらのことは、今までマスコミでも何 度も発表していますが、一度として取り上げられたことはないのです。  わたしたちは、予言に基づいて動いています。1997年から8年にかけて、 この日本の大都市のほとんどは、日米の戦争によって壊滅的な打撃を受け、そし てそれによって、日本経済のみならず、あらゆる面においての日本資産は崩壊す ることでしょう。そして、その崩壊ののち、日本をどのようにして立ち上げるか。 これがわたしとわたしの弟子たちの大乗の修行、つまり救済活動の一つのポイン トなのです。  わたしたちは初め、合法的にいろいろな活動をなしてきました。しかし、例え ばマスコミ、あるいは公安の圧力によって購買ができなくなったり、あるいは実 際にそこに物があるのに、その物が圧力によって輸出してもらえなくなったり、 といったような多くの出来事が続いていました。  したがってわたしたちは、1700名の出家修行者が生活するために、あらゆ る物を独立採算──つまり他に依存しないで作ること──を要求されたのです。 そしてそれには、例えば化学の分野でいうならば、何百種類という薬品が必要と なります。  例えば昨日、一部の新聞で話題になったシアン化カリ──つまり俗に言う青酸 カリ──は、金や銀のメッキに使われます。これは仏像等のメッキに使われると いうことです。しかし、青酸カリは猛毒である。もしそれを一般の人が少しでも 持っているとするならば、「毒殺を企てているのではないか」等々の濡れ衣を、 当然、警察から着せられるはずです。しかし実際は、これらの工業製品は何百キ ロ、あるいは何トンという単位で購買がなされ、そして実際問題、日本で年間に 使われるトン数は、何千トンにも及ぶのです。  そしてこれらの物がない限り、わたしたちは宗教活動および実際に生きていく ことができなくなってきています。それは先程も述べたとおり、オウム真理教で は購買ができなくなってきているからなのです。  

#6136/9999 フリーボード ★タイトル (QAA11022)  95/ 4/ 2  23:36  ( 49) 麻原尊師、真相語る!(2) ★内容

◆三つの「劇薬」の使用目的は  ――教団の出家修行者の生活を維持するための必要品

 では本題に入りましょう。  今回、普段わたしが生活していると言われている第六サティアンのそばで、三 塩化リンおよびフッ化ナトリウムおよびイソプロピルアルコールの3つの製品が 見つかったと言われています。確かに警察が「そこにあった」と言うから、あっ たのでしょう。しかし、それゆえに逆に、皆さんには理解していただけるはずで す。  もともと「オウム真理教がサリンを生成しているのではないか」等のうわさは、 昨年から雑誌等によって掲載され、そしてオウム真理教はそれを否定してきまし た。であるにかかわらず、なぜわたしの生活空間に近いといわれている第6サティ アンの倉庫から、その材料とされている三塩化リンやフッ化ナトリウム、あるい はイソプロピルアルコールというものが見つかったのでしょうか。これは、教団 にとってまさにサリンとこの3つの製品が全く関係ないと考えられていたからに ほかならないのです。  では、なぜ関係がないのか。まず、フッ化ナトリウムについては、もともとサ リンの材料というより、これは陶器の釉薬[うわぐすり]の材料なのです。オウ ム真理教は、サマナが生活をするためにいろんなものを販売しています。例えば、 有名なものですとコンピューターがそれに当たりますが、このコンピューター、 DOS−Vのパソコンは日本でも個人ユーザーにとっては、1、2位を占める売 り上げをなしています。これと同じように、95年、あるいは96年に、このフッ 化ナトリウムは、まさに陶器販売のための準備として用意されていたものなので す。そしてこれは機械生産のラインに乗せ、多くの人に安価な、しかも美しい陶 器を提供することを目的としていました。  次に三塩化リンですが、この三塩化リンは、例えば1700名のサマナが使っ ているタッパー等はすべてプラスチック製品ですが、それらのプラスチック製品 の可塑剤としての研究、および将来における販売をなすことと同時に、この日本 がダメージを受けたとき、水耕栽培をなし、その水耕栽培の時の肥料および農薬 の作成のためのものとして購入されたということを聞いています。  ではイソプロピルアルコールはどうでしょうか。確かに話によるとイソプロピ ルアルコールは、サリン生成に必要なもののようです。しかしこのイソプロピル アルコールは、例えば皆さんが薬局に行って、「イソプロピルアルコール売って ちょうだい」と言うと売ってくれるような代物で、まさにこれは消毒薬としてエ タノールと共によく使われるものなのです。  したがって、フッ化ナトリウムがたとえ大量に出たとしても、それは別に陶器 の釉薬であり、また三塩化リンが出たとしても、それはプラスチック製品等の可 塑剤として、また、オウム真理教の建物は全国で後楽園球場の約四つ分の広さを 有しているわけですが、この建物を燃えない構造にするためのものに使われたり、 あるいは水耕栽培における農薬、そして肥料等に使うことが計画されていたもの なのです。そして先程も述べたとおり、イソプロピルアルコールは、出家サマナ が多くなればなるほどケガもたくさん出ますので、消毒用に当然大量のアルコー ルが必要となるのです。  したがってこれらの3つの薬品が、わたしが生活したといわれている第6サティ アンのそばから出たとして、それがどうしてそれによって殺人予備罪──つまり 人を殺すための準備をしていた──ということになるのでしょうか。もしそうだ とするならば、例えば三塩化リンを持っている多くの半導体メーカーや、あるい は先程述べた溶剤のメーカー等も同じように殺人予備罪になるはずです。

#6137/9999 フリーボード ★タイトル (QAA11022)  95/ 4/ 2  23:38  ( 55) 麻原尊師、真相語る!(3) ★内容

◆素晴らしい未来社会のために  ――真に自由と平和を愛するオウム真理教

 次に、動機について説明しなければなりません。わたしたちは、先程も述べた とおり、Q熱リケッチアで苦しんでいます。その前は、サリンやイペリットガス によって苦しんでいたのです。これらは誰が噴霧したのかというと、紛れもなく 米国の軍隊──つまり米軍──が噴霧したものです。なぜならば、米軍編隊機十 数機が飛んで来、そしてそのあと空中の空気を取って調べると、それらのものが 検出されたからです。  したがって、わたしたちがもし戦おうとするならば、それはあくまでも米軍で なければなりません。  しかし、わたしたちは戦うことを望みません。現に今回の強制捜査を見ていた だければよくわかります。2500人の警官が動員され、そしてそれに対してわ たしたちは、何一つ抵抗しなかったはずです。これはわたしたちが、自由と、そ して平和を愛するからにほかならないのです。  そして他の用途で使おうと思っていた三塩化リンや、あるいはフッ化ナトリウ ム、あるいはイソプロピルアルコール等が大量に出たとしても、わたしたちにとっ ては、何らピンと来ないのです。それは先程も述べたとおり、多くの研究をオウ ム真理教ではなしているからなのです。それはわたしたち1700名が、そして世 の中が乱れたと同時に出家修行者はどんどん多くなるでしょうが、それらを受け 入れるためには、わたしたちは、準備をする必要があるからです。  例えば一つの例を挙げましょう。わたしたちは、米を去年から今年にかけて買 い入れました。この米は、約数万人の人が数カ月間生活できるだけのものを用意 しています。これは、いずれ出家修行者が数万人になるだろうということを見込 んだ上での購買です。そして、その米を保存するために、缶詰工場等のラインを 購入し、その準備に当たっています。これらからもわかるとおり、わたしたちは 「自分たちの生命は自分たちで守らなければならない」と考えているのです。  最後に、23歳の女性が警察官に「助けて」というふうに言って救出された という話がありますが、彼女はわたしが出家させた横浜の信徒だと思います。彼 女は妊娠数カ月で、その子供を堕胎し、また別の人とお付き合いするという話だっ たので、「それは真理の法則に反するから、その子供を産むためにも出家しなさ い」と言って、わたしは出家させました。もちろんこれは直接会ってでのやりと りではなく、電話で少し話しただけですが。  それから松本君の件ですが、松本君は確かに信徒として存在しています。そし て彼はホーリーネームをもらっていないことからもわかる通り、オウムの高弟で はありませんが、マスコミ報道によって「オウムの幹部」と報道されています。 これはマスコミがオウム真理教を弾圧するために、いかに松本君が必要なのかと いうことを表わしているにほかなりません。そのような意味において、わたしは 松本君に同情の念を持ちます。したがって、マスコミのおっしゃるとおり、これ からは「幹部」という名前を、信徒である松本君に与えたいと思います。  歴史は作られる。すべては必然である。そして弱いものが負ける。それがこの 世の法則です。オウム真理教は、弱いから社会的に弾圧され、そしてこのような 苦しみの憂き目に遭わなければならないのです。  わたしの弟子たちは、高い学歴の者がたくさん揃っています。したがって、未 来についての個々の多くの希望と同時に研究をしているのです。その研究によっ てこそ、わたしはこの日本が、第三次世界大戦によって打ち負かされたとしても、 そのあとの未来社会を、素晴らしい高文明の未来社会に形成できるものと確信し ているのです。  もう一度先に要点を整理しましょう。  シアン化カリは、つまり青酸カリは仏像の金メッキ・銀メッキに使われた。 そして三塩化リンは可塑剤、そして肥料・農薬等の研究のために使われようと していた。そしてフッ化ナトリウムは、多くの陶器を世の中に大量生産し、安 価に出すために購入されたものであると。  今、わたしの言えることはこれだけです。

#6138/9999 フリーボード ★タイトル (QAA11022)  95/ 4/ 2  23:40  ( 60) 麻原尊師、真相語る!(4) ★内容

◆ドクター3人の逮捕監禁罪はデッチあげ  ――医療行為を阻止し、患者を無理やり連れ出した警察

 最後に、今回の逮捕監禁事件について、皆さんにお話をしなければなりません。  もともと、警察によって救出されたという人たちは、オウム真理教の出家修行 者です。そして、例えば例を挙げるならば、石黒さんは80歳のおじいちゃんで あり、このおじいちゃんは出家した当時から病気を持っていました。そして、今 回逮捕されたドクターたちの手厚い看護を受けていたのです。  また、ある女性は精神分裂病で悩んでおり、その治療を同じようにそこでで行 なっていたのです。  皆さんにここで一つお話をしなければなりません。これは、医学の専門家であ るならば当然わかりきったことですが、例えば点滴治療を行なっている場合、胃 の中に食物を入れたとしても、胃腸は停止していますから食べることはできませ ん。したがって、治療において痩せるっていうことは当然ありえるのです。もち ろん点滴の中にいろいろなビタミン等の栄養素を入れたとしても、それは仕方の ないことなのです。  したがって、ここがポイントです。  1700名の出家修行者の中の病人五名を無理やり教団から連れ出し、その人 を衰弱させたと称し、オウム真理教のドクター三人を逮捕したのが、今回の事件 の全容なのです。

 今のマスコミの報道のあり方から見ると、この真実は報道されないのかもしれ ません。しかし、真実は真実です。皆さんの勇気ある報道をお願いします。

                  1995年3月24日  麻原彰晃      

 また、このコメントでは触れられていない大阪での拉致監禁事件について、麻 原尊師は3月23日0時から放送された、オウム真理教ラジオ放送「エウアンゲ リオン・テス・バシレイアス」で次のようにコメントしている。  

 今回の権力の問題点は、一つ挙げることができる。それは「口封じの技術に長 けた」ということである。それはどういうことか。まず「意識朦朧とした人たち が出た」と発表する。次に「ドクターの皆さんをお入れください」と呼ぶ。ドク ターが行く。そこで「はい、逮捕します」と逮捕してしまう。つまり、こちら側 の発言というものを完全にさせなくした技法であるということができる。  これは実際、大阪の拉致事件にも同じ方法論を見ることができる。そして、こ れが日本の公安、つまりJCIAの手先が考えた手段なのである。大阪の拉致事 件についても、まず拉致されていない人に、つまり自分の意志で道場に来て修行 していた人に対して、その人を隠してしまう。蓮華座を組んだ状態で、その人を 隠してしまう。そして、その事情に詳しいマハーガヴァッチャをはじめ、3人を 逮捕する。このようなかたちで、現象を見えなくしてしまう。そのような意味に おいては、大変賢い手法であると言わざるを得ない。果たして、この技術的なト リックに対して、何人の日本人が気付くのか。非常に興味深いところである。        

マスコミの報道を見ていて、この騒ぎのおかしさ――あまりにもうまくできす ぎていることや、マスコミ報道の矛盾、オウム真理教にはなんら動機がないこと など――に気づいている方は多いことと思う。それもそのはず、一連の事件は国 家権力によって巧妙に仕組まれた宗教弾圧の一環であり、すべての事件がオウム 真理教と関連しているような印象を人々が持つように、巧みに情報が操作されて 報道されているからなのだ。このチラシを手にされた皆さんが警察発表やマスコ ミの報道にだまされず、真実を見極めることができることを願ってやまない。  

#6151/9999 フリーボード ★タイトル (QAA11022)  95/ 4/ 3  14:39  ( 39) 暴かれた警察国家の野望(1) ★内容

オウム真理教に強制捜査! 空前の2500名を動員の真意は?

假谷氏拉致事件、 東京地下鉄サリン事件、 その背後に潜む 恐るべき陰謀を暴く!  

 今、世間の注目を一手に集めているオウム真理教強制捜査。この騒ぎは単な る強制捜査だけではなく、地下鉄サリン事件や他の諸々の事件と絡み合い、さ ながら推理小説のような複雑さを呈し始めている。  だが、一連の報道に対して「何かおかしい」と気づいている人も多いのでは ないだろうか。  何かがおかしい。何かが狂っている。これはオウム真理教関係者だけの問題 ではない。この国が何かおかしな方向へと進んで行こうとしているのだ。  「オウム真理教は日本の社会のリトマス試験紙の役割を果たしている」と言っ た学者がいた。そして今、オウム真理教問題を通じて、日本社会に「危険」の 色が見え始めたのである。その危険とは何だろうか。それは一連のオウム真理 教問題に対しての警察やマスコミの動きを分析することによって、おのずとわ かってくるのだ。  あなたはこの文章を最後まで読む勇気があるだろうか。いや、ぜひ最後まで 読んでいただきたい。恐るべき色をしたこの国の未来が、あなたの目にも鮮や かに浮かび上がってくることだろう。  

◆1.隠された真犯人

●サリン事件、追及されない実行犯

 地下鉄サリン事件では、実行犯の一人とみられる男が倒れて収容されている。  警察がこの人物に事情聴取を行なうということはちらりと報道されたが、そ れ以降、この人物に関しては何も報道されていない。事件の真相を最もよく知っ ているはずのこの人物について、警察は隠し、マスコミは黙り込んでいる。  この状況を見る限り、彼らは事件の真相を解明する気がないのだと言わざる を得ない。  

#6152/9999 フリーボード ★タイトル (QAA11022)  95/ 4/ 3  14:40  ( 45) 暴かれた警察国家の野望(2) ★内容

●假谷氏拉致事件、追及されない不審人物

 假谷氏を拉致したとされるワゴン車はレンタカーだ。借りるときには免許証 を提示する必要がある。この免許証の持ち主が事件の重要な鍵を握っているこ とは言うまでもない。  ところが、このとき使われた免許証の持ち主(スナック経営者)の証言が非 常に曖昧なのだ。この極めて不審な人物に関して、マスコミはそれ以上追及す ることなく、うやむやにすごしてきたが、ついにその人物の正体に関して、 『週刊新潮』三月三十日号に興味深い記事が掲載された。一部引用する。

 ……受付で手続きしたのは別の男性で、使われた免許証はスナック経営者が 再交付を受けたものだった。  当初、スナック経営者は事件との関係については、 「まったくわからない。免許証はだれかが盗んだのでは」  と供述していたが、 「ある人物に貸したが、名前は言えない」  と、事件への関与をにおわす供述を始めている。  ……ちなみにスナック経営者は、風俗営業法違反、児童福祉法違反のほかに、 傷害、恐喝、覚醒剤使用など前科十一犯という経歴の持ち主。

 しかも、この人物はオウム真理教ではない某宗教団体の会員。なぜ警察は、 マスコミは、この極めて不審な人物を追及しないのか。その裏には、何として もこの事件をオウム真理教にこじつけるための陰謀が働いていることが見て取 れる。『新潮』も言う。

 ……この事件をめぐる警察とオウムのやりとりは、なにやらゲームめいてい る。スナック経営者や謎の女性の存在はとうの昔に判明していたのに、オウム の反応をうかがうかのように小出しにマスコミにリーク。  

●重大な証拠を隠す警察・マスコミの異常

 このように、今回の東京地下鉄サリン事件、假谷氏拉致事件では、警察は極 めて異常な捜査を行なっている。そして、警察・マスコミは真犯人を隠し、事 件の真相を明らかにしないようにしようとしているのだ。  その理由は一つしかない。  実行犯と思われる人物や重要参考人は、オウム真理教とは何の関係もなかっ たのだ。つまり、これらの人物が事件に関与しているとすれば、オウム真理教 の潔白を証明してしまうことになる。  この隠蔽工作は、これら一連の事件を「オウム真理教によるもの」とこじつ けるためだった。  真犯人を隠す警察・マスコミは、彼らの共犯なのか?──いや、違う。警察 権力こそがこの一連の事件を仕組んだのである!    

#6155/9999 フリーボード ★タイトル (QAA11022)  95/ 4/ 3  16:52  ( 33) 暴かれた警察国家の野望(3) ★内容

◆2:動機──それは国家権力のみにあり!

政治の世界において何ごとも偶然に起こることはない。 それは、そうなるように事前に計画されていた。 それにわたしは賭けてもいい。                 ──F・ルーズベルト大統領

●動機のないオウム真理教  一連の事件の流れを冷静に見るならば、これらの事件を立て続けに起こす動 機がオウム真理教側には一切ないことがわかる。  犯行には、何らかの利益がなければならない。ところが、もしオウム真理教 が犯行を重ねたとすれば自分で自分の首をしめるだけになることは、考えるま でもなくわかることである。オウム真理教がこれらの犯行を行なう動機は、全 く存在しないことが明白だ。  特に、サリン事件の場合、すでにオウム真理教は大阪で暴力的に強制捜査を 受けている。これ以上の強制捜査の口実を与えるようなバカなまねをするのだ ろうか?  そんなことはあり得ない。  

●警察にしかない犯行動機

 では、サリン事件を起こして利益を得る者はだれか。  それは、警察だ。  警察は、史上最大の二千五百名の捜査官を動員するほどの大規模捜査を行な い、オウム真理教を弾圧しようと考えていた。しかし、假谷氏拉致監禁容疑を オウム真理教にかぶせただけでは、大した規模の捜査はできない。一人の逮捕 監禁罪容疑者のために二千五百人も動員すれば、さすがに非難を浴びることは 目に見えている。そのため、極めて大きな犯行を起こし、オウム真理教に濡れ 衣を着せる必要があった。  こうして、史上最悪のサリン事件の惨事が首都・東京で仕組まれたのである。  

#6156/9999 フリーボード ★タイトル (QAA11022)  95/ 4/ 3  16:53  ( 40) 暴かれた警察国家の野望(4) ★内容

●警察、サリン事件前日に毒ガス防護服!

 これを裏付ける事実はあるか。  ある。  三月二十三日の「ニュースステーション」では次のような報道がなされた。 (ナレーション)先週金曜日、警察庁は自衛隊に対し戦闘用防護服などを貸し てくれるよう申し入れました。  そして二日後の日曜日早朝、機動隊員およそ三百人が密かに陸上自衛隊朝霞 駐屯地に集められました。機動隊員らは防護服や防毒マスク、ガス検知器など を配布され、自衛隊化学学校の幹部から使用についての訓練を受けました。  そして、まさにその翌日の朝、なぜか地下鉄サリン事件が起こったのです。 (久米宏)……警察庁では假谷さんの事件に関して、すでに今月十五日に、強 制捜査に踏み切る方針を固めて、密かに着々と準備を進めていきました。  で、最初からその強制捜査の日は、二十二日と、これは決めていたようです。 そして自衛隊から機動隊に密かに防毒マスクや防護服が貸し出されたのが三月 十九日。で、その翌日に今回の地下鉄サリン殺人事件が起こってしまいました。  これ、どういうことなんでしょうかね。  

 強制捜査の日は最初から二十二日と決まっていた。  十九日に、自衛隊から機動隊に密かに防毒マスク・防護服が貸し出された。  その翌日、地下鉄サリン事件。  そして二十二日、大規模強制捜査。  これはどういうことか。なぜ、毒ガス事件の前日に毒ガス対策の訓練をして いたのか。  これは、明らかに警察がサリン事件を仕組んだ証拠以外の何ものでもない。 空前の強制捜査を二十二日に行なうために、サリン事件を起こしたのだ!  

●二十日に「強制捜査」のデマ情報

 証拠はそれだけではない。  わざわざ二十日に「オウム真理教を強制捜査する」というデマ情報を意図的 に流し、マスコミの注目をオウムに向けさせておいて、あのサリン事件を引き 起こす。見ていた者はそのトリックにひっかかかり、いかにも「サリン犯人= オウム真理教」であるかのように印象づけられる  これだけの手回し。あまりにもできすぎた状況。まさしく事件は仕組まれた のである。  

#6193/9999 フリーボード ★タイトル (QAA11022)  95/ 4/ 4   9: 7  ( 47) 暴かれた警察国家の野望(5) ★内容

●オウム真理教にはデメリットしかない

 人気推理作家・小林久三氏はこのようにコメントしている。  僕の取材と推理によると、今回の地下鉄事件は“オウムつぶし”なんじゃな いかと思うんです  僕はオウムとは何の関係もないですが、そういうふうに見えるんです。松本 にしても、山梨にしても、オウムをつぶそうとする動きとして考えられるので はないですか。そのいい例が、假谷さんの事件です。失踪の一日前にオウムの 人間が来たことといい、犯行後、報道各社に電話があったことといい、ね。そ んなことやる犯罪グループなんて、ないですよ。拉致も、ワンボックスカーで、 人に見られるところでやっている。やる必要のないことを、わざわざやってい るんですよ。だから、どの事件もみな、オウムの犯行であると見せかけるため の犯行だと思われるのです。

 犯人グループはどれも、わざわざ怪しまれるような行動をとっている。まさ にオウム真理教を陥れるためだ。ところが、「十九日夜、大阪に強制捜査が入っ た。だから、オウムはその仕返しにサリン事件を起こしたのだ」という短絡的 な推理が、マスコミの宣伝によってなされている。こんなバカげた推理は、今 時、三流の推理小説でもありえない。こんなニュースを平気で流すとは、情報 の受け手である国民をあまりにもバカにしている。  実際にそんなことをすれば、統制の取れた優秀な日本警察にたちまち叩きつ ぶされてしまうことは、だれにでもすぐにわかる。わざわざ自ら首をしめるよ うな犯行を行なうメリットがどこにあるというのか? しかも、オウム真理教 側では、昨年十一月以降、警察の内偵が強化されたことを知っていたのだ。ま た、假谷氏事件以降、マスコミに徹底マークされていたのもわかっている。そ の中でどうやって犯行に及ぶことができるというのだろうか。  サリン事件の利益は、オウム真理教にはない。  利益があるのは、オウム真理教に対して宗教弾圧を行ないたがっていた警察  以前からオウムを弾圧したかった警察がどうしてもうまい口実をつかめず、 苦しまぎれにこの世紀の凶行に及んだ……というのが真相なのである。  

◆3:「警察の広報係」マスコミ

●警察とつるみ、密着するマスコミ

 警察や機動隊は、オウム真理教施設に強制捜査に入る前日の夕方から、施設 付近で待機していた。そしてそこにはマスコミ各社も一緒にやってきていたの である。警察が情報を流したのだ。つまりこれは警察がマスコミを利用しよう としていることを表わしている。  そして警察の思惑どおり、見事にマスコミは警察の広報係と化し、警察の流 すデッチ上げ情報をそのまま流し、国民を巧妙な世論捜査によってミスリード し続けたのだ。 それはまさに、戦前、大本営発表をそのまま流したマスコミ そのものである。今、マスコミに真実はない。以下にその具体例をいくつか挙 げよう。  

#6194/9999 フリーボード ★タイトル (QAA11022)  95/ 4/ 4   9: 9  ( 36) 暴かれた警察国家の野望(6) ★内容

◆幼稚すぎる「サリン事件=オウム犯人」説  どこにでもある薬品で殺人予備罪!?

●発見された薬品とは何か

 まず、今回の捜索は假谷氏拉致事件を容疑として行なわれたが、押収する予 定品目に「薬品」という曖昧な表現があったことを指摘しておきたい。つまり、 假谷氏拉致事件はもともと別件で、サリンと結びつけることのできるものを押 収しようという計画があったのだ。  実際に捜索後、オウム真理教施設から地下鉄サリン事件のサリンの溶剤とし て使われたものと同じアセトニトリル、あるいはサリン生成の原材料にもなる いくつかの薬品が見つかったということで、マスコミは、あたかもオウム真理 教がサリンを生成していたような印象を国民に与えている。いや、印象だけで はなく、そのものずばり、「オウム真理教施設をサリン工場と断定」などと報 道しているところまである。  ここで挙げられる薬品はいずれも怪しげなものばかりである。しかし、ちょっ と化学に詳しい人が見れば、それほど珍しくもない薬品ばかりなのだ。大学の 研究所や工場などに行けばどこにでもあるようなものであり、中には薬局に行 けばだれにでも買える消毒用アルコールまで含まれているのだ。

●最終戦争を乗り越えるために

 例えば、サリンの材料とされている薬品のうち、フッ化ナトリウムについて は陶器のうわ薬の材料として購入されたもの。三塩化リンはプラスチィク製品 の可塑剤や、水耕栽培の肥料として使われるものである。  アセトニトリルも、別にサリン専用の溶剤ではなく、食品の成分検査用の有 機溶剤として一般に広く使われているものだ。  つまり「オウム真理教施設にサリンの原料となる薬品があった」というのは 大変作為的な報道のされ方だ。もし、これらの市販されている薬品があるとい うだけでサリン事件の犯人にされたり、殺人予備罪が適用されてしまうとする ならば、大学の研究者や工場で働く人などは皆逮捕されなければならなくなっ てしまう。どうしてもサリンに結びつけようという意図が見え透いている。  また、一般に、サリンを製造するには、専用の特別な装置が必要であるとい われる。そもそも皮膚に数滴触れただけで即死してしまうような猛毒であるか ら、生半可な知識や適当な用具で製造できるようなものではないのである。

#6195/9999 フリーボード ★タイトル (QAA11022)  95/ 4/ 4   9: 9  ( 23) 暴かれた警察国家の野望(7) ★内容

●他の用途に用意された薬品群

 では、宗教法人であるオウム真理教が、なぜそのような薬品を持っていたの か。  オウム真理教は大乗仏教を基盤とする宗教として「衆生救済」を高く掲げて いるが、この救済には大きく分けて二つある。  一つは人々を「解脱」「悟り」に導くことによって魂の完全なる解放を得さ せる「救済」である。  もう一つは、これまでに数々の現象を的中させてきた麻原尊師の予言をもと に、今世紀末の人類最終戦争を乗り越え、その後に真理に満ち溢れた理想的な 世界をこの地球上に創るという「救済」である[※]。  この後者の救済の具体的な思案として、オウム真理教ではすでに一九八〇年 代から「ロータス・ヴィレッジ構想」を打ち出し、その地固めを始めている。 つまり最終戦争を生き延び、その後もできるだけ不自由なく暮らしていくため には、あるいは今ある地球の文化を戦後まで引き継ぐためには、今からその準 備をしておかなければならないという考え方だ。これに基づいて、今の世界に ある生活システム・文化のすべてを取り入れた完全自給自足を目指し、オウム 真理教は着々と準備してきたのである。つまり、日本の工場などにあっておか しくない薬品なら、オウム真理教にあっても同じように全くおかしくはない。

           ※麻原彰晃尊師著『日出づる国、災い近し』オウム出版                                                            に詳しい。

#6205/9999 フリーボード ★タイトル (QAA11022)  95/ 4/ 4  13:34  ( 48) 暴かれた警察国家の野望(8) ★内容

●現代のノアの方舟だからこそ資材がある

 オウム真理教はある意味でノアの方舟だ。修行で得た神通力や過去の予言書 の解読などによって、一九八〇年代からオウム真理教は「間もなく人類最終戦 争が勃発し、地上は荒れた荒野と変わる」と言い続けている。  よって、オウム真理教では米などの食料品を大量に購入し、また缶詰などの 保存食品の生産ラインや、めん製造機も手に入れている。石油等の燃料の備蓄 もある。また、食料加工その他、衣食住すべての面において自給自足するため には、多くの物資・資材が必要だ。オウム真理教では、それらを可能にするた めに様々な物資を買いそろえてきた。もちろんこれらは合法的に購入できるも のであることはいうまでもない。  特に九五年以降、食糧・経済危機が訪れることは、以前から予言されている。 それに備えて、今の時期に大量の備蓄があるのは、有言断行のオウム真理教な ら当然のことだ。予言された未来の危機に対して、現実的な対処をしている証 明でもある。  また、日本経済が崩壊したとしても、信者が経済的に暮らしていけるような 生産活動・経済活動を保持する計画も実行に移されてきた。安売りコンピュー ター会社マハーポーシャはその実践の一つである。また、陶器製品をつくる計 画があり、このために今回騒がれたフッ化ナトリウムが集められたのだ。  これはオウム真理教の信者だけではなく、すべての日本人を守るための壮大 な計画である。備蓄されたさまざまな物資の量が極めて多くとも、何ら不思議 ではない。  しかし警察やマスコミは、サリンと関係のある薬品だけをクローズアップし、 関係のないものについては出さない。これによってあたかもオウム真理教が、 サリンと関係のある薬品のみを大量に所持していたような印象を国民に与えて いる。  正しくは「オウム真理教は完全自給自足を可能にするための各種の物資・資 材を所持していた」そして「その中の数種は、サリン製造の材料の一つにもな る」というだけのことである。

◆マスコミ誤認報道の数々

●スキーのゴーグルを毒ガスマスクと間違えた?

 滋賀県でオウム真理教の信者が乗る車が交通違反で捕まり、その車の中に毒 ガスマスクと化学薬品が発見されたというセンセーショナルな報道がなされた。 警察が付近住民を避難させた上で自衛隊が出動し、毒ガスマスクに身を包んで ものものしく車中を捜索したが、結局、毒ガスマスクとされたものは単なるス キーのゴーグルであり、化学薬品と報じられたものは単なる水だった。  これは一見するとちょっとした笑い話だが、少し考えればだれもがおかしい と気づくはずだ  スキーのゴーグルをだれが毒ガスマスクと間違えるだろうか? 何の捜索も しないうちからなぜ「毒物があった」との発表をし、マスコミはそれを流した のか? ものものしい逮捕劇とその後の捜査は、国民を誘導するためのデモン ストレーションであった。結果的に、オウム真理教に悪感情を高めることに一 役買っている。しかも、訂正報道は小さくしかなされていない。  

#6206/9999 フリーボード ★タイトル (QAA11022)  95/ 4/ 4  13:35  ( 35) 暴かれた警察国家の野望(9) ★内容

●誤報に満ちあふれたマスコミ報道

 マスコミはもう完全に警察の下請け業者と化した。それは、警察情報を鵜呑 みにした誤認報道が、この滋賀県の例以外にも数多くあるという事実を見れば わかる。  例えば、假谷氏拉致事件で指名手配された松本君を、マスコミはどこも「幹 部」としている。これは明らかに間違いだ。何も調べずに、警察発表を右から 左へ流しているだけという実態がよくわかる。  オウム真理教の修行の進んでいる信者にはホーリーネームが与えられている。 だが、松本君はまだホーリーネームすらもらっていない。つまり幹部であるは ずはないのだ。  その他、薬品に関する説明が誤っているなど、誤報を数え上げればきりがな い。うかつに新聞・テレビ報道を受け入れるわけにはいかないのである。  

●存在しないメモあるなら見せろ!

 假谷氏拉致事件でも同様の例がある。  假谷氏が拉致される前日に、同氏の長男に「わたしが拉致されたらオウム真 理教を捜してくれ」というメモと、その日に面会した教団信者の名刺を託して いた――という警察情報が流れ、マスコミは一斉に報道した。まるで三流小説 のような、なんともできすぎた話だが、ほどなくして、この話は警察のデッチ 上げであることが判明した。当初からメモの内容や量に関して警察の言うこと が何度も変わり、各マスコミの報道に矛盾があったのだが、数人の誠実なジャー ナリストの調査の結果、完全なデッチ上げであることが判明したのである。  假谷氏の長男は言う。「メモなどの存在は知らない。父も宗教団体のことは 一切話していなかった…」  これは大問題だ。警察が証拠を偽造したのだ。ところが、この大問題をさら に追及し、報道するマスコミは今のところ一つもない。それどころか、多くの マスコミは臆面もなく「假谷氏がメモを残していた」という虚偽情報をいまだ に報道し続けているのである。  もし存在するのなら、そのメモの実物を公開してみるがいい。それができな いのは。警察・マスコミがデッチ上げているからだ。  

#6209/9999 フリーボード ★タイトル (QAA11022)  95/ 4/ 4  16:44  ( 35) 暴かれた警察国家の野望(10) ★内容

◆都合の悪い奴は逮捕して口封じ!

●稲見君本人に語らせない マスコミ

 三月十九日、今回の一連の強制捜査の皮切りとなった大阪の拉致監禁デッチ 上げ事件が起きた。  この日、オウム真理教の信者であり、立派な成年である稲見君の修行に反対 する親たちが、稲見君を軟禁。稲見君から助けを求める電話がオウム真理教大 阪支部にあったため、オウム真理教関係者が稲見君を迎えに行き、彼は自分の 意志でオウム真理教大阪支部道場へと向かった。  これを警察は「オウムが拉致監禁した」と称し、嫌がる稲見君を連行したの だ。これが「無事保護」という言葉に化けてマスコミ発表されている。  おかしいのは、この事件では事件以来本人が姿を見せていないことだ。一般 の拉致事件の場合、「救出」後必ず本人の記者会見が行なわれている。だが、 今回は事件後、稲見君本人に、オウム真理教関係者もジャーナリストも会うこ とができないままである。  警察は本人の言葉を公開することができないのだ。  これは完全に、稲見君問題に対する口封じ以外の何ものでもない。もし「オ ウム真理教が稲見君を拉致監禁した」という警察発表が本当なら、堂々と稲見 君本人にコメントさせることが可能なはずである。しかし、できない。マスコ ミはこのデタラメな警察情報をそのまま報道し、国民はまたもやだまされてし まった。 稲見君自身が、本人の意志で道場に来て修行していたことは、オウ ム真理教を攻撃し続けているジャーナリスト江川紹子氏も認めている。三月二 十一日の夕刊フジで、 「親は子供を脱会させたくて監視し、スキを狙って子供が道場へ逃げる、とい う事例がいくつもあります。親の前ではいかにも脱会するような態度をとった ことも考えられる」「そういう親のいうことだけに気をとられてはいけないと いいたい」 と述べているのだ。もちろん、繰り返すが、稲見君は成年に達している。稲見 君は警察によって、完全に違法なやり方で信教の自由を踏みにじられ、さらに 真実を語れないように口を封じられたのだ。  このとき、事情をよく知る三人の出家修行者が逮捕された。稲見君を外に出 さず、事情を知る者を逮捕する。これが警察の真相隠しの手口なのである。  

#6210/9999 フリーボード ★タイトル (QAA11022)  95/ 4/ 4  16:45  ( 47) 暴かれた警察国家の野望(11) ★内容

● 「六人」が「五○人」に!   「治療」が「逮捕監禁」に!

 また最初の上九一色村への強制捜査の時には、四人もの別件逮捕者を出され た。これについてはマスコミでは次のように報道されている。 「第十サティアンの二階に、五〇人ほどの信者が衰弱した状態で横たわってい た。その中の六人は危険な状態だったため、警察が保護し、四人の医師と責任 者を逮捕監禁罪で逮捕した」  これを読むと、いかにもオウム真理教が大量の信者を逮捕監禁して食物も与 えない状態で死の寸前まで追い込んでいたかのように思ってしまうが、事実は 次のとおりである。  まず、「五〇人」という数字は全くのでたらめである。実際には「保護」と いう名目で警察に拉致された六人だけが寝ていたのだ。八倍以上もの水増しを 行ない、マスコミはデマを流布し続けている。  また、「栄養失調」という事実もない。最初、警察とともに来た医師が診断 したところ、全く問題がなく、「連れていく必要はない。オウム側の医師に任 せる」という結論になった。しかも、この六人は「監禁されて病気になった」 のではなく、ここに来る以前から肉体的、あるいは精神的に病気をもっており、 医師の治療を受けていたのである。  ところが、警察は、「連れていく必要はない」と発言する医師たちを帰し、 自衛隊の医師を連れてきて、強引に「患者を連れていく」と主張し、連行しよ うとしたのだ。  それに対し、オウム真理教側の三人の医師は、「連れて行くのならば診断書 を出してください。わたしたちは医者だから説明をしてください。こんなこと が許されるんですか。状態もわからないで連れていけるんですか」と主張。す ると警察側は「もう話は終わっている」と一方的に話を打ち切り、三人の医師 を十人くらいで抱えて強引に逮捕・連行してしまった。そして嫌がる患者を無 理やりタンカに乗せ、運び去ったのである。  しかし、テレビ局は、警察側の事実に反する情報をそのまま流すという偏向 報道を行なっている。  またこのとき、捜査に立ち会っていた出家修行者が、連れ出されようとする 患者を見て「わたしたちの修行仲間を連れていかないようにしてください」と 口頭で抗議したところ、問答無用で逮捕・連行されてしまった。  医師三人と立会人を強制的に逮捕したのは、事情のわかる人間をその場から 排除し、警察に都合のいい情報をデッチ上げるためであった。特に医師を三人 も逮捕したのは、保護された六人に対して、医学的説明ができないようにしよ うという魂胆である。  さらに、この六人は新聞で報じられたような重症患者ではなく、テレビでも 「軽症であり、退院できる状態」と報道されているにもかかわらず、退院させ てもらえないどころか家族との面会さえも許されていない。しかも、その病院 は警察によって厳重に監視されている。これも同じく口封じである。  警察は患者たちに虚偽の証言をさせるだろう。しかし、前述のように患者の 中には精神疾患患者も含まれており、警察に脅されたらどんな偽証をするかわ からない。もちろん、それには何の信憑性もないことを覚えておいていただき たい。  

#6224/9999 フリーボード ★タイトル (QAA11022)  95/ 4/ 4  22:28  ( 55) 暴かれた警察国家の野望(12) ★内容

◆「集団自殺」しようとしているのではなくせられようとしている

●どう曲解すれば集団自殺になるのか?  強制捜査の前後に、麻原尊師がオウム真理教のラジオ放送を通じて「悔いの ない死を迎えようではないか」というメッセージを流し、それがあたかも集団 自殺を示唆しているような報道が、各マスコミで流された。  これと同趣旨のメッセージは、かなり以前からオウム真理教の出版物などに 掲載されていたが、昨年の九月以降、このメッセージは書籍等に掲載され、一 般書店でも販売されている。そして今年に入ってからは、ラジオのオープニン グで毎日流されている。つまり強制捜査の前後にだけ流されたというわけでは ないのだ。  マスコミ各社は假谷氏事件のころからオウム真理教のラジオ放送に注目し、 実際に聞いていた。にもかかわらず、強制捜査前後だけを取り上げて、「集団 自殺を示唆するもの」と称するのは、意図的なデッチ上げ以外の何ものでもな い。  さらに、メッセージの一部分のみを引用して集団自殺と結び付けようとする あたりに、ある意図がうかがわれる。このメッセージの全文を聞けば、そのよ うな愚論が出てくるはずがないからだ。  このメッセージが「集団自殺」を意味していないことは一目瞭然である。し かも、この件について三月二十一日の記者会見の際、共同通信社の記者が質問 したが、青山弁護士の説明に記者団も納得していたという事実がある。にもか かわらず、それ以降も「集団自殺」と断定する報道が続いているのである。  どこか一つのマスコミが、このような意図的なミスリードをやるというのな らまだ話はわかる。しかし今回はいい加減な週刊誌やワイドショーだけではな く、NHKその他のニュース番組や一流新聞報道でもこのデマが流されたのだ。  これは「オウム真理教が集団自殺をしようとしていると国民に印象づける」 という一つの意図の下にマスコミ各社が動いたことを明白に表わしている。そ して、集団自殺を企てるような危険な団体は解散させなければ……という世論 に導こうというのだ。  だが、そんなことは全くのデッチ上げだ。現にオウム真理教の信者は、全国 至る所でこの新聞を配っているのだから!  繰り返そう。オウム真理教には集団自殺はあり得ない。もし万が一「集団自 殺した」などと報じられたら、そのときは国家権力によって虐殺されたものと 思っていただきたい。

  布 告

  煩悩にまみれて生きてきた前生の弟子たちよ   いよいよ君たちが目覚め、そしてわたしの手伝いをするときがきた   君たちは死に際して決して後悔しないようにしなければならない   君たちがもし選択を誤れば   君たちがこの人間界へ生まれてきた意味を   完全になくしてしまうことになる   君たちは確かに今生、情報により、煩悩によりけがれた   しかし、君たちの本質はけがれるはずはない  なぜならば、君たちはわたしの前生の弟子であり  そして本質的には他の魂と違い   救済の手伝いをするために生まれてきたからである   わたしは、君たちがわたしの手となり足となり、あるいは頭となり   救済計画の手伝いをしてくれることを待っている   さあ、一緒に救済計画を行なおう   そして、悔いのない死を迎えようではないか                           麻原彰晃  

#6225/9999 フリーボード ★タイトル (QAA11022)  95/ 4/ 4  22:29  ( 48) 暴かれた警察国家の野望(13) ★内容

◆マスコミの矛盾はあなたにも見抜ける

●仕組まれたマスコミ報道

 今回の一連の事件は、「怪しいという証拠があったから警察が動いた」ので はない。オウム真理教を弾圧しようという警察の意図のもとに事件が仕組まれ、 マスコミがコントロールされながら進んできた。  例えば、去年の間は、国または米軍関係者が松本サリン事件の犯人とする説 が有力だったが、一月一日に読売新聞でサリン検出が報道された後、マスコミ は口をそろえてオウム真理教をターゲットにし始めている。  七月の異臭騒ぎの後、サリンが検出されたのが十一月というのも異常だ。こ んなに時間がかかるはずがない。実際、地下鉄サリン事件では事件後数時間で 判明しているではないか。しかも、その発表がなぜ狙いすましたように一月一 日になされなければならないのか。ここに警察の意図的工作がある。  オウム真理教=拉致、という印象を持たせるための工作も盛んだった。オウ ム真理教に害意を持ち、警察とつるんでいる横浜弁護士会が、漫画家小林よし のりに「坂本弁護士事件はオウム真理教が犯人」と書かせたのが昨年末。その 妄説を雑『週刊金曜日』が「坂本弁護士拉致事件は公安警察が犯人」として明 快に否定した途端、假谷事件が発生している。さらに、オウム真理教と拉致監 禁の関係を印象づけるために、大阪拉致監禁事件までこじつけた。  今回の強制捜査の報道は、多くのマスコミが意図的に「地下鉄サリン事件」 と隣り合わせにしたかたちで報道している。つまり、ハッキリとは言わなくて も、「オウム真理教=地下鉄サリン事件犯人」という印象を国民の頭に植え付 けようとしているのだ。  しかも、オウムを「荒唐無稽」「誇大妄想」「バカ」と印象づける記事を横 並びで報道している。サリン事件は狂信的集団の犯行とされているため、どう してもオウム真理教は狂信的集団に「なって」もらわなければ困るということ だ。  狂信的集団はオウム真理教か、それとも国家権力か。理路整然と反論してい るこの新聞を見て、判断していただきたい。

●意図的なミスリードと誤認報道

 このようなミスリードによって、真犯人を追及しろという世論も封じ込めら れてきた。  マスコミは、松本サリン事件の時に、警察発表を鵜呑みにして第一発見者を 無理やり犯人扱いし続けた。それと同じ、いや、それよりはるかに露骨で大き な過ちを、再び繰り返そうとしているのである。  マスコミは非常に巧妙な手段で、国民をミスリード、世論操作し続けてきた。 いかに「調べればわかる」誤情報であったとしても、国民はマスコミのニュー スソースをいちいち調べたりはしない。中には「新聞やテレビは間違ったこと は報道しない」と思っている人もいるだろう。  また、一つ一つを正確に分析するならばデッチ上げや誤情報でしかない情報 も、大量に流されることによって、真実であるかのような印象を国民に与えて しまう。  これがマスコミの手口、マスコミの正体なのだ。  

#6241/9999 フリーボード ★タイトル (QAA11022)  95/ 4/ 5   6:47  ( 54) 暴かれた警察国家の野望(14) ★内容

◆4:国家にのみ可能な犯行!

●全国のオウム真理教施設は毒ガス攻撃を受けてきた

 オウム真理教施設は、これまで毒ガス噴霧攻撃を長期間にわたって受けてき た。それは富士山麓の施設だけではない。全国各地のオウム真理教本部・支部 道場がすべて何らかの攻撃を受けてきたのである。日本だけではない。モスク ワ支部でも噴霧されているのだ。  オウム真理教は毒ガス攻撃を受けてきた側である。もし山梨にサリン工場が あったというのなら、なぜ全国各地の支部やモスクワでも被害が出るのか、ぜ ひ教えていただきたい。わざわざ自分たちで撒きにいくとでもいうのだろうか。  では、これほどの広範囲に毒ガスを噴霧することのできる者たちは何者か。  また、東京の地下鉄で使われたサリンは、松本でのものと違うタイプだとい う。このような多くの種類のサリンをそろえることのできる者たちはだれか。  生物化学兵器について造詣の深いジャーナリスト、下里正樹氏は『週刊現代』 誌上で松本サリン事件に関する調査結果を発表した。  この中に、いくつかの示唆的な内容が書かれている。

◎一九七〇年ごろ、沖縄の米軍知花弾薬庫で神経ガスが漏れ、大騒ぎになった  事故があった。     今はない、とは考えられない。

◎一九六七年ごろ、埼玉県大宮の陸自化学学校に神経ガスの実物が存在してい  た。     今はない、とは考えられない。

◎危険な毒ガスを扱うのは、合成・使用・防護・治療の四分野にわたって系統  的な訓練・教育を受けた者でなければ不可能。さもなければ、犯人自身が即  死する。     すなわち、犯人は民間人ではなく、軍関係者。

 軍事機密に属する高度な専門的訓練を受け、計画的・長期的毒ガス攻撃を行 なうことができる……どう考えてもオウム真理教ではない。サリン事件の犯人 は国家しかないのである!  

●殺される側が犯人という言いがかり

 少量の毒ガスを継続して噴霧されてきたため、即死はしないが確実にオウム 真理教の信者は体を弱めてきた。  このままでは殺されてしまう──それでもオウム真理教はじっと耐え、空気 清浄装置を自作し、解毒剤を入手し、必死の思いで生き延びてきた。今回の捜 索で大量の解毒剤が発見されたと言われているのはそのためだ。毒ガス攻撃を 受けている出家修行者たちが生きていくための必需品である。また、いつ入手 できなくなるかわからないので、大量の備蓄が必要なのだ。解毒剤があること は、オウム真理教側の主張の正しさを裏付けているのである。  モスクワでも、日本国内各地でも、被害に遭い、健康を害している信者が民 事請求と告訴をした。これほど多くの人がそろいにそろって、裁判所相手にウ ソをつくということがあるだろうか。特に、ロシアの信者は、尊師に会ったこ ともほとんどない。そんな彼らまでもが口をそろえて虚偽の訴訟を起こしたり するだろうか。  マスコミ報道の矛盾は、このように明白なのだ。  

#6244/9999 フリーボード ★タイトル (QAA11022)  95/ 4/ 5  11:20  ( 50) 暴かれた警察国家の野望(15) ★内容

◆次なる彼らの計画はこれだ!

●彼らの本当の狙いは宗教弾圧!

 さて、この後、国家権力は何を予定しているのだろうか。彼らのシナリオで は、次のような展開が予定されている。

1:教団をつぶすための麻原尊師逮捕

 麻原尊師は、昨年五月以来、支部の信者の前に姿を見せていない。サリンや イペリットなどの毒ガスだけでなく、Q熱リケッチア等の細菌兵器攻撃を受け 続け、病み、生命の危機にさらされ続けたため、ラジオ放送を通じて信者にメッ セージを送る以外は、治療に専念されていたためだ。だが、彼らは尊師の命を 奪えなかった。  そこで、焦った彼らは、産業用薬品があったというだけで殺人予備罪を適用 させるなど、徹底的なデッチ上げを用意したのである。  こうして、オウム真理教が犯罪集団だと印象づけた上で、

2:教団をつぶすための解散請求

 すでに文部省が「起訴されれば、宗教法人法に基づく解散請求を出す」と言 い出している。なぜ「刑が確定したら」ではなく、単に「起訴された」だけで 解散請求なのか。 やはりこれは宗教弾圧以外の何ものでもない。そして、

3:教団をつぶすための全国一斉捜査

 真実を知っているオウム真理教の信者たちは、国家にとっては目の上のコブ。 それに、集団自殺をするはずもなく、結束も堅い。オウム真理教を葬り去るた めに、目障りな者たちを片っ端から逮捕するであろう。  

●世紀の悪法、治安維持法の復活!

 手をこまねいて見ているならば、オウム真理教は無実の罪を着せられたまま、 一方的に地上から消滅させられていく。「でも、わたしはオウム真理教の信者 ではないから大丈夫……」とあなたは考えるだろうか。はっきり言って、それ は甘い。  警察は、あらゆる法令を適用する、と言っている。「関連する法令」ではな く「あらゆる法令」なのだ。つまり、何か法律に違反したから、という理由で 捜査しているのではない。とにかくオウム真理教を徹底的につぶすために、何 でもかんでもこじつけてやる、という本音をついに表わしたのだ。  これでは、日本に法律は存在しないも同然である。  その中でも特に適用されることが懸念される法律がある。破壊活動防止法だ。 これは、国家権力に逆らおうという行為を行なったり、あるいはそれを口にし ただけで処罰することができるという「便利」な法律だ。  しかも、公安の判断により、これが団体に対して適用されるならば、その団 体は集会禁止・印刷物頒布禁止、そして最終的には解散指定までできるのであ る。これはまさしく戦前の思想統制に使われた治安維持法そのものだ。  

#6247/9999 フリーボード ★タイトル (QAA11022)  95/ 4/ 5  13: 8  ( 42) 暴かれた警察国家の野望(16) ★内容

●戦前の大本教弾圧と瓜二つ

 戦前、二度の大弾圧を受け、神殿を爆破されるなど徹底的に崩壊させられた 大本教。研究家には、大本教弾圧とオウム真理教弾圧の姿が重なって見えると いう。  教祖逮捕、全国一斉捜査、大げさな警官隊の動員……。  警察は、ちょうど六〇年前、一九三五年の第二次大本教弾圧と全く同じ手口 で宗教弾圧に乗り出したのだ。今、まさに戦前と同じことが繰り返されている。  マスコミも同じだ。警察の尻馬に乗って事実無根の誹謗中傷を繰り返す。あ りもしない武器などを所有しているというデマを煽る……。  何もかもが戦前の宗教弾圧の再現だ。  大本教弾圧のときは、軍隊と警察が一緒に動いた。オウム真理教弾圧では、 警察の後ろで自衛隊が控えている。  今、まさに六〇年前が再現されている!  

●そして戦前と同じ警察国家になっていく

 大本教をつぶした後の「警察国家」がどのような道に進んでいったか、ご存 じだろうか。  一九三七年、日中戦争開始。一九四一年、太平洋戦争開始。そして一九四五 年敗戦。  今回、一九九五年、オウム真理教第二次弾圧。その後、何が待っているのか。  すでに、思想・信教の自由を警察権力によって叩きつぶそうという陰謀が開 始されていることを忘れてはならない。思想警察・特高によって思想の自由を 暴力的に奪われた、あの戦前・戦中の恐怖が今、まさに復活しようとしている のだ。日本は今、戦前と同じ警察国家への道を歩もうとしているのだ。  他人ごとではない。次はあなたの番だ。あなたの思想を、あなたの良心を、 警察は奪い、国家に対して強引に忠誠を誓わせる。そして……。  そんなことを許していいのか!?    

 ナチスが共産主義者を攻撃したとき、自分は少し不安であったが、とにかく 自分は共産主義者ではなかった。だから何も行動にでなかった。次にナチスは 社会主義者を攻撃した。自分はさらに不安をましたが、社会主義者ではなかっ たから、何も行動にでなかった。それからナチスは学校、新聞、ユダヤ人等々 をどんどん攻撃し、自分はそのたびごとにいつも不安をましたが、それでもな お行動にでることはなかった。それからナチスは教会を攻撃した。自分は牧師 であった。だからたって行動にでたが、その時はすでにおそすぎた。                ──マルチン・ニーメラー

#6257/9999 フリーボード ★タイトル (QAA11022)  95/ 4/ 5  19:28  ( 37) 暴かれた警察国家の野望(17) ★内容  

国家の介入がますます強化されていく。 破壊活動防止法は、戦前の治安維持法と同じだ。 教祖逮捕・全国一斉捜査による宗教弾圧は 戦前の大本教弾圧の再現だ。 マスコミと結託した世論操作は、 戦前の大本営発表そのものだ。 軍隊と警察の連携は戦前警察国家の復活だ。 オウム真理教への宗教弾圧を許せば、 今後、国民の思想・信条・活動・行動に対し、 国家の介入がますます強化されていくことは間違いない。

今、まさに日本は警察国家になろうとしている。  

日本のすべての皆さん、目覚めてください。 警察国家に負けないでください。 マスコミ報道に呑まれ、真実を見失わないでください。 ここに書かれていることが真実です。 あなたの目で確かめてください。

本当の民主主義を守るために、 そして、あなた自身を守るために、 あなたの力が必要です。 人権団体の方、政治家の方、弁護士の方。 民主主義を守り抜こうと考える方。 今こそあなた方の力が必要です。 正義のために立ち上がってください。 そして自由と平和を愛するすべての皆さん、 今ならまだ間に合います。 しかし、今しかありません。 まさに今、ご支援・ご協力ください。  

ご意見・お問い合わせ・署名へのご協力をお待ちしています。   TEL03ー3499ー9951へ

#001/9999 事件報道 ★タイトル (xxxxxxx) 95/03/20   0:00  () 都内地下鉄線で薬品撒く ★内容

 20日朝8時過ぎ、都心部の地 下鉄15駅で化学薬品らしいもの が撒かれ、乗客200人以上が病 院に運ばれ、10人が重体。  毒性強いアセトニトリル検出。 同時多発的犯行と見て捜査。

[読売 3月20日]  ( 1995-03-20-10:32 )      

#002/9999 事件報道 ★タイトル (xxxxxxx) 95/03/20   0:00  () <地下鉄劇物事件>零時半現在は870人が病院へ、6人死亡 ★内容

 二十日午前八時すぎ、東京都千代田区霞が関二の営団地下鉄日比谷線霞ケ関駅で、 中目黒発東武動物公園行きの車内に突然、刺激臭が立ち込め、乗客が次々と倒れた。 同じころ同線と丸ノ内線の霞ケ関、国会議事堂前など、朝のラッシュの駅でも刺激臭 が立ち込めて多数の乗客が倒れた。警視庁のまとめでは午後零時半現在、計十六駅で 八百七十人が都内八十三の病院に搬送され、うち六人が死亡した。十人以上が意識不 明の重体。警視庁は「築地駅で見付かった遺留品を分析した結果、サリンの可能性が 高い」と発表した。 刺激臭は鼻をつく強烈なもので、吸い込むと目の前が暗くなり、 激しい吐き気に襲われたという。警視庁捜査一課は無差別に乗客を狙った殺人、傷害 事件とみて「地下鉄駅構内毒物使用多数殺人事件」特別捜査本部を設置した。ほかに も有毒ガスがまかれる恐れもあるとみて調べている。  乗客が倒れたのは、日比谷線が神谷町、霞ケ関、築地、小伝馬町、八丁堀、人形町、 茅場町駅など。丸ノ内線が国会議事堂前、本郷三丁目、荻窪、新高円寺、中野坂上、 中野富士見町駅など。東京消防庁では全救急隊百七十九隊のうち百七十六隊を出動さ せ、救護活動に当たるとともに、各医師会に援助を求めている。  警視庁は、刺激臭の原因について分析を急いでいるが、猛毒の神経ガス、サリンと みられる物質が検出されたことや状況から、電車内や駅構内で乗客を無差別に狙って 毒劇物をまいた同時多発の殺人、傷害事件とみている。  これまでのところ、車内にあった新聞にくるんだ不審物から液が漏れ出しガスが発 生したという。不審物は二十cmほどの大きさの弁当箱のような金属製の物体。  日比谷線車内では午前八時過ぎ、中目黒発東武動物公園行きの電車が六本木駅を過 ぎたあたりで、先頭車両内で突然、白い煙が噴き上がるとともに、激しい異臭が立ち 込めたという。  煙を噴き上げた物体は、中目黒駅から乗車し次の恵比寿駅で降りた中年男性が放置 していったとの情報もある。この男性は三、四十歳で、白マスクを着用していたとい う。ほかに未発見の不審物が電車内などに放置されている恐れもあり、警視庁などで 調べている。  日比谷線に乗車して被害にあった乗客は「中目黒で乗って恵比寿で降りた四十代の 男の客が先頭車両の後部の床に、新聞紙を置いた。そこから液体が漏れ出して三十c m四方大の水たまりが出来た。この後、異常を訴える人が続発した」と話した。  東京消防庁によると、中野坂上駅で空気中から劇薬のアセトニトリルが検出された。 同薬品はビタミンB1など薬剤の製造原料や、香料のエキスに使われる。毒性は極め て高く、吸い込むと呼吸困難を引き起こす。常温になると爆発引火するという。

[毎日 3月20日]  ( 1995-03-20-13:15 )      

#003/9999 事件報道 ★タイトル (xxxxxxx) 95/03/20   0:00  () <地下鉄劇物事件>サリンなら無臭のはずだが… ★内容

 警視庁は残留物の分析から「サリンの疑いが強い」と発表した。一方、東京消防庁 は残留物から「アセトニトリルとみられる劇物を検出した」という。瞳孔(どうこう) が縮む縮瞳などの症状から「劇物はサリン」との見方が強まっているが、サリンは純 粋なら無臭のはずなのに強い刺激臭があったとの情報もありなぞは残る。  関根光雄・東京工業大助教授は「アセトニトリルは(物質を溶かす)溶剤で、私た ちも研究室でよく使っている。普通の環境でも使うが、目が痛くなるようなことはな い。アセトニトリルは大学の研究室にはいくらでもあり、簡単に手に入るだろう。違 う物質ではないだろうか」と消防庁説に疑問を投げ掛ける。  森田昌敏・国立環境研究所化学環境部長は「アセトニトリルは化学工場で使われる ごく普通の溶媒で、これほど大きな被害をもたらすものではない。瞳孔(どうこう) が縮んで視野が暗くなる縮瞳とか、口から泡を吹くなどの被害の症状からは、サリン やその関連物質のタブン、あるいは強烈な毒性のリン系農薬が使われたと考えられる。 被害規模からは、サリンよりもう少し弱い毒性物質の可能性もある」とみている。  アセトニトリルが検出されたことについて古賀元・茨城大名誉教授(有機合成化学) は「サリンを作る時にこれを溶媒として反応させたり、これに溶かした状態で車内に 持ち込んだことは十分に考えられる」という。だが「サリンを作るのは簡単ではなく、 専門知識と専門施設、反応容器などが必要だ」としている。  救急医学が専門の吉岡敏治・大阪大学医学部特殊救急部助教授は「地下鉄は換気が 悪いので、気化したガスが充満し被害が大きくなりやすい。サリンもアセトニトリル も同じほど強い猛毒。口から泡を吹く肺水しゅによる呼吸困難や、吐き気、目やのど の痛みを起こす。しかし、アセトニトリルだと縮瞳は起こらない。血液中の酵素であ るコリンエステラーゼが低下していれば、サリンとはっきりするだろう」と話してい る。

[毎日 3月20日]  ( 1995-03-20-13:28 )    

#004/9999 事件報道 ★タイトル (xxxxxxx) 95/03/20   0:00  () 時に、どっとホームへ。口々に「目が痛い」。 ★内容

 8・08 千代田線霞ケ関に到着した代々木上原行きの車内から異臭が流れる。先 頭車両から新聞紙に包んだ弁当箱のような容器がみつかる。手に取った同駅の高橋一 正助役(50)がその場で倒れ、間もなく死亡。  8…好昭警備部長を本部長とする「総合警備本部」が 発足。  8・50 防衛庁に、警視庁捜査一課から「毒ガスらしきものがまかれる事件が発 生した」と、化学専門要員の派遣要請が入る。  8・53 東京消防庁の化学災害専門部隊、化学機動部隊が全隊出動。20分後、 閨uヘッド・エイ ク(頭痛)」。吐き気も訴える。  9・30 神谷町駅構内に酸素ボンベをつけた消防隊員が突入。「不審物が残って いないか、確認する」  9・30 陸上自衛隊が全国15の化学防護部隊に緊急待機を指示。  9・33 村山首相が官邸入り。記者団がニだった」。  10・40 霞ケ関駅の改札で、駅員が「中に入ると命の保証ができない。外に出 て下さい」と乗客に向かって連呼。  11・00 警視庁の寺尾正大捜査一課長が記者会見し、「遺留品を分析中である が、毒物はサリンの可能性が強い」と発表。  11・0ャ隊の除染車が出動。  13・00 築地駅前の中央区立京橋築地小学校が「正常な状態での授業の継続が 困難」と全校児童の一斉下校を決定。児童らは学校が配ったマスクをかけ、迎えに来 た父母らと帰宅。  13・00 陸上自衛隊大宮駐屯地の101化学防護隊38人がヌ大きな被害を出す ものはない。今回の物質は、青酸ガスなどに比べ、何百倍の毒性があったのでは」  14・25 防毒マスクをつけた自衛 隊化学処理班と東京消防庁化学機動中隊が、  霞ケ関駅に停車中の車両内へ。中和剤を まいて水で荒い流す除染作業を開始。  夕 方 毒ガスで、物質名はイソプロピル・メチル・フォスフォノフルオリデイト。 純粋な場合には無色、無臭の液体で、揮発性が高い。毒性は青酸カリの五百倍に上り、 殺傷力が非常に強い。類似の毒ガスにタブンやソマンがある。  サリンの作用は有機リン系殺虫剤などと同様、曹ゥら吸収されやすいが、全身のいた るところから吸収される。毒物 中毒に詳しい九州大医学部の井上尚英教授(衛生学) は「患者の症状を見ると、瞳孔(どうこう)が小さくなる縮瞳など松本の場合とそっくり。 どこから見ても有機リン系の神経毒によるものだ。亡くなった人ふ識不明や、呼吸まひ につながる。これらはいずれも今回の患者と松本の患者に共通に見られる症状だ。  サリン中毒の治療法にはアセチルコリンの働きを妨げる硫酸アトロピンの大量投与、 コリンエステラーゼを活性化するPAM(プラリドキシムヨウ化メチル)などが使わ A不審物は六個見つかり、残留物の分析からガスは猛毒の神 経ガス「サリン」と分かった。警視庁は地下鉄各線の警戒を強めるとともに、無差別 の大量殺人を狙った組織的な犯行と見て「地下鉄駅構内毒物使用多数殺人事件」特別 捜査本部を設置、不審物を置くところを目撃されネり、激しい吐き気に襲 われたという。東京消防庁では全救急隊百七十九隊のうち百七十六隊を出動させ、救 護活動に当たるとともに、各医師会に援助を求めた。また、鈴木俊一東京都知事は自 衛隊に出動を要請、化学兵器対策を担当する陸上自衛隊の除染部隊が電車や駅構内をトいる。  日比谷線車内で見つかった不審物は、中目黒駅から乗車し次の恵比寿駅で降りた中 年男性が放置していったという。この男性は三、四十歳で、白マスク、サングラスを 着用、ハーフコートを着ていたという。  また、東京消防庁によると、サリンとは別に中野坂上駅ェ組み込まれていた。また京  浜急行では同六日未明、横浜市中区の「日ノ出町」 駅で電車内で突然、刺激臭が立ち込め、十一人が手当てを受ける事件があった。発生 の状況が似ており、警視庁で関連を調べている。  サリンをめぐっては、昨年六月、長野県松本市の住宅街で就寝で異臭騒ぎが発生、山  梨県警と警察庁科学警察研究所で周 辺の土などを分析、サリン生成の際にできるも  のと似た有機リン系化合物が検出された。  第二次世界大戦中にドイツが開発、イラン・イラク戦争ではイラク側が使用したと される青酸カリの五百倍の毒性をもつ「兵翫一色村の住民は、今回の事件にあ らためて怒りと不安をあらわにした。  松本市の事件現場近くに住む主婦(79)は「目が見えない、鼻が詰まるといった 症状から間違いなくサリンと思っていた。孫娘(25)は窓を五cmくらいしか開け ていないのに入院した。これでは心の地下鉄十六駅。日比谷線茅場町駅から一一九番 通報があったの は午前八時九分。最後の通報は同線恵比寿駅の十時一分で、その間、 約一時間五十分。 どの車両も満員の状態だった。だれが、何のために……。現場の 証言から事件を追う。

 「短大の卒業式に出るため日比秩A車両の入り口左側に二十センチ四方で厚さ四、 五センチの新聞包みが置 いてあった。テープで数個所が止めてあり、透明の液体がこぼれ出していた。みんな けげんな顔で遠巻きにしていた。液体はサラサラしていて、滑ってころんだ女性もい た。トルエンのような、鼻にツンいた。その うち助役が『助けてくれ』とうめき声を出した。タンカで地上に運んだが、助役の顔 はみるみる血の気が引き声もしなくなった。私も吐き気を感じ、目の焦点が合わなく なった。高橋助役は病院に運ばれたが、間もなく死亡した」=霞ケ関駅員、湯浅勝さ ん(50)チていたので、やっぱりその 辺にシンナーか何かをこぼしたんだと思っていた。ところが改札の横で、二十代半ば の女性が壁にもたれて震えたまま声も出せないような様子だった。人込みの流れに押 されてそのまま地上に出ると、むせ込んできて、しばらくしたら目もかすんできト行った。 それから練馬の染物屋の車で板橋のお得意先に届け物に行ったが、どうもおかしい。 どこに 行っても暗いんだ。のども渇いてきた。口の回りも動きづらくなった。昼の ニュース でサリンと知った。もっと早く病院に来とけばよかった」=都立墨東病院に 入院した葛飾\日朝、走行中の車内に置かれた不審物から強い刺激臭を持ったガスが発 生、これを吸った乗客六人が死亡、千 二百七十五人が重軽症を負う(午後六時現在、 警視庁調べ)大惨事となった。警視庁 捜査一課で調べたところ、不審物は六個見つか り、残留物の分析からガスは猛毒のネもので、吸い込むと目の前が暗くなり、激しい吐 き気に襲 われたという。東京消防庁では全救急隊百七十九隊のうち百七十六隊を出動 させ、救 護活動に当たるとともに、各医師会に援助を求めた。また、鈴木俊一東京都 知事は自 衛隊に出動を要請、化学兵器対策を担当する陸上れ出していた。千代 田線霞 ケ関駅では、白いポリ容器に入れられたものが見つかっている。  日比谷線車内で見つかった不審物は、中目黒駅から乗車し次の恵比寿駅で降りた中 年男性が放置していったという。この男性は三、四十歳で、白マスク、サングラスを 着用、ハーフ  

#005/9999 事件報道 ★タイトル (xxxxxxx) 95/03/20   0:00  () 〈地下鉄サリン事件〉聖路加国際病院院長が会見 ★内容

 三百七十四人の患者が搬送された聖路加国際病院(東京都中央区)では二十日午後 四時、日野原重明院長らが記者会見。神経内科を中心に特別チームを作り、患者の容 体をチェックした結果、入院したのは八十二人で、そのうち重症患者は二十一人。い ずれも、副交感神経の高進が原因とみられる頭痛、吐き気、瞳孔(どうこう)の収縮、 呼吸困難、意識障害などの症状が見られるという。重症者のうち二人は意識不明の重 体に陥っており、集中治療室で治療を受けている。  同病院によると、副交感神経を興奮させるアセチルコリンという物質を生理不活性 化する酵素のコリンエストラーゼが、通常一〇〇−二五〇のところ、一〇〇以下の数 値に低下している患者が多く、中には七しかない患者もいるという。「こうした症状 からサリンなどの化学物質による中毒と考えられる」(同院長)といい、自衛隊中央 病院の医師二人が応援に訪れたほか、松本市のサリン事件で患者が収容された信州大 医学部付属病院と連絡を取って治療に当たっている。  同病院では副交感神経遮断剤の硫酸アトロピンなどを投与するなどの手当てを行っ ている。サリンの場合、軽症者でも被害を受けてから約六時間後に症状が悪化する恐 れがあり、丸一日間は注意を呼び掛けているが、快方に向かっている患者がほとんど という。しかし、中毒症状がひどい場合は、じん臓や肝臓の機能障害、意識が戻らな い後遺症があるという。  また、午後になって救急車の搬送以外にも、「後になって頭痛がしてrn下鉄サリン  事件>マスタードガスの可能性も−−陸自

 営団地下鉄の駅構内などにサリンとみられる毒物がまかれ多数の死傷者を出した事 件で、汚染除去の災害派遣に出動した陸上自衛隊の第十二師団の化学防護隊は二十日、 派遣先の日比谷線小伝馬町駅で、不審物を検知ss心部では二十日夕方の帰宅ラッシュ時、 営団地下鉄日比谷線の不通と、心理 的に地下鉄を避ける人たちでJR線などが混雑した。 事件の衝撃の大きさを物語った。

 通勤定期の利用客が多く普段は混雑のないJR東京駅の自動券売機前には夕方から 長蛇の列ができた。いつで 書かれた張り紙を横目に、人々は近くの地下鉄有楽町線桜田門駅やJR有楽町駅に足 早に向かった。  今朝は八時二十五分ごろ、霞ケ関駅から降りたという埼玉県大宮市の電気設備会社 社員、佐久間武男さん(53)は「駅に着いた時には『日比谷線で爆発物』と騒いで い@

 患者数は二十日午後も続々と増え、「野戦病院」のような光景が百以上の病院で繰 り広げられた。「衣服についた毒物が染み込む」と着替えさせられた患者や、重症患 者の救出を手伝ううちにガスに襲われた人も多く、突然からみ付く「死の毒物」の恐 怖を物語った。見u衣服についた毒物が皮膚から染み込む危険がある」として病院内でシ ャワーを浴びさせ、衣服を着替えさせる措置も取った。  中央区明石町九の聖路加国際病院は、入院・外来を含めた患者が午後四時すぎ、五 百人を超えた。二、三階の通路には点滴を受ける患者があふれ、野wに入り、乗客を降ろ しながら車内を点検した。つんとす る臭いを感じ、ドアからホームを見ると新聞紙にく るまったビニール袋のようなもの があった。中からどろどろした透明な液体が一m四方 に広がっていた。ホームには乗 客があふれていたが、錯乱状態の人や意識不明の人o来 ない組織、 あるいは団体かも知れない」と推理し、「松本のサリン事件とも連動してい るのでは」 と話す。  国立衛生試験所の宮田直樹・有機化学部長は「サリンは天然には存在できず、人工 的に作ったもの。通常、大学の合成化学の研究は安全な範囲で行われておりサリ容 器が必要なうえ、犯人が電車内で容器をあけて逃げようとしても、自分自身も中毒に かかるはずだ。ある程度時間がたつと漏れ出すような方法にしたのでは」と推理する。

 評論家の赤塚行雄さんは「私はこうした犯罪を“ざまあ見やがれ犯”と呼んでいる。

#006/9999 事件報道 ★タイトル (xxxxxxx) 95/03/20   0:00  () 〈地下鉄サリン事件〉聖路加国際病院院長が会見 ★内容

 三百七十四人の患者が搬送された聖路加国際病院(東京都中央区)では二十日午後 四時、日野原重明院長らが記者会見。神経内科を中心に特別チームを作り、患者の容 体をチェックした結果、入院したのは八十二人で、そのうち重症患者は二十一人。い ずれも、副交感神経の高進が原因とみられる頭痛、吐き気、瞳孔(どうこう)の収縮、 呼吸困難、意識障害などの症状が見られるという。重症者のうち二人は意識不明の重 体に陥っており、集中治療室で治療を受けている。  同病院によると、副交感神経を興奮させるアセチルコリンという物質を生理不活性 化する酵素のコリンエストラーゼが、通常一〇〇−二五〇のところ、一〇〇以下の数 値に低下している患者が多く、中には七しかない患者もいるという。「こうした症状 からサリンなどの化学物質による中毒と考えられる」(同院長)といい、自衛隊中央 病院の医師二人が応援に訪れたほか、松本市のサリン事件で患者が収容された信州大 医学部付属病院と連絡を取って治療に当たっている。  同病院では副交感神経遮断剤の硫酸アトロピンなどを投与するなどの手当てを行っ ている。サリンの場合、軽症者でも被害を受けてから約六時間後に症状が悪化する恐 れがあり、丸一日間は注意を呼び掛けているが、快方に向かっている患者がほとんど という。しかし、中毒症状がひどい場合は、じん臓や肝臓の機能障害、意識が戻らな い後遺症があるという。  また、午後になって救急車の搬送以外にも、「後になって頭痛がしてきた」などと 訴える患者が続々と訪れ、同病院で治療を受けたのは五百人以上に上るという。

[毎日 3月20日]  ( 1995-03-20-22:43 ) ---    

#007/9999 事件報道 ★タイトル (xxxxxxx) 95/03/20   0:00  () ●東京 地下鉄の14駅で異臭、1人死亡10人以上重体 200人不調 ★内容

 けさ東京の地下鉄・日比谷線と丸ノ内線の十四の駅や電車の車内に異臭 が立ち込めて、これまでに少なくとも二百人近くの乗客が体の不調を訴え て、一人が死亡し、十人以上が意識不明の重体となっています。  警視庁と東京消防庁では、何らかの薬物のようなものがまかれた疑いが 強いとみて詳しい被害の状況や原因を調べています。  けさ八時すぎ、東京の営団地下鉄・日比谷線と丸ノ内線の合わせて十四 の駅のホームや改札口、それに電車の車内から異臭が立ち込めて体の不調 を訴える人が相次ぎました。  警視庁と東京消防庁の調べによりますと、これまでに少なくとも二百人 近くが体の不調を訴えて病院に運ばれたり現場で手当てを受け、このうち 十人以上が意識不明の重体となっており、警視庁に午前十時すぎ入った連 絡によりますと小伝馬町駅から近くの病院に運ばれた人のうち一人が死亡 したということです。  警視庁と東京消防庁では、何らかの薬物のようなものがまかれた疑いが 強いとみて詳しい被害の状況や原因を調べていますが、東京消防庁により ますと、異臭が発生した電車を丸ノ内線の中野坂上の駅で調べたところ、 車内から「アセトニトリル」という劇物が検出されたということです。  警視庁の調べや現場に居合わせた人の話によりますと、異臭が発生した 電車の車内では新聞紙に包まれた弁当箱ほどの大きさの箱から薬物のよう な液体が漏れ出し、その後体の不調を訴える乗客が相次いで駅に到着する ごとに助けを求めて電車の外に出ていったということです。  警視庁によりますと、新聞紙に包まれた不審な箱は複数の電車の網棚な どに置かれている可能性があるということで、警視庁では、もしこうした 箱を見つけた場合は絶対に触れたりしないよう厳重な注意を呼びかけてい ます。

[N H Kニュース 3月20日]  ( 1995-03-20-10:51 )    

#008/9999 事件報道 ★タイトル (xxxxxxx) 95/03/20   0:00  () ●地下鉄有毒ガス事件 日比谷線・霞ヶ関駅の乗客の話 ★内容

 現場の一つ、営団地下鉄日比谷線の霞ケ関駅に居合わせたNHKの宮本 英樹ディレクターの話によりますと「駅の構内からは乗客が全員避難して おり、現在立ち入りが禁止されている駅の出入口付近で三人が人工呼吸を 受けており、そのうちの一人が先ほど救急車で運ばれた。駅員は近くで口 を押さえて倒れ込むようにしている。また、悪臭のする車内にいた乗客の 一人は鼻や目を押さえながら『目が暗くなった感じがする』と話している 」ということです。

[N H Kニュース 3月20日]  ( 1995-03-20-11:53 )    

#009/9999 事件報道 ★タイトル (xxxxxxx) 95/03/20   0:00  () 地下鉄16駅や車内に異臭 5人死亡500人が不調 サリン検出 東京 ★内容

 けさ東京の地下鉄・日比谷線と丸ノ内線の十六の駅や電車の車内に異臭 がたち込めて、これまでにおよそ五百人の乗客や駅の職員が体の不調を訴 え五人が死亡しました。  警視庁では、現場から検出された残留物から、使われた毒物は神経ガス の一種の「サリン」である疑いが強く、何者かが電車の車内や駅の構内に 猛毒の「サリン」とみられる物質をまいて、無差別殺人をねらったものと みて、捜査本部を設けて本格的な捜査を始めました。  けさ八時すぎ、東京の営団地下鉄日比谷線と丸ノ内線の合わせて十六の 駅のホームや改札口、それに電車の車内から異臭がたち込めて、体の不調 を訴える人が相次ぎました。  警視庁と東京消防庁の調べによりますと、これまでにおよそ五百人が体 の不調を訴えて、病院に運ばれたり現場で手当てを受て、このうち五人が 死亡しました。  死亡したのは小伝馬町駅から近くの病院に運ばれた和田栄二さん(二十 九)、霞ヶ関駅から日比谷病院に運ばれた霞ヶ関駅の職員の高橋一正さん (五十)、それに聖路加病院に運ばれた会社員の岩田孝子さん(三十二) ら合わせて五人です。  また、十人以上が意識不明の重体となっています。  警視庁では、何らかの薬物のようなものがまかれた疑いが強いとみて、 現場に残された遺留品を詳しく調べた結果、神経ガスの一種の「サリン」 とみられる物質が検出されました。  警視庁のこれまでの調べや現場に居合わせた人の話によりますと、この 物質は電車の中などに置かれた新聞紙に包まれた弁当箱ほどの大きさの箱 から漏れ出したものとみられ、警視庁では、何者かが猛毒の「サリン」を この箱に入れて放置し、無差別殺人をねらったものとみて捜査本部を設け て、不審な人物な人物がいなかったかどうか聞き込み捜査をするなど、本 格的な捜査を始めました。

[N H Kニュース 3月20日]  ( 1995-03-20-12:01 )    

#0010/9999 事件報道 ★タイトル (xxxxxxx) 95/03/20   0:00  () 地下鉄有毒ガス事件 毒物はサリンの可能性 警視庁捜査1課長 ★内容

 警視庁の寺尾捜査一課長は、今回の東京の地下鉄の有毒ガス事件につい て、残留物から使われた毒物はサリンの可能性が強いと発表しました。  「サリン」は、第2次世界大戦中にナチスドイツが化学兵器として開発 した「神経ガス」の一種で、毒性は青酸カリのおよそ500倍と極めて強 く、致死量は体重50キログラムの人でわずか0.5ミリグラム程度と言 われています。  純粋なものは無味無臭の液体で気化しやすい性質を持っていて、呼吸器 や皮膚、目の粘膜などを通して人間の体に入ります。  サリンは神経の伝達に欠かせないコリンエステラーゼと呼ばれる酵素の 働きを失わせ、神経が信号を伝達できなくなります。  このため、目の瞳孔が縮んだままになる縮瞳という症状が起きるほか、 致死量を超えると全身の筋肉が一瞬のうちにマヒし、呼吸困難などで死亡 します。  また、一度働きを失ったコリンエステラーゼが回復するまでには時間が かかり、去年六月、同じサリンが使われた松本市の事件でも多くの被害者 が後遺症に長期間悩まされました。

[N H Kニュース 3月20日]  ( 1995-03-20-12:22 )    

#0011/9999 事件報道 ★タイトル (xxxxxxx) 95/03/20   0:00  () 地下鉄有毒ガス事件 5人死亡 500人が不調 「サリン」の疑い ★内容

 けさ東京の地下鉄・日比谷線と丸ノ内線の十六の駅や電車の車内で有毒 ガスが発生して、これまでにおよそ五百人の乗客や駅の職員が体の不調を 訴え、五人が死亡しました。  警視庁では、現場から検出された残留物や被害者の症状から発生した有 毒ガスは神経ガスの一種の「サリン」である疑いが強く、何者かが電車の 車内や駅の構内に猛毒の「サリン」とみられる物質を持ち込んで、無差別 殺人をねらったものとみて捜査本部を設けて本格的な捜査を始めました。  けさ八時すぎ、東京の営団地下鉄・日比谷線の築地駅で電車の前から三 両目の車内に突然刺激臭が立ち込め八人が倒れたとの通報がありました。  その後、日比谷線と丸ノ内線の合わせて十五の駅のホームや改札口など で同じような刺激臭が立ち込めて吐き気や目が見えにくくなるなどの体の 不調を訴える人が相次ぎました。  警視庁と東京消防庁の調べによりますと、これまでにおよそ五百人が体 の不調を訴えて病院に運ばれたり現場で手当てを受けており、このうち五 人が死亡しました。  警視庁と東京消防庁に入った連絡によりますと、死亡した人のうちこれ までに身元が確認された方は、小伝馬町駅から近くの病院に運ばれた和田 栄二さん(二十九)、日比谷病院に運ばれた霞が関駅の職員の高橋一正さ ん(五十)、それに聖路加病院に運ばれた会社員の岩田孝子さんの三人で す。  また、十人以上が意識不明の重体となっています。  警視庁では、何らかの有毒ガスが発生したものとみて築地駅などで残留 物を詳しく調べた結果、猛毒の神経ガスの一種「サリン」とみられる物質 が検出されました。  警視庁のこれまでの調べや現場に居合わせた人の話によりますと、この 物質は電車の中などに置かれた新聞紙に包まれた弁当箱ほどの大きさの箱 から漏れ出したものとみられ、警視庁では何者かが「サリン」とみられる 物質をこの箱に入れて地下鉄に持ち込んで放置し、無差別殺人をねらった ものとみて、捜査本部を設けて不審な人物がいなかったかどうか聞き込み 捜査をするなど本格的な捜査を始めました。

[N H Kニュース 3月20日]  ( 1995-03-20-12:22 ) ---    

#0012/9999 事件報道 ★タイトル (xxxxxxx) 95/03/20   0:00  () 地下鉄霞ケ関駅 自衛隊が有毒物質の中和作業 ★内容

 地下鉄サリン事件で、営団地下鉄霞ケ関駅の現場では午後一時半ごろか ら自衛隊員や消防署員が駅に止まったままになっている日比谷線の電車の 中に入り、有毒物質を薬品によって中和する作業などを行いました。  東京消防庁によりますと、電車の中には一両目の三つ目のドアを入った ところに有毒物質とみられる液体の流れた跡が幅十センチ、長さ五〜六メ ートルにわたって残っていたということです。  作業は午後四時前にほぼ終わり、検査の結果、今は有毒物質は検出され ないということです。

[N H Kニュース 3月20日]  ( 1995-03-20-17:37 )    

#0013/9999 事件報道 ★タイトル (xxxxxxx) 95/03/20   0:00  () 地下鉄サリン事件 防衛庁 現場派遣の自衛隊員増やす ★内容

 けさ、東京の地下鉄で有毒ガス、サリンが発生した事件で、防衛庁では 警察庁や東京都の要請を受けて現場に派遣する陸上自衛隊の隊員を増やし 有毒ガスの汚染を取り除く作業にあたっています。  このうち、練馬駐屯地から派遣された有毒ガスなどを専門にしている部 隊の隊員十一人が汚染を取り除く除染車二台を使って霞ケ関駅などでの作 業にあたっているほか、市ケ谷駐屯地から派遣された百五人の隊員が霞ケ 関、日比谷、築地、それに小伝馬町のそれぞれの駅に分かれて携帯用の噴 霧器で有毒ガスを中和する薬をまいています。  さらに自衛隊中央病院の有毒ガスの治療に対応できる医師と看護婦合わ せて二十二人が病院を回って運ばれた被害者の手当てに当たっています。

[N H Kニュース 3月20日]  ( 1995-03-20-18:23 )    

#0014/9999 事件報道 ★タイトル (xxxxxxx) 95/03/20   0:00  () 陸自 地下鉄4駅でサリン中和作業 防衛医官らが被害者を手当て ★内容

 けさ、東京の地下鉄で「サリン」が発生した事件で、陸上自衛隊では、 東京都知事の要請を受けて百六十四人の隊員を出して地下鉄の駅でサリン を中和させて取り除く作業を続けています。  隊員たちは地下鉄の霞ケ関と日比谷、築地、それに小伝馬町の四つの駅 で携帯用の噴霧器などを使って、サリンを中和させ汚染を取り除く作業に あたっています。  これまでに霞ケ関駅での作業はほぼ終わり、引き続き残りの駅での作業 を続けています。  さらに防衛庁では、警察庁からの要請を受けて、自衛隊中央病院の有毒 ガスの治療に対応できる医官と看護婦あわせて三十二人を都内の八か所の 病院に派遣して、被害者の手当てに当たっています。

[N H Kニュース 3月20日]  ( 1995-03-20-18:23 )    

#0015/9999 事件報道 ★タイトル (xxxxxxx) 95/03/20   0:00  () 地下鉄サリン事件 事件発生からこれまでのドキュメント ★内容

 事件は通勤客で満員の営団地下鉄日比谷線の車内で起きました。  午前七時五十八分、東京・中央区の小伝馬町駅で、北千住発中目黒行き の電車の前から三両目の車両に乗っていた乗客が刺激臭を発する新聞紙の 包みを車内から駅のホームへけり出しました。  しかし、刺激臭は人形町、茅場町、それに八丁堀の各駅まで続き、午前 八時六分、築地駅に到着すると同時に数人の乗客が助けを求めながらホー ムに倒れ込みました。  八時十七分、駅員が一一九番通報をするとともに、地下鉄の運転指令に 連絡し、日比谷線は全線で運転を停止しました。  通報を受けた消防隊員が築地駅に到着したところ、乗客はホームに倒れ たり駅の事務室に避難したりしており、築地駅からは合わせて二百四十八 人が救急車などで病院に運ばれ手当てを受けました。  警察はこの車両から、刺激臭を発するもう一つの新聞紙の包みを押収し ました。  また、この電車から人形町、茅場町、それに八丁堀の各駅で降りた乗客 合わせて七十人が体の不調を訴えて手当てを受けました。  さらに小伝馬町駅では後続の電車が停止し、満員の乗客が新聞紙の包み の残るホームに降りたため、百一人が被害を訴え手当てを受けました。  これと平行して千代田線でも被害が出ていました。  八時二分ごろ、千代田区の霞が関駅で、代々木上原行きの電車の中から 刺激臭のする新聞紙の包みが見つかりました。  駅員が運び出そうとしたところ、三人が次々と倒れ、高橋一正助役らが 病院に収容されました。  八時三十分、東京消防庁は「同時多発救助救急対策本部」を設置しまし た。  被害はさらに地下鉄丸ノ内線にも及び、中野区の中野坂上駅で、池袋発 荻窪行きの電車の、前から三両目の車両で乗客が倒れたという通報が入り ました。  車内では、乗客二人が倒れて床に刺激臭のするポリ袋が置かれていまし た。  日比谷線と千代田線、それに丸ノ内線沿線では、その後も被害が相次ぎ 最終的には合わせて十五の駅で被害が確認されました。  東京消防庁では毒物や劇物の処理を担当している部隊六十人を出動させ ましたが、この部隊が午前九時十二分に中野坂上駅で、化学物資「アセト ニトリル」を検出したことから、毒物を使った事件との見方が強まりまし た。  九時二十三分、霞ヶ関駅助役の高橋一正さんが、収容先の日比谷病院で 息を引き取りました。  この事件での最初の死亡者でした。  午前十時、警視庁はこの事件で「地下鉄駅構内毒物使用多数殺人事件特 別捜査本部」を設置しました。  その一時間後の午前十一時、警視庁は乗客らの体の異常の原因について 「築地駅の残留物から、サリンが使われた疑いが強い」と発表しました。  この時点で死者は二人、病院で手当てを受けた人は五百五十人に上りま した。  その後、病院に運ばれたり現場で手当てを受けるなどした被害者の数は 次々に増え、正午の段階で死者は六人になりました。  さらに被害者の数も増え、九百人以上に上りました。  こうしたなかで、警視庁では午後三時、捜査一課長が再び会見し、電車 内などから採取した残留物からサリンが検出されたと発表しました。  また警視庁では、サリンは何か所かに別れて置かれていたものとの見方 を示しました。  一方、警視庁に午前八時ごろに、日比谷線の神谷町駅で新聞紙の包みを 持った不審な男を目撃したという情報も寄せられ、警視庁では、事件との 関連を調べています。

[N H Kニュース 3月20日]  ( 1995-03-20-19:15 )    

#0016/9999 事件報道 ★タイトル (xxxxxxx) 95/03/20   0:00  () 〈地下鉄サリン事件〉事件のなぞ ★内容

 多数の被害者を出した東京都内の地下鉄の有毒ガス事件の主役は毒ガス兵器として 使われた猛毒の化学物質サリンと断定された。サリンの名が一躍知られたのは昨年六 月の長野県松本市でのサリン中毒事件。松本の事件と比較しながら、今回の事件のな ぞに迫った。22種類の検出物  警視庁は複数の駅での押収物質の分析をもとに、サリンが検出されたと発表した。 一方、東京消防庁は丸ノ内線中野坂上駅で、有機化合物を溶かすことに使う溶剤アセ トニトリルを検出した。  アセトニトリルにはエーテル臭があり、高濃度だとおう吐や呼吸障害を引き起こす 可能性があるが、サリンに比べると毒性ははるかに低い。サリンに特有の症状が出て いることから、被害をもたらした物質はサリンと断定された。  純粋なサリンは無色無臭とされる。ところが、松本の事件でも今回の事件でも「刺 激臭がした」との証言がある。  信州大理学部の加藤博教授(有機化学)は「松本の事件では、サリンの他に合成の 際の副生成物が数種類検出され、これが刺激臭の原因と考えられている。今回もサリ ンにフッ化水素などの不純物が含まれているのではないか。または、アセトニトリル の独特のにおいを被害者が刺激臭と表現した可能性もある」と話している。 2運搬方法  事件の最大のなぞは、犯人が自分でサリンを吸わずに、どのように車内に持ち込ん だのかという点だ。  加藤教授は「アセトニトリル溶液に、サリンを作る最終段階の液体二種類を入れ、 最後の反応をさせたのではないか」と推定する。溶液で薄めることにより、反応は遅 くなる。  倉田英世・元陸上自衛隊幹部学校技術教官室長も「アセトニトリルに溶かして薄め ると、揮発しにくくなって扱いやすくなる。容器に密閉して持ち運び、車内で容器を 割る。揮発までにわずかながら時間がかかるので、すぐに降りてしまえば、犯人は大 きな影響を受けない」と語る。  また、昭和大薬学部の宮坂貞教授(薬品製造化学)は「ほかの溶剤に比べてアセト ニトリルは、人の肌から吸収されやすい。ビニール袋に入れても袋を溶かすこともな い。溶剤として絶妙な選択で、熟練した者の存在を感じる」と話す。  一方、佐藤重仁・筑波大臨床医学系助教授(麻酔学)は「自分で容器を開けること は、自身にも危険だ。サリンの前段階の二種類の液体を別の容器に入れてロケットで 打ち上げ、振動で混じり合わせるという兵器のアイデアを米国が持っていたと聞く。 今回も、電車の振動で液体が混じり合うようにしたこともあり得る」と話している。

 松本の事件では、サリンが空気中で拡散し、発生源から百m以上離れた住宅でも被 害が発生した。死者七人、重軽傷者は二百五十人を超えた。今回は被害者数はこれを 大きく上回った。しかし、地下鉄という密集空間で事件があったのに、死者が同程度 にとどまったのはなぜか。  松本市の環境影響コンサルタント会社「ミヤマ」は松本の事件の際、サリン拡散の コンピューター・シミュレーション(模擬実験)を行い、サリンの純度が百%と仮定 すると十−五十gだったと推定した。  同社の山岸富作取締役部長は「サリンの濃度や床に拡散した量などによって違うが、 一、二gの少量のサリンでも今回のような被害が起きる」と推測する。量自体が松本 に比べてかなり少なかったとの見方だ。  陸上自衛隊化学学校の甲元孝昌研究部長は「松本では気温が高く、揮発が速かった のに対し、今回は気温が低く、揮発が遅かったのではないか」とみている。溶媒に溶 けて、濃度が薄かったとすると、サリンがゆっくりと揮発したことが考えられる。 2製造は可能か  猛毒のサリンは、だれにも作れるものなのか。  甲元部長は「知識さえあれば、市販の化合物から合成できる」と話す。サリンは炭 素や窒素、リンなどの化合物。こうした物質を含む市販の化合物三種を実験室で混ぜ ると、不純物を含んだ形ながらサリンができる。作る本人も危険なため、市販の防毒 マスクや手袋、換気設備などが必要になるという。  また、東大農学部の森謙治教授(有機化学)は「大量に作るなら、それなりの資金 と人材が必要」と話す。数gなら比較的簡単にできるが、大量に作るには厳重な換気 や、頑丈な金属製の反応釜などが必要で、企業の研究室並みの設備がいる。扱いにも 専門知識が必要になるという。「危険を冒して製造するよりも、国外から持ち込む方 が簡単かもしれない」と話している。  同様の事件が今後繰り返され、車内に居合わせたらどうするか。  加藤教授は「乗客は呼吸をしないようにして、逃げるしかない。普通のマスクは役 に立たない。皮膚から取り込まれることもあるので、触るのは禁物だ」とアドバイス している。

[毎日 3月21日]  ( 1995-03-21-00:34 )    

#0017/9999 事件報道 ★タイトル (xxxxxxx) 95/03/20   0:00  () 〈地下鉄サリン事件〉企画「サリンの恐怖」替え ★内容

 首都の地下鉄を二十日朝、突然襲ったガスは、猛毒のサリンと断定された。いつも と変わらない週明けの朝を、一転して修羅場とした無差別テロ。働き盛りの会社員ら が次々倒れた。初めての子供の誕生を待ち望んでいた人や、独立生活を始めたばかり の人……。それぞれの生活が一瞬にして崩れ去り、むごい現実が遺族を襲った。だれ もが被害者になりうる公共機関での犯罪に、怒りと不安が高まる。だれが、何のため に……。怒りと嘆きがあふれかえった。  サリンが置かれたとみられるのは、いずれも都心の地下鉄十六駅。日比谷線茅場町 駅から一一九番通報があったのは午前八時九分。最後の通報は同線恵比寿駅の十時一 分で、その間、約一時間五十分。どの車両も満員の状態だった。  「都会のど真ん中で有毒ガスを置き去りにした行為に非常ないきどおりを感じる。 本人も無念だったでしょう」  八丁堀駅で事件に遭い死亡した坂井津那さん(50)の義兄(55)は、四谷署で 遺体と対面した後、遺品の整理にやって来た坂井さんのマンション前でこう語り、涙 をぬぐった。  坂井さんは長野県戸倉町の出身。一九六八年に東京家政大学家政学部を卒業し、現 在は江東区のマンションに一人住まいだった。いつも下車駅の出口に近い、三両目に 乗っていた。義兄は「そんなきちょうめんさがアダになってしまった。苦しかったで しょう、きっと」と語った。  地下鉄霞ケ関助役の高橋一正さんは、業務中に無念の死を遂げた。  午前八時ごろ、乗客からの通報を受けてホームに急行。車内から不審物を手に持っ て、約二百m離れた駅事務室まで運びこんだところで倒れた。高橋さんは一九六三年、 営団に入り、高田馬場駅などで出改札係を務め、九一年三月から助役として霞ケ関駅 に勤務していた。十九日は夜から宿直し、二十日は早朝から明け番勤務についていて 難に遭った。親せきの男性(62)は「そんな怖いものとは知らず手を触れてしまっ たのでしょう。東京のど真ん中でこんな事件が起こるなんて」と言って絶句した。遺 族は「病院では、サリンの影響があるかもしれないので、遺体のすぐそばに寄れなか った」という。  遺族は、突然の悲報にたたきのめされた。中央区日本橋茅場町の商社に出勤途中の 岩田孝子さん(33)の弟の政行さんは、埼玉県草加市の自宅で「姉に何かあったん でしょうか。死んだという人もいるんですが、どうすれば確認出来るんでしょうか」 と、戸惑った様子で記者に問い掛けた。  岩田さんは父、母、弟の四人暮らしだったが昨年秋から自宅近くにアパートを借り 独立生活を始めたばかりだった。  日比谷線で出勤途中だった和田栄二さん(29)の妻嘉子さんは来月、初めての子 供を出産する予定だった。同じ社宅の主婦は「ご主人は明るくて仕事もバリバリやる タイプで赤ちゃんを楽しみにしていたのに」と言って言葉を詰まらせた。  社宅のドアに掛かったネームプレートには、夫婦の名前の下に、赤ちゃんの形に切 り取った木製の人形が張り付けられていた。  不特定多数の通勤客を襲った無差別殺人は、多くの市民の夢を砕いた。  「その時」の証言に、不思議と切迫感はない。「あるはずのない無差別テロ」が、 日常に入り込んだ。  足立区の会社員、武田卓さん(19)は午前八時前、日比谷線の秋葉原駅で、込ん でいたためいったん降りて再び乗った。その時、車両の入り口左側に二十cm四方で 厚さ四、五cmの新聞包みが置いてあった。テープで数カ所が留めてあり、透明の液 体がこぼれ出していた。みんなけげんな顔で遠巻きにしていた。「液体はサラサラし ていて、滑って転んだ女性もいた。トルエンのような、鼻にツンとくるにおいがした。 乗客の中に気分の悪くなる人も出てきたため、窓を開けた」  「お得意さんにどうしても届けなきゃならない物があって普段より一時間早く家を 出たばかりにこんな目にあった」と語るのは都立墨東病院に入院した葛飾区の呉服卸 売業、尾崎芳三郎さん(62)。  午前七時四十分ごろ新小岩駅から秋葉原駅までJR総武線に乗り、そこで日比谷線 に乗り換え、小伝馬町駅の手前で止められた。十分くらいだった。「ホームに降りた らほんの一瞬、何とも言えないにおいがした。今から思えば柱の所に新聞に入れた何 かがあった」  「人形町の会社まで歩き、それから練馬の染物屋の車で板橋のお得意先に届け物に 行ったが、どうもおかしい。どこに行っても暗いんだ。のども渇いてきた。口の周り も動きづらくなった。昼のニュースでサリンと知った」  最近、「サリン」が登場したのは、これが三度目だ。昨年六月、長野県松本市の住 宅街で七人が死亡、二百二十六人が重軽傷を負った毒ガス事件。昨年七月には二回に わたり、山梨県上九一色村で異臭騒ぎが発生、山梨県警と警察庁科学警察研究所で周 辺の土などを分析、サリン生成の際にできるものと似た有機リン系化合物が検出され た。  第二次世界大戦中にドイツが開発、イラン・イラク戦争ではイラク側が使用したと される青酸カリの五百倍の毒性をもつ「兵器」。その「兵器」が、なぜ日本の住宅街 や山村、ラッシュアワーの首都の地下鉄車内で使われたのか。  薬物中毒などに詳しい井上尚英・九州大教授は「サリンは松本の事件後、軍事評論 家などが簡単に合成できると言っていたが、そう簡単ではない。大掛かりな施設や研 究家によるチームが必要。単独ではなく組織的な犯行とみていいだろう。松本の事件 は、その組織がサリンの効果を試した実験で、今回の事件は兵器としての実用段階に 入っていることを示したのではないか」と指摘する。  昨年夏、サリン事件に巻き込まれた松本市と上九一色村の住民は、今回の事件にあ らためて怒りと不安をあらわにした。  松本市の事件現場近くに住む主婦(79)は「目が見えない、鼻が詰まるといった 症状から間違いなくサリンと思っていた。孫娘(25)は窓を五cmくらいしか開け ていないのに入院した。これでは暖かくなっても窓も開けて眠れない」と話す。  一方、上九一色村の農業、酒井次朗さん(51)は「これまでにも悪臭騒ぎなどが 頻発している。ウチの地区でも起こらないとは限らない」と不安の表情を浮かべた。

[毎日 3月21日]  ( 1995-03-21-00:34 )    

#0018/9999 事件報道 ★タイトル (xxxxxxx) 95/03/20   0:00  () 〈地下鉄サリン事件〉「襲われた」5本の電車 ★内容

 突然の有毒ガスに襲われた営団地下鉄の乗客は、二、三分置きに出発する朝のラッ シュアワーで偶然、五本の電車に乗り合わせた人々だった。  【日比谷線A720S】  北千住発午前7時43分、中目黒行き。8時6分、築地駅に到着すると、車内の非 常ブザーが作動。乗客が助けを求める。前から三両目で「異物」が見つかった。  【同線B711T】  中目黒発午前7時59分30秒、東武動物公園行き。8時13分、霞ケ関駅に着い た際、先頭車両で新聞紙に包んだ物から液体がもれ出ていた。ホームで数人の乗客が 倒れていた。  【丸ノ内線A777】  池袋発7時47分40秒、荻窪行き。8時26分、中野坂上駅で三両目に薬品のよ うなものを乗務員が発見。これと乗客五人を降ろして発車した。  【同線A801】  池袋発8時32分、新宿行き。8時41分、本郷三丁目駅に停車中、二両目の床で 「異物」を発見。駅員と警官が地上に運び出した。  【千代田線A725K】  我孫子発7時9分30秒、代々木上原行き。JRの車両。8時11分、霞ケ関で第 一車両でガソリン容器のようなものが倒れ、異臭が立ち込めた。助役が回収して事務 所に運んだ。

[毎日 3月20日]  ( 1995-03-20-22:45 )    

#0019/9999 事件報道 ★タイトル (xxxxxxx) 95/03/20   0:00  ( 58) 地下鉄サリン事件 事件発生からこれまでのドキュメント ★内容

 事件は通勤客で満員の営団地下鉄日比谷線の車内で起きました。  午前七時五十八分、東京・中央区の小伝馬町駅で、北千住発中目黒行き の電車の前から三両目の車両に乗っていた乗客が刺激臭を発する新聞紙の 包みを車内から駅のホームへけり出しました。  しかし、刺激臭は人形町、茅場町、それに八丁堀の各駅まで続き、午前 八時六分、築地駅に到着すると同時に数人の乗客が助けを求めながらホー ムに倒れ込みました。  八時十七分、駅員が一一九番通報をするとともに、地下鉄の運転指令に 連絡し、日比谷線は全線で運転を停止しました。  通報を受けた消防隊員が築地駅に到着したところ、乗客はホームに倒れ たり駅の事務室に避難したりしており、築地駅からは合わせて二百四十八 人が救急車などで病院に運ばれ手当てを受けました。  警察はこの車両から、刺激臭を発するもう一つの新聞紙の包みを押収し ました。  また、この電車から人形町、茅場町、それに八丁堀の各駅で降りた乗客 合わせて七十人が体の不調を訴えて手当てを受けました。  さらに小伝馬町駅では後続の電車が停止し、満員の乗客が新聞紙の包み の残るホームに降りたため、百一人が被害を訴え手当てを受けました。  これと平行して千代田線でも被害が出ていました。  八時二分ごろ、千代田区の霞が関駅で、代々木上原行きの電車の中から 刺激臭のする新聞紙の包みが見つかりました。  駅員が運び出そうとしたところ、三人が次々と倒れ、高橋一正助役らが 病院に収容されました。  八時三十分、東京消防庁は「同時多発救助救急対策本部」を設置しまし た。  被害はさらに地下鉄丸ノ内線にも及び、中野区の中野坂上駅で、池袋発 荻窪行きの電車の、前から三両目の車両で乗客が倒れたという通報が入り ました。  車内では、乗客二人が倒れて床に刺激臭のするポリ袋が置かれていまし た。  日比谷線と千代田線、それに丸ノ内線沿線では、その後も被害が相次ぎ 最終的には合わせて十五の駅で被害が確認されました。  東京消防庁では毒物や劇物の処理を担当している部隊六十人を出動させ ましたが、この部隊が午前九時十二分に中野坂上駅で、化学物資「アセト ニトリル」を検出したことから、毒物を使った事件との見方が強まりまし た。  九時二十三分、霞ヶ関駅助役の高橋一正さんが、収容先の日比谷病院で 息を引き取りました。  この事件での最初の死亡者でした。  午前十時、警視庁はこの事件で「地下鉄駅構内毒物使用多数殺人事件特 別捜査本部」を設置しました。  その一時間後の午前十一時、警視庁は乗客らの体の異常の原因について 「築地駅の残留物から、サリンが使われた疑いが強い」と発表しました。  この時点で死者は二人、病院で手当てを受けた人は五百五十人に上りま した。  その後、病院に運ばれたり現場で手当てを受けるなどした被害者の数は 次々に増え、正午の段階で死者は六人になりました。  さらに被害者の数も増え、九百人以上に上りました。  こうしたなかで、警視庁では午後三時、捜査一課長が再び会見し、電車 内などから採取した残留物からサリンが検出されたと発表しました。  また警視庁では、サリンは何か所かに別れて置かれていたものとの見方 を示しました。  一方、警視庁に午前八時ごろに、日比谷線の神谷町駅で新聞紙の包みを 持った不審な男を目撃したという情報も寄せられ、警視庁では、事件との 関連を調べています。

[N H Kニュース 3月20日]  ( 1995-03-20-19:15 )    

#0020/9999 事件報道 ★タイトル (xxxxxxx) 95/03/20   0:00  ( 24) オウム真理教 大阪府警の強制捜査を不当として提訴 ★内容

 昨夜、大学生を逮捕監禁したとして大阪府警察本部から強制捜査を受け た宗教団体が、今回の捜査を不当だとして、きょう、大阪府を相手取り、 二千万円の損害賠償を求める訴えを大阪地方裁判所に起こしました。  訴えを起こしたのは宗教法人「オウム真理教」で、昨夜、大阪・中央区 にある大阪支部が、大学生を逮捕監禁した疑いで警察の捜索を受け、信者 三人が逮捕されました。  訴えによりますと、オウム真理教が逮捕監禁したとされる大学生は、本 人の意志で教団に行って修業をしていたもので、昨夜の大阪府警察本部の 捜索は教団への偏見に基づくことは明らかであり、暴力を加えて信者を逮 捕するなど不当な行為が行われたとして、大阪府に二千万円の損害賠償を 求めています。  また、オウム真理教では、昨夜の捜索で容疑と関係ないものまで差し押 さえられたとして、差し押さえの取り消しを求める準抗告を同じ大阪地方 裁判所に起こしました。  これらの訴えについて、オウム真理教の代理人である青山吉伸弁護士は 「今回の捜索は、信者のリストの押収など教団の内部事情を探ろうとした 違法なもので、オウム真理教のイメージダウンをねらっているのは明らか である」と話しています。  一方、大阪府警察本部捜査一課の川本修一郎課長は「捜査は妥当なもの であったと思っている。訴状を見ていないので、これ以上のコメントは差 し控えたい」と話しています。

[N H Kニュース 3月20日]  ( 1995-03-20-17:37 )    

#0021/9999 事件報道 ★タイトル (xxxxxxx) 95/03/20   0:00  ( 11) 地下鉄有毒ガス事件 白髭橋病院内科部長「縮どう病状見られた」 ★内容

 地下鉄日比谷線から運ばれた三十七歳の男の人を診察した東京・墨田区 の白髭橋病院の石井達男内科部長は次のように話しています。  「運ばれてきた時は息苦しさを訴えていた。診察すると目のひとみが小 さくなる著しい『縮どう』症状が見られた。また、血液を調べたところ、 神経の伝達作用をつかさどるコリンエステラーゼという酵素が平常の五分 の一以下で有機リン系化合物による中毒症状を示していた。原因物質の特 定はできないが、患者の尿を調べたところシアン化合物の反応があり、さ らに詳しく調べているところだ」と話しています。

[N H Kニュース 3月20日]  ( 1995-03-20-14:41 )    

#0022/9999 事件報道 ★タイトル (xxxxxxx) 95/03/20   0:00  ( 11) 化学物質に詳しい国際基督教大学教養学部の田坂興亜準教授 ★内容

 化学物質に詳しい国際基督教大学教養学部の田坂興亜準教授は「当初『 アセトニトリル』が中毒の原因物質だと言われていたが『アセトニトリル 』だけでは人が死亡することは考えられない。『アセトニトリル』はほか の薬物を溶かし込む有機溶媒として使われており、今回の場合、ほかの有 毒物質をこの『アセトニトリル』に溶かして容器に入れたことが考えられ る。仮に『サリン』を『アセトニトリル』に溶かした場合には、摂氏二十 度前後の室温で『アセトニトリル』を通してゆっくりと揮発し、乗客など がガスを吸って倒れたことが考えられる」と話しています。

[N H Kニュース 3月20日]  ( 1995-03-20-13:41 )    

#0023/9999 事件報道 ★タイトル (xxxxxxx) 95/03/20   0:00  ( 15) 地下鉄有毒ガス事件 乗客を診察した医師の話「サリン中毒の特有症状」 ★内容

 乗客の診察にあたった複数の病院の医師は、どう孔が縮む縮瞳(シュク ドウ)という症状が共通して見られ、サリンなどの「有機リン化合物」に よる中毒に特有の症状を示していると話しています。  このうち乗客の一人を診察した東京・墨田区の白髭橋(シラヒゲバシ) 病院の石井達男内科部長は「どう孔が縮まる縮瞳という症状のほか肺水腫 を起こしている。また、血液中のコリンエステラーゼという物質が正常な 場合の四分の一程度に下がっており、サリンのような有機リン化合物によ る中毒に特有の症状を示している」と話しています。  また、患者の診察にあたった日比谷病院の医師も病院に運ばれた乗客は 「どう孔が縮む『縮瞳』という症状を示していたほか頭痛や吐き気、胸苦 しさなどを訴えていた」と話しており、有機リン系の化合物による中毒症 状と診断したということです。

[N H Kニュース 3月20日]  ( 1995-03-20-13:41 )