#0001/9999 おまんたマガジン2
★タイトル (xxxxxxx) 94/04/18 00:00
おまんたマガジン 第2号 VER. 1.0
★内容
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おまんたマガジン ●●●●●● ●●● ●●●
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第2号 VER. 1.0 ●●● ●●● ●●●
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1994年8月31日発行 ●●● ●●● ●●●
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正義と真実のネットワークを求めて!
(CAUTION!:「おまんた」とは「皆様方」の意味です)
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#0002/9999 おまんたマガジン2
★タイトル (xxxxxxx) 94/04/18 00:00
おまんたマガジン2 ★★★ 目次 ★★★
★内容
■ ごあいさつ
おまんたマガジン編集部
★★ 第1特集「明日はわが身だ、ネットのトラブル」 ★★
■ OLT訴訟−事実経過と背景−
【ナゼテンライシハサイバンノリスクヲオソレズログコウカイニフミキッタノカ】
地獄の道化師 (HBM78236)
■ グリーン・アース/恐怖のID排除
怪人21面相 (ABB36694)
■ この馬鹿を見よ/ENDERさん問題の基礎用語集
エヌ氏 (RPB70581)
■ PC-VANにおける最近の【参加制限】問題について
===テーマ別VANウォッチングの楽しみ===
村武蟲男 (GYG43462)
■ BBSでの著作権
けいま (LUF79542)
■ 越後屋さんと大黒屋さんの会話
「Books」(SIG-OPインタビュー)
RAMIA / ふみ (BOOKS)
VS SFDB-OP
(SFDBOP)
★★ 第2特集「ネットはセクハラでいっぱい」 ★★
■ セクハラメール採集計画
アンギラス (TPB13530)
■ 変態電話もらった!
みんみんっ! (WSM90920)
■ ひろみチャンとHIROKI君の愛のログ
林檎 (VRE89445)
■ 帰ってきたセクハラメール
[ Sally ☆//] (FNM68533)
★★ 実用記事 ★★
■ PC-VAN全SIG書き込み数調査報告(94年3月〜7月)
IKA <=ミ (SZA27711)
■ 死体としてのパソコン論 2
− 修理に出すということは −
不知間貴志 (YPF54380)
■ (役に立たない)旅先からのPC-VANアクセス
OKAYAN (XEF04533)
■ 米・豪パソコン事情
松虫 (TRG07485)
★★ 論壇 ★★
■ 日本人と西欧人の意識構造の相違
完全変態 (KCB72984)
★★ エッセイ ★★
■ 仲良しカップルのためのパソコン通信
あまがえる (CHM16367)
■ マングースの花火大会
ドルフィン (XVB03501)
■ 町工場の憂鬱 【総集編】
カメ山カメ吉 (FCA18598)
★★ 読者の広場 ★★
★★ 編集部から ★★
■ あとがき
おまんたマガジン編集部
★★ 付録 ★★ [別ファイルにて同梱]
■ おまんたマガジン→PC-VANログ形式コンバーター[for jperl] (oma2van.lzh)
イタス・ナサル (KUH95291)
■ とろける媚肉(biniku.txt)
紅乱舞 (????????)
■ 週刊チンポウ 増刊2号(tinpo_z2.txt)
■ 週刊チンポウ 特別付録(boin.lzh)
完狂堂恥骨 (MEH56541)
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#0003/9999 おまんたマガジン2
★タイトル (xxxxxxx) 94/04/18 00:00
■ ごあいさつ おまんたマガジン編集部
★内容
さて、ご存知の方も多いかと思いますが、今春発行された「おまんたマガ
ジン第1号」はおかげさまで好評をもって迎えられ、SFデータ・ボックス
のバイナリ版は500ダウン、PIGのテキスト版は1000ダウンを越え
るカウントを記録しました。その他、ISHファイル版もBooks等、数
カ所にアップされました。
巨大ファイルであるにもかかわらず、ダウンロード数はトータルで1500
を越えておりました。フリーウェアとしてはなかなかの成功をおさめたといっ
てよいでしょう。
PC−VANのPIGには、NIFTYのFGALとの間メッセージの相互
交換を行う自動転載ボードがありました。ここに「おまんたマガジン第1号」
が転載されると、当該ボードがなぜか閉鎖されてしまうなどといった軽微なト
ラブルらしきものはありましたが、基本的には大勢の方々に楽しく読んでい
ただき、また数名の方には怒っていただいたものでした。
しかし、94年 8月現在、PC−VAN上に「おまんたマガジン第1号」は
存在しません。ある日突然、事務局削除されてしまったのです。
このとき事務局から届いたメールの要旨は以下のようなものでした。
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PC−VAN会員規約第31条(会員の義務)第1項第5号(他の会員ある
いは第三者を誹謗または中傷したり名誉を傷つけるような行為)、同項第9
号(公序良俗に反する内容の情報、文章、および図形等を他人に公開する行
為)および同項第11号(その他、PC−VANサービスの運営を妨げるよ
うな行為)に該当し、かつ、これらのファイルは、全体としてPC−VAN
サービスの運営上きわめて不適当なファイルに該当すると判断しますので、
同条第2項に基づき当該ファイルを本日事務局にて削除させて頂きました。
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もちろん、私も事務局にもっと詳細な説明を求めるメールを出し、その他、
多くの方々が、いろいろな立場から疑問を投げかけております。それは94年
8月現在も進行中であります。
SIG・Booksのフォーラム#6「乱丁・落丁」などでは、「おまん
たマガジン第1号」の削除をきっかけとし、参加者が各自の意見を強硬に主
張しているため、1ヶ月以上にわたって一種の”場外乱闘”が繰り広げられ
ているぐらいであります。 が、これは別の話。
”誹謗中傷”と”批判”の違い。”公序良俗に反する”ことと”表現の自
由”とのバッティング。”PC−VANサービスの運営を妨げるような行為”
と”真にPC−VANおよびネットワークの将来を思う心”など、現段階の
事務局解釈と当方の考えの差異は大きいのですが、ここは毒杯をあおいだソ
クラテスになったつもりでじっと耐え、すくなくとも現段階では、問題となっ
た「おまんたマガジン第1号」のPC−VANへの再アップは行わないつも
りであります。
しかし、これで終わりではありません。
そうです。1号がダメなら、2号があるのです。
ながらくお待たせいたしました。
「おまんたマガジン第2号」、1ヶ月以上遅れてようやく発行です。
● 表紙のことば
なんどもいうが、「おまんたマガジン」の表紙の絵は「太陽」がモチーフ
である。大胆にデフォルメされ、内核や中心核までむきだしに描かれた灼熱
の太陽が、パソコン通信ワールドにほとばしるエネルギーを象徴している。
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#0004/9999 おまんたマガジン2
★タイトル (xxxxxxx) 94/04/18 00:00
★★ 第1特集「明日はわが身だ、ネットのトラブル」 ★★
★内容
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#0005/9999 おまんたマガジン2
★タイトル (HBM78236) 94/04/18 00:00
■ OLT訴訟−事実経過と背景− 地獄の道化師
★内容
【ナゼテンライシハサイバンノリスクヲオソレズログコウカイニフミキッタノカ】
PC−VAN始まって以来の訴訟沙汰は意外なものだった。訴訟の内容も
さることながら、原告の意外さに注目が集ったのも止むを得ぬところだろう。
この文章では訴訟に至るまでを事実関係を中心に筆者の知り得た情報及び、
OLTログ公開の背後にある問題などを記述する。
なお、OLTとは、"ONLINE TALK"の略であり、NIFTYではCBシュミレー
ター、アスキーネットではチャットなどと呼ばれている。
● 発端
1994年3月25日未明、オープンOLT(j OLT)のチャンネル50において天
籟(当時のハンドルはTerra)氏と百舌鳥伶人氏他によるOLTが行わ
れた。この中で天籟氏はかねてより百舌鳥氏に対して抱いていた「ID不正
使用疑惑」についての質問を行う。当然のごとく百舌鳥氏は回答を拒否、小
競り合いとなる。この状況下、天籟氏は「質問に答えないという態度」その
ものに対して、それを公開する価値・意味を感じたと思われる。天籟氏はO
LTの中途から当該ログの公開を提案する。百舌鳥氏は即座に拒否をするも
のの、同席者二名は公開に関しては同意または不知の態度を示している。
天籟氏は百舌鳥氏の拒否に対してあくまでも公開を主張、百舌鳥氏は公開
すれば訴訟を起こす旨を通告するが、天籟氏は「受けて立つ」と表明する。
この段階では百舌鳥氏はプライバシーの侵害に加えて著作権侵害も争点であ
ることを言明していた。また、訴訟に要するとして百舌鳥氏は天籟氏に住所・
氏名などの連絡を要求、天籟氏はメールでの連絡を約束している。これ以降、
両者の間でメールによる公開是非のやりとりはあったと思われるが、その内
容は公開されていないので詳らかではない。
数日後、天籟氏は予告通りOLTログをISHファイルに変換して、SI
G−Books(j BOOK)内のフォーラム5番「路傍の石」に登録する。登
録した旨は一般掲示板フリーボードでも報告されている。
● 行動−1[訴訟前]
ログ公開を知った百舌鳥氏は天籟氏及び事務局に対してメールで削除を要
求。事務局はこうしたおりの定型文書である「確認はできない」「当事者間
で話しあうように」との返書を両者に送っている。天籟氏は削除要求を拒否
するが、OLTログの公開そのものに対する是非はフリーボード(j FREE)
などで盛んに論じられるようになる。実はこれ以前にも廃止が決まっている
「仲間にして」(j NAKAMA)においても、OLTログが突然公開され物議を
醸したことがある。これには筆者も関係しているのだが、ここでは論じない。
さて、天籟氏・事務局双方から捗々しい反応が得られなかった百舌鳥氏は
この後しばらくは水面下の行動に移ったと見られ表立った動きは見受けられ
ない。
筆者はこのOLTログ公開以前に天籟氏とOLTで会話をする機会を得た
が、個人的感想として公開に伴うリスク(裁判ではない)に比べ実効性が少
ないのではとの疑義を呈した。また、裁判そのものについても天籟氏が狙う
方向とは違うものになるのではないかと考えていたことを付言しておく。
● 行動−2[訴訟]
しばらく何の動きもない日が続いた。裁判はハッタリではなかったのか、
といった雰囲気が醸されていたがそうではなかった。フリーボード上に突如
として訴訟が起こされたという事実が報告される。プレスリリースの一部を
引用する。
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一. 原 告 :SEB24321
二. 被 告 :(1)FBD78171
(2)日本電気株式会社 代表取締役:関本 忠弘
PC−VAN事務局 【本店:東京都港区】
三.訴訟目的:(1)不法行為による慰謝料請求(含:損害賠償)および、
当該掲示の即刻削除
(2)当該掲示文の即刻削除を求める仮処分申請
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かくして百舌鳥氏が5月18日に天籟氏(FBD78171)とNECを被告として
民事訴訟を行ったことが明らかになる。ニフティにおいて訴訟が起こされ、
若干とはいえ裁判沙汰に敏感になっていたネットワーカーにとってショッキ
ングな出来事であったことは否めない。
天籟氏は前述した通り裁判に対しては積極的な姿勢を示していたので、こ
の訴訟自体には驚きも示さなかった。だが、事務局は豹変する。天籟氏に対
して6月1日までにという期限を定め登録ファイルを削除するように求めた
のだった。ここで思い出して欲しいのは、当初事務局は当該ファイルに対し
て「プライバシーの侵害」ではないと判断していたことである。それが「裁
判」となるや一転して原告側の言い分を認め(仮処分の回避ともとれる)一
方的に削除を要求したわけである。裁判沙汰というものをいかに事務局が嫌
がっているか、その端的な現われであることは明らかである。
もちろん天籟氏は削除を拒否、またフリーボードでも事務局の腰のふらつ
きに対する批判がなされ、有志による抗議も行われた。だが、事務局は6月
1日に強制的に削除を強行してしまう。
● インターミッション「裁判沙汰」
PC−VANの歴史の中で「裁判を起こす」という話自体は珍しくない。
代表的な例としては「ハッタリ事件」として「路傍の石」に保存されている
飯山一郎氏の発言がある。これは名誉毀損・信用毀損というものであり、通
信上で「訴える」という話がでてくるときはこれが多い。実際の話として通
信上初めての本格的訴訟となったニフティ訴訟も名誉毀損である。
だが、裁判沙汰の多くは予告なりハッタリなりで終結してきたのがこれま
での流れであった。名誉毀損というもの自体は通信全体として今後も考えね
ばならない問題である事は間違いないが、オンラインの事はオンラインで解
決するというのは一種の不文律であったし、それが自浄機能でもあったと筆
者は考えている。
しかし、残念ながらオンをオフで解決しようとする傾向はこれまた強い流
れとして存在しているし、それを「よし」とする人もまた多い。文字だけの
コミュニケーションの難しさを示しているのかもしれない。とはいっても外
部の強制力を背景とする発言の封鎖を一律的に論じるのは危険なことである。
個々人がオフで交流することと、トラブルの解決をネット外に持ち出す事は
別である。
● 行動−3[ネット内での反応]
さて、訴訟が告知されてから後は被告に対する声援が増えている。フリー
ボードを中心に有志によるカンパの提起が為されたこともその現われである。
もちろん、OLTログ公開の是非に関してはこれとは別に論じられている。
天籟氏は声援に対して感謝するものの弁護士との折衝などにも追われ、発言
回数は減っていく。被告として不用意な発言を控えようという姿勢は当然の
ことであろう。
ひとつ気になるのは、民事であるという事情もあるのだろうが、どこか
「ゲーム」のような非現実的な感覚が漂っていた点であろう。当初の緊迫感
が薄れていったのは否めない事実である。原告も被告もネットでの発言は続
けていたわけだし、双方と直接に会話ができるというのも非現実感の因かも
しれない。
こうした渦中で忘れがちだが、削除されたログをアイデアにしたと思われ
る創作作品が掲示されていた。これはSIG・SFデータ・ボックス(jSFDB)
のフォーラム「SFは創作だ」にあるもので、ここでの引用は控えるが一読
することをお勧めする(ISHファイル)。これが抗議として掲載されたも
のか、そうでないのかは筆者には推測できないが、ひとつだけ言えるのはそ
の文章は「創作物」であり、創作者の著作物であるということだ。となれば、
事務局と雖もこれを削除するとなれば著作権の明白なる侵害となるのである。
● 背景−1[ID不正使用事件]
そもそも今回のOLTログ公開は天籟氏のある目論見のもとになされたも
のであって、「OLTログ公開」そのものにあったわけではない。形式とし
ては「公開」にあるが核心は別にあるということである。それは原告である
百舌鳥伶人氏にまつわる疑惑「ID不正使用事件」である。これは92年以降、
主たる被害者である右近氏を中心に度々各所で論じられているのでほとんど
の方はご存知の事件であるが以下に簡単に概要をまとめておこう。これも発
端はOLTであった。
事件は右近氏に対する恫喝的なCAに始まる。数人とOLTをしていた右
近氏が[☆愛してる☆]なる人物からプライバシーに関するCAを受ける。
その内容が右近氏がPC−VANでは公開していないものであったことから、
氏は危険を感じてCA発信元であるIDを「オープンOLT広場」に掲示、
その正体を問うことになる。やがて、そのIDがエーアイ出版の社長名義の
IDであることが判明、さらにはそれを使用していたのが百舌鳥氏であるこ
とも分る(ただし、これは調査ではなく、百舌鳥氏自身の発言が明らかにし
たことである)。
その後エーアイ出版からIDが同社の管理外で使用されていた旨の報告が
なされ、実害があったことも報告される。百舌鳥氏は入手経路について弁明、
被害に関しては話し合いの上で弁済する意思のあることも表明する。右近氏
はこの段階で手仕舞いだったが、事件は意外な方向に進む。それは、百舌鳥
氏が当時SIG−SIMINのSUBOPであり、右近氏によるSEB24321に
対する着信拒否をかいくぐるためにSPIDを利用したことである。これに
より百舌鳥氏は資質を問われ、結果SUBOPを解任されてしまう。これ以
後、百舌鳥氏はたびたび事件についてそれが「でっちあげ」である旨の発言
を繰り返すようになる。右近氏もエーアイ出版も虚偽を述べている、と。こ
うした百舌鳥氏の発言には多くの人間が疑問を抱き、「OLT広場」「仲間
にして」「フリーボード」などの掲示板で同氏に対してたびたび質問が為さ
れるのだった。(同事件に関しては右近氏の見解文書を参照されたい、筆者
のまとめはあくまでも大枠に過ぎない)
● 背景−2[天籟氏の意図]
天籟氏もこうした疑問を抱いた人間の一人であった。氏は機会を捉えては
百舌鳥氏に質問をしていたようだが、回答は得られなかった。しかし、氏の
心証としては数々の百舌鳥氏の発言やエーアイ出版の声明文などから「ID
事件」に対してはある程度の黒白はついていたものと推測される。ために、
公開されたログ内でも質問を繰り返し、さらには公開に踏切ったのであろう。
つまり、天籟氏は公開することによる百舌鳥氏の対応を示すという形式的
な事柄に加えて、訴訟を提起されれば進んでそれを受けることにより、裁判
という公的な場で「ID不正使用事件」にそれなりの回答を得ようとしたの
であろう。こうした考えは百舌鳥氏もそれなりに推測可能であったと思われ
る。それは争点をあくまでもプライバシー侵害などに置いたことからも分る。
だが、筆者は天籟氏の狙いそのものは評価しない。それは裁判という場で
どこまで「ID事件」を取上げることが可能かという現実的な判断からであ
る。争点にどの程度関わるのか、素人考えではあるが疑問がある。これはあ
くまでも筆者の個人的感想に過ぎないが。
● 行動−4「第1回口頭弁論」
7月19日、東京地方裁判所において口頭弁論が開かれた。これは原告・
被告双方からの報告が為されているので詳しくはそちらをご覧いただきたい
(オープンOLT広場、フリーボード)。極めて形式的な民事訴訟らしく、
双方が言い分を述べるだけであるが、ISHファイルなど判事が理解不能な
部分が多々あったようで通信というものが未だ理解されていない部分が多い
ことも知らされた。
なお、原告は「ID事件」に関して答弁を拒否し、その拒否理由を次回裁
判において文書提出する。もし、判事がそれで事なしと判断すれば筆者が危
惧するように「ID事件」に関しては触れられない可能性が高いであろう。
最も御粗末であり批判されなくてはならないのは、裁判後のオフラインで
ある。ここでは原告・被告が同席し飲食を共にしている。「シュール」な光
景であるのは確かにそうだが、不謹慎の謗りも免れない。いったい、いかよ
うな裁判であろうとも原告と被告が歓談している姿を(歓談でなくても)判
事があるいは第三者が見た場合どう理解するであろう。訴訟はゲームであり
お祭りであると双方が考えるのならばそれでもいいが、ならば真剣に今回の
問題を考えた人間は馬鹿を見たといわざるを得ない。
もっとも、天籟氏はこうした行動については反省の色濃く、筆者としても
それを指弾するつもりはない。ただ、与えた印象というものは決して好まし
いものではなかったのである。
● 行動−5[31条見解]
事務局が今回の訴訟をどう受け止めているかも興味深いところだったが、
その現われが「ファイルの強制削除」であったことは既に述べた。さらにはっ
きりと姿勢を示したのが「31条見解」である。これは、簡単にいうならば
「事務局に削除依頼があった場合内容の是非を問わず、日限を切って削除す
る」というもので、「当事者間での解決」というステップはあるものの、強
権発動の意思表示である。これが今回の訴訟と無関係であるわけがない。も
ちろん、これまでの多くの「削除要求」なども積み重なっているだろうが、
「訴訟」がもつウエイトは大きい。(事務局のうろんな態度については「路
傍の石」に掲示されている「ブラックリスト事件」なども参考になると思わ
れる。因みにこの事件の主人公も百舌鳥氏である)
その適用第1号が「おまんたマガジン第1号」であったことはブラックジョ
ーク的ではあるが、末席を汚している筆者としてもファイル全体が「運営阻
害」であるとまでいわれては内心穏やかではない。が、これはまた別の話で
ある。
OLTログやメールという不特定多数宛てでないものを公開するというの
は、それなりの理由が必ず付随している。その理由を一切勘案せずに公開自
体を悪と看做すかのごとき事務局の見解は指弾されねばならない。また、S
IG−OPの頭越しにでも削除するというのは一部のSIGOPを除けば不
快な出来事であろう。
● 余談[原告関連事件と雑感]
被告に比すと不用意な発言の多い原告はOLT広場でも「ID事件」に関
して、相変わらず根拠不明の「でっちあげ」発言を繰り返していた。そこに
新たな事件が勃発する。それは、ある会員による百舌鳥氏への刑事告発であ
る。これは、ネット内というよりも外が大きなウエイトを占めているようで、
何度かの応酬が百舌鳥氏と代理人の間で行われたが、結局警察への被害届と
いう事態を迎えた。これに関してはOLT広場を参照していただくしかなく、
なお、その後の進捗状況は不明である。事情聴取などは行われたようだが。
OLT訴訟に関しては今後の展開が待たれるところだ。事務局はもし判事
が和解提案をすればおそらく前向きな姿勢を示すであろう。これは企業の常
としてなるべく事を小さくしたいわけで当然のことだ。反面、天籟氏はあく
までも審理による決着を望むであろう。これもまた氏の訴訟に対する心構え
から当然のことと思われる。そして、被告側の結束が乱れて有利になるのは
原告である。
また、形式としてであっても問われていることの一つが「OLTログ公開
の是非」である。事務局はすでに「非」であるともとれる見解を示している
が、必ずしも法廷での判断がそうなるとは限らない。その場合はどう対応す
るかも注目したいところである。大切なのは公開の是非ではなく、発言に対
する責任ある対応であり事後処理ではないだろうか。メールであれOLTで
あれ、それはボードの書き込み同様に発言者に責がある。私信だからチャッ
トだからという言い訳の醜さは私の好むところではない。
● 一言
なぜか固いテーマばかりが回ってくる。次は(カストリ雑誌は3号まであ
るというのは常識である[笑])もう少し柔らかいものを書きたいものであ
る。そこのところひとつ宜しく>閣下
※なお、当文書の文責はすべてHBM78236にあり、著作権も同様にHBM78236が
保有するものである。何人であっても、当文書を筆者に無断で転載すること
はお断りする。もちろん、「おまんたマガジン」自体の転載についての可否
は発行者であるTPB13530が所有し、この文章はそれを制限するものではない。
1994/07/30記
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#0006/9999 おまんたマガジン2
★タイトル (xxxxxxx) 94/04/18 00:00
■ グリーン・アース/恐怖のID排除 怪人21面相 (ABB36694)
★内容
編集長からこのようなお題をもらったので jgreeで起きている事の経緯を中
心に私の問題意識を書いてみようと思う.私の言い分が中心となってしまう
のでENDERさんにも執筆をお願いしたのだが書いて頂けるのだろうか.
少しでも客観性を持たせるために msg番号を明記しているので興味のある方
は実際に読んで欲しい.以下に書く内容は”私の考え”であることを強調し
ておきたい.また話を分かりやすくするためあえて触れななかった人物や事
柄があることも明記しておきたい.なお,ボード名は特に断わりが無いかぎ
りjgreeである.そしてmsg番号のみは同SIG緑の広場ボードの事である. そ
れから私はボード上では参加制限の事を単に排除(機能)と書いている.
さて,
● jgreeについて
正式にはjgreenグリーンアース(緑の地球)で地球環境問題をとりあつかう
SIGである.地球環境問題を本稿では簡単に環境問題と表記する.ENDER
さんは去年の春に就任した2代目のOPである.
● 問題意識
環境問題は純粋な自然科学の問題と言うより人間の問題という側面が強い.速
い話が環境問題は人災であるということ.
● 第一次jgreeOP騒動
去年の夏の事である.このような問題意識のもとにNAMさん問題をネットの
環境問題として取り上げようと私はテクノロジー#31,#32に書き込んだ.
広場は#1731〜で話題が展開している.
(NAMさんについては前おまがの解説を参照の事)
初めのうちはNAMさん問題が中心であったのだが,今回の主役のENDER
さんが割り込んできたので問題の重心がOP問題に移ってきた.そこに★まゆみ
さんがOPに立候補したのでいよいよ面白くなったのだ.(#1865)
ENDERさんの名言【オジャマムシ】だの【SIG無法地帯化促進委員会】
だの【不穏分子】が出てきたのはこういう一連の話題の中である.
(エヌ氏さんの解説参照)
ENDERさんは★まゆみさんのOP立候補を無視したのでOP問題はうやむやの
ままになったが,これが現在まで尾を引いているの.第一次OP問題はそこまで
となり,問題は再びNAMさんに戻って,シーラカンスや合成洗剤等NAMさ
ん特有のケッサク,もうもうなmsgが展開されるのだが,これについては次回
のおまがでのボーダーさんやエヌ氏さんの解説に期待しよう.本稿では先を急
ぎ半年程ワープすることにする.
● 第二次jgreeOP騒動
これについては内海さんの#2617をその発端としたい.このmsgは氏の純朴な人
柄が現れて問題の本質を突いた内容なのでお読み頂きたい.関連して#2643.の
りおさんや#2645坂田さんも疑問を呈しENDERさんは例によって独善的な
レスを返したので(#2646,2647)問題が大きくなった.これを見ていた私は
#2654で
>OP交代;相変わらずだな>ENDERさん. 今津
で久しぶりに登場.相変わらずと言う意味は半年ほど前のOP騒動時と変化・成
長が無いという意味である.その後も各氏の追求が続き,ENDERさんは
たまらなくなったのか
>OPとしての私へのご批判に関しては,すべてEメイルでお願いします.
(#2659)
なんてやったからよけいこじれた(笑い)
その後のやりとりはボードを見て頂くとしてENDERさんが#2887で
>ボード#1ですが,廃止にした方が良いのかもしれません.
なんてやったからまた大変.
それに応えて★まゆみさんが#2904で
>OP候補としては「#1ボードは面白いので残す」ってのを提案しときます.
>あとは,主要RAMに「現OPの#1ボード廃止案に関して賛成か反対か」
>を発言してもらいましょうか.
>それが現OPに対する支持・不支持の確認票になると思うんですが,いかが
>ですか?
って提案したから各氏がそろって#1ボード存続希望を表明.
あわてたENDERさん#2908で
>同じ事を書くようですが,ボード#1の廃止案は決定されておりません.
>もうしばらく様子を見ていて,良くならないようでしたらそれもありうると
>いうことです.
>それと,廃止以外にも改名(ブラックボードとか)+移行(ボード#4へ)
>なども考えております.要するに,悪例としてボードはそのまま残しておく
>という措置です.
>何れにせよ,参加者の書き込み内容で左右されるでしょう.
>いくら私を批判したところで,状況は悪いままです.批判で解決は絶対しな
>いので,ボード環境を良くするつもりがあるのであれば,書き込み内容は考
>えた方が良い結果に結び付くと思われます.
>これからしばらくボード#1への書き込みは止めます.次に書くときは,当
>ボードをどうするかの結論を書きたいと思いますので,どうかよろしくお願
>いいたします.
てな調子.私流の表現をすると
OPの批判はするな+沈黙→(ボード改変)のズバリ結論.と言うことだ.
この後のENDERさんの行状はと言うとjsaibo井戸端に亡命し
(jsaibo井戸端#9633)アソコで新人に歓迎レスをしている.ハハハ.
このような状況の中で私は問題の#2ボード(現,緑の自己主張)#16にEND
ERさんの名言集,#4ボード(テクノロジー)#116に”地球環境保護に於ける
科学の役割”を書いた.これは現物をご覧になれば分かると思うのだが,本稿
の初めに述べた環境問題は人間の問題という側面を述べたものである.これが
きっかけとなって#2914でENDERさんは
>貴方の発言は既に批判を過ぎ,嫌がらせや誹謗となっております故,運営上
>非常に迷惑になっております.そして,何度にも渡るお願いも勧告も無視さ
>れております.
>また,ボード#2,ボード#4への不適切な書き込みは決定的です.すぐに
>自己削除してください.
> そして,大変残念でありますが,今後当SIGの書き込みはご遠慮願いま
>す.
>どうかよろしく,ご承諾ください.
>
グリーンアースSIG SIGOP ENDER
と宣告.(同内容のメイルをもらった).私はその理由を何回も尋ねたのだが
(#2915,2918,2924他)具体的な理由の説明は無し.
引続きENDERさんは#2927で
>ボード改変,その他について
と題し#1ボードの改名,廃止は今回は見送り.ただし完全中止ではない.
#2ボードは改名すると一方的に通告した上で
> <参加制限機能について>
> 非常に残念なことに,秩序回復のため導入せざるおえなくなりました.
とやったからまた大変.それまでROMをしていた人までが反対意見を書き込ん
だ.これについては一つ一つ紹介しきれないので実際のMSGをDLしてほしいが
特に村武さんは長期間に渡って論理的にENDERさんの参加制限機能導入に
関する問題点を追求しておられる(別口で解説があるかもネ)
なぉ井戸端#9626からの書き込みとその前後の緑の広場の書き込みを読むと当
時のENDERさんの心理状態を伺い知る事が出来興味深い.
● 本稿は長い!
もう100行を軽く越してしまった.本件に限らずパソ通の騒動は当事者は熱中
するものだが,ギャラリーにとっては何が何だか分からない退屈なテキストの
連続であることが多い.本稿はそれをさけるため騒動(問題)の経緯を説明し
よういう目的で始めたのだが,もうすでに飽きられてしまったのではないかと
心配している.以後できるだけ説明を圧縮してしてみよう.
● 騒動の続き
時はゴールデンウィークなのでヒマな人も多く,加えて事務局がお休みなので
事態が進展しない事も加えてJGREEはOP,参加制限の話題で盛り上がった.
書き込みの殆どは参加制限反対OP批判なのであるが,ソンな事でひるむ
グリーンアースSIG SIGOP ENDER殿ではないのである.何と
#3081では参加制限導入に関して
>支持者の反対と非支持者の反対とでは,全く違います.前者でしたら強引
>に進めたりしないのが当然ですが,後者ばかりなのは明白なので,仕方の
>ないことでしょう.
なんて発言するありさま.こう言った発言に前後して事務局に直訴する参加者
が出てきた.(例えば#3094〜)私も事務局にメイルした.こういう行動があ
って事務局が出現した.(#3145)この事自体極めて異例の事ではなかろうか.
この事に関してもENDERさんからは説明は無い.少し読者の皆さまは飽き
たかも知れないのでこの辺で寄り道しよう.
● 寄り道
同ボードはOP,参加制限問題のみで明け暮れていた訳ではない.このボードに
はPC-VANが誇る珍獣NAM氏が棲息しておる事は初めに書いた.その珍獣氏が
騒動の番外編とも言えるアトラクションを巻き起こしてくれたので紹介しよう.
その1.珍獣が自分の野糞を気にするの巻(#2821〜)
その2.ライアン・NAMサークル騒動の巻(#3101〜)
これらは氏の生態を知っているファンにとっては実に面白い事件なのだが,2.
の騒動に関しては事務局介入でダンマリを決め込んでいたENDERさんがバ
ナーで注意をしたので,その一方的な態度に参加者が反発したというオマケ付
なのである.正しくNAMさんはPC-VANの天然記念物的存在である.ちなみに
私はNAMさんファンクラブ(NAF)会長という要職を努めているのである.
● さらなる展開
その後私がエコロジーボード#192を書き込んだらENDERさんから即刻削除
せよでなければOP削除するというメイルが来た(#3164).私はその理由を具
体的にキチンと説明せよ.その説明に私が納得しない場合でも大方の参加者が
納得すれば自己削除すると言ってる.(例えば#3201.他にも事務局を通して
その考えを伝えている)だがその具体的な説明がない.
#3211でOP殿が一連の問題を風化させる気配を感じたので,アイマイにならぬ
よう書き込み禁止→排除の直接の原因になった#2-16,#4-#116に関する質問
(問題提起)の一つ(#3077)を#2,#4ボードに張り付けた.すると数日後
ENDERさんから#2-16,#4-#116は削除した.さらにエコロジーボードの書
き込みを自己削除してくれ.でなければOP削除する旨のメイルが来たので
#3229にメイルを公開し問題点を指摘した.そして当該ボードにもOP削除され
た旨の書き込みをした.なおOP自身が削除したと言うボードでの報告はない.
それからOP削除されたmsgはjsaibo科学と社会ボード#3100に保存しています.
その後いくつかやりとりがあって#3231でENDERさん
>来週早々,直接本社事務局で会合を持つことになりました.
と事務局へ行く.その結果#3256で事務局が登場.その内容は,当面の問題は
本来のSIGのテーマに沿った話合いが出来ていない事.後日OPからSIG今後の運
営について発表するからそれについて議論してくれ.ただ,7月6日に会議室を
設けるからOP問題はソコでやって一般ボードには書き込まないで欲しい.特に
他のボードに書き込まないでくれ.との事であった.
これについては適切な処置と評価する人もいたが,会議室なんてENDERさ
んのダンマリ,ムシの毒ガス室だという例えで文句を言った人達があった.こ
れは事務局とSIGとの関係のムツカシイ面だが,問題になると考えられるのは
1.SIG(OP)に関する話合いが本来のSIGテーマでは無いと言うのはおかしいので
はないか.環境問題の本質は自分たちが生きて行く”場”をどう捉えるのかと
言うことであるのでなおさらこういう話合いは大事ではないか.
2.事務局とOPが一方的に会議室設置を決めて参加者に強制するのはいかがなも
のか.(関連#3312)
もっとも,一般ボードで連日OP批判が書き込まれているようでは初めて来た人
は書き込みにくいと言う問題もある.
さて事務局帰りのENDERさん久しぶりに書き込む(#3280〜).反省や経緯
の分析は無しでほぼ従来のSIG運営方針を繰り返し,事務局とのやり取りの概
要を紹介.気になったことだけ紹介すると,
ENDERさんは排除機能を早く導入したい.事務局は問題点を話し合って欲
しいとの事.しかし事務局は将来,排除機能はすべてのSIGに備えるようにし
たいとの事だ.そうなると排除にともなうトラブルが発生するだろうからその
際は会議室を設けてソコで対処するというのが事務局の方針かも知れぬ.
会議室は設置されたが,問題の張本人のENDERさんが勝手に議長に就任し
て議題や議論のルールまで一方的に決めてしまいひんしゅくをかう.
(会議室#2)
ENDERさん会議室#1に書き込んだきり今日(7月21日)まで沈黙を守って
いたが,再び書き込んだ.(会議室#4)これも何故問題がこれほどコジレタの
かの分析や反省が全く見られない内容なのでスイスイさんが下手糞なカラオケ
でマイクを占領するに等しい等と指摘(うまいこと言うなぁ.会議室#5,6)
● jgreeOP騒動で考えた事
初めに;上記したように事務局では将来,排除機能はすべてのSIGに備えるよ
うにしたいとの事だが,そうだとするといっそうここの騒動から学ばなければ
ならない問題があるだろう.(事務局よく読めよ)
1.社会的に未熟な人間がOPになる悲・喜劇.
1-1.社会的に未熟とは例えば言動が自分中心であったり衝動的であったり
する事である.
(ENDERさん以外ではNAMさんの言動がその典型だろう)
1ー2.この事により多くの人が楽しんだり考えたりしたことはパソ通ならで
はの出来事であるがENDERさん自身どうであったろうか.せめてこの事
で彼が人間的に成長すれば不幸中の幸いと言えるのだが.
2.環境問題に関する考え方,取り組み方の違い.
2-1.環境問題は未知の要素が多い上に利害が絡んでくるので色々な意見が
出てくるのは当然である.しかし環境問題を隠れ蓑にして自分の矛盾を隠ぺ
いする面もあるのではないか.(関連jsaibo科学と社会#3084)
3.任期やリコール制がないPC-VANのOP制度の問題.
3ー1.1.のような事態になってもOPはその座にヘバリついておれる.その結
果多くの人が迷惑をする.(多くの人の中にはOP自身を含む)
3ー2.評価する者は評価される.これは民主的な社会を作っていく上で必要な
システムだ.しかし,PC-VANのOP制度にはそれが無い.(関連#3140)
4. 3.に準ずるが参加者とOP,事務局との関係.
4-1.OPや事務局が気に入らない話題だとSIGテーマに沿っていないとされる
恐れがある.そして一方的に専用会議室を設けて一般ボードに当該の話題を
書き込むと運営妨害だとされ削除や排除の理由になる.具体的に言うとOPや
事務局批判は一般ボードに書けなくなったり排除されるようになる.そうな
れば正しく恐怖SIG・NETである.
5.やや結論.排除機能を導入する以上OPと参加者との間に一層の信頼関係が無
くてはならぬ.それには1.のような人や3,4のようなシステムは困るのである.
また事務局と会員のコムニケーションの方法を考える必要がある.もっともコ
ムニケーションが目的のパソ通でこういう事が問題になるのは皮肉な事である.
● 最後に
@さてこの騒動の行方は誰にも分からないでありましょう.しかしこれは,パ
ソ通,PCーVANのあり方,環境問題のとらえ方等極めて示唆に富む騒動である.
テナ訳でお次へ
@実社会ではナカナカ経験できない事を経験させていただき色々考える材料を
与えてくれたグリーンアースSIG SIGOP殿に感謝しております.
愛してますよ>ENDERさん.
..←リッチな挨拶.
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#0007/9999 おまんたマガジン2
★タイトル (RPB70581) 94/04/18 00:00
■ この馬鹿を見よ/ENDERさん問題の基礎用語集 エヌ氏
★内容
【ID排除】あいでぃーはいじょ
93年10月以降、一部のSIGに付加された「参加制限機能」のこ
と。「特定ID排除」ともいう。一部のネットワーカーからは「呪われ
たアイテム」として忌み嫌われている。
▼用例:−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
$2102/2102 緑の広場
★タイトル (EARTH ) 93/ 9/12 17:37 (
49)
SIGOP交流会について。 /ENDER
OPのID排除機能だけちょっと触れますと、これは希望SIGのみだそうで
す。うちのSIGには付加するつもりはないので、あまり関係ないですね。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【違反切符】いはんきっぷ
無能OPが排除したい参加者に対して発する無意味な警告。イエロー
カードともいう。類似語に「オレンジカード」がある。
▼用例:−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
$3081/3081 緑の広場
★タイトル (EARTH ) 94/ 5/25 0: 8
( 40)
小心翼翼? /ENDER
怪人21面相氏は、せっせと違反切符を集めていらっしゃるようですが、そうま
でして何が面白いのでしょう?
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【ENDER】えんだー
VANに生息する馬鹿の一人。SIG「グリーン・アース(緑の地球)」
(J GREEN)のSIGOPでもある。失言を繰り返して失笑を買うこと多し。
難解な語句を用いて権威や教育事情を誇示するのがお好きらしい。
【ENDER.TXT】えんだー.てくすと
91年3月頃の、SIG「SFデータ・ボックス」(J SFDB)における
OP交代問題に関連した、ENDERさんの間抜けなMSG集。SIG
「Books」(J BOOKS)のフォーラム#3-5「路傍の石」#442〜447に登
録されている。現在とはMSGのスタイルこそ異なるものの、頭の中身
はあまり変わっていないことがおわかりいただけるはずである。
【オジャマムシ】おじゃまむし
(1) SIGの健全な運営を妨害するゴミ蒔き野郎を指す表現。
(2) (1)を叩く正義と真実のネットワーカーを、無能OPがあてこするた
めに使用する表現。類義語に「危険分子」「不穏分子」等がある。
▼用例:−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
$1860/1860 緑の広場
★タイトル (EARTH ) 93/ 8/ 9 19:20 (
33)
困ったなあ。。。 /ENDER
計画、意志疎通はパソコン通信の範囲で十分有意義にできます。何をすれば良い
のだろうと摸索している人もいれば、壁にぶつかっている人もいるでしょう。そ
んな時、志を同じくする人達が集まって交流することで何かを得られればすばら
しいと思います。だから、オジャマムシは歓迎できません。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【勝海舟】かつかいしゅう
幕末〜明治の政治家(1823〜99)。下級幕臣の子として江戸に生まれ、
剣術と蘭学で頭角を現す。
▼用例:−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
$2241/2241 緑の広場
★タイトル (EARTH ) 93/10/11 0:23
( 28)
今回は来るようで。 /ENDER
KUNI
さん>勝海舟はファンなので、「行蔵は我に存す。毀誉は他人の主張我に与らず」は
諳んじていますが、正にその通りですね。すばらしい教訓です。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【危険分子】きけんぶんし
(1) 馬鹿を徹底的に叩く武闘派ネットワーカーのこと。
(2) (1)に叩くネタを提供する馬鹿のこと。
▼用例:−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
$1785/1785 緑の広場
★タイトル (EARTH ) 93/ 7/25 4:24
( 25)
雨にうんざり。。。 /ENDER
OPE
>OPのCUGや一部SIGの中で、最近また話題になっているOPの運営の仕方
等ですが、これって実際何が良いかわかりません。事務局もほどんと介入するこ
とはないですし、うまく機能していればそれでいいかもしれません。
ただ、他人にひどい迷惑をかける危険分子をただ傍観しているだけというOPは、
私には理解できませんけど。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【教育事情が悪い】きょういくじじょうがわるい
相手の頭の悪さや常識、礼儀のなさ等をほのめかすために用いられる
表現のひとつ。類義語は「育ちが悪い」。
▼用例:−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
$2702/2702 緑の広場
★タイトル (EARTH ) 94/ 3/23 22:41 (
57)
難しいものですね。 /ENDER
のりお
さん>失望しました。なんという書き込みでしょう。教育事情が悪かったのでしょう
か。もう、関わりを持ちたくありません。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【行間隔】ぎょうかんかく
文章の行と行との間隔。ENDER.TXTを読むべし。
▼用例:−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
$1888/1888 緑の広場
★タイトル (EARTH ) 93/ 8/13 1:25
( 54)
休息も必要か。。。 /ENDER
内海
さん>私は、あなたが良く理解できません。おそらくパソコン通信は初心者でありま
しょうけど、何故か書く内容からは、昔から常駐して人のような感覚を覚えま
す。助言は、ありがたく受け取ります。
ちょっと関係ない話ですが、行間隔を多少詰めていただけると読みやすいので
すが、如何でしょう。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【GREEN】ぐりーん
SIG「グリーン・アース(緑の地球)」(J GREEN)のこと。「馬鹿に
やさしいSIG」を看板に、SIGOPを含むゴミ蒔き野郎の分別収集・
処分を引き受けている。「馬鹿の養殖場」として有名なSIG「科学と
社会の細胞融合」(J SAIBO)と姉妹SIG提携しているとの噂も。最近で
は注目度ナンバー1の火事場。#6-3「OLT広場」もチェックしよう。
【GREEN騒動】ぐりーんそうどう
NAMさん(前号の「NAMさん問題の基礎用語集」を参照のこと)
の言動が発端となった、GREENにおける環境浄化運動のこと。なお、
詳細は「NAMさん問題の基礎用語集 GREEN篇 《逆襲のNAMさん》」
にて紹介する予定、かもしれない。
【牽強付会】けんきょうふかい
(1) 自分の都合のよいように無理に理屈をこじつけること。
(2) 自分の都合の悪いことを言われたときに、言った相手をなじる表現。
▼用例:−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
$2664/2664 緑の広場
★タイトル (EARTH ) 94/ 3/13 20: 2 (
23)
いやはや。。。 /ENDER
牽強付会の達人が来てますね。ごゆっくりどうぞ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【この話しはこれで終わり】このはなしはこれでおわり
ENDERさんの得意技のひとつ。「私がイニシアティブを握ってい
るのだ。私がエラいのだ。私が終わりと言ったら終わりなのだ」という
本心が見え見えの、姑息な捨て科白。空振りに終わることが多い。
▼用例:−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
$1988/1988 緑の広場
★タイトル (EARTH ) 93/ 8/25 23: 4 (
21)
ちょっとお休み。。。 /ENDER
地獄の道化師
さん>はっきり申しまして、あなたの意図が見えません。特定の名前を出すことに
何の意味があるのでしょう。あなた個人の欲求を満たすためでしょうか。
答えが抽象的であっても答えです。この話しは、これで終わりです。ご期待
に添えなくてすみません。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【SIG無法地帯化促進委員会】しぐむほうちたいかそくしんいいんかい
(1) 大挙してSIGを訪問し馬鹿叩きを楽しむネットワーカー群を指す。
(2) (1)に叩かれる馬鹿ネットワーカー群を指す。
(3) (1)または(2)に声援をおくるお気楽ネットワーカー群を指す。
(4) (1)〜(3)に対して不介入主義を貫くPC−VAN事務局を指す。
▼用例:−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
$1873/1873 緑の広場
★タイトル (EARTH ) 93/ 8/12 1: 5
( 32)
異変続きか。。。 /ENDER
さて現在、SIG無法地帯化促進委員会が開かれているようですが、私として
は彼らの世界にはとてもついていけないので、応戦しようなんて馬鹿なことは
しません。彼ら自身が彼らの持論で、酔いしれているだけでしょう。ただ、そ
ういう楽しみ方は、ひどく迷惑ですけど。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【手を打つ】てをうつ
対処する。ある方策をおこなう。用例は、GREEN騒動初期におけ
るENDERさんの暗示的な発言である。
▼用例:−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
$1772/1772 緑の広場
★タイトル (EARTH ) 93/ 7/22 1:17
( 36)
なかなか梅雨明けしない。。。 /ENDER
書き込み
>当SIGに限ったことではなく、VAN内でみてですが、どうも気になる書き込
みが多いこの頃である。
転載、引用、拡大解釈、批判、中傷。これら全部、一人歩きしているのが多くあ
るようだ。困ったものだ。いつか、手を打たないといけないかな。幸い、このS
IG内では、ほどんとないのが救いですけど。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【パラノイア】ぱらのいあ
偏執症、妄想症。
▼用例:−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
$1888/1888 緑の広場
★タイトル (EARTH ) 93/ 8/13 1:25
( 54)
休息も必要か。。。 /ENDER
JVOLの某氏が、どうしてもここに名前を出して欲しいとご要望のようです。
もっと悪名を広めたいのでしょうね。ハンドルネームは、パラノイア。変わった
名前をつけたものです。それと、彼の書き込みに合点のいかないことがちょっと
書いてありました。もしかして彼、勘違いしてるのかも。
彼のことは、SIGOP交流会でも話題になるでしょうから、各OPの意見を拝
聴してきます。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【不穏分子】ふおんぶんし
騒動ポテンシャルエネルギーの高いネットワーカーを指す。「オジャ
マムシ」「危険分子」の類義語。「不穏分子」のポテンシャルエネルギ
ーが運動エネルギーへと転換されたときに「危険分子」と呼ばれる。な
お、エネルギー保存の法則が当てはまるかどうかは定かでない。
▼用例:−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
$1972/1972 緑の広場
★タイトル (EARTH ) 93/ 8/23 23:34 (
34)
今週は好天かな。。。 /ENDER
私が言いたいのは、面白半分で扱われるのが嫌だということで、嵐が過ぎた
というのは、不穏分子が薄れたということです。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【ほどんと】ほどんと
「殆ど(ほとんど)」のこと。誤タイピングではなく、ENDERさ
んはこれが正しいと思いこんでいるらしい。不思議なことに、ENDER.TXT
の中では正しく「ほとんど」と書いている。ボケたのだろうか?
▼用例:−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
$2936/2936 緑の広場
★タイトル (EARTH ) 94/ 5/ 1 0:32
( 66)
メーデーですか。 /ENDER
因みに日経MIXは、最近ほどんと利用してません。なんか、つまらんので。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【両親が嘆く】りょうしんがなげく
(1) 出来の悪い子供を持つ親が、憂い悲しむこと。
(2) 出来すぎた子供を持つ親が、憂い悲しむこと。
▼用例:−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
$1913/1913 緑の広場
★タイトル (EARTH ) 93/ 8/15 0:56
( 45)
ちょっと疲れが。。。 /ENDER
JVOL
>ここのパラノイア君は、昔私に何を言って、どんな態度をとったのかをすっか
り忘れてしまったらしい。あきれてしまった。
あと、あの毒舌なんとかならんのだろうか。よほど育ちが悪かったのだろう。
知ったら、両親が嘆くねきっと。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【冷静で理性的】れいせいでりせいてき
ENDERさんが崇め奉る価値観のひとつ。道徳馬鹿や科学馬鹿が己
の優越性を誇示せんがために用いることの多いセリフ、かもしれない。
▼用例:−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
$3014/3014 緑の広場
★タイトル (EARTH ) 94/ 5/14 22:40 (
20)
村武さんへ /ENDER
蛇足かもしれませんが、異論を唱えるにしても、村武さんのように(又は半分
でも)冷静で理性的な方ばかりだと、参加制限機能など無用でありましょう。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
----------------------------------------------------------------------
#0008/9999 おまんたマガジン2
★タイトル (GYG43462) 94/04/18 00:00
■ PC-VANにおける最近の【参加制限】問題について 村武蟲男
★内容
===テーマ別VANウォッチングの楽しみ===
● はじめに−−−−【参加制限】問題を語るための基礎知識
【参加制限】は正式には「特定ID参加制限」と言う。別名「ID排除」、
単に「排除」などとも呼ばれることがある。
同機能は93年10月に導入された。その導入については1年以上前から、
幾度となく事務局OP間で話し合いが続いていた。もちろん、すべてのSI
G−OPが同機能の導入を望んでいたのではない。同機能の導入後、申請し
たSIGがいまだに10にも満たないことを考えると、むしろ、導入に積極
的に賛成したSIGはごく一部ではなかったかと想像される。一部SIG−
OPの強引な導入工作のようなものがあったのではないかとさえ邪推される
ほどである。
同機能の導入に伴って、93年10月事務局からSIG−OP宛てに一斉
にメールが出されている。このメールは「お知らせ」の「#92 参加制限機能
のSIGへの導入について」と並んで、事務局が同機能に関して正式にコメ
ントした数少ない資料である。jSFDB#3−5「SFはおたくだ!」
#3039(お知らせ)、#3058(メール)に資料として転載してある
ので、参考にされたい。
同メールには同機能の付加の決定と、導入にあたっての留意事項などが示
され、「お知らせ」の文面にも導入せざるを得なかった理由が述べられてい
る。
つまり、「電子掲示板あるいはSIG等でのPC−VAN会員規約に反す
る恐れのある行為」、「SIG内フォーラムにおいて、SIGの雰囲気、活
動を乱すようなメッセージ」、「SIGのテーマとは無関係な広告掲載」に
よって、「活動に支障が出るSIGが出て」きていること。それが従来のS
IGOPからの注意や警告では効果がなく、また、「メッセージ削除機能」
でも解決しきれない事態が発生していること。こうした行き詰まりの打開策
として同機能を導入したのである。
同機能の導入にあたり、それに反対する声も紹介しておく必要があろう。
言わば「参加制限機能不要論」や、それ自体してはならないという言わば
「参加制限否定論」も、RAMやOPたちの中に存在した。不要論や否定論
の背景には、従来の機能で充分に対応できるという過去の運営からの自信も
あったであろうし、「書き込み禁止」通告など従来のSIG−OPの指導性
が相対的に軽視化されてしまうことへの危惧もあったと思われる。
また、「全ユーザーはすべてのSIG、すべてのOSLを使う(DLする)
権利を持つ」という主張や、逆に「SIGはSIG−OPの私物ではない」
という主張など、根源的なレベルで論を展開する者もいた。例えば、SIG
のOSLボードに登録したOLSは、すべてのユーザーのために(【参加制
限】の対象かどうかに無関係に)登録したのであって、決してそのSIGへ
の参加者(【参加制限】にならない者)だけのために登録しているのではな
いというような主張をするOLS作者も現れた。OLS削除を要求する声も
出た。
それらの声を反映する形で参加制限機能の申請権を放棄しているSIG
(SIG−OP)もいくつか存在している。
93年10月の参加制限機能の付加が、全SIGにスタンダードに付加さ
れるという形ではなく、あくまでSIG−OPからの申し出があったSIG
に対してのみ、しかも、充分慎重に行使するという条件付きでの付加という
形で導入されたのは、【参加制限】自体がこのように根源的な問題を内包し
ていたからである。
また、同機能の導入はもう一つの新たな局面をPC−VANにもたらした。
同一テーマSIGの開設を認めることである。同SIGOP宛てメールには
次のようにある。
「……(略)。本機能の導入により、SIGは、その取扱うテーマにおい
てだけでなく、その運営方針からも他のSIGと区別されることになり
ます。従って、今後は、テーマの一部が重複するSIGの開設について
も、個別に検討のうえ、その運営方針が異なると事務局において判断で
きれば、認めることもあります。……(略)」
従来、VAN事務局は同一テーマSIGの開設には否定的であったが、
「運営方針」という観点から特色があれば設立をみる可能性がでた。SIG
とは「テーマ」で決まるという従来の単一的な発想から、SIGは「運営方
針」でも特色が出せるという個性化、多様化の方向への転換がなされたので
ある。
このように【参加制限】機能はSIG−OPのSIG運営能力を映す鏡と
いう側面を持ちながら、SIGとは何か、OSLとは何かを考える一つのテー
マになっていった。本文はそうした観点を踏まえながら、同機能を付加した
SIGの状況をまとめることを一つの目標とする。不適切な行使については
断固反対であるので批判を加えるが、できるだけ一方的なものにならないよ
うに配慮したいと思う。
なお、今後を読み進めるにあたって、SIG/CUG事務局がSIG−O
P宛てメール(先述「メール」)の中に次のような留意事項をつけているこ
とを紹介しておく方がよさそうである。
その中で特に「3−2)」、「3−3)」で問題が発生しがちであること
も触れておく。
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
3.本機能の行使にあたっては、次の点を遵守していただくようお願い申し上げます。
1)事務局と合意したSIGのテーマ、運営方針、運営ルール、メッセージ削除
の機能及び参加を制限する基準を、「このSIGの案内」に必ず掲載してく
ださい。
2)参加制限される対象行為であるかの判断にあたっては、恣意的な判断を避け、
客観的に公正に判断して下さい。
3)実際の行使にあたっては、事前に電子メールやフォーラムを用いて、掲載者
に対して、十分な注意喚起と警告を行って頂き、それでも改善されない場合
に限り行って下さい。
4)「メッセージ削除機能」又は本機能の行使に関する会員からの苦情、若しく
は会員との間に生じた紛争については、できる限りSIGOPの責任におい
て解決すべく努めてください。
5)SIGのオープニングメッセージには、SIGが「このSIGの案内」に記
載される運営ルールに従って、運営していることを明示してください。
6)以前にトラブルが生じた会員に対して、本機能を行使する場合においても、
SIGOPが今般改めて定めたルールに従って最初から手続きを踏んだうえ
で行って下さい。
4.単に意見の異なる会員のSIGへの参加を排除する等、本機能を濫用していると
事務局が判断した場合、SIGOPを解任させて頂くことがありますので、本機
能の行使にあたっては、十分注意して下さるようお願い致します。
LLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLL
● 第1章 極近の【参加制限】問題(1)==jCIAから
「週刊文春」(1994年8月11・18日夏の特大号)は、「パソコン
ネットワークの独裁者クロード・チアリ」という記事を掲載した。「独裁者」
という言葉はいささか過激だが、【参加制限】の行使、解除、再行使、しか
も永久追放発言ありなど、その言葉がピッタリだと思われるような行動が多
いのは極めて残念である。
SIG「チアリコンピュータワールド」(以後jCIA)では、平成6年
7月に新たなる【参加制限】が行使された。8月13日現在のPC−VAN
における最新の行使である。jCIAの同権利の導入の経緯、過去の【参加
制限】に関しては、第2章で記すが、ここでは7月の【参加制限】について
書きとめておく。
きっかけは、FSPに選ばれるような人気ソフトの転載をめぐってであっ
た。そのソフトがある会員によりOSLにアップされ、その旨がSIGのバ
ナーに紹介された。ところが SnowWind というハンドルのユーザーが、ある
会員の仮名のクレームを代理掲載したのである。この SnowWind 氏は、既に
jCIAで【参加制限】の対象になったユーザーの文書を、時々jCIAに
代理掲載しているという経緯がある。今回もクレーム文章の筆者は仮名となっ
ているものの、それが誰であるかは割り合いと容易に推測がつく。
クレームの趣旨は、一つはバナー(SIGのオープニングMSG)に紹介
されているのソフト名が誤っているという点、もう一つは紹介されているの
は旧バージョンで、転載条件が守られていないという点である。ここでいう
転載条件はソフトのDOCに書かれているもので、転載者は転載先へのバー
ジョンアップを責任持って行なって欲しいというものであった。OSLの普
及を一つの活動の核にしてきたjCIAにしては、ちょっとおそまつであり、
作者にも失礼ではないかというのだ。その表現はいわゆる罵倒的な言葉づか
いも、小馬鹿にしたようないい回しもなくきわめて穏当なものであった(j
CIA #3−1「チアリ広場」#5265 参照)。
クレーム内容は極めて妥当なものであった。jCIAのSUB−OPも理
解を示し、バナーの削除、新バージョンを継続してアップできないのであれ
ば該当ソフトの削除もやむなしという返事であった。これに関わってさまざ
まな意見が出た。
学ぼうと思う者はバナーなどを含めて、ソフトを紹介、転載するときの転
載者の義務、心構えのようなものを学ぶことができたであろう。逆に転載の
継続がなされないソフトをどうすればよいかというような建設的な方向での
議論に発展する可能性もなかったとは言えまい。だが、残念ながら今のjC
IAではそうした前向きな展開は無理だった。
こうした発言のなかで、SIG−OP(チアリ氏)は【参加制限】の警告
を連発した。まず、元SUBOPで現在自分でSIGを持っているような人
達に同機能行使の警告をした(jCIA #3−1「チアリ広場」 #5288,
#5308)。このうち #5288 はすぐに削除された。
また、クレームを代理掲示した SnowWind 氏は【参加制限】の警告後、す
ぐに行使を受けた。以下LOGから引用する。
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
>#5348/**** チアリ広場
★タイトル (CCIARI ) 94/ 7/ 4 17:13 (
5)
依然申し上げた様に クロード チアリ
★内容
依然申し上げた様に混乱を起こす狙いの書き込みを繰り返すとこのSIGには
入れなくなりますので宜しく御願いいたします
WINDOWさん,up有り難う<^_ー>
クロード チアリ
>#5353/**** チアリ広場
★タイトル (CCIARI ) 94/ 7/ 5 13:59 ( 14)
昨日一人の方を参加拒否にしましたが クロード チアリ
★内容
昨日一人の方を参加拒否にしましたが(SnowWindさん)もう一度戻します。
これで最後です!
自分に関係のない話しに突っ込んできたり人の書き込み一行ずつ取り上げて
コメント付けたり。。。
別のSIGでやって頂く様に
COKEさん、我慢して欲しいと言うメール頂きましたが何故我慢しなければ
ならないでしょうか?<^_ー>
HIROさん、いくら対応しょうとしてみても人によって無駄な動力である。
取りあえずIDを戻しますが後もないとのことでくれぐれもご注意下さい。
では、
<^_ー>
クロード チアリ
>#5354/**** チアリ広場
★タイトル (CCIARI ) 94/ 7/ 5 14: 1 (
0)
解除完了 クロード チアリt/o
>#5356/**** チアリ広場
★タイトル (CCIARI ) 94/ 7/ 5 21: 2 (
5)
SnowWindさんは迷惑を掛けた上で チアリ
★内容
SnowWindさんは迷惑を掛けた上でさらに参加拒否に関して事務局に
文句言いました様ですので永遠にこのSIGから外します
全くふざけている様です
クロード チアリ
LLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLL
#5348 の時刻は午後5時過ぎ。これが【参加制限】への正式な警告として
書かれたとして、警告後 SnowWind 氏が書き込みをした事実はないように思
われる。なぜ、 SnowWind 氏が【参加制限】をうけたのかは、jCIAの会
議室「チアリSIG意見箱」で複数のRAMが繰り返し質問したが、明確な
回答はない。
さらには「昨日参加制限したが、解除する」(#5353)というのである。
【参加制限】にあたっては、翌日に解除されるような些細な理由でなされる
べきではない。もちろん解除がいけないというのではなく、簡単に解除でき
るような内容のことが理由であれば、そもそも同機能を行使すべきでなく、
もし、誤った行使であったのであればきちんと謝罪すべきである。いずれに
しろ、この行使、解除は著しく慎重さを欠いたものと批判されてしかるべき
であろう。
この手の感情的で恣意的な行使は、今まで行われてきたjCIA−OPに
よる同機能行使の多くのパターンであった。
この解除後、どうやら事務局からjCIA−OPに対して今回の【参加制
限】に関してのなんらかの行動があったようである。それは幾人かのRAM
からの抗議のメールや電話などによる結果事務局が動いたのだと思われるが、
果たして、#5356 のように「永久参加制限」ということになってしまった。
#5356 で「SnowWindさんは迷惑を掛けた上でさらに参加拒否に関
して事務局に文句言いました様ですので……」というのは、果たして Snow
Wind 氏本人が「事務局へ文句を言った」のかどうかはハッキリとしない。
代理掲載を依頼した仮名氏や、はたまた他のユーザーの幾人かが苦情を申し
出ている。
ところで「文春」に載った記事はフリーソフトウェアの著作権の問題が中
心であった。記事の表現を借りれば「『フリー』は自由ってことでしょ。だ
から、フリーウェアは著作権がないと理解してもらった上で(チアリシグに)
載せてもらっています」(同46ページ)ということである。今回指摘のあっ
たバナーの件をめぐっては、そのような作者の権利や転載条件などを軽視し
ている発言はない。ただ、不注意からにしろ、転載条件が無視され、しかも、
スペルミスまでされて紹介されていたのでは、作者も不愉快な思いをしたに
違いない。そして、それを指摘した会員が【参加制限】の対象になるとは、
OLSの作者の気持ちを踏みにじることと言えないだろうか。
「文春」に載ったようなフリーソフトウェアをめぐっての言わば利己的な
発言、もしくはそのように誤解されるような発言は、【参加制限】の行使に
も無関係ではない。
jCIAの同機能導入時期は「文春」に掲載されたフリーソフトウエアの
著作権無視問題が発生した時期の直後である。ほぼ、同時期jCIAでは音
楽著作権の問題も発生していた。パソコン通信上での音楽著作権とJASR
AC(日本音楽著作権協会)の実験への参加の関連である。
パソコン通信を通じて音楽著作物データをやりとりする場合、まだその利
用実態がはっきりしていないので、JASRACはとりあえず実験と称して
試験運用的に流通を許可するという方針をとっている。逆に言えば、この音
楽データの実験に参加すると表明する事によって著作権料を支払うことなく
音楽データのUL、DL、演奏等が便宜的に許されるということになってい
る。もちろんその参加には専用の会議室の設置、利用状況の報告などのいく
つかの条件がつけられている。
この実験自体の意義、成果は今一つ不明確だが、パソコン通信上でJAS
RAC下の音楽著作物を音楽データとして流通、使用するには、この実験に
参加する事が必要条件であった。
ところが、当時jCIAはこの実験参加の表明をしていなかった。実験開
始、導入の経緯や、jCIAの実績からみて参加していないのはむしろ不思
議であった。そのことについて会員の一人が質問したが、jCIAのボード
上では満足な回答は得られなかった。それどころかJASRACに勤める個
人名をあげたり、あたかもそんな実験などは誰かのでっちあげであるかのよ
うな発言さえなされた。挙げ句の果てに、質問したその会員はSIGを混乱
させるために来たというレッテルを貼られてしまい、RESの応酬の後【参
加制限】の対象となっていった。今回の SnowWind 氏へ行使も同じような経
緯をたどったと言えるだろう。
ソフトの問題にしろ、音楽データの問題にしろ、問題になるような事実の
存在と、それを指摘し顕在化させる会員の存在。jCIAが【参加制限】と
いう手法で解決しようとしているのは、問題の根本のほうではなく、それを
指摘する会員の存在でしかない。
「文春」の記事は「パソコンネットワークの独裁者」という表現を用いて
いた。ピッタリだと書いたが、ひょっとしたら彼自身そのように演出してい
るのではないかとさえ邪推されるような発言があるので引用しておく。
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
>#374/*** チアリSIG意見箱
★タイトル (CCIARI ) 94/ 7/12 19:43 (
9)
HIROさん,去年の問題お越しの方々 チアリ
★内容
HIROさん,去年の数人の方々に関する手うちを事務局の責任者に御願いして
きました.
あまり無理しない様に....申し上げた様に対応しても良い方がいても
対応しても無駄と言うものもおる様ですのでくれぐれもお疲れが出ない様に
<^_ー>
基本的にチアリSIG運動のものはもしかしてチアリSIGだけでなく
PC−VANそのものに入れなくなるかも知れません<にこにこ>
クロード チアリ
LLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLL
「PC−VANそのものに入れなくなるかも知れません<にこにこ>」と
いうような言葉は何を意味し、この「<にこにこ>」にどのような感情が込
められているのか。「独裁者」などと言われて喜ぶ人はいまいが、こういう
発言が批判や反発をむしろ助長していることに気づかないのだろうか。
確かにSIGの運営をするのは大変な苦労であるだろう。楽しみのために
しているのに、いろいろな文句や苦情、やっかみなどがくるのはおもしろく
ないのも理解できる。大きなSIGになればなるほど、そうしたものは増え
てくるに違いない。ただ、そうした文句苦情の背景にある問題をきちんと受
け止め、解決していく姿勢はもたないといけないと思う。
うまく解決できるかどうかよりも、そういう姿勢があるかどうかが、信頼
関係の上では最も大切なことであると思う。そういう姿勢とその姿勢を持ち
続けることの大切さを、残念ながらjCIAは忘れてしまったのではないだ
ろうか。もう一度SIGを創設したころの気持ちを思い出してほしいと思う。
TTTTTTTTTTTT<緊急挿入>TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
と、ここで打ち切り、第2章へ続くのが本来の姿だが、当稿の最終確認段
階で、新たにjCIAでの行使があった。一応、その事実のみ書き留める。
【参加制限】の直接の引き金になったのは、OLS作者の一人でもある
《がま》氏が「週刊文春」の「パソコンネットワークの独裁者クロードチア
リ」の記事のそのまま全文を#3−1に掲載したことである(該当MSG番
号は#3ー1「チアリ広場」#5676。即座にSIG−OP削除。ただし、
jSLABO#5ー4「オンラインソフトを考える」#210 に同一MSGあ
り)。
記事の転載については「週刊文春」側には許可を得てのものだと《がま》
氏はことわりを入れている。それにも関わらずのMSG削除であった。
「文春」の記事に関しては、発売直後からjCIAのボード上にはあまり
反応が見られなかった。この記事転載をきっかけに「抗議」、「裁判」とい
うような言葉がボードに登場した(jCIA#3−1#5679、#5787)。電話
取材の中のごく一部だけ、しかも偏った形で記事にされているので「文春」
に抗議してはどうか、訴訟してはどうかというような話題までSIG−OP
(チアリ氏)のMSGにある。
ボードには出ていなかったがそういうナーバスな状況下での《がま》氏の
「文春」記事のPOSTは、まさにjCIAにとっては「大問題」になった。
なお、《がま》氏はまさしく「文春」に紹介された1年前の騒動でSIG
を去ったOLS作者の一人であり、jCIAの歴代【参加制限】対象者の中
では、初のOLS作者ということになろう。
理由はSIGの混乱を目的にしたMSGを書いたということであるが、警
告などは全くなかった。
LLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLL
● 第2章 【参加制限】SIGの変遷
93年10月の機能導入以来、【参加制限】機能を付加したSIGは増加
の傾向を示している。第3章でも触れるが、同機能が付加されると、「SI
G 道案内!」の「参加制限機能付加SIG一覧」に載ることになっている。
ここではその「参加制限機能付加SIG一覧」を引用しながら、その変遷を
たどってみよう。中にはそれを一度手にしながら、放棄したSIGもあった。
それについても合わせて触れていく。
1)平成6年2月以前の【参加制限】SIG
2SIGであった。
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
・参加制限機能付加SIG一覧 (平成 5年10月 *日 現在)
SIG「チアリコンピュータワールド」
SIG「ライブ・スペース」
LLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLL
とあげたが、これは想像による復元である。残念ながら、そのころの「参
加制限機能付加SIG一覧」は手元に残っていない。
この機能導入と同時に申請、付加、行使をしたのは上記の2SIGは、い
ずれもPC−VANの看板SIGであった。両SIGのOPとも機能の導入
を強く望んでいた経緯もあり、その行使も「やむを得ず」いう面よりも、む
しろ、「ターゲット憎し」という感情を具現化した形での実行であったと言
えよう。
SIG「チアリコンピュータワールド」(jCIA)では、【参加制限】
導入以前より、音楽DATAの著作権問題とそれに関する質問の正当性の問
題、OLSのディスク本出版にまつわる著作権問題など、いくつかの問題を
抱えていたことは第1章でも触れた。同SIGがPC−VANの黎明期から
特にOLSの方面を中心に、まさにパイオニアとしてVAN全体をリードす
る形で発展してきたのは誰もが異存のないところであろう。これらの諸問題
もいわばパソコン通信のパイオニアゆえに直面せざるを得なかった問題であっ
たと言えるかもしれない。
だが、このような問題に直面した時、残念ながらSIG−OPやそれに近
いSUB−OPが、他のSUB−OPやRAMとともに解決するという姿勢
を持ちきれなかった。結果、SIG運営に対する疑問や批判の声を、運営妨
害、SIG荒しとして受けとめ、【参加制限】機能の申請、行使へと進んで
いった。もちろん、疑問や批判の中には罵倒や揚げ足とり、MSGの大量削
除など行き過ぎかと思われるものもいくらかはあった。ただそのような行き
過ぎとても、最初からそうだったのではなく、質問などへのSIGサイドの
不誠実な対応が繰り返された結果の言わば必然的な流れであった。
JLIVEでの行使と並んで、最初の【参加制限】行使のケースとなった
jCIAでの行使ぶりは、事務局が心配した「恣意的な濫用」そのものであっ
たと言える。それまでの行き詰まった状態、こじれた関係を解決するための
待望の最終兵器的行使であった。わずか2か月間に同一IDで3回も【参加
制限】とされたユーザーや、手順無視どころか無警告で【参加制限】となっ
たユーザーがいたことなどは、比較的批判的なRAMのみならず、SIG−
OPに近いSUB−OPの中からも疑問の声があがったほどである。
jCIAにみる【参加制限】問題を振り返る時、「はじめに」で述べた
「SIGは私物か」、「OSLは私物か」という問題に直面する。
なお、あまりに恣意的に【参加制限】と解除が繰り返されたので、対象と
なったID数がはっきりしないが、一時期には8IDに及んだと推定される。
その後、そのすべてが解除され、94年6月までは対象者は2IDの状態が
続いた。しばらくの間、PC−VANの全SIGで【参加制限】をうけてい
るのはこの2IDだけであったが、第1章で触れたように7月5日に新たに
1IDが【参加制限】となった。
2)平成6年2月の【参加制限】SIG
2月18日には5SIGに付加されている。
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
・参加制限機能付加SIG一覧 (平成 6年 2月18日 現在)
SIG「チアリコンピュータワールド」
SIG「日本トラベルクラブ」
SIG「QLD画像通信」
SIG「聖書喫茶シャローム」
SIG「茶の湯」
LLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLL
平成6年2月に4つのSIGが新たに【参加制限】機能を付加した。特筆
すべきことは次の2つである。
一つは先に【参加制限】を付加していたSIG「ライブ・スペース」(j
LIVE)が機能を返上したこと、今一つは、SIG「X1クラブ」(以下
jX1)が、一時的に付加、すぐに保留となった点である。ここでは、jL
IVEの返上の経緯にスポットをあて、jX1を巡る問題については第3章
で触れる。
jLIVEもjCIA同様、同機能の導入と同時に申請、付加、即座に複
数のID(4ID)への行使を行なったが、行使後、SIG−OPが失踪し
てしまうという事態が発生した。失踪と同時にボードの閉鎖が行われたので
現時点で詳しい事情が判然としないが、その後の状況などから手続き無視で
恣意的、無責任な行使であったと推測するに充分である。
このSIG−OPの失踪と行使、一方的なボード閉鎖に対してRAMから
批判が起きたがのは言うまでもない。特に閉鎖されたボード「ディスカッショ
ンルーム」がPC−VAN黎明期の看板中の看板ボードであったということ
はいかにも惜しまれる。
【参加制限】された者から事務局へも抗議のメールがおくられ、その返事
を該当者がボードで報告している。事務局からの返事では行使後、その行使
OPが失踪した今、その継続か解除かについては新OPの決定にゆだねると
いう見解が示された。
この返事をみる限り事務局には【参加制限】の手順、行使の状況について
是非を判断する意志がないことがはっきりする。不当な【参加制限】に対し
ての抗議はどこへどのようにすればよいか、全く規程も先例もないのである。
SIG−OPの突然の失踪で一時SIG閉鎖の危機さえ囁かれるまでに至っ
たが、新SIG−OPの就任後、先の4IDへの【参加制限】の一時的解除
が行われ、同時にとりあえず同機能を「棚上げ」する旨のMSGが出された。
「このSIGについて」では「前OPが明確な規準を示さず、手順も曖昧な
まま4人の方の参加制限を行いました」とコメントがされた。
以下、94年2月ころの「このSIGについて」よりの引用である。
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
#8 参加制限機能について
1993年10月の参加制限機能付帯時に、前OPが明確な規準を示さず、手順
も曖昧なまま4人の方の参加制限を行いました。
しかし、まだ導入のコンセンサスも出来ていない、というのがこのSIGでの現
状です。この機能の行使によって、SIG事態が閉鎖の危機に瀕したという事実も
認めなくては行けないと考えています。
既に参加制限機能は本SIGに付加されておりますが、当面は実施致しません。
しかし、参加制限機能の付帯を「完全放棄」したわけではありません。本件に関し
ては会議室「LIVE事務室」にて、しばらくの間、参加者の皆さんとともに参加
制限機能に関するオープンな討論を行った後、機能を付帯させるかどうか、あるい
は代替機能付加の可能性があるのかどうか、等の結論を出したいと考えます。
本措置に伴い、既に、前任のSIGOPにより、参加制限の対象になられていた
方々は、参加制限対象から外させて頂きますが、「新運営陣が参加制限を解除した
」のではなく、現状として「新運営陣は参加制限機能を棚上げした」ということで
あり、前任のSIGOPや事務局への参加制限対象者の交渉を妨げるものではあり
ません。
そして、会議室「LIVE事務室」にて、しばらくの間、参加制限機能に関する
オープンな討論を行った後、OPが機能を付帯させるかどうかの判断を出したいと
考えます。
従って現状では参加制限機能の付帯を「放棄」したわけではありません。参加者
のみなさんと話し合って、より良い結論を出して行きたいと思っています。
期間は、1994年2月いっぱいくらいを考えています。
みなさんの、有意義なご意見をお待ちしています。
LLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLL
この結果、平成6年4月下旬、現SIG−OPの就任中は同機能の付加は
ないという宣言が出されるに至った。
また、SIG「聖書喫茶シャローム」(以後jSEISHO)では、同機
能の付加に伴って、ボード上で論議が起きた。
教会が排除するとは何ごとかというような本質的な問いかけもなされたり
したが、そんな中でSIG−OPは責任ある発言を行なった。同機能の行使
の際はSIG−OPの独断でなく複数の意見を聞く、運転免許のように30
日とか60日とかの期限を設け期限後復活する、行使をせねば収集がつかな
いような事態が発生した時にはOPが責任をとり辞任するなどである。
すべてSIG−OP自らが、RAMの疑問に応えたもので、同機能の行使
にあたり、大変慎重に、また責任持って行われるという誠実で責任あるMS
Gと評価できる。
3)平成6年3月の【参加制限】SIG
1SIG増え、6SIGに付加。
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
・参加制限機能付加SIG一覧 (平成 6年 3月10日 現在)
SIG「チアリコンピュータワールド」
SIG「日本トラベルクラブ」
SIG「QLD画像通信」
SIG「聖書喫茶シャローム」
SIG「茶の湯」
SIG「AGネット(農と食)」
LLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLL
SIG「AGネット(農と食)」が機能を付加。この間、行使の動きはな
し。
4)平成6年4月の【参加制限】SIG
2SIG増え、8SIGに付加。
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
・参加制限機能付加SIG一覧 (平成 6年 4月21日 現在)
SIG「チアリコンピュータワールド」
SIG「日本トラベルクラブ」
SIG「QLD画像通信」
SIG「聖書喫茶シャローム」
SIG「茶の湯」
SIG「AGネット(農と食)」
SIG「総合交通フォーラム」
SIG「Eri is Best!!」
LLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLL
SIG「総合交通フォーラム」(以後jTRAF)とSIG「Eri is
Best!!」の両SIGが同機能を付加。いずれも新設のSIGである。
実際にはタイムラグがあるものの、実質的には新設と同時の付加であると言
えよう。
「はじめに」で触れたが、同一テーマのSIGであっても、運営方針が異
なれば新たに開設が可能であるという考え方が事務局により示された。この
時の発想は自体は、既存SIGで【参加制限】が導入されれば、方針の違い
から同一テーマ新SIGの新設を認めるというものであった。
jTRAFには同じ交通系のテーマで先行するSIG「My−Rail
way」(以後jRAIL)がある。jRAILは【参加制限】を付加して
いない。そこで、新SIGjTRAFは【参加制限】を付加するという意味
で運営方針の個性化を行なった。ある意味では【参加制限】を逆手にとって
の類似SIG設立を可能にさせたと言えなくもないだろう。
なお、jTRAF、jERIの両SIGとも行使はない。
5)平成6年5月以降の【参加制限】SIG
5月以降も上記4)の4月21日現在と同じ一覧が掲示されている(8月
13日現在)。この間動きがなかったわけではなく、SIG「緑の地球」
(以後jGREEN)において、付加申請の動きがあったが事情により延期
された。また、jCIAで1IDに対して行使があったのは第1章で記述ず
み。jGREENの【参加制限】の付加を巡っては、第4章で詳しく触れる。
● 第3章 【参加制限】の導入手順をめぐるトラブル
平成6年2月18日現在の「参加制限機能付加SIG一覧」が2種類存在
したというちょっとしたミステリーがある。ミステリーというのは大袈裟だ
が、事実SIG道案内のSIGガイドには、2種類の一覧が掲示された。下
記のものが旧版で、第2章の2)で示したものが訂正版である。
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
・参加制限機能付加SIG一覧 (平成 6年 2月18日 現在)
SIG「チアリコンピュータワールド」
SIG「X1クラブ」
SIG「日本トラベルクラブ」
SIG「QLD画像通信」
SIG「聖書喫茶シャローム」
SIG「茶の湯」
LLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLL
なぜ、こんなことが生じたか。SIG「X1クラブ」(以後jX1)での
【参加制限】導入を巡って、ちょっとした手違いが発生したからだ。それは
同機能の行使について、ある種事務局の対応に慎重さが欠けていたことを示
すものであろう。
SIGが【参加制限】機能を付加するには、SIG−OPが事務局に申請
するのだが、その機能が付加されたことを会員(ユーザー)にどのような手
続きで知らせるのか。ログイン時のMSGに載せればいいと思うのだが、な
ぜかそのようなしくみにはなっていない。取り決めは次のようになっている。
「お知らせ」(以後jOSIRASE)の「 92 93/10/ 8 「参加制限機能」
のSIGへの導入について」からの引用である。
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
この「参加制限機能」が付加されているSIGについては、その旨が、各SIG内の
「このSIGの案内」及び各SIGの概要を説明する「SIGガイド」(SIG探検ガ
イド)に明記され、又さらに「SIGガイド」(SIG探検ガイド)中の「SIG道案
内」において、「参加制限機能採用SIG一覧」が記載されます。
LLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLL
一般ユーザーは「各SIG内のこのSIGの案内」(以後「案内」)、
「SIGガイド」(以後「ガイド」)、「SIG道案内の参加制限機能採用
SIG一覧」(以後「一覧」)の3箇所に記載されていることをもって「参
加制限機能」が付加されていることを知るのである。いわば【参加制限】付
加の公的認知がなされるのである。
今回のjX1の【参加制限】の付加を巡っては、「一覧」のみが表示され、
その他の「案内」、「ガイド」が未登録であった。それに対して、ユーザー
から事務局、該当SIG側に働きかけがなされ、事務局の迅速な対応により
上述のように訂正がなされたのである。
これはSIG側の責任と言うよりは事務局サイドの問題、つまり手続き上
の行き違いであった。実際に機能が付加されてしまったのか、それともそう
でなかったのかはわからない。
SIG−OPが「ガイド」の文案を送った上で、「案内」をきちんアップ
したのを確認した後「一覧」に掲示、その後機能の付加をするという手順を
とるのが最も問題のない導入手順だが、少なくとも、この2月の機能付加時
には、そういう慎重な配慮が事務局に欠けていたと言えるかもしれない。
それはjX1に限ったものではなく、同時に付加されたjSEISHOで
も同様の問題が発生した。jSEISHOも「案内」より先に「一覧」が出
てしまったのだ。事務局自体がそういうことに無頓着であったのだから、い
たしかたないことかもしれない。だが、こちらの場合はそのことに一速く気
づいたSIG−OPの迅速な対応で、ほとんどその日の内に、「案内」が掲
示されるに至った。
jX1の対応とjSEISHOの対応とには、それぞれのSIGの特徴が
でたと言えなくもない。参加制限自体の重要性をどのように考えているかと
いう違いである。
jLIVEのSIG−OPの失踪にまつわる【参加制限】の解除に関わる
対応、jCIAの恣意的な行使と解除、更なる行使という濫用、そして、こ
のjX1の手続きミスなど、ユーザーの権利にまつわる重要なことと言いな
がら、今一つ慎重さに欠ける対応を事務局がしてきていることを指摘し、今
一度振りかえり、今後慎重に対応していただけるよう、ここにお願いしてお
く。
なお、94年8月13日現在、jX1は「一覧」に載っていない。
「ガイド」には【参加制限】機能があるとあり、「案内」は依然として旧
OPの時のままである。SIG−OPは同SIGボード上で文案を作成中と
語っている。
● 第4章 極近の【参加制限】問題(2)===jGREENより
SIG「緑の地球」(以後jGREEN)で、【参加制限】の導入がとり
ざたされるようになったのは、平成6年4月下旬であった。
jGREEN#3−1「緑の広場」#2914で、SIG−OPがRAM
の一人(怪人21面相 氏)に「書き込みをご遠慮願います」 と発言したの
をきっかけに、【参加制限】導入の方向へ加速度的に進んで行った。この
「ご遠慮願います」という言葉は【参加制限】を意図した言葉でなく、「書
き込み禁止」という意味であったと思われるが、その行き違いから、いわば
「瓢箪から駒」的に【参加制限】が登場した感がある。
1)4月30日、OP【参加制限】導入宣言&【通告】
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
>#2927/2955 緑の広場
★タイトル (EARTH ) 94/ 4/30 12:52 (
58)
ボード改変、その他について /ENDER
★内容
<<< 村武省略 >>>
<参加制限機能について>
非常に残念なことに、秩序回復のため導入せざるおえなくなりました。
事務局へ申請しましたが、即導入というわけにはいかないので、現在待ち状態
であります。
尚、事務局申請の際に明示したガイドラインの中の参加制限の基準は、以下に
示します。
>個人または団体に対し過剰な批判、誹謗中傷、嫌がらせを行った者の中
>で、悪質と判断し、当SIGへの書き込み禁止を申し渡したにもかかわ
>らず、拒否し書き込みを続けた者のみ対象とす。
GW中ですので、もう少し後になると思いますが、導入完了しましたらお知ら
せ致します。
怪人21面相
さん>私は参加排除するとは申し渡していませんよ。書き込みをご遠慮してくださ
いとは書きましたが。ROMでも一応参加メンバーですし、他のサービスも
受けられます。
しかし、私の通告を無視したばかりか、まだ批判、誹謗を続けられていらっ
しゃるのが非常に残念です。
このため、已むを得ず参加制限機能導入の運びとなりました。
もう一度だけお願いします。
5月3日までに、現時点でのボード2の#16とボード4の#116を削除
してください(もちろん、追加書き込みは不可です)。そうすれば、参加制
限の対象から外します。それと、書き込みも許可いたします。これが最後の
譲歩です。
もし拒否するのであれば、MSG削除と参加制限機能導入後の参加制限を行
使しなければなりません。
説明するまでもないですが、ボード2は#15【お知らせ】で、改名準備中
なので、書き込みはしないでくださいと書かれていたことの無視と、ボード
目的から外れていることの二点。ボード4は、同様にテクノロジーに関連す
る地球環境問題とは関係ない書き込みをされて、誹謗文を書かれていること
を問題としています。
では、よろしくお願いします。
<<< 村武省略 >>>
LLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLL
このMSGに呼応するように、新SIG設立の声と【参加制限】を巡る論
議が活発になった。前後してSIG−OPのリコールの声もあり、jGRE
ENは混乱に混乱を重ね、事務局(SIG/CUG事務局)が一月の間に2
回もMSGをあげるというような異例の自体が発生した。
この【参加制限】の導入に関して、問題点は次のようなところだろう。
(1)「ターゲット憎し」の感情を優先させた恣意的な行使の発想
参加制限機能を申請する以前に、特定のRAMを念頭に置き、これでは
参加制限を導入しなければならないと発言し、そのRAMが特定MSGの
削除を行なわなければ、参加制限の対象とするという、機能の導入自体を
駆け引きの材料に使っている点。
(2)RAMの導入反対を押しきっての導入
多くのRAMが参加制限の導入を反対するなかで、いわばSIG−OP
の独断という形で導入されている点。
(3)基準の有効性及びフライングの思想
正式に参加制限が導入されていないにも関わらず、#2927の文案を
示したことによって、基準を示していると主張した上で、それを根拠に該
当RAMを参加制限しようとしている点。
(4)基準特に手続き面での曖昧性
「参加制限の基準」自体が曖昧であり、【参加制限】の重要な要素とな
る書き込み禁止については具体的なコメントがない。
2)5月18日、【参加制限】の承認宣言
#2927 以来、繰り返しボード上での指摘、論議がなされたが、平行線状態
で、発展がみられなかった。そんな中で事務局から【参加制限】の導入を承
認した旨、SIG−OPに通達があり、これが #3037 で示された。
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
>#3037/**** 緑の広場
★タイトル (EARTH ) 94/ 5/18 6:51
( 45)
参加制限機能について /ENDER
★内容
先日事務局へ申請した参加制限機能付加に伴なうSIGのガイドラインが、事務
局側との調整が終わり、以下のようになりました。
まずは告知までとし、少し後に導入の運びとなります。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1)SIGのテーマ
<<< 村武省略 >>>
2)SIGの運営方針
<<< 村武省略 >>>
3)SIGの運営ルール
SIGテーマ推進を第一とす。
テーマから外れている内容ものに関しては、随時措置を行なっていくも
のとす。ただし、特定のボードで雑談等が認められているものは、運営
の阻害にならない限りこれには該当しない。
SIG改正・改革は、可能なだけ参加者の希望を考え、より利用しやす
い内容にするよう心掛ける。
4)メッセージ削除の基準
運営妨害とみられるものや、SIGテーマを無視したメッセ−ジに対し
て、該当者への注意や警告に応じない場合、その中で将来に於いても運
営上悪影響があると判断したもののみ対象とす。
5)参加を制限する基準
個人または団体に対し過剰な批判、誹謗中傷、嫌がらせを行った者の中
で、悪質と判断し、当SIGへの書き込み禁止を申し渡したにもかかわ
らず、拒否し書き込みを続けた者のみ対象とす。
*4)、5)においては、最終的にSIGOPの判断にて行う。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
グリーンアースSIG−OP ENDER
LLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLL
ここで【参加制限】の導入はとりあえず決定されたが、スムーズに導入に
移れなかった。それは、ボード参加RAMの反対があいつぎ、事務局へのメー
ルなど言わば「反対運動」が展開されたからである。
3)5月24日、【参加制限】反対の数字的集約
【参加制限】の導入は「SIGを守るため」とか、SIG内の秩序の回復
のためという大義名分があるのが普通である。SIG−OPは事実 #2927で
そのような言葉を書いている。
だが、ボード上には次々と批判的意見が続出、その集約をするような形で
【参加制限】に対する意見の整理がなされた。RAMの多くが【参加制限】
の導入行使に反対であるという一つの数字が示されたわけだ。
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
>#3078/**** 緑の広場
★タイトル (KPM00018) 94/ 5/24 8:14 ( 47)
対立5/内海
★内容
<<< 村武省略 >>>
参加制限対立関係
行使反対派:
内海、のりお、怪人21面相、坂田、デラシネ、ひでみ、
zipp、HIROSHI、ガサ子、村武、
いーわけ、エヌ氏、★まゆみ、不知間、
行使派:ENDER
中間派:NAM、
参加制限行使もしくは、反対派、中間派と区別しました。表現を変えまし
た。色分けの主旨はありません。<敬称略>
<<< 村武省略 >>>
LLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLL
タイトルが「対立5」となっているのは、こういう対立関係の整理が試行
錯誤で行われたからであり、一部この区別に反対の人が申し出て名前を削除
したりするようなこともなされたからでもある。
いずれにしても、現時点で【参加制限】を導入し、行使することは多くの
RAMが反対しているという事実は浮き掘りにされた。
また、この後「SIG−OP辞任要求」も同様の手法でなされた。「それ
ぞれのMSGから察するとこのようにわけられるが異議のある人は申し出て」
という手法に多少問題がないわけではないが、辞任要求派が12名に対し、
留任派はOP自身を含め3名しか数えなかった。
こういう【参加制限】導入の反対コール、SIG−OP辞任要求運動の展
開などjGREEN#3−1ボードは混乱を続けた。SIG−OPから事務
局へ相談が持ちかけられた経緯もあり、事務局が直接ボードに登場する結果
となった。
4)5月30日、事務局の介入と裁定としての一時延期
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
>#3145/**** 緑の広場
★タイトル (NEC88003) 94/ 5/30 20: 1 ( 19)
本SIG参加者の皆様へ・・・SIG/CUG事務局
★内容
既に本SIG参加者の複数の方々より事務局へ電子メールをいただいており又、本ボ
ードを拝見させていただいております。最近、本ボードでは本来のSIGのテーマに沿
った話し合いが行われていない為、SIG主宰者の方と、今一度運営についてのお話を
させていただいております。
今回の問題になっている一つに、参加制限機能付加の件がありますが、SIG主宰者
が運営上必要と思われた時に、ガイドラインを作成していただき、事務局で確認させて
いただいております。今回は貴SIGの主宰者からも機能付加のご申請をいただき、ガ
イドラインの手続きには特に問題ないと判断し、付加することになりました。
しかしながら、今回の件で参加制限機能についてのご意見、ご批判等が参加者の皆様
から事務局へ多数いただいていることも事実です。機能付加につきましては、一時延期
させていだきたき、今後の運営を改めて検討させていただきたいと考えております。
なお、本件について、本SIG参加者の皆様からのご意見等も頂ければ幸いでござい
ます。その際には、本ボード上ではなく、SIG/CUG事務局(ID:NEC880
03)宛にメールにてご連絡下さいますようお願い申し上げます。
後日、SIGOPと相談しご連絡させていただきます。
よろしくお願い申し上げます。
SIG/CUG事務局
LLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLL
SIG−OPの役割の一つに、ユーザーと事務局との中だちをすることが
あるはずだ。そういう面からこの書き込みには二つの問題があると思う。
一つは事務局が直接MSGを書き込むという異例の事態となったこと。
「何もしないOP」というOP像を掲げるSIGにあっても、事務局から参
加者への連絡事項がある場合はきちんとなされているであろうし当然だろう。
今回のケースでも少なくともSIG−OPの責任において、事務局からの連
絡事項をSIG内に周知されるべき(例えば事務局からのメールを公開する
というようなスタイルが考えられる)であっただろう。
もう一つは事務局がユーザーの意見を直接メールで求めている点である。
SIG−OPがユーザーの声を事務局に伝える義務があるかどうかまではい
ささか疑問だが、事務局がSIG−OPにユーザーの意見の集約を求めるの
でなく、直接メールを求めるている。
SIG−OPもしくは事務局の配慮からこのように直接書き込む形をとっ
たとも思われるが、残念ながら結果的にはそれがSIG−OPに対する信頼
がほとんど残されていないということの証拠の一つになってしまったように
思われる。
ともあれ、会員の声がとどいて、【参加制限】は「一時延期」ということ
になったことは一つの成果であっただろう。
5)jGREEN−OPと事務局との話し合い
一時延期というのはいかにも中途半端であるし、事務局の登場自体につい
ての意見や、その裁定の意味についての意見など、#3−1は事務局の登場
によって沈静化どころか、ある種混乱の状態が継続した。
ただ、「混乱」と言ってもボードの趣旨に反しているわけではない。先の
事務局のMSGの中に「……最近、本ボードでは本来のSIGのテーマに沿っ
た話し合いが行われていない為、……」などとあるが、#3−1「緑の広場」
は「多目的ボード」と位置づけられている。幾人かのRAMが運営について
語りあうことについて、確かにSIGの趣旨ではないが必要なことであり、
問題があるとは一概に言えない。
jGREENのSIG−OPは事態の収拾をはかるべく、事務局へLOG
ファイルを持参し、面接で話し合いを試みた。その結果、【参加制限】その
他運営の問題は会議室を新設しそこで話し合うということになった。
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
>#3256/**** 緑の広場
★タイトル (NEC88003) 94/ 6/28 18:29 ( 21)
本SIG参加者の皆様へ・・・SIG/CUG事務局
★内容
昨日(6月27日)、SIG主宰者の方(SIGOP)と、本SIGの運営に
ついてお打ち合わせさせて頂きました。
その中で、早急に解決しなくてはいけない問題として、本ボードが、本来のS
IGのテーマに沿った話し合いが行われていないことにあります。
本SIGに興味をお持ちの全ての方が、本来のSIGのテーマで話し合いがで
きるよう、SIGOPと以下のようにさせて頂きましたので、本SIG参加者皆
様のご協力とご理解をお願い申し上げます。
今後のSIG運営(SIG主宰者の運営方針、SIGの運営内容、参加制限の
導入)につきましては、電子会議室を7月6日から新設致しますので、7月6日
以降、上記の内容はこちらで、SIGOP中心にお話し合い下さい。それまでは
本ボードの1番「緑の広場」のみでお願いします。他のボードには掲載しないよ
うお願いします。
これにより、本来のSIGのテーマでお話し合いできるよう、改めてSIGO
Pより、各々のフォーラムで取り扱う明確なテーマと、今後、いかに本SIGを
運営していくかを、後日、SIGOPより本ボードにて明記致します。
先日、本ボードにて今後のSIG運営についてご意見等を頂いた皆様、ありが
とうございました。今後とも、SIG本来の活動が活発にできるようにご協力下
さいますよう宜しくお願いします。
SIG/CUG事務局
LLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLL
先回の事務局の書き込みの時とは違い、SIG−OPからきちんと報告が
あった。以下にその部分を示す。(文中※1、※2は村武注)
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
>#3280/**** 緑の広場
★タイトル (EARTH ) 94/ 7/ 1 23:23 (136)
先日の協議、その他 /ENDER
★内容
先日の事務局の方々との会談で、以下のような事が話し合われました。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
*参加制限機能
OP>早めの対応が必要。
事務局>機能自体はほどんとのSIGに付加したく、付加されている事が普通
にしたい。(※
グリーンアースSIGについては、付加には問題がないが、タイミン
グが悪く、もう少しSIG内での質疑応答が必要かと。(※1)
*運営問題
OP>現状のままでは対応しきれない
事務局>もう少し時間をかけて話し合ってみて欲しい
*運営方針
OP>決めてある通り行なっている。
事務局>問題点等をもう少し話し合ってみて、必要であればSIGを二分割
(類似SIGの設立)することを勧める。
*テーマ逸脱
OP>対応が遅れるほど回復にそれ以上の時間が掛かる
事務局>運営関係専用の電子会議室を設け、フォーラムの雰囲気の良化を図っ
て欲しい。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
要約して以上のようになりましたが、決定的な解決策になかなか到達できなく、
いろいろ話し合うような形になりました。
決定した対策として、まず運営問題を専門で話し合う場をつくり、フォーラムボ
ード#1ではその関連文書がなくなるようにすることです。明確に分けることに
よって、フォーラムの雰囲気良化を図るということですが、違反行為の場合の運
営妨害がはっきり区別できるというものです。(※2)
また、事務局側もウォッチングしてくださるとのことですので、それなりに判断
していただけると思います(今までも全部ではありませんが、いくらか目を通し
ていただいていましたが)。
<<< 村武省略 >>>
LLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLL
7月6日の会議室設置直後、「議長」とは誰なのかということで一もめし、
その後、SIG−OPが会議室をリードしようとする姿勢は全くと言ってい
いほど見られない。
以後の当会議室の話題の多くはSIG−OPの解任とRAMによる選挙と
いうものであり、【参加制限】の件については何の提案も、議題としてとり
あげようという姿勢も見られない。
※2の表現をみれば明らかだが、この会議室の設置は「#3−1ボードの
雰囲気良化」が主な目的であって、#3−1の「違反行為」が明確になると
いう狙いを持っているというとらえかたをSIG−OP(ENDER氏)は
している。OPと事務局との談話の中で、話し合いを強調するのは事務局の
みである。自然、会議室設置後も運営については積極的に話し合うのではな
く、「意見があったら書け」という態度であり、#3−1ボードで語られた
問題を総括し解決をはかろうという姿勢はない。
SIGが広く運営上の意見を求める運営会議室を設置することは珍しいこ
とではないし、よいことであると思うが、その意義を不満文句の捌け口、ガ
ス抜きのためのボードと考えていてはいつまでも問題の根本は解決しない。
SIGの内外のRAMからの質問攻撃、意見表明を待ち、それに対する言い
訳的MSGや政治家の当弁的な受け答えをしているだけでは、運営について
話し合う場でもなんでもない。
jGREENに関わらずSIG−OPサイドが指摘された問題を積極的に
取り上げ、以後どうしていくかという今後のことについて語り、道を見つけ
だしていく必要があると思う。その際、RAMはそれまでのSIG−OPの
運営に対して過度の責任追及はすべきではないと思われる。むしろ、問題解
決にむけてきちんとした対応がなされ、改められる方向で一歩前進すれば、
とりあえずはそれで是とするような寛容な心持ちが必要と思われる。
● 第5章 93年秋以前
第4章で引用したjGREEN#3ー1「緑の広場」の #3280「先日の協
議、その他」の中で、jGREEN−OPが事務局の【参加制限】に関わる
方針をまとめている。※1の部分である。
事務局が「できることなら全SIGに付加したい」と考えていると知った
のは、正直この時が初めてであった。それまでは一部SIGがごり押し的に
要求しているかと邪推さえしていた。
だが、PC−VANで参加制限機能の話題が出始めた当初は、全SIGに
付加されるべきものとして計画されていたようである。本章では、93年以
前の参加制限導入経緯に関して、現時点でのボード上MSGからどの程度さ
ぐれるかを試み、それをまとめる。
PC−VANにおける【参加制限】の歴史は、jCIA、jLIVE以前
にもあった。今はVAPになっている「グローバル・ビレッジ・マガジン」
(以後jGVM)である。SIG時代は「グローバル・ビレッジ」(以後j
GV)という名称で、PC−VANの看板SIGの一つであった。
SIGが試行(試験運用)と称して、VAP化したのは91年秋のことで
あった。どのような対立があったのか、現在のjGVMのMSGから判断す
ることは難しい。どうも、現在のjCIAに比較的よく似ていて、強烈な個
性と実力を持つOPの独裁的な運営と、OLS(当時はPDSという名称を
VANは採用していた)の著作権問題(PDSの名称をとりながら、SIG
外転載禁止という妙な方針をとっていたようである)、それらにまつわる批
判などが混乱、対立の原因のようだ。
現存するjGVMの#2ー2「ビレッジ・ボード」の当時(91年秋)の
MSGをみると「パージ処分」(#6829)とか「パージ」(#6863)というよ
うな言葉を発見することができる。「パージ」とは「追放」、つまり「排除」
、「参加制限」を意味する。
SIG−jGVはVAP化すると同時に、SIG時代に批判的だった幾人
かをパージした。当時のjFREEで交わされたMSGのいくつかが、jB
OOKS#3−5「路傍の石」#179-#189 に資料として残されている。(V
AP−jGVM開設当時のOPサイドからの苦労話はjGVMの#6OSL
内の#5.その他のOSL #6.GV選集(禁無断転載)の #299 で読む
ことができる。)
そのLOG(jBOOKSの方)によると、jGVMで【参加制限】され
た人達が互いに自己申告し、排除者リストを作っている。判明分は40名に
ものぼった。その理由の多くは、批判的な発言をSIG(VAP)の内外で
行なったということであるようだ。
当時は現在のSIGにあるような【参加制限】の規定も未整備状態で、な
かにはVAP−OP(正式名称不明)の「ゲスかん」によって同機能が行使
された場合もあったようである。当時「ゲスかん」はVANにおける流行語
であったという伝説もある。
このVAP−jGVMの参加制限については、あまり長い期間続いたわけ
ではない。どういう行動の結集が解除に繋がったのか、今一つ不明確だが、
91年10月29日には全員が解除になった。
VAPのスタートが同年10月21日であったので、10日にも満たない
【参加制限】であった。解除後、改めて参加制限の規定が作られ、掲示され
たようだが、その後のVAPの同機能の行使状況は不明である。もちろん、
同機能のVAPへの最初の導入は失敗であったとみるべきだろう。
こうして93年秋のSIGへの機能付加よりも2年も先行して、jGVで
VAP化と同時に参加制限付加、行使が行われたのである。
その後、92年11月下旬に、言わばSIG−OPへの意向調査的な感じ
で、事務局から各SIG−OP宛てへ特定ID排除機能の付加についてのメー
ルがあった。現存する各SIGのMSGでは、jQLD同窓会館の #819 の
右近氏のMSGやjREK#3−2「楽市・楽座」#2364 の そんし 氏のM
SGあたりが最も古いかと思われる。
また92年12月下旬のjPIG#3−1「PIG広場」のRei.氏の
MSG(#5505)もある。ここでは事情が最もよく伝わるとおもわれるので全
文引用する。
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
>#5505/**** PIG広場
★タイトル (DFB14198) 92/12/26 23:59 ( 62)
PCVAN >再び、特定ID排除機能について
Rei.
★内容
出張行ってる間に、またこんな話が持ち上がっていました。
今度の話は、付けてくれと申請してきたSIGにのみこの機能を付ける、っ
てのはどうだろうかという問い合わせでした。既にあちこちのSIGでは審議
されているようですね。
一見譲歩に見えますが、SIGOPが付けたいと思ったら申請すればいいわ
けですから、実質的に全SIGにつけるのと変わらないのじゃないかと思いま
す。また、どのSIGに機能がついたのか、誰が排除されたのか、その情報の
公開に関しても何も言ってきていません。
事務局がどうするつもりなのか現段階ではわかりませんが、OPFには次の
ようなメッセージをあげておきました。なお、原則としてOPFのメッセージ
は非公開となっていますので、内容に出てくる一人のSIGOPの方のハンド
ルは伏せ字にします。
>#2763/2763 SIGOPフォーラム
>★タイトル (PIGOP ) 92/12/24 5:47
( 36)
>特定ID排除機能について
Rei.
>★内容
>
> 出張から帰りましたので、遅ればせながら本件について記しておきます。
>
> まず、当SIGとしましてはID排除機能は必要ありません。これまでにこ
>こに記してきた通りです。
>
> ここに掲載されているメッセージを見る限り、必要だというSIGが見受け
>られません。実際に「必要だ」という申し出はあったのでしょうか。
>
> 正直なところ、たとえ希望するSIGがあったとしても、私としてはこの機
>能を付けてほしくはありません。SIGOPの意志一つでID排除が可能であ
>ること自体がユーザーにとって大きなプレッシャーになるでしょう。それはあ
>る意味で、全てのSIGにこの機能を付けるのと同じ効果をもたらすのではな
>いでしょうか。無意味な恐怖感をあおるのは決して得策ではないでしょう。
> ***さんがかつておっしゃられていた通り、私もこの機能は「SIGの自
>殺」に相当するものだと思います。広告のみを何百行に渡って掲載するとかの
>特殊な場合には必要かもしれませんが、特殊ゆえに個別に対応する事も可能な
>はずです。
>
> 私としては、特定SIGに対しての機能追加であっても、反対します。
> それでも強行するというのであれば、以下の2条件を是非ともつけていただ
>きたく思います。
>
> 1 事務局による、ID排除機能をつけたSIG名の逐次公表
> 2 SIGOPによる、ID排除対象IDの逐次公表
>
> これらの義務づけです。
> これは、排除対象外のユーザーの意志を守るための、最低の条件であると思
>います。もしこれすら規定化されないならば、それは「PC−VANの自殺」
>ではないでしょうか。よくよく考えて御決断ください。
>
> 重ねて記します。
> 事務局の決定如何に関わらず、当SIGは特定ID排除機能付加を断固拒否
>します。
>
> PIGOP/Rei.
もしこの意見に反対の方がおられましたら書いてください。
頭下げて訂正に行ってきます(苦笑)。
Rei.
LLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLL
「……またこんな話が持ち上がっていました……」という部分の「また」が
上の11月下旬を踏まえてのものか、それ以前のものを踏まえてのものかは今
一つ不明だが、「今度の話は、付けてくれと申請してきたSIGにのみこの機
能を付ける、ってのはどうだろうかという問い合わせでした」とあるところか
ら、Rei.氏のご出張は随分長く、右近氏(#8194)やそんし氏(#2364)が
示しているのと同じメールについてコメントをしているようである。参考まで
に右近氏のMSGはこのように書き出している。
TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT
>#8194/**** 同窓会館(OB向)
★タイトル (QUM75189) 92/11/29 7:49 ( 17)
特定ID排除機能の付与 右近
★内容
事務局から各SIGOPあてに、VAPのような特定ID排除機能の
付与について照会が来ているそうですが、
希望するSIGには、その機能が付与されるそうですね。
LLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLL
........
さて、Rei.氏の言葉にもう一度戻ると、「今度の話は、付けてくれと
申請してきたSIGにのみこの機能を付ける」ってことである。「今度」以
前に話があったのであり、それは「全SIGにスタンダードにつける」って
ことであったに違いない。
Rei.氏の書き込みからみると実際のところの当時のOP達の意識とし
ては、全SIGへつけるなんて大反対であったのだろうと想像される。Rei
.氏の意見が代表するように、「全SIG付加であっても、希望SIG付加
であってもうちのSIGだけはいらん」などという意見も当然出たのだろう。
VAN事務局としては、従来通り全SIGとも付加しないという選択をす
ることもできたはずだ。だが、実際は必要なところにだけでもどうだろうか
という展開になった。Rei.氏がのMSGにもあるが、それは実質同じこ
とである。なぜ、そこまでして同機能の付加が必要なのだろうか。
そうなると、どうしても必要ないくつかのSIGがあったということになっ
てくるだろう。それがどこであったかという問いは、93年の機能付加と同
時に申請したSIGがどこであったかと同じ問いだということになろう。ご
り押しを邪推する背景がそこにある。
jGVに始まる【参加制限】の歴史の中で、現在までに実際に被参加制限
者を出したのは、jGVM、jCIA、jLIVEの三つである。
jGVMのフォーラムは現在閑古鳥が泣いている。jCIAは一時は14
までボードまであったフォーラムが半減である。jLIVEもしかり。いず
れももが、RAMの減少やボードの閉鎖、規模縮小につながっていったと言
えるだろう。
これはもちろん偶然ではない。参加制限機能自体にそのようなしくみがあ
るはずはない。「禁断の機能を行使する以外に事態を解決する方法が見出せ
ない」。問題なのは行使でなくそういう発想の根本そのものであると思う。
機能導入とは無関係にそういう発想は、OPの言葉の端々から会員へ伝わ
るが普段は表にあらわれない。それがバナーにおけるアピールとか、MSG
削除とかいう形で具現化したとき、運営への疑問、批判となって顕在化して
いくのである。そしてその対応は一層の疑問、批判を呼ぶ。悪循環である。
この悪循環をたち切る一つの方法として、運営上問題発言をした会員を排
除すること、つまり【参加制限】が出てくる。方やSIG−OP解任論が出
てくるのも自然である。SIG−OPのリコール制度とか、OP選挙などと
いうアイデァも出てきている。
事務局の方針が「ほとんどのSIGに付加したい」というのであれば、今
まで行われてきた【参加制限】の実情を充分に理解、検討し、きちんとした
規程を作らなければ、VANはますます混乱し、迷走することになるのでは
ないだろうか。
● おわりに
【参加制限】が導入されて、半年以上が経過し、次第に【参加制限】を語
ることが古くさく、手垢のついた問題となっているかもしれない。導入当時
はアクティブRAMにとって大きな問題だったが、最近はOLT−LOGの
公開をめぐっての訴訟問題や、SIG・ボード上の誹謗中傷をめぐって事務
局削除等の規制を従来より強める方針、「おまんたマガジン第1号」の強制
削除などの現象が発生している。
常に新鮮なものを求める傾向のある指標ネットワーカー達も語る魅力を感
じなくなっている方も多いかもしれない。だが、【参加制限】はなくならな
い。第5章でふれたが、事務局は「付加が当たり前」という状態を志向して
いる。そのこと自体の是非を含め、適切な行使とは何か、そのためには何が
必要か、異議申し立てと参加権回復の方途など検討すべき要素はいくらでも
ある。
いくつかのボードで繰り返し語られながらも、そうした意見が集約される
ことなく、いつも同じレベルでの混乱が繰り返されていたのでは、なんのた
めのネットワークかという気がしないでもない。ぜひとも、ご意見、ご批判、
事実誤認のご指摘等を含めてのRESを待つものである。
また、本誌「おまが」のどのような位置に並ぶかによって、拙文の印象は
変わって来ることであろう。筆者はあくまで「冷静で理性的」に書いたつも
りである。【参加制限】機能自体に批判的な文章を書くという性質上、どう
しても、一部OPの方、事務局の方に失礼な部分があることを末筆ながらお
詫びする。
さらに、本文へのMSGの引用にあたっては、全く筆者の了解をとってい
ない。「意見などを述べる場合の出典元を明示しての適切な引用」になるよ
うに心がけたつもりである。ご容赦をいただきたい。
OPの運営の仕事、事務局の仕事とも、片手間ではできない大変なもので
あろう。活発になればなるほどそうに違いない。そういう運営の労に関して
は素直にねぎらいの気持ちをあらわしたい。だからといって強引で利己的な
運営が認められるはずもない。適切な運営を繰り返してお願いする。
拙文及び「おまが」自体も、同じくPC−VANで楽しみ、VANを愛す
る者の活動の成果として受け止めていただけることをお願いしたい。いろん
なVANとの関わりがあっていい。楽しみ方があっていい。我らがPC−V
ANに関わってきた自分達の活動の一端をこのように拙文にまとめ、新たな
るネットワーカーの慰めとして残すことも、また一つのVANの楽しみであ
る。
94/08/13
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#0009/9999 おまんたマガジン2
★タイトル (LUF79542) 94/04/18 00:00
■ BBSでの著作権
けいま
★内容
1)MSGの著作財産権はどこまで主張できるか?
<はじめに>
パソコン通信の掲示板(BBS:Bulletin Board System)に書かれたメッ
セージ(MSG)を複製(コピー)する場合の著作権について、RAM(Read
Only Member)からよりもむしろROM(Read Only Member)からの視点で
考えてみます。後半は、法的なキーワードをとりあげます。
<BBSでのバトル>
あるSIGでMSGをながめていたところ、突然異質なバトルのMSGが
転載されてきました。A氏とUさんの罵倒の一部でした。SIGOPは直ち
に削除しましたが、ぼくは、著作権の用語が含まれていたのでそれらのMS
Gの派生源をたどってみました。
バトルの発端は、A氏によるUさんのMSGの転載にあったようです。確
信はもてません。なぜならその転載されたMSGを見ることができないから
です。Uさんにお願いしたところ、無視され、逆に「いやがらせ」だと決め
つけられました。恐らく、UさんはUさんに対し批判や非難を加える者には
再掲載などは許さないことを信条とされているのでしょう。
JFREE ではMSGは2週間程度で消去されてしまいます。これはPC−
VANの記憶装置の容量に限度があるからでしょう。会費の金額にも関係し
ます。
Uさんによれば、「2週間以内に複製(ダウンロード)できなかったROMは
もうコピーできないのは当然」ということです。あとは、コピーしそこなっ
たROMはMSGの発信者(著作者)に依頼し、著作者の気分のままに許可
されたり拒否されたりします。
ぼくの疑問は、ROMにはBBSに掲載されたMSGのコピー(複製)す
る権利が、2週間以後にはなくなるのかということです。ROMはRAMの
残飯を求めているわけではありません。PC−VANの会員としてBBSの
MSGの著作財産権に関し平等な権利があるはずです。(後述)
平等な権利というと、すぐ「それみたこと」などといわれそうですが、
「BBSのMSGの著作財産権は100%発信者(著作者)にあるとはいえ
ない」といいたかったためです。
仮に、ある著作者が原稿を出版社に持ち込み出版社のリスクで本を発行し
たとします。この場合出版社は著作権者となります。発売された本について、
著作者は本を公共図書館に売って、ただで多くの人に本を読ませてはならな
いなどということはできません。また、特定の人には売らないようにとする
こともできません。(注)
MSGは次第に消えていきます。公共図書館が法的に認められているよう
に、このクローズされた会員制のPC−VAN内においても、ライブラリま
たはそれに相当するアーカイブ(文書保存庫)があると便利です。(いくつ
かのSIGにはよいものがあります) ライブラリアンはボランティアとな
りますが、公正な人が望まれます。
昔、「ハックルベリ・フィンの冒険」が州の委員会で粗野な本として図書
館の蔵書に認められなかったという話があります。現在非常識なものでも将
来大事なMSGとなることはあるはずです。
JFREEやそのた類似のBBSでの興味あるまたは保存すべき多くのMSGが
あると思います。PC−VAN 論争・バトル資料として保存しておきたい
ものとして、
たとえば、
1)JQLD の故魔女の活動に関する記録
2)JGVM の無断転載禁止宣言
3)チアリ氏のアクセス禁止措置要求MSG
4)神と悪魔の退会MSG
5)エーアイ社のPC−VAN会員への謝罪文(百舌鳥氏関連)
6)UさんのA氏に盗まれたという隠されたMSG
7)その他論争・バトルに関した歴史的MSGなどいろいろ・・・
MSGの発信者にとって必ずしも保存に好ましいものではないかもしれま
せんが、時が経つにつれ歴史的な価値が生まれてくることがあります。以前、
「貧乏人はムギを食え」と発言し大きな反響を巻き起こした総理大臣がおり
ました。近くは、「どの女と寝てもよい」とエレベータ内でもらした言葉が
伝わり新聞一面を賑わしたケースがあります。
記録すべき貴重なMSGを保存されている方のコメントをお願いしたいも
のです。
<掲載/転載/引用>
パソコン通信(電子メール)のMSGはコピーや転送や編集が容易であり、
最近はやりのマルチメディアの一種としてさかんに利用されるようになりま
した。従来の紙媒体と異なる用途や権利関係が派生し、知的財産権とか著作
権が問題となってきました。
著作権法は、著作人格権と著作権(著作財産権)とに大別されています。
マルチメディアがビジネスに関連してくるにつれ、著作財産権がシビアに問
題覗され、各種文献や専門家による論議が多くあらわれてくるでしょう。
ただし、PC−VANでの論議は人格権と財産権とをミックスさせている
ところがしばしばあり、法的には未熟な面があります(ぼくのこのMSGも
当然該当しますす)
JFREEでは、2月ごろ、★まゆみさんとMOMOさんとで、掲載/転載/
引用についてヤリトリがありました。MOMOさんによれば、こんなところ
(BBS)で法律の解釈をふりまわすより常識で判断したいとの意見を述べ
られていました。同感できます。
前記の「UさんとA氏のバトル」の発端が、著作権法の解釈からでした。
ぼくの最初の印象は、会員相互でPC−VAN内でMSGの著作財産権とい
う法律をタテに議論するのはふさわしくないのではと考えさせられたことで
す。
著作権法を調べてみると、パソコン通信は電波放送のようでもあるし、有
線放送にも似ているし、さらに、映画ともどこか通じるところがあり、レコー
ドやCD−ROMにも関連します。コピー技術が発達するにつれ、新しく著
作隣接権がつくられたように、マルチメディアであるパソコン通信(電子メー
ル、情報サービス)に関する著作隣接権が検討されるにちがいありません
(参考資料)
・(財)マルチメディアソフト進行協会
「マルチメディア時代における著作権処理の調査研究報告書」
1992年3月
・文化庁「著作権審議会マルチメディア小委員会第1次報告書」
1993年3月
ところで、著作権法には、引用の規定はありますが、無断転載の記述はあ
りません。正当な理由があれば、無断で全文を転載しても法律違反にはなり
ません。また、著作者の名誉やプライバシにかかわる引用は法的に問題とな
ります。著作人格権の侵害にもなりえます。特定の人からのMSGを多量に
引用しコメントを加え編集すると、引用の範疇を超える恐れがあります。
引用とか全文転載などこまかいことなどをいわずに掲載というおおまかな
用語でも、JFREEではよいのではないでしょうか? インターネットの思想は
電子的メールのテキストを気軽に転送(同報)することから発展してきたと
いわれています。
<BBSでの著作財産権>
PC−VAN内で著作財産権を主張される方にお願いです。プライバシー
や名誉に関するものでなければ、MSGの財産権に相当する金額を明示して
いただけないでしょうか?
(参考:利用者の支払手段の便宜としての著作権センターの存在,(R)の表示)
現在RAMもROMも会員としてアクセスする料金は同じです。RAMの
方がPC−VANのリソース(資源:メモリや回線設備など)を余計使用し
ます。受益者負担の原則を持ち出すとRAMの方が料金を多く負担すべきと
の論も可能です。現に、情報処理学会の全国大会では、論文発表者の方が参
加費は多額です。これは論文集を作成する費用を一部負担するからです。
BBSでのRAMは多数のROMにMSGを読んでもらうという便宜を得
ます。逆に、ROMは興味あるMSGをダウンロードする権利を持っていま
す。ここで議論が飛躍するようですが、ぼくはROMはRAMから著作財産
権の一部の委譲を受けいるとみなしたいのです。本来は、ボランティアの集
合体である、情報処理学会のようにRAMのほうが費用を多く支払うべきで
すが、ROMにコピーを自由に許していることから、その分ROMの負担を
増やし、結果的にはROM/RAM平等の会費としていることから、BBS
における著作財産権は平等との説をたててみました。
もちろん、営利的行為は除外し、PC−VAN事務局の存在は無関係とす
ることが前提条件です。その他法的には問題がいろいろあると思いますが、
MOMOさんのいうような会員相互の常識的仲間内的BBSにおける場合を
想定しています。
(注)資料<著作権法とは>
著作権は大別し著作者人格権と著作財産権とで成り立っています。著作者
人格権は著作者に帰属し、他に譲渡することはできません。この権利には公
表権、氏名表示権、同一性保持権があります。同一性保持権とは「著作者は
その意に反して著作物の変更、切除その他の改変を受けないものとする」と
されています。
著作権の権利の内容は上記の著作者人格権以外に複製権、放送権、有線送
信権、上映権、頒布権など各種の権利があります。ただし、パソコン通信で
のBBSにおける権利にぴったりあてはまる記述がありません。マルチメディ
アであるBBSは映画の著作物の著作権の規定がやや近いと考えられます。
「著作権はその全部又は一部を譲渡することができる」とあり、著作者必
ずしも著作権者とは限りません。たとえば、出版社は執筆者の承諾をえなく
ても印刷部数を決定でき、頒布ルートを選択することができます。すなわち
出版社は著作権者にもなりえます。
マルチメディアについては新しい法的問題があり、製作とか制作/使用と
か利用許諾/利益の分配などさまざまな課題がありそうです。ただ、マルチ
メディアは言葉のみが先行してはっきりしたイメージがまだ描けません。
2)MSGの著作財産権はどこまで主張できるか(続)
(裁判官はその主張の範囲をどこまで認めるか)
<BBSの公共性>
著作権法で保護される著作物となる条件のひとつに、公開・公表されてい
ることがあります。公開・公表とはどのような状態をさすのでしょうか。少
なくても家庭内のみ読み書きする文章では公表とはいえません。公表とみな
すかどうか、裁判で争われた例があります。
パソコン通信BBS(JFREE など)は公開・公表の場でありOLTは非公
開の場といえそうです。ただし、限られたBBS特に JFREEにおいては、2
週間でMSGは削除されるので、媒体に固定記録保存されていないから非公
開のMSGであるとの意見もでてきます。一方、BBSを放送と考えると2
週間も掲示されていれば充分固定的な記録であるとの見解も当然存在します。
ぼくは、JFREEにUPされたMSGは公開・公表されたものと考えています。
MSGにはいろいろな表現があります。他人を公開の場で中傷してもやがて
消えてしまいます。それを利用し書き逃げすることもできます。つまり、そ
のMSGの著作権財産権を強く主張し複製再現を禁止することで証拠を残さ
ないやり方です。
要は、一旦UPしたMSGに責任をもつことが求められます。マケのツケ
を支払うことが必要となります。公共の場所(パブリックドメイン)だから
汚してもよいことにはなりません。むしろ自分の庭よりも綺麗に使用すべき
です(なかなか実行は難しいですが公共の場所での行動はその人の人格を表
わすのではないでしょうか。この項は★まゆみさんのコメントを参考にしま
した)
<著作権法による著作物の定義>
法律には「思想または感情を創作的に表現したものであって、文字・芸術・
または音楽の範囲に属するものをいう」と著作物が定義されています。
すべてのMSGが著作物とは限りません。例えば「金をかえせ」とか、
「おまえはドロボウだ」など、日常会話的なものは著作物とはなりません。
日本の法とやや表現が異なりますが、参考に最近出版された図書、「情報を
考える」仲本秀四郎著 丸善1994年 から引用します。
「泡のような情報に著作権があるのか・・・紙の上を含め、媒質の上に
固定すると著作物の対象になる。アメリカ法では著作物はタンジブル
(有形)なメディアの上に、ある時間、固定した場合と明示されている。
デスプレイで瞬間消えるような情報には、法的な保護はない」
データは対象ではないが、資料になった情報は著作権があるとの考え方も
あります。著作権の厳密な定義や基準というものはまだ確定していないよう
です。
<タイムシフト>
ビデオテープが発売されるとまもなく複製を簡単にできるようダビング機
器の貸しだしを商売にする店が出現しました。ビデオテープ発売業者は著作
権侵害と訴え、裁判によりダビング機器のレンタルは禁止となりました。
類似のケースですが、米国で放送会社がビデオ機器(VTR)の発売を差
し止める請求を行ったことがあります。訴えの理由は著作物である放送映像
を無断でコピーすることを暗黙に認める機器を大量に提供するからです。裁
判官はこの訴えをしりぞけました。理由は実態にあわない無理な要求だから
です。当時はまだ著作財産権を保証する制度がありませんでした。その後ド
イツあたりでビデオテープの価格にコピー代金を上乗せする方法が打ち出さ
れたと記憶しています。
VTRの機能の特長は、放映されている時刻にテレビの前にいなくてもコ
ピーしておくことでその映像が見られることです。裁判官は受信者にタイム
シフトの権利を認めました。その理由は次の通りです。
「見ることのできない番組をあとで見るためにVTRを使用することは
公正使用にあたる。タイムシフトは、テレビ番組の著作物の潜在市場
または価値に損害を与える可能性が少なく適法な公正使用である」
著作物は著作者の独占物ではありません。コピーする側の権利もあります。
JFREE では多量のMSGが流れて行きます。テレビ放送のように見損なっ
たら再現できません。比較的多くの人に関心のあるMSGをタイムシフトさ
せて他のSIGに再現(再掲示)することが直ちに著作権侵害・不当行為と
きめつけることには疑問があります。 JFREEのMSGが早く消えていくのは
PC−VANのリソースに限界があるからであり、発信者(RAM)の都合
でもなければROMの要求でもないでしょう。
<公正使用>
米国の文献からですが、公正使用の下記4項の判断基準を紹介します。
(1)使用の目的および性格
(2)著作権のある著作物の性格
(3)著作物全体との関連においての使用量・実質
(4)著作物の潜在的市場または価値に対する使用の影響
著作権のある著作物の判断基準のひとつに「汗の理論」があります。
たとえば、
「人名索引は、情報流通において公共の利益に奉仕しており、多くの事
実を並べあげる勤勉さの認められる著作物であるとした。相当量の時
間・労力・経費を索引の作成に費やしている」
RAMリストは著作物でしょうか? 著作権者は個人それとも複数?
<無断転載>
前にも述べた通り著作権法には転載の用語がありません。引用のみです。
よく印刷出版物の奥付けにある無断転載という用語がどのように使われ始
めたかを調べてみました。元来、法律や通達・公報には著作権(コピーライ
ト)がありません。しかし、すべての官公庁の出版である印刷物がそうであ
るかというと、当然例外はあります。そこで注意書きとしての「無断転載禁
止」の表示がつけられるようになりました。つまり、原則複製許可で例外複
製禁止の意味になります。
JFREE のMSGはPC−VAN内において原則無断転載禁止でしょうか、
それとも原則転載OKでしょうか。ときどき見かけるMSGに、転載OK
だが字句の改変は断るとの但し書きがあります。日本語は微妙な表現があり、
「てにをは」や配列を変えることで意味あいがガラリと変わってしまうこと
があります。発信者にとって、転載されることは誤解を受けることにもなり
かねません。全文を正確に複製し掲載することはパソコン通信の得意とする
ところです。パソコン通信に無経験の裁判官にも理解していただきたいとこ
ろです。
JFREE で転載を好まない人は、それぞれのMSGの最後に「無断転載禁止」
の表示やサイン(またはマーク)を付記したら、と提案したことがあります。
Kobさんからは、(け)マークとでもしたらとヤユされたことがありました。
転載は引用に含まれる概念かもしれません。MSGの全文を転載しても、
その理由が公正妥当であれば引用とみなされます。逆に、引用だからといっ
てむやみに多量に引用すると変形的複製となり著作権侵害になる可能性が生
じます。場合によっては、著作人格権の同一性保持権の侵害となるかもしれ
ません。(このあたりくどい記述ですが、<OLT訴訟>の証拠として提示
されているMSGを意識しています)
参考資料:著作権のノウハウ 半田・紋谷編 有斐閣
1987年
から引用
「著作権法は、公表された著作物を自己の著作物に引用して用
いることは公正な慣行に合致し、かつ、報道・批評、研究そ
の他の引用の目的上正当な範囲であることを要求している
(著32条1項)」
<著作物の複製利用許諾>
一般にMSGをコピーし他に掲載しようとするときには、著作権者の了承
を得る必要があります。
最近のニフティの雑誌「ONLINE」に、コピー利用許諾などのROM
の要求に、多忙、ボランティアであることを理由にシグオペとしてのサービ
スを怠るのは疑問との意見が掲載されていました。シグオペはボランティア
である時代は終わりでありもしボランティアでは勤まらなくなった場合は交
代すべしと述べていました。
たしかに、一人ひとりコピー利用者から許諾要請があり、それにいちいち
応えなければならないとなると著作権者はわずらわしいことでしょう。気の
向くままに許諾したり、要求を無視したりすることになると思います。
以前、Uさんからひとによっては無断転載も許しているとの発言がありま
した。ぼくのように批評や研究するためにある特定のMSGのコピーを要求
しても、失礼なとばかりの様子で拒否されました。
図書館員は購入する図書の選択を制約されることを嫌います。検閲に関係
するからです。昔は、発禁本や有害図書の指定があり図書館員の権利が侵さ
れていたようです。図書の著作者といえども自分の書いた本を図書館に納入
を禁止することはできません。
同様に、パソコン通信でRAMはROMのコピー要求に対してコピー禁止
を唱えることができるのでしょうか。プライバシや名誉に関する明確な理由
があれば認められるでしょうか、その要求者が気に入らないからという理由
で、コピーされることを拒絶する権利があるかどうか疑わしいと考えます。
<おわりに>
あるBBSでの論争(バトル)を参考にして、BBS上のMSGの著作権
について考えてみました。著作権に関する文献判例を調べてみましたが、こ
れといった回答は得られませんでした。そこで、断片的ですが、<著作権/
新しい酒は新しい革袋に>との連載を試み、そこで考えたことをまとめてみ
ました。
この小論で述べたかったことは、BBSのMSGの著作権はどこまで保護
されるのかまたROMのMSGを複製(コピー)する権利はどこまで主張で
きるのかを探ることでした。結論は得られませんでした、ただし、マルチメ
ディアといわれるパソコン通信の著作権は有線放送の時と同様、新しい著作
隣接権で具体的に規定されるべきだと感じています。
著作権と関連する権利や法制度がいろいろあり、それぞれ相反する権利が
規定されています。報道の自由や表現の自由です。プライバシーや名誉キ損、
さらに基本的人権にも及びます。
第1回目の公判がおこなわれた<OLT訴訟>での判決が待たれます。
法廷がオフラインミーティングの場とも想定されそうだったとのこと。次
回の裁判ではVANのデモが行われる予定だそうです。米国では遠隔裁判が
実施されました。バーチャル裁判が現実となってきました。以前、 JFREEに
仮想裁判をUPしたことがありましたが、それは「リンチ」であるとの批判
をいただきました。PC−VANのBBSにはバーチャル検事や弁護人やサ
ポーターがおられますので、仮想裁判官がいても不思議ではないでしょう。
参考文献:
1)著作権とその周辺 阿部浩二 日本評論社 1983
3)法学をやさしく学ぶ 久留島隆 中央経済社 1993
4)情報アクセスのすべて 丸山・岸・松井・柳共編 日本図書館協会
1992
5)ソフトウエア著作権早わかり 芳原信 日本経済新聞社 1988
6)取材される側の権利 東京弁護士会編 日本評論社 1990
7)情報を考える 仲本秀四郎著 丸善 1994
8)情報と図書館 丸山昭二郎 丸善
1994
9)日本の社会と法 渡辺・甲斐・広渡・小森編 岩波書店 1994
9)日本人の論理構造 板坂元 講談社 1971
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#0010/9999 おまんたマガジン2
★タイトル (BOOKS) 94/04/18 00:00
■ 越後屋さんと大黒屋さんの会話
RAMIA / ふみ
★内容
「Books」(SIG-OPインタビュー)
VS SFDB-OP
(SFDBOP)
ちょっとまえに、SIG「Books」がSIG−OP交代を行いました。
BooksはPC−VANの中でもかなり興味深いSIGであり、前OPの
RAMIA氏はみずから「なにもしないOP」であると宣言し、それでも運
営がうまくいっていたのは不思議なくらいでした。
さんざん”独自の運営”を行ってみずから墓穴を掘るSIG−OPが多い
なかで、これは実に興味深い現象であります。また、今回のOP交代もOP
氏による自発的なものでありました。
また、新OPのふみさんは、従来のBooks路線を踏襲しつつも、場合
によっては常連に対しても遠慮のない攻撃をしかける”攻め”のOPでもあ
ります。こちらの展開も楽しみです。今後のBooksはどのような運営と
なるのでしょうか。
なお、94年 8月現在、Booksのフォーラム#6では、おまんたマガジ
ン第1号の事務局削除をきっかけとする激論が展開されております。ご苦労
様なことであります(笑)。
今回は、特に、前OPのRAMIAさんと、新OP(94年6月就任)の
ふみさんにインタビューをお願いすることができました。
なお、取材は電子メールにて質問状を送付し、当方にて構成したものをチ
ェックしていただく形式にて行いました。
インタビュー担当は、SFデータ・ボックスのSIG-OP です。
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● Booksの「このSIGの説明」
>#001/999 SIG 説明
★タイトル (Books ) 92/ 8/ 5
「このSIGの説明」のファイル形式について
★内容
「このSIGの説明」は、SHOWPCにて閲覧することを前提として作成してあ
ります。SHOWPCがあると可読性が高まりますので、ぜひ7番のOSLに行って
ダウンしてくださいませ。ちなみに作者は、おじさん広場(J OJN)のテクノ談
話室にてサポートをしていますので、興味のある方はROMでもしてみてください。
使用方法はいたって簡単。ダウンされたファイル名が VAN.LOGである場合は、
SHOWPC VAN.LOG リターン
と、してみてください。一覧が表示されますので、読みたい項目からどうぞ。
文責:RAMIA
#24 #1・Booksカフェ
>#002/999 SIG 説明
★タイトル (Books ) 92/ 8/ 5
#1・Booksカフェ
★内容
フィクションとしての一般書籍、漫画、映画、その他に関する感想及び気軽な雑談
にご利用ください。
世間には様々の文学が溢れています。川端康成、三島由起夫、五木寛之、川上宗薫
(笑)、硬派から軟派まで実に多種多様であります。これらの紹介的なもの、または
それを深く追及する各自の思い入れなどを雑談的なおしゃべりで披露してください。
もちろん、雑談だけでもけっこうですよ。ただし、初めて話題に上げるものに関して
はデータを付記してください。書籍であれば最低でも、題名・著者・出版社・定価ぐ
らいはお願いします。
それではBooksカフェで、語らいのひとときを。
文責:RAMIA
#25 #2・三国志への誘い
>#003/999 SIG 説明
★タイトル (Books4 ) 93/ 7/ 9
#2・三国志への誘い
★内容
Booksフォーラム#2『三国志への誘い』です。
小説・人形劇・アニメ・マンガ・ゲーム等など、様々な分野に登場する三国志に
は、いろいろな楽しみ方があります。
皆さんそれぞれの視点から、自分の”好きな三国志”について、このボードで語
り合いましょう!
【現在の活動】
・三国志関係書籍のリストアップ。(ヘッダー 書籍> )
・−佃−さんによる三国志クイズ、好評実施中。
【余談】
・ニフティーサーブ、歴史フォーラムの「チャイナストリート」には三国志好き
の方がたくさんおられます。あちらのIDをお持ちの方は、一度のぞいてみて
ください。
文責:三成 [BOOKS4
BAD63215]
#26 #3・ノンフィクション
>#004/999 SIG 説明
★タイトル (Books3 ) 92/ 8/ 5
#3・ノンフィクション
★内容
「ノンフィクション」とは、そのまま訳せば「非虚構」。辞書では「事実にもと
づいた記録文学、記録映画」とあります。
このボードでは「ノンフィクション」の意味を思い切って広く解釈します。
ルポルタージュや戦記、旅行記、伝記など「いわゆるノンフィクション」から、
哲学、思想、宗教、教育、政治、法律、社会、経済、歴史、地理、人類学、心理学、
言語学、自然科学、音楽、美術、あるいは文化論、人生論、時事評論、エッセイ、
ビジネス、スポーツ、ホビーなど、「詩歌小説以外のすべての本」について語り合
う場所として、ふるってご参加ください。
1992.7.4 三鷹板吉(QYA33902)
#27 #4・ミステリーの部屋
>#005/999 SIG 説明
★タイトル (Books3 ) 92/ 8/ 5
#4・ミステリーの部屋
★内容
ミステリー(推理小説)を中核に、サスペンス、ハードボイルド、冒険小説、S
F、ホラー、ファンタジー、伝奇ロマンなどについて語り合うボードです。このジ
ャンルの小説以外にも、映画、TV、まんがなど映像作品についての話題も歓迎し
ます。
作品の感想MSGは、後にデータベースに収納させていただく場合があります。
ご了承ください。また、収納作業をやってくださるボランティアの便宜をはかるた
めに、書名、原書名、著者、翻訳者、出版社、コード(文庫本の分類記号など)、
発行年月日、定価を分かりやすく書いてください。
特にミステリーを語る場合に、おたがいに注意したいのが、犯人/トリックなど
の「ネタばらし」です。作品の内容を紹介する際に「これ書いちゃうとバラシにな
るかな?」とちょっとでも思った場合は、MSGのタイトルに「ネタばれ含有」等
明記しましょう。
1992.7.4 三鷹板吉(QYA33902)
#28 #5・路傍の石
>#006/999 SIG 説明
★タイトル (Books ) 92/ 8/ 5
#5・路傍の石
★内容
このボードは「何を登録してもよい書庫」、として活用します。PC−VAN・他
ネット・他SIG・他ボードで話題になったことや、論争・情報・その他をISH化
して登録してください。登録の基本はISH化したものですが、ワープロ通信者も考
慮してテキスト形式も可とします。なお、転載に関しては当事者の承認を得るように
してください。
会社・個人・その他の、営利を侵害するものに関しては、転載を厳禁します。転載
された場合には、#6落丁&乱丁にて協議し、SIG−OPたる私(RAMIA)の
決定権で削除させていただきます。削除を不服とされた場合、SIG−OPリコール
を実施してください。
なお、SIG−OPの削除権については別項を参照してください。
それでは皆さん、立派な書庫を作っていきましょう(笑)。
文責:RAMIA
#29 #6・落丁&乱丁
>#007/999 SIG 説明
★タイトル (Books2 ) 92/ 8/ 5
#6・落丁&乱丁
★内容
ソフトの無いコンピューターが「ただの箱」であるように、読まれることが無い
本は「ただの紙束」に過ぎません。本は人に読まれることに意義があり、人は本を
読むことにより生を意義深いものにします。
その様な本と人間の関り合いの中で、どちらかと言えば本よりも人間に重きを置
いたのがこのボードです。読書の量には関係なく、読書の質にも関係なく、多種多
様な本との出会いを経てきた人間こそがこのボードの主役なのです。
人間が主役ですから、ボードには様々な人間模様が描かれます。暖かい交流もあ
れば冷たい喧嘩もあります。人間と人間の交わりの1つである以上、このボードで
は敢えて喧嘩も非とはしませ